2003年8月
2003_08_12
小川亭をめぐる談義
皆様方に大いに語っていただきました「小川亭をめぐる談義」アップします。
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民家、カタログ君、ファッションとしてのスローライフ、知識と智慧、未熟な愛着、幼児誘拐殺害事件、座敷わらし、闇、西洋哲学批判、異界、地域の希薄化、機能主義建築、よどみ、根無し草、疎外、ココロねっこ、反モダニズム、波、存在、認知と測定、サンスクリット、脳、単身赴任、文化と文明、グローバリズム、景観と美意識、江戸リサイクル社会、視野狭窄症的まじめさ、アメリカ美術と大きな物語の喪失、寺子屋、そして「はじめてのオフかい」へ。
古民家「小川亭」
不思議な家です。大正に建てられた小川亭。名家の古い民家なのですが、その使われ方がユニーク。
現在の持ち主は関東在住。その持ち主からとあるご婦人が借り受けられ、この家の保存に手を入れてこられたといいます。 そしてこの家を、展示会やコンサートに開放されているというのです。
場所は長崎県の飯盛町にあります。長崎県北高来郡飯盛町里名811
小川亭の前に広がる風景。古き良き日本の農村です。
小川亭の階段。
趣きがあるでしょう。
道に車を置いて、この石段を登って行くのがまたいいんですよね。
玄関を入るとこんな感じ。地方の名家のお住まいといったたたずまいです。
家の中は、ひんやりしています。屋根裏がゆったりととってあるために、熱が室内まで届かないんですね。開け放された障子から、涼しい自然の風が入ってきます。
このアングルからですと、三つの部屋が開け放されている状態が見えますね。一番向こうに床の間があるのがわかると思います。これ以外にもいくつかの部屋があります。
家の雰囲気は、宮崎駿作品に出てくる田舎のおばあちゃんの家という感じ。なんだか、本当に落ち着きます。昼寝には持って来い。寝袋でも持ちこんで、夜一杯傾けると、たまらないでしょうね。