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2019年12月



2019_12_29

今年も皆様方にはお世話になりました。振り返るといろんなことがありましたね。ということで当サイトのベスト・ニュースストーリー・セレクション。「お店」「アウトドア」「旅」「歴史」「時事」別。各タイトルをクリック!

 

お店

サテンドール

トルコライスの隠れた名店。長崎市。

 

カフェ・コスタ

島原殿様の蔵跡にできたカフェ。島原市。

 

カフェ・リュスティック

徹底的にカフェを研究し尽くしてつくられたカフェ。国見町。

 

ぽっぽや茶葉

日本茶を味わうカフェ。雲仙市。

 

テラスフィールド

「KAGOMEオムライススタジアム2019」で準グランプリになった「長崎雲仙オムライス」の店。大村市

 

Dining Bar horse bone

GoogleMapにも、通常の検索にも基本ひっかかってこない超オシャレな店。長崎市。

 

カフェ デモッソ・ノット・キーノ

古いビルの可能性を教えてくれるカフェ。長崎市。

 

有田 bowl

秀逸なセレクトショップ。有田市。

 

アウトドア

里山新緑祭

我らが大人の隠れ家「里山」。やっぱり新緑に囲まれて、気の合う仲間といただくお酒と料理は最高!

 

チェアリング1

チェアリング2

長崎水辺の森公園はすばらしい。ここに折りたたみイスとテーブルと、好きなお酒とつまみを持って気軽にアウトドアを楽しむ。

 

バルコニーバル

わが家でアウトドア。

 

島原さすらい旅

5月の連休。オープンカーで風切って、散人氏宅から、ぽっぽや茶葉、温泉、田代原キャンプ場、雲仙絹笠食堂、長崎茶寮をあてどなく廻った旅。

 

スタイリッシュ 肥前浜宿

あなたがお酒が好きで、ほろ酔い旅に憧れてるなら、とっておきの場所があります。鹿島市の肥前浜宿。ここいいです。

 

生竜温泉 旅館やひろ

私のお気に入りの旅館の一つはここ、生竜温泉「やひろ」。なぜって? 私が旅館に求めるものがすべてあるからです。

 

小浜木賃宿

極安のレトロ宿。広くて気持ちのいい露天風呂がついてます。小浜。

 

歴史

大宰府は分水嶺

古代社会、大宰府はなぜあの場所に置かれたのか?

 

祐徳稲荷神社の位置の不思議

九州で2番目の規模である祐徳稲荷神社はなぜあの場所に置かれたのか?

 

時事

くら寿司のバイトいたずらは政策の帰結

令和というネーミングの源

人口減少高齢社会と東京一極集中化問題

東京圏は生き地獄化する

長崎新幹線はトマソン化するか

あおり運転と煽情的世論

宗主国に帰る韓国

 

2019_12_28

イーロン・マスクの信念

よく、「会社の目的は結果としての社会貢献」という言葉に出会いますが、このニュースを知った時には驚かされました。

    アメリカの電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズ は6月12日、所有する特許を全て開放すると発表した。最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスクは、全面開放に至った背景をブログに綴り、「真の競争相手は他社ではなく、世界中の工場から吐き出されるガソリン車なのだ」と、自らの信念を述べた。
    出典:HUFFPOST

 

2019_12_27

島原

月命日。島原にお参りに。
実家の庭はびっしりと雑草が生い茂り、毎回の草むしり。徐々に雑草化進む。
散人さんは大忘年会とのこと。ホームセンターに行くと、機械屋さんと遭遇。「飲みますか?」というと、「私は忙しい」といつもの口癖。そう、機械屋さんはいつだって忙しい。忙しい割には島原のホームセンターに出没。不思議な方です。

帰路は激しい雨。写真は雨の中の高速道路大橋。

 

2019_12_26

人民裁判的な風潮そしてIR

法の支配こそ民主主義の根幹。法の下に万人は平等であり、人による支配ではなく、法によって社会制度は運営される。この制度のグラつきは、民主主義のグラつきと言えます。

そうした目で見た場合、韓国の司法当局のグラつきは、極めて危険です。世論に流されて他国との条約をホゴにしたり、対馬から盗難された仏像を自国のものと主張したり。司法当局が法の支配をないがしろにする体質が、例えば日韓関係の悪化の根源となっています。
そのような体制の国家では、人の支配によって行政権も暴走し、政権崩壊後は歴代の支配者が不幸な末路を迎えるという流れが繰り返されています。

日本でも同じ風潮が台頭し始めていることを、私は憂えています。世論による人民裁判。法は冷静に適用され執行されねばなりません。
ところが忖度なる言葉が社会に蔓延するようになって、政権そのもの体質が「法の支配」から「人の支配」に移行しつつあるようです。政権が倒れた後、韓国のように非情なる追求を受けざるを得なくなるのではないかと。


  • 散人さんのコメント

    今回の秋元司元総務副大臣の、IR事業での収賄容疑による東京地検特捜部の家宅捜索が立件できるかどうかが正念場であろう。とかく「忖度」を噂される検察当局。年明け国会が始めると「不逮捕特権」の壁が待ち受ける。
    現職代議士に手を付けた以上、特捜部をかなりの証拠固めをしているという憶測もある。

    注:この散人さんの書き込みが12月23日。12月25日、秋元司議員は逮捕となった。


  • 散人さんのコメント

    今回の秋元議員逮捕に関して、野党の追求が鈍(にぶ)るおそれがある、と云う識者がいる。中国のパシリ党やオベツカ議員がいるらしい。 長崎県ももうカジノ関連に手を出さない方がいい。それより子どもたちの学力低下対策の方がよっぽど大事だろう。
    萩生田大臣らもカジノ業者からパーティ券を購入してもらっているらしい。

    IR(カジノ付きリゾート)法において長崎県もハウステンボスでの設立を目指しているが、以下のことを知っているのだろうか?知らんだろうなぁ。行政は投資のことはチンプンカンプンだろう。以下 青木義彦氏の発言。
    IRに投資総額3,000~4,000億円かかるとすれば地元企業も1割のエクティ(元本保障のない)投資を義務付けられている。となると300~400億円を長崎県はどこからか出してもらことが必要になる。JR九州を宛にしているようだが石原社長は乗るわけもない。長崎県の経済力と能力では1社も組織組成が出来ません。

    「安倍・トランプ密約」で横浜はSand’s、大阪MGMで決まりであとはなし。そういえば沢田氏はハウステンボスから逃げた。上記のことを知ってたのだろう。


  • しんのじさんのコメント

    あれからもう四半世紀も経っただろうか。

    仕事関係の出張でシドニーに飛んだ時のこと。その時は若手を数名引き連れての旅行だったが、ある日、若い彼らが飲んだ勢いでカジノに繰り出したいと言い張った。あまり気乗りしなかったが、ホテルまでタクシーを呼び、予習しておいた「カジーノ」(ジーを高くかつ強く発音)と行き先を告げた途端、白人の太った運転手の顔付きが変わった。明らかに侮蔑と不快の表れた顔で「どうしても行きたいのか!?」と問い返された。一つにはまだ僕らが童顔だったから(まだ30過ぎだったもんね)かと思ったが、その意味は後でわかることとなった。

    運転手氏、その後は何も言わず僕らを街はずれのカジノまで連れて行ってくれた。空々しいまでにきらびやかなゲートをくぐると、そこには予想と異なる光景が拡がっていた。きちんとした身なりの紳士淑女が余裕の笑みでシャンパンなど片手に、スロットマシンやルーレット、カードゲームなどに興じているものと想像していたが、実際に眼下に展開されていたのは、粗末な身なり、狂気を孕んだ虚無で怖い雰囲気のアジア系の男女が、ディーラーの一挙手一投足やマシンの画面を食い入るように睨みつけている姿。明らかに来てはならない世界に足を踏み入れたと痛感し、早々に立ち去ったのであった。

    人種差別になってはいけないからアジア人だからとかはあまり強調したくないのだが、カジノが社会構造を変えるのか、社会構造がカジノに反映されたのか、いずれにしてもまたとない社会勉強になった。少なくとも僕は二度とカジノに足を踏み入れることはないだろう。

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    2019_12_25

    未来を見る

    未来を見よう。過去より未来が大切に決まってます。
    自分の内面や過去にばかり心が行き始めると袋小路にはまっちまう。年齢を重ねても未来を見る。私とは、外界と内部の波打ち際のような存在。いつも顔を太陽のほうに向けていよう。そうすれば、影は私の後ろにできる。
    もっと勉強しよ~っと。ま、ボチボチっとね。

     

    2019_12_24

    お知らせ

    私、来たる三月をもちまして、長崎総合科学大学を退職させていただくことにいたしました。 次の就業先を決めたものではなく、私の前は爽快な風吹く間に満ちています。

    これからも今までと変わらぬご厚情をなにとぞよろしくお願い申し上げます。

     

    2019_12_23

    冬至

    昨日は冬至。一年で最も夜が長い日。
    今日から太陽の光が戻ってきます。
    新しい世界へ。


  • グッドマンさんのコメント

    冬至のアムステルダム 。今日はエルミタージュ美術館アムステルダム別館へ。いろんな企画展が行われていて,いつもその展示のセンスの良さに感心させられます。
    その後,街中を散策。クリスマス前の街はたくさんのイルミネーションが輝いていました。

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    2019_12_22

    釣り人はどこにでもいる

    釣り人はどこにでもいる説、上級編。軍艦島の崩壊した築物跡にいた釣り人。ホントびっくりしました。うねり激しい海上で忽然と立っておりました。なんだコイツら。
    雨ニモマケズ 風ニモマケズ

    今回私が参加した軍艦島クルージング。台風で施設崩壊した後、上陸禁止が続いているため、グルージング業者を支援するために市が企画したツアーなのでしょう。参加無料。

    終わって、野母崎で評判の四川料理店「四川菜 Rinrin」へ。オーナーは陳健一さんのお弟子さんとか。マーボ豆腐、痺れます(笑)。通り過ぎたほどこじんまりとした店構え、リーズナブルな値段。
    クックドゥなんかのレベルの高さを逆に認識。

     

    2019_12_21

    大掃除

    夜明け前から大掃除。来たる新生活に向けて、住居内の配置換えを行いました。
    かつて子供部屋だったスペースにパソコンを移します。長時間のワークのためには標準的高さのイスによる作業が必要です。それもこれもthomさんの指導があって可能なパソコン計画。合掌。

    日本が誇る大漢和辞典13冊と芸術新潮をリビングに、制作用資料を新パソコン部屋へ移動交代。デスク上部の木製ラックの除去、窓ガラスのクリーンアップ。少なからぬ木製家具と書籍を焼きました。マンション暮らしにスペース確保は必須の要点。

     

    2019_12_21

    中高年のひきこもり

  • 散人さんのコメント

    HIKIKOMORI(ひきこもり)が、2010年オックスフォード英語辞典に掲載された。

    50代男の犯行だった川崎市登戸通り魔事件。
    そして、引きこもりの40代の長男を殺害した農水事務次官の事件。
    8050問題が潜んでいる。

    ひきこもりは
    15才~39才 54万1,000人
    40才~64才 61万3,000人
    合わせて110万人強。7割が男性だ。

    厚労省研究班は「統合失調症が潜んでる場合がある」という。


  • まつをのコメント

    「内閣府が今年3月29日に発表したひきこもりの高齢化に関する実態調査で、40~64歳までのひきこもり当事者の推計人数が約61万人と、40歳未満の約54万人を上回った。不登校と同様、若年層のイメージが強い「ひきこもり」だが、むしろ中高年の問題だという事実が浮き彫りになった。」
    出典:Yahoo!ニュース

    「Hikikomoriという日本語が、2010年にオックスフォード英語辞典に登載された当時、「ひきこもり」は日本特有の社会現象と思われたようです。しかしアメリカのメディアも「ひきこもり」が自国にも存在する問題だと認識し始めました。」
    出典:『日本からは見えてこないアメリカの真実』旦英夫著


  • しんのじさんのコメント

    思うに、引き籠りにはハイパー系と抑うつ系の二通りがあるのではと。

    前者が統合失調症の関与が強く、家族や隣人への凶行に走る傾向があり、後者は自殺に走る傾向があるのでは。

    僕は脳脊髄液が漏れる病気になった際、後者系の引き籠りに1か月間なったことがあります(療養のため自宅生活を強いられた事がベースにあったのですが)。当時は、良くなってきても自宅近辺で人と会うのが怖くて仕方なかったのです。普段の僕をご存知の方は信じられないでしょう?


  • 散人さんのコメント

    なんとか家族(これが胡散臭い)で解決しようとすると悲惨なことになる。30歳くらいの男が暴れだすと誰も制御できない。ところが警察にはなかなか通報しない。精神科は待ち(保健所、警察、本人、経由)の仕事である。措置、保護、任意の入院経路があるが。

    がしかし朝日新聞を筆頭に「精神科」を忌み嫌う一党が存在する。その昔、ライシャワー大使が暴漢に刺されたとき「なぜ精神科に入院させなかったのか!」と論陣を張ったのが朝日新聞だったのが、現在は得意の変質ぶり。それに追従する似非人権派(修羅場は遠くで知らんぷり)も居る。

    とにかく「暴れる君」は警察、「死にたい娘」は保健所に相談してください。今後減りません。だって「なぜ生きるのか、生きる意味はあるのか?」の解答は、古今東西誰も分かってないのですから。

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    2019_12_20

    閉じた世界に忍び寄る狂気

    自分の内側ばかり覗いていてはいけない

    禅宗のお坊さんとお話をさせていただいた時、座禅を軽々にすることは危険も伴うということを聞いたことが忘れられません。なんの鍛錬もなく内面深く降りていくと、狂気に襲われるときがある。そんな話だったと思います。

    「世界一静かな部屋」として知られるアメリカのオーフィールド研究所の無響室は、外部からの音が99.99%遮断されていなす。その部屋を真っ暗にして留まれる最長時間は45分。以下は所長の言葉。
    「静かだと耳が慣れる。静かであればあるほど耳がよくなる。自分の心臓の鼓動が聞こえ、肺の音もときたま聞こえるようになる。胃がゴボゴボといううるさい音が聞こえる。無響室では、あなた自身が音源になる」
    人は方向感覚を失くし、幻覚が現れ、耐えられなくなるといいます。

    もちろん万人がそうではないことはもちろんですが、自分の部屋だけで閉じこもって暮らすと、ともすれば狂気が忍び寄ります。

    規範意識は社会生活の中で育つ

    この世界に自分一人だけが生活していれば、どこで糞尿しようと、あたりかまわず大声出そうと、なんの問題にもなりません。
    規範意識は集団生活の中で育まれていくものです。孤人の恐ろしさはそこにあります。

    私とは何か

    私たちは10分と息を止めていることはできません。絶えず外界と酸素循環をしなければ生存できません。同じように朝、あなたが食べた食べ物は体内に取り入れられ循環していきます。肉体は常に外界と循環します。
    同じように私たちの精神も循環します。あなたが今日話した人の言葉、あなたが今読んでいる文章。これらはあなたのそれまでの精神に溶け込み、あなたの精神となります。
    私とは、外界と内部の波打ち際のような存在なのです。閉じこもってしまっては、自分の意味も見い出せなくなっていきます。

    「いつも顔を太陽のほうに向けていなさい。そうすれば、影はあなたの後ろにできるのだから。」ウォルト・ホイットマン(アメリカの詩人)

     

    2019_12_18

    国をとろうとしたベネッセ

    東京オリンピック2020への批判の波が当局に当たり、電通というそのプランを描いた当事者は身を潜ませている。この構図と同様なのが、今回の大学受験体制の民営化を進めようとしたベネッセだ。 今回のプランを描いたベネッセが、批判の嵐の中、身を潜ませている。

    かつてベネッセは進研と言った。さらにその前は福武書店である。

    共通テストへの英語民間試験の導入の頓挫。これに続き、12月17日、国語・数学の記述式も延期することを萩生田文科相が明言した。これで、ベネッセがしゃぶりつくそうとしていた大学入試プランが一旦止まった。

    整理しよう。
    10月24日、衆議院に野党共同提案で「民間英語検定入試活用延期法案」が提出。公平・公正であるべき入試を民間に委ねるという構造的欠陥により制度の破綻が明らかと。
    11月1日、萩生田文科相が英語民間試験の導入延期を発表。11月29日、国立大学の多数が、英語民間試験を活用しないとする方針打ち出す。
    12月17日、国語・数学の記述式も延期。

    ベネッセが2005年につくった英語検定GTECは、今回の英語民間試験用としてのものだったのだろう。新大学入試制度では7種類ある民間試験のどれかを選んで受験することになっていた。さらにベネッセ汚染は、大学入試の国語の記述試験にも及んでいた。この試験の採点を61億6000万円で落札した学力評価研究機構の親会社つまり正体はベネッセだ。バイト生に受験生の一生をかけた答案を採点させるなどもってのほか。大学入試が食い物にされてようとしていた。

    「文部科学省 ベネッセ 癒着」で検索すると、多くの項目が上がってくる。ベネッセの横暴は目に余るものがある。

    受験生がかわいそうでならない。この顛末で人生が狂った若者は少なからずいる。声を上げれば政治を動かせる。このことを若者が理解したならば貴重な学習。

     

    2019_12_17

    オリーブ

    わが家のオリーブ。テレビの向こう側に枝伸ばし、風にそよぐ様が私の心をなでるよう。いいんです。
    このオリーブはベランダの限られた場所に鉢植えされているグリーン。この場所には歴代様々な緑が試され、夏の酷暑と乾燥、冬の厳寒と風に、討ち死にしていった場所なのでありました。
    で、オリーブ。もう3年目に入りましたが圧倒的に強い。現在、ここに植えられているのは、オリーブ、ローズマリー、そしてオリヅルランの最強トリオです。

    窓が汚れてるね。大掃除の私の課題ね(笑)。

     

    2019_12_16

    鍋磨き

    毎年年末の私の大掃除作業の一つは鍋磨き。私は鍋磨きが好きで、ピッカピッカに輝くそれを眺める時の気持ちは最高です。
    鍋磨きの際に私が使用しているアイテムは、ピカール、アルコール、メラミンスポンジ、そして頑固なこびり付きに紙やすり#400。
    思わず夢中になり腕がパンパンに。家人の献身的マッサージで復活。


  • しんのじさんのコメント

    「鍋磨き」と言えば、有名なのがこのURLに掲載されている逸話。
    https://tokyo-calendar.jp/article/8707?
    今や日本のフレンチ界の重鎮としてつとに有名な三国清三氏(上柿元シェフの良きライバルかