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  • 2015_12_28







  • 2015_12_27

    メールへのご返答

    「すばらしいブログに巡り合わせていただき、感激しております。楽しく拝読しています。私は、長崎市で生まれ育ち、今は長崎から離れて暮らしていますが、長崎のことを愛してやまない長崎っ子です。貴方さまのブログで拝見した「いなほ」さんで先日飲ませていただきました。書いていらっしゃたとおり、素晴らしいお店で、心に残る素敵な夜を過ごさせていただきました。心より、感謝申し上げます。厚かましい申し出で恐縮なのですが、ブログに記していらっしゃる「名前を記載していらっしゃらない居酒屋」にとても興味があります。もし、もしよろしければお店の名前を教えていただけないでしょうか。」

    ご返答 「丁重なメールありがとうございます。私からの返答をご所望の場合、合言葉『ブルドーザーPL380が高速を逆走中』と書かれて再度メールをください」

    実は上記の類のメールが時折届きます。メールを読むとお分かりのとおり、文章がこなれていると同時に、慣用的表現が多用されており、ビジネスメールの可能性を感じます。ですからこのようにサイトを通じた返答をしています。しばしば当サイトをご覧になっている方なら、当然この記事を目にされることでしょう。『ブルドーザーPL380が高速を逆走中』のメールが来たら嬉しいこと限りなしです。






  • 2015_12_27

    鍋磨き


    一日鍋を磨いていました。年末大掃除の一環で家人がやりにくいことをやってやろうと。もともと光り物に目がない方ですし、お察しのようになんでもは凝る方ですので、ピカールという鍋研磨剤と重曹とアルコールを使って、磨いたり煮たりすること9時間。肩がぱんぱんです。
    光り物好きとしてはシステムキッチンはステンレスに限ります。






  • 2015_12_26

    愛用品


    15年間ボロボロになるまで愛用したワークブーツがダメになりました。新しいワークブーツを購入。
    一旦気に入ったものはずっと愛用します。車も、服も、文具も。使い続けてみないとわからないモノの良しあしってあるみたいです。
    振り返って、これはいいなと思うのは、Jプレスのスーツ、ユニクロのオックスフォードシャツ、ブルガリのプールオム・オード・トワレ、ボーズのコンピューター・ミュージック・モニター、ぺんてる筆。長く使っています。いいですよ。
    って、ここまで列挙して書いてみて、海外製品が多いことに自分で驚きます。
    もう一度身の周りを見回します。今座っているのが「カニ座PLUS ロータイプ」という座椅子で諫早のメーカー。机は私の手作りで、ボックスに長い板を置いたもの。広げて身の回りから3m四方を見渡すと、畳と部屋の間仕切りはそれぞれ島原の職人さんによるもの、サッシは日本製、ベランダは手作りと、不動産になってきますとグッと現地生産品が多くなってきます。景気浮揚の際に不動産で回そうとする一因はこんなこともあってのことなのでしょうね。

    • 代治朗さんのコメント
      【AFP=時事】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(79)は24日夜、バチカンのサンピエトロ大聖堂(Saint Peter's Basilica)でクリスマスイブのミサを行い、ギフトシーズンにまん延する物質主義を拒否し「簡素で偏りのない」価値観を持とうと信徒たちを促した。 「往々にして消費や快楽、富、浪費、体裁、自己愛に毒された」現代社会の過剰さにあらがうよう呼び掛け、キリスト教の精神が信者に求めているのは「地道な行い──言い換えれば、簡素で偏ることなく、ぶれずに物事の本質を見極めて行動することだ」と諭した。

      この法王の言葉ですが 今朝のNHKニュースでは、その事には全く触れず、法王は「テロ等で騒然とした一年でしたが、世界平和の為、今後も努力しよう」 というような意味のお言葉だった、と伝えていました。当たり障りなく、どうにでも解釈出来るところだけ伝えていますね






  • 2015_12_25

    江戸ポップと天下泰平

    歌舞伎がオーバーアクションなのは庶民が生み出した文化だから。殿様や特権階級に認められて成立する文化と違い、お客さんが入ってナンボ。分かりやすくなければなりません。
    衣装もカラフルで、かんざしなどの小物も遊び心に満ちていました。きゃりーぱみゅぱみゅなどの衣装や小道具にもこれが影響を与えていますよね。
    ブロマイドさえ売ってました。それが役者を描いた浮世絵。ブロマイドですから、安くてかっこいいものにしなくてはいけない。そこで浮世絵は色彩が平坦で、デフォルメされておりました。これが西洋に渡って画家たちを刺激しモダン絵画が生まれます。
    こうした庶民文化の芽生えは、日本では西洋よりもずっと早かったことがはっきりしています。どうしてでしょう。それは、日本に長いこと平和な時代が続いたから。ポップカルチャーは庶民に余裕がなければ育ちません。江戸の長きにわたる天下泰平の時代が、この国に世界有数の早い時期にポップカルチャーを成立させてくれました。
    ポップカルチャーに必要なものは平和。下々が遊びほうけていていい世をつくってこそ、名政治であります。






  • 2015_12_24

    「ヨーロッパ文明はギリシアをルーツとする」というウソ


    今日はベルディ作曲「アイーダ」がカイロで初演された日(1871)。これに関連して、世界史で教えられる大ウソを一つご紹介します。
    「ヨーロッパ文明は、ギリシア・ローマの文明を源流とし、キリスト教の基盤の上に築かれた文明だ。」 こう一般的に教えられます。ウソです。この考え方は、ヨーロッパ域内で自文化が発生したと刷り込むためのプロパガンダです。正しくは 「ヨーロッパ文明は、エジプト文明を源流とし、キリスト教の基盤の上に築かれた文明」。
    紀元前7世紀以前、、ギリシア人は傭兵としてエジプトやメソポタミアに出稼ぎをしていました。そこで彼らはエジプトやメソポタミアの豪華壮麗な神殿や巨像等を目の当たりにし、その技術を学んでギリシアに戻ります。そして古代ギリシア文明を花開かせます。
    ヨーロッパ文明は、エジプト文明と、エジプトとメソポタミアを結ぶ中継点であったベツレヘムで生まれたキリスト教、この二つのヨーロッパ域外文明の基盤の上に築かれた文明です。
    明治維新からこの方、わが国の学会はヨーロッパ文明に教えを請う態度が染みつき今に至っているところがあります。根本的疑問を世界史には差し挟む箇所がいくつもあると考えています。

    • 散人さんのコメント
      明治の浅薄な欧化主義は「鹿鳴館」に尽きた。三島由紀夫の新派の名作「鹿鳴館」で主役の影山伯爵にこう云わせている。 「ごらん、いい年をした連中が、腹の中ではバカバカしさを噛みしめながら、だんだん踊ってこっちに来る。鹿鳴館。こういう欺瞞が日本人を賢くして行くんだからなぁ。」

      三島の戯曲「鹿鳴館」が、先行する大正作家芥川龍之介の「舞踏会」を下敷きにしてることは三島自身が語っている。大正ロマン時代の芥川と、敗戦を経験した三島では、対欧州文化感が全く違う。芥川はヨーロッパ文化に何の屈託もなく憧れていた、が一方、三島は敗戦の屈辱感から芥川ほどヨーロッパ文化に素直になれなかった。一等国を目指す勢いがあった大正と三等国に成り下がった戦後。
      また芥川は、明治19年11月3日の天長節に「鹿鳴館」の舞踏会に招待されたフランス人 ピエール・ロチが書いた「江戸の舞踏会」に触発されて「舞踏会」を書いた。

      西暦1年12月25日はキリストの誕生日ではない。西暦350年、ローマ帝国ユリウス一世が異端のローマ人を改宗させるため 「イエス・キリストの誕生日は12月25日だ」と宣言した。それは、ローマの神話の神ソールの誕生日であったのを、改宗のご機嫌取の為にイエス・キリストにすり替えたかえたのである。では一体キリストの誕生日はいつか?というと「分からない」のだ。新約聖書には記述がないそうだ。






  • 2015_12_23

    天皇誕生日

    天皇陛下の記者会見の一部を転記します。
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    今年は先の大戦が終結して70年という節目の年に当たります。この戦争においては、軍人以外の人々も含め、誠に多くの人命が失われました。平和であったならば、社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり、このことを考えると、非常に心が痛みます。
    軍人以外に戦争によって生命にかかわる大きな犠牲を払った人々として、民間の船の船員があります。将来は外国航路の船員になることも夢見た人々が、民間の船を徴用して軍人や軍用物資などをのせる輸送船の船員として働き、敵の攻撃によって命を失いました。日本は海に囲まれ、海運国として発展していました。私も小さい時、船の絵葉書を見て楽しんだことがありますが、それらの船は、病院船として残った氷川丸以外は、ほとんど海に沈んだということを後に知りました。制空権がなく、輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも、輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います。今年の6月には第45回戦没・殉職船員追悼式が神奈川県の戦没船員の碑の前で行われ、亡くなった船員のことを思い、供花しました。
    この節目の年に当たり、かつて日本の委任統治領であったパラオ共和国を皇后と共に訪問し、ペリリュー島にある日本政府の建立した西太平洋戦没者の碑と米国陸軍第81歩兵師団慰霊碑に供花しました。パラオ共和国大統領御夫妻、マーシャル諸島共和国大統領御夫妻、ミクロネシア連邦大統領御夫妻もこの訪問に同行してくださったことを深く感謝しています。この戦没者の碑の先にはアンガウル島があり、そこでも激戦により多くの人々が亡くなりました。アンガウル島は、今、激しい戦闘が行われた所とは思えないような木々の茂る緑の島となっています。空から見たパラオ共和国は珊瑚礁に囲まれた美しい島々からなっています。しかし、この海には無数の不発弾が沈んでおり、今日、技術を持った元海上自衛隊員がその処理に従事しています。危険を伴う作業であり、この海が安全になるまでにはまだ大変な時間のかかることと知りました。先の戦争が、島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならないと思います。
    パラオ訪問の後、夏には宮城県の北原尾、栃木県の千振、長野県の大日向と戦後の引揚者が入植した開拓の地を訪ねました。外地での開拓で多大な努力を払った人々が、引き揚げの困難を経、不毛に近い土地を必死に耕し、家畜を飼い、生活を立てた苦労がしのばれました。北原尾は、北のパラオという意味で、パラオから引き揚げてきた人々が入植したところです。
    この1年を振り返ると、様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。






  • 2015_12_23

    新国立競技場は隈研吾氏案



    今回の隈研吾、伊東豊雄両氏は共に日本を代表する建築家。両案とも周囲の緑との連続性に配慮したすばらしい案です。前回のザハ案が「空からの見た目は斬新だが、寄って見れば周囲の緑と隔絶させる高さ70mの巨壁が延々と続く愚案」と批判を浴びていましたので、この課題が解決されています。未だにマスコミが空からの鳥瞰図を主に掲載していることは、今回の両案の意味を読者に分かりにくくしています。

    今回は「日本らしさに配慮した計画」も条件の一つに課されていました。この点も両案とも短期間の仕事としては驚異的腕を見せています。

    A案(隈氏)は、法隆寺五重塔からの引用として、外周に3層の庇を巡らし、その上にプランターを並べ施設全体を緑で包むものです。外観は、外苑の環境と調和し観客を迎え入れる軒庇、縦格子の繰り返しのデザイン、梁と柱と開口による構成。内部は、和紙調の壁面、障子スクリーン、大和貼りによる船底天井。照明もぼんぼり、灯篭、提灯を想起させるものなど。氏の作品は長崎県美術館を観てもお分かりのとおり、鉄骨やコンクリートを、木や石で覆ってテイストを生み出していく作風。 今回も表面は木材と植樹されたグリーンで覆い、「生命の大樹」を出現させようとするものです。

    B案(伊東氏)は、さらに根源的な日本らしさを狙っていました。提案書にこう記されています。

    「明治神宮は近代都市をめざす東京の中に伝統思想に基づく新しい聖地を創ろうとしたものです。それは深い森に覆われた内苑の自然と、そこから外に向けて力の噴出する外苑という二重構造をもっており、内苑と外苑が一体となって人間にとって大切な価値を守る「結界」をなしています。
    純木製の列柱に囲まれたスタジアムは縄文的な力強い祝祭の場を生みます。宇宙を構成する諸要素ともいうべき地、水、火、天空などによって構成されるスタジアムは、アスリートの根源的な力を引き出し、観客を興奮の坩堝へと誘います。」

    上のB案パースをぞうさんが描いていたらもっと質感も表現され、「純木製の列柱に浮かぶ白磁のスタジアム」の美しさが伝わっていたでしょうね。

    隈氏の作品は長崎県内ですと、私が知っているところでは長崎県美術館、ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート、オリーブベイホテルがあります。伊東氏は前の新国立競技場コンクールにも参加され最終選考に残った世界的評価も高い方です。代表作とされるのは下のとおり。


    発表前日にとある関係者がメディアのインタビューに応えて、「両案のいいとこどりをするといいと思うんですけれどね」というような趣旨の発言をしていました。まだデザイン、建築というものが分かっていないアホウが中枢部にいるということです。こんな輩からあれこれ言われるの当事者はたまらないことでしょう。

    • 散人さんのコメント
      神宮の森は、天皇家から下賜されたもので「明治天皇」を祭るものだった。これは維新東征の折、天皇にもご動座願い徳川将軍の居城江戸城にお入り願ったものであった。しかし、あくまでも「旅の途中」の仮住まいに過ぎなく、その証拠に大正天皇のご成婚のみぎりは京で行われた。新東京市民は明治天皇の御霊を祭ることで、名実共に国家の首都を示したかったのだ。私は外苑にある恩賜球場にたびたび母校応援にいってましたが、野球の応援はそこそこで、外苑から内苑をよく散策し、その霊気を感じ取ろうとしてました。






  • 2015_12_22

    今年の話題

    今年も当コーナーにはいろんな話題があがりました。それもこれも、ここにお遊びいただく皆様方あってのこと。感謝しています。これは社交辞令ではなく、下記に主だった話題を上げてみますと、共に膨らませた話題のなんと多いことか。新しい公共として、このサイトをこれからもよろしくお願いします。それにしても、もっぱら飲食店紹介ばかりのサイトは、「私は糞袋。その入手元を紹介します」という腐臭を漂わせていることに気付かないのでしょうか。

    • 01_26 インフルエンザワクチンは有効……一部で効かないという風説が流れていたのですが、これは誤り。
    • 02_14 人類の顔、そして脳……人類の脳の大きさは過去3万年で縮小しているとの情報をもとに、哀れな消費者となり果てた多くの人々で構成される現代を眺めました。
    • 02_27 時間距離……長崎市から主要な市までの移動時間とその影響を考えてみました。
    • 03_02 縁、間、魔、真……Bar指のつけねから。縁側という住宅構造から、鈴木大拙の「日本的無分別智」など日本人の境界意識、ユング心理学、さらには間は魔に通じることに関して。
    • 03_15 長崎アートパーティ
    • 03_27 『すべては1979年からはじまった』……標題書籍に対する解説。
    • 03_31 地球外の知的生命体にメッセージ送るな……大航海時代にアメリカ大陸にたどり着いたヨーロッパ人による大量殺戮を例に、知的であっても凶暴性は収まらないという話。
    • 04_15 パラオがミクロネシア連邦に加わらなかった理由は何だろうか……日本統治時代を生きたパラオ人にあった日本や日本人に対する「思い」。
    • 04_16 日本語は「笑う」という語彙が乏しい……Bar指のつけねから。笑うことは失礼なことなのだという日本人的美学。英語の「笑う」は付随語とでも言うべきいわば形容詞~副詞。笑いは習得本能に属するもの。
    • 05_26 言語は思考様式……世界の中心が自分ではない言語、グーグ・イミディル語。東から西へ時間が流れる言語、クウク・ザアヨッレ語。
    • 05_27 ローマン・コンクリート……現代コンクリートの法定耐用年数は60年。しかしローマ時代のコロッセオはローマン・コンクリートが用いられ2000年もっています。
    • 06_23 ラーメン……ラーメン好き女優として売り出そうとする芦名星(あしなせい)の胡散臭さ。
    • 07_09 寝台列車……現在の傾向と、Bar指のつけねで語られた皆さんの思い出。
    • 07_13 疑問符がついた歴史上の肖像
    • 07_25 倭文化遺跡である前方後円墳、そして騎馬民族説……Bar指のつけねから。近年、倭文化遺跡である前方後円墳が朝鮮半島に発見されているが、韓国ではこのことが知らされない傾向にあります。騎馬民族説」は死論。大和民族はチンギスハンの血族であるという信仰にちかい信念が、「騎馬民族説」を生み出し、ついには満州建国の精神的脊柱となったということ。
    • 07_27 水を巡る考察……大洪水、ウルム氷期、縄文海進、国家の勃興と気候、地球温暖化は本当か、地球上の真水の量。
    • 07_31 東京オリンピック・超絶アウトデザイン……ボランティアユニフォームの醜悪きわまりないデザインについて。
    • 08_28 野外活動初体験の記憶……Bar指のつけねから。
    • 09_01 降りますね……状況分析と原因考察。
    • 09_02 パクリ……模倣と創造について。
    • 09_06 インタビューに答える難民はなぜ英語をしゃべっているのか……シリア難民と多民族国家を束ねていたハプスブルク家について。
    • 09_13 東日本大災害……一昔なら飢饉であり国家が転覆危機さえ迎える事態。歴史を振り返りました。
    • 09_15 ハザードマップ
    • 09_29 古地図を解く……この日からはじまる千々石街道を巡る考察。
    • 11_07 「南極の氷は増加中」NASA、定説覆す調査結果発表。
    • 11_10 ノーベル平和賞
    • 12_01 わが家の夕めし……作家たちの夕めし。
    • 12_07 高速バス
    • 12_17 人生を楽しむ






  • 2015_12_21

    オデッサの階段


    TVで素晴らしいと思った番組。数か月の放送で終わりましたが、ここ↑にアップされていましたのでご紹介。取り上げる人物の素晴らしさと、構成のプログレッシブさに目を見張っていました。取り上げられた人物とテーマは次のとおり。
    佐藤オオキの連鎖、舘鼻則孝の方程式、湊かなえのコーヒー、清川あさみの予感、木村宗慎のジレンマ、箭内道彦のアンチ、志倉千代丸の愛、福井利佐の憧れ、狐野扶実子の餃子、平山素子の現象、金子國義の両極、武田双雲のルール、菊地成孔のLIVE、渡部潤一の無駄、野村萬斎のアイデンティティ、隈研吾の個性、柳家三三の観客、荒俣宏のファンタジー、ニコライ・バーグマンの日本、大友啓史のNG、松岡正剛の知。






  • 2015_12_20

    長崎県美術館は今期おススメです

    常設、企画ともフル稼働! これほど密度の高い展示会内容になっている状態はなかなか出会えません。

    まず、企画展『中国リアリズムの煌めき』。すごいですよ。訪れる全員が圧倒されると思います。なんていうんでしょう、口があんぐり開きそうになるような作品が並んでいます。圧倒的な技量なんです。「プロとしての圧倒的腕があるなぁ」。次に、「んまぁ、力注ぎ込んでるなぁ」 集中力が常軌を逸していて私は会場に入ってしばらく笑ってました。「日本人ももちょっとフラフラせんでやらんばいかん」という感じ。展示作品の作品傾向の振れ幅も桁ちがい。そんな中国13億人の中で大きな賞を獲った作品だけを集めた展示会です。でも、長崎県美のポスターでは展示内容が日本人に伝わらないでしょう。上画像はなかとみ現代工芸美術館で開催時のパンフレットから。

    次に、常設展会場で行われている『レンブラント版画名品展』。簡単に言いますと、史上最高峰の画家の版画展。私はレンブラントフリークですので、感銘深く拝見しましたが、正直、こちらは一般の方がご覧になると「?」となられることも予想されます。それもお断りしたうえで、今回の名品展をやってくれた長崎県美術館の心意気に感動しました。最盛期のレンブラントのアトリエ特大写真も観ることができたことで、今まで分からなかった多くのことを教えていただきました。

    県民ギャラリーでは、高校生県美術展があってました。ナツカシー! 私は高2のとき優秀賞(いわゆる一番いい賞)をとったのです、エッヘン(笑)。ふらっと見てきました。いいねえ、たのしいですねえ。賞を決められる先生方も大変だったでしょうし、いろんな教育的配慮もあったことだと拝察します。疑問に思いましたことを二つだけ。①デザイン分野に絵画的な素晴らしい作品がありました。もったいないですね。出展規定の問題でしょうか。②タコが描き込んである南山高校生の絵があり、素晴らしい作品でした。あれになぜ賞をお与えにならなかったのでしょう。コンテストは審査員のコンテストでもあります。






  • 2015_12_19

    新築志向と「ひたすら早く多く消費する」人生

    洗脳。政府もローン控除など新築を促す政策を推進してきました。住宅取得が進めば、家電製品や家具など需要も伸びるとの計算もあります。その結果、日本という国は数値的には経済大国になりましたが、自分自身のまわりをみると、ライフ・ワークバランスが崩れるまで働いても、老後は不安な人生のまま。新築買いに走らせていた政策と洗脳。ア~ア(笑)。

    • 散人さんのコメント
      私はここ20年間故郷島原の社宅住まい。40坪弱で家賃なんと5万円。内半分が会社持ち。だから給料から2万5千円引かれている。 東京時代には中古マンションを買った。安いローンは60歳で完済した。その時点で妻にやった。娘は浜松駅側のタワーマンション16階に家族と住んでる。嫁ぎ先の親が買ってくれたと云う。島原の友人はみな親が建てた家に住んでる、いや親というよりご先祖のほうがいいだろう。改装費数百万で済んだそうだ。みな広い。東京のサラリーマンは工務店、銀行、生保のハイエナどもの餌になっている。死肉を食らうハイエナたちの餌食に成り果てるのだ。東京じゃないと食えないゾ、と囃し立て、たかだか生涯賃金2億円で奴隷のごとく働かされる。この2億円の内に住宅ローンで4000万は取られる。出来の悪い子弟をどうでもいい大学にやらせればまた2000万取られる。都会では必要のない車を買えばこれまたローンで3000万円は取られる。計1億円近くの金が無くなる。いやだいやだ。

      家は減価償却する。年々価値が減ってくる訳だ。5年たったら売るときは買った時の半分に買いたたかれる。家は消耗品だ。ローンを払いながら価値を減らしているという二重のバカを犯している。持家信仰に陥らさせたのは政界と財界の癒着の陰謀だ。勿論マスコミも煽る。スポンサーの御意向という訳だ。

      資本主義とは会社重視主義である。資本家と労働者に分かれる。どこかでリスクを顧みず「起業」しないと一生労働者で終わる残酷な制度なんです。一生懸命働いても65歳くらいでパタッと収入が閉ざされてしまう。あとはスズメの涙程度の年金で暮らさなければならない厳しい制度だとまだ気付かない。だってその名の通り資本主義は資本家の為の制度であり、他は資本を生み出す材に過ぎません。労働も材です。株式至上主義とも云えます。如何に不労所得を得るかを追求するのが資本主義です。人間みな平等なんてまったく存在しません。残念です。もう遅いです。どこかの金融資本が「勤勉を強いる」宗教とくっついて、今の収奪世界がある訳です。








  • 2015_12_18

    こんな図表でダマされていく

    中学校の頃だったかと思いますが、雑誌に各国の同年代のおこづかい一覧表というのが掲載されていて、米国の中学生が桁違いのこづかいをもらっていることを知って驚愕したことがありました。今思えば、あれは1ドル=360円のころのレートのマジックでありまして、鵜呑みにした自分たちがアホでありました。そんなフリを置いといてと。
    下地図は年収300万円未満世帯が53%を超える地域を表したもの。この地図は総務省統計局が公開している平成25年住宅・土地統計調査の中にある「世帯の年間収入階級(5区分)」というデータを元につくられています。

    聡明な諸氏はお分かりのとおり、これをそのまま読んではいけません。冒頭の例でお分かりのとおり物価が違います。さらに地方には現物経済もあり、代価に換算されない富もあります。例えばこんなダマしが、ホセ・ムヒカが言う「ひたすら早く多く消費する」人生に駆り立てさせるのです。
    なお上地図をクリックすると元地図に飛びます。






  • 2015_12_17

    人生を楽しむ

    「グローバリズムに飼いならされている皆さん。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。消費が社会を回すモーターとなった世界では、私たちはひたすら早く多く消費しなくてはなりません。ローンを払い続け、いつの間にか老人になっている。そんな風に人生が一瞬で過ぎてしまいますよ。いいんですか?」 ホセ・ムヒカのスピーチから。

    愛用品を話すときに価格を自慢げに言うようになったら人間おしまい。そう思っています。

    ホンダZ。初めて乗った車です。愉快。本当に楽しかった遊びの詰まった車。走っていて、この開発チームがウキウキして作ったことが伝わってきていました。実際、運転席に座ると狭くって暗くて見通しが悪くって、雨の日にはリアから雨漏りはして、走ると地面がすぐそこにあるようなゴツゴツ感があって、まるでゴーカート。だからこそ底抜けに楽しい車でありました。
    若い頃の友達が行き来していた安アパートの方が、今住んでいる一戸建てマイホームより楽しかった。そうあなたが思うなら、あなたの人生はいつの頃からか大量消費社会っていうのにノセられている証でしょう。ア~ア(笑)。
    身の丈に合った範囲で遊び暮らす。つくれるものは自分たちでフウフウいいながらつくる。そんな感じで生きてりゃいいんじゃないかな。そっちのほうが楽しいにきまってます。

    • 散人さんの語録から
      庶民が持ち家しようと思うのはバカみたいです。江戸庶民は借家暮らしが基本でした。現代人はしばらく総中流なんて持ち上げられて、商売のターゲットになりました。やれ自動車、やれ持ち家とローンで買い、自ら金融に隷属されていったのです。悲しい存在なのです。

      「働かざるもの食うべからず」という言葉は意外と新しい。 明治以降に流布したものであります。何故ならこの言葉はキリスト教の新約聖書「テサロニケ人への手紙」というものに出てくるものです。このような「勤勉を強いる」言語は江戸期にはありません。これが日本の近代に取り込まれ帝国主義の基本になり戦争に突入していきます。勤勉なる国民から税を収奪して軍費に使う。最大国家予算の40%にまでなりました。今は一部資本家のふところに入ります。遊ばなにゃ そんそん であります。

      昨夜 テレビの深夜番組を観ていたら、「未婚女性が望む男性の年間所得は?」というアンケートに書いた30人の希望が平均2650万円と出た。見てて散人は驚愕し、そして無性に腹が立った。「このバカタレが!どこにそんな高額所得者がいるのか。バカも休み休み云え!」と。ネットで見るとH25年の年間平均所得は20代前半で307万円、20代後半で413万円、30代前半で438万円、後半で499万円であった。これが全国の適齢期の女性の希望としたら、もうこれは亡国の一途だろう。画面でしゃあしゃあと「最低一千万は欲しい」とほざく女達と結婚した日にゃ人生の墓場一直線だろう。おれらの結婚したてのころの日本女性は素晴らしかった。給料日にはトンカツとサントリーの白がお膳にあったりして。ボーナスなんかの日には女房はまず仏壇に置いてご先祖に感謝してたりした。それがどうして何故こうなったのか。恐ろしい世の中になったものだ。

    • 代治朗さんの語録から
      猫額畑に植えたブロッコリー、春菊、サニーレタスの苗が全滅していた。荒らしたのは猪だ。見ていたわけではないが間違いない。 半日かけて耕し、草木灰と鶏糞入りの籾殻を漉き込み 成長を楽しみにしていたのに、一夜?一昼?一夕? 何時やられたか、しかとは解らないが、おいの汗水どうしてくれるんだ、馬鹿猪め。でも、こう見事に荒らされたら腹立ちより笑いが込み上げてきた、不思議ですね。でも、ネット通販で猪肉を今日注文した。本当です。くそう、来週は猪鍋だあ~。






  • 2015_12_16

    世間体の塊のような車


    トヨタ・マークⅡ。
    一見よさそうですよね。でも、今まで乗った中で最もうんざりした車です。俳優で言えば、藤木直人や要潤あたりのライン。見た目良けれど、底浅く、返答いつも想定内のような輩。おもしろくもない。こんな奴と人生の一時期といえど共にして時間をドブに捨てていていいのかという思いが胸の奥からふつふつと沸いてきていました。トヨタってこんな車をつくることがあるんですよね。開発にあたったスタッフ自体も「こんな車ねぇ」と思いながらもマーケティングの結果がそうなっているからつくったような車。世間体の塊のような車。
    そういった意味で、つくるということの恐ろしさを感じます。表現しようとは意図していなかったことが、つくったものには滲みだしてきます。この車がいかに上手にできていても、それに掛けた情熱の量はなぜか使い手には伝わる。マーケッティングにのっかり義務として作り出された商品は、そのことが隠せないものです。いかに表層を美しくしようと、いかに利便性を兼ね備えていようと。






  • 2015_12_15

    最先端の表現者たちとアイドルというインターフェイス


    Perfumeがライブを九州でやるなら私は行きます。それは現代の歌舞伎と呼ぶべき総合芸術だから。素晴らしいスタッフ。"Perfume Global Site Project"が、2012年第16回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞、2013年 「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」サイバー部門銀賞受賞。真鍋大度/MIKIKO /中田ヤスタカ/堀井哲史/木村浩康という腕利きたち。


    真鍋大度 2013年度グッドデザイン・ベスト100 デザイナーズ・プレゼンテーション。


    MIKIKO 振り付け現場。


    中田ヤスタカ プライベート・スタジオにシンパシーを感じます。またこんなラフな環境でのインタビューの仕方がいいことが聴けるんですよね。

    堀井哲史(クリック!) プログラミングを主体に映像制作を行ない、インスタレーション、ライヴパフォーマンス、VJ、コマーシャルなどさまざまな形態で作品発表、デザインワークを手がける。

    木村浩康(クリック!) ライゾマティクスアートディレクター、デザイナー。

    彼らの生(き)の作品は、大衆にとって遠いものに感じられることでしょう。元々、上記スタッフたちのそれは個人作業として派生しているものですので、観念性の強い性格を伴います。これがPerfumeというポップス・アイコンによって親和性を一機に得て世に流出しているわけです。一回転した意味で、アイドルってもののすごさを感じますね。ま、表現は観てもらい聴いてもらってナンボですから、こうした共棲はいよいよ注目が集まるでしょう。
    これと似た立ち位置が画家で言えばクリムト。もともと彫金の資質もあって抽象絵画も十分に理解していたでありましょうが、あえて具象的形態を手放さなかったのはこうしたインターフェイスの重要性を認識していたからだろうと推察しています。






  • 2015_12_14

    真鍋大度


    Perfumeのカンヌパフォーマンスの演出やプロモーションを技術面でサポートしたことで知られる真鍋大度。今年も坂本龍一と組んだ「センシング・ストリームズ―不可視、不可聴」が第18回文化庁メディア芸術祭 アート部門で優秀賞を受賞しました。彼の学び舎は今、情報科学芸術大学院大学としてあるわけですが、すばらしいですね。これが岐阜県立ということも驚きです。






  • 2015_12_13

    タオルリング


    中島さんにトイレのタオルリングをつくっていただきました。合掌。しんぷる・いず・べすと。うつくしい。中島さん曰く「こんなに丸くつくるのって大変なんだよ。代治朗さんだったらほいほいってつるられるだろうけれど」。






  • 2015_12_12

    あんまりなポスター

    • 吉田隆さんのツイート

      関根伸夫といえば、日本を代表する彫刻家の一人ですが、なかでも「位相 - 大地」という作品(写真1枚目)は代表作であるとともに、日本の美術史に残る作品と言ってもいいと思います。また、シュールレアリズムの代表的な作家のひとりであるルネ・マグリットのそのまた代表作の「ピレネー城」(写真2枚目)。これはミスチルの「優しい歌」のレコードジャケットの元になったので若い人も知ってると思う。そこで、このふたつを合わせたようなポスターを発見。「第13回 大分アジア彫刻展」の作品募集だそうだ。これちょっと安易すぎないかな??このポスター考えたデザイナーって彫刻作品バカにしてるように思えるんだけど。応募する彫刻家は真剣なのに、募集する側がこんな姿勢では悲しいよね。

    こんなポスターでいかがでしょう(まつを)。







  • 2015_12_12

    100,000 stars


    宇宙トリップできるサイトです。
    上画像をクリックしてください。出てきたサイトの画面左上のプレイ記号を押してください。太陽から広大な銀河スケールまでの旅を楽しみましょう。1クール終わると画面が止まりますので、マウスを使って様々な宇宙の姿を楽しみましょう。たとえば途中で出てくる星の名前をクリックすると情報が提示されたり、星の温度情報などを知ることができます。
    このサイトはNASAとESAのデータを使った2000億以上の星で表現されているとのこと。ChromeExperimentsに公開されたプロジェクト。






  • 2015_12_11

    おうまがとき


    昼と夜の境である《たそがれ時》は神隠しなどの不思議な出来事のよく起きる時刻とされた。《たそがれ》は「誰(た)そ彼」で、夕方うす暗くて人の見分けのつかない時のことで、一方《かわたれ》は「彼は誰」で主として明け方の薄暗い時を言う。このような物事の見分けがつかない時間は、いわばこの世と異界がまじわる時でもあったから、異界から神や魔物や妖怪が多く出現したのである。
    この時間帯を「逢魔時(おうまがとき)」とも言う。電灯など無い時代、夜はまさに闇の世界であり、人々の家のすぐそばまで異界の境は近づいていたのである。「百鬼夜行」という言葉があるように、夜はさまざまな魔物や妖怪が出没する時間帯であったのである。『日本書紀』の伝説には、夜は神がつくり昼は人がつくった、とある。夜は神の世界であったから、祭りや神事の多くは、日没からあかつきにかけて行われる。(以上出典wikipedia
    写真はわが家からの眺め。






  • 2015_12_10

    深夜の時間


    真夜中に目が覚めて、一人思考をはじめ味わう一時。おもむくままに調べ、考え、書く。一見無駄に思えることが、まわりまわって自分を助ける日が来る。考えてみれば、そんなことの積み重ねが、私の人生ではなかったかと思います。好きなことをやっておくと楽しく、楽しいことは深くやり、深くやったことは結果として真面目にやっています。ですから、結果として身に付くと。






  • 2015_12_09

    ブルネル賞


    ブルネル賞は鉄道関係の優れたデザインに対して与えられる国際的な権威あるもの。前述の水戸岡鋭治氏も多数受賞。今回は受賞した駅を列挙。

    優秀賞(Awards)
    日向市駅/JR九州/内藤廣建築設計事務所
    岩見沢駅/JR北海道/ワークヴィジョンズ(西村浩
    新鳥栖駅/鉄道建設・運輸施設整備支援機構/安井建築設計事務所
    東京ステーションシティ/JR東日本/
    日立駅/JR東日本/妹島和世 ←さすがに美しいですね。
    上州富岡駅/上信電鉄/ティー・エヌ・エー (武井誠)
    中村駅/土佐くろしお鉄道/nextstations 

    奨励賞(Commendations)
    新千歳空港駅/JR北海道/デンマーク国鉄 (DSB) +安井建築設計事務所
    磐城塙駅/JR東日本/伊藤邦明 ←町のシンボルになる風土性ですよね。
    二条駅花園駅/JR西日本/浦辺設計+建築環境研究所
    京都駅ビル/JR西日本/アトリエ・ファイ(原広司
    さいたま新都心駅/JR東日本/鈴木エドワード
    みなとみらい駅/横浜高速鉄道/早川邦彦
    新玉名駅/鉄道建設・運輸施設整備支援機構/パシフィックコンサルタンツ

    風土を感じさせる駅があっても世の中おもしろくなるんじゃないでしょうか。






  • 2015_12_08

    水戸岡鋭治


    長崎駅から博多に「白いかもめ」で行って、そのあと本州の新幹線に乗ると、なんとモサイのかと呆れます。ちょうどマクドナルドの商品がエサに見えるように、本州の新幹線は人をモノとして運ぶ貨物列車に見えてしまいます。よくあんなものに先進国の主幹線を任せているなと。乗客に対する配慮のなさを自覚できないほど当局は疲弊しているのかと。乗っていて楽しくありません。
    JR九州のデザインの立役者は水戸岡鋭治。拍手。






  • 2015_12_07

    高速バス


    最近、高速バスが好きになりました。
    近年のバスの進化は焼酎のそれに酷似しています。一昔クサかった焼酎も今では日本のスピリット。バスも室内がガソリン臭くなくなり、振動も穏やかになりました。安価ですし、列車よりも座席のすわり心地もいいですし、なにより繁華街中心部に連れて行ってくれます。飛行機は遠方にある飛行場という一点に早入りしなければならないので飽き飽きしてます。
    〔バス用アイテム〕 エア枕、マスク、耳栓、アイマスク、モバイル、モバイルバッテリー、クッション、飲物・軽食
    〔SUNQパス〕 3日間 全九州10000円 北部九州8000円

    長崎~福岡 2時間30分 2570円 九州号
    長崎~北九州 3時間 3600円 出島号 3列シート 4枚綴り回数券1枚あたり3,085円
    長崎~熊本 3時間10分 3700円 高速りんどう号 3列シート(九州産交) 4列シート(長崎県営)
    長崎~大分 3時間45分 4630円 サンライト号 3列シート
    長崎~宮崎 5時間17分 6120円 ブルーロマン号 3列シート
    長崎~鹿児島 5時間30分 6690円 ランタン号 3列シート(南国便は3列独立シート)
    他に
    福岡~東京 18:50~09:25 19000円 はかた号 個室型プレミアムシート←乗ってみたい。 かつてのはかた号についてはこちら。悲惨だったらしい。
    • いわさんのコメント
      去年から、良く使ってます。 東京出張の際の、帰り 東京→大阪。行は、朝一の飛行機。東京出発が24時前なので、帰る日に会食などできるからです。大抵、ほろ酔いで乗ってます。 料金も飛行機の半額で、特別席に座れます。 動画の博多号の様に、隔壁はないですが、シートの感じは同じ(マッサージ、送気とかは付いてないですが、早晩登場するでしょうね)。 特別席だけディスプレイが付いていて映画など沢山プログラムがあります。 まあまあ、眠れますが、翌日は気だるさはありますね。ずっと揺れているので、身体が休まらないのでしょう。ミネラルウォーター、アイマスクと耳栓そして加湿機能付のマスク必携です。 目薬もあれば良しですね。
    • まつをのコメント
      ヨット乗りで揺れることに慣れているいわさんでさえ、やっぱり疲れが残るものなんですね。 加湿機能があるマスクがいいんですか?
    • いわさんのコメント
      加湿マスク必須と思います。 耳の負担の少ないもの。 安物はやはりダメです。
      揺れると、本能的に身体を固定しようと抵抗するんですね。 寒さを感じながら眠ると、身体が熱発生しようと筋肉を動かすので、やはり疲労が取り切れないのと同じです。 だから、寝袋は暖かいものでないといけません。 登山だと重量と嵩との見合いになりますが。 なので、横幅が単純に広い席はよろしくないと思います。 椅子の中で体が左右に動くので。 幅は、広ければ良いというものではなくて、思う様に身体が固定されるのが良いですね。 幅広椅子ならば、クッションを多数用意しておいてほしいと思います。 席は、椅子の横幅よりも、前後幅とリクライニング角度を重視して選んでいます。 普通席の、前の席が倒れてこない、一番前も快適です。
    • thomさんのコメント
      なによりも運転手の三半規管と右足が大事。 以前夜行バスで、運転手がスロットルを開けたり閉めたりで速度一定にしようと するタイプで、乗って30分で降りたくなりました。これ以上ないほどド下手。 名古屋までほぼ2時間交代だったので、私の睡眠もリズムの悪いブツギレ状態で 朝はふらふらで仕事になりませんでした。 それ以来、高速バスは選択肢の一番最後にリストされています。
    • まつをのコメント
      私が不思議に思っていることがあります。 寝台列車は揺れるであろうに、今や高級路線で持てはやされているのはなぜでしょうか? 大金をはたいてどうも高齢者を中心にした富裕層に人気なようです。 揺れるであろうに、なぜ? ましてや高齢者となれば疲れるであろうに。 もしかしたら、thomさんご指摘のように 揺れとして、列車には前後の揺れが少ないのかもしれませんね。 それは車両の質量によって急激な前後の加速変化がないためとか。 いかがでしょう?






  • 2015_12_06

    旅とシュミレーション

    前述のオレッタには、出張の際の乗り換え情報などを整理しプリントして挟み込んでいっています。これに関わり、以下に先日の長野行の話を。
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    前日夕暮れにプランニングを開始した。長野県に出向く。一日目は一日がかりの移動日だ。「さて」とパソコンを開く。「列車では行きたくないな」 ぞうさんに、かつてご案内いただいた同高速道路からの風景が忘れられなかった。一日目は松本市泊。グーグルマップに「羽田空港 松本市 バス」と入力すると高速バスがあるらしいことが判明すると同時に、飛行機到着からリムジンバス、リムジンバスから松本市への高速バスへの乗換間隔がタイトすぎることが分かった。おまけに飛行機やバスはしばしば遅れる。
    実はあきらめかけた。間に合わない。だから予約はできない。だから面白い。チャレンジしよう。その後、怒涛のシュミレーションをはじめた。脱兎のごとき乗換にチャレンジしよう。最難関は新宿高速バスターミナル。土地勘がない。
    まず新宿高速バスターミナル付近の地図を入手。次にバスはどの方向から来てどこに停車するのか。Youtubeに羽田~新宿高速バスターミナルまでのバスの1時間にわたる走行動画を発見。Youtube風景とストリートビューをつき合わせて降車場所確認。ここから様々な動線を確認した。もちろん間に合わなかったときのためのJRも含めてだ。
    頭の中に立体的風景が描けシュミレーションができ上がったのは午前1時であった。
    はたして当日、私は電光石火の動きで空港バスに乗り、続く新宿でも曲芸的乗り継ぎに成功したのであった。

    ところで、土地勘のある人にとっては笑い話だろうが、この↑ストリートビュー(クリックして動かしてみてください)で皆さんはどこにJR新宿西口入口があるか分かりますか。






  • 2015_12_05

    不動院


    国宝。広島の不動院。

    最近、旅のアイテムとして重宝しているオレッタ。A4用紙を3つ折りにして、胸ポケットに入れ持ち歩くもの。最初はそれがどうしたと思っていたのですが、使ってみますとものすごく便利です。出張の際の乗り換え情報や宿泊先情報、地図、挨拶文などを印刷したA4用紙をここに納め、ジャケットの内ポケットに入れます。各種用紙を、旅先で見る時に、風にはためいたり、デローンとなったり、もそもそカバンから出したり、あの動作がなくなります。ものすごく便利ですよ。使うようになって、旅に大きなシステム手帳は持っていっていません。






  • 2015_12_04

    じゃ、また行ってくっか





  • 2015_12_02

    SDRってなに?

    今、1SDR = 123円ぐらい。
    SDRって言葉がマスコミをにぎあわせています。でもSDRの概要を理解してニュースをご覧になっている人は少ないと拝察します。嘘も方便。概念を簡単に説明します。
    あるときIMFの加盟国が集まって、でっかい表を広げます。表の左側には加盟国名がずらり。で、話し合って「今回は1,000億SDR創出しよう」と決めたとします。そうしましたら、加盟国の拠出金に応じて、各国名の横にSDR額を書き込んでいきます。山分けです。ぜんぶの国の分の合計額が1,000億SDR。各国は、この表に書き込まれたSDRを、米ドル、ユーロ、英ポンド、円、そして元に換えて引き出せます。「我が国には1億SDRの配分があったから、そのうち100万SDR使っちゃお~っと。円で引き出すと1億2300万円使えるね」といった感じ。
    そう、表に書き込んだ数字が実際のお金になり、物事を動かしていくわけです。お金とはなにか。何もないところから生み出されるもの。権威がこれはカネだと言ったらカネになるのであります。これこそ現代社会の世界史的最大の問題です。

    なお、IFMとは国相手のサラ金です。比較的短期の貸し出しをします。長期なのはIBRD(世界銀行)。






  • 2015_12_01


    わが家の夕めし

    • 散人さんのコメント
      谷崎潤一郎の食通は夙に有名であるが。
       谷崎家晩餐の掟
       一、六時半開始 遅刻厳禁
       一、全員必ずよそいきに着替え化粧も必ずする
       一、ご馳走は食べきれぬほどに並べよ

       ある日のメニュー
       *ステーキ  ヒレ肉
       *季節のお造り 今日は平目です
       *松茸の吸い物
       *京野菜の炊き合わせ
       *サラダ
       *季節の酢の物 今日は柿ナマスです
       *菜の胡麻和え 今日はホウレン草です
       *タクアン
       *酒
       が座敷に張ってあり、一族8、9人がワイワイと食事をしていた。

    なるほど、まごう事なき谷崎潤一郎。彼は「結局、鯨飲馬食するのが食の醍醐味だ」と言っています。行儀だ健康だと考えて喰っていられるかと。高等な脳が一次欲求に猪突するとこんな感じになるのでしょうね。


    一方、ストイックな食事風景と聞いて思い出すのは映画『たそがれ清兵衛』の食事シーン。家族はそれぞれ自分の箱膳を使用。各人、一汁一菜の食事が終わると注いだ白湯で椀と箸を洗い、これを飲みほし、箱膳に仕舞う。静寂なる一時。

    さらにストイックの極みとも言える遠藤周作の食事風景を「わが家の夕めし」(アサヒグラフ編/朝日文庫/1986年)から紹介。爆笑しました。

    妻と二人の晩飯である。今日は息子が友だちの家に行っているので食卓にはいない。私の家では、晩御飯は漬物のほか一皿の何かと妻からきめられているが、今夜は特に梅干しがでた。写真をとられるというので、妻は虚栄心から梅干しを出したのであろうが、平生はこういうゼイタクを彼女はあまり許してくれないのです。私は、これは子供にはカロリーが足りなくなりはしないかと時々思うのだが、妻に言わせると、イワシ一匹には鯛にまさるカロリーがあり、これで十分だと怒鳴られ、黙り込んでしまった。私は時々、息子に冗談まじりに呟く。「父ちゃんはねえ、一生に一度、ビフテキをうんと食って死にたいんだよ」と。息子も笑いながら言う。「ほんとだ。ボクはライスカレーを腹いっぱいたべてみたい」 しかし、妻は食べものに金銭を浪費するのは愚劣だという考えを平生から持っている。しかし我が家は民主主義であり、妻が私の仕事に口を出さぬと同じように、私も妻の料理に口を出さぬ。(もしこの食事を彼女の料理と呼べるならばの話だが・・) しかし、何はなくても家族みんなでたべる食卓はたのしい。それはどこの家庭でも同じでしょう。そう考えよう、そう考えようと結婚以来十数年つとめてきました。時々、夢で血のしたたるビフテキを食っている自分の姿を見る。(全文)

    お分かりかとは思いますが、これは遠藤氏特有のシニカルなユーモア。

    もう一つ、ムツゴロウ氏の食事↓。大爆笑しました。こちらは本気。

    左:畑正憲。氏の右手の先に餌を求める熊の手。 右:井上ひさし

    左:鈴木清順                       右:寺山修司

    これらの記事はアサヒグラフに昭和42年から20年以上にわたり連載されていた人気シリーズ。様々な人達の夕食風景が写真と本人の文章で紹介されています。
    「わが家の夕めし」。私自身が掲載してもらうなら、どんな食事風景でどんな文章だろう。皆さん方は自分自身のどんな食事風景を選ばれますでしょうか。





     

     

     

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    Plofile まつを


    デザイナー。長崎市・島原市との多拠点生活化。人生を楽しむ。仕事を楽しむ。人に役立つことを楽しむ。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。↓これは私の作品たち。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。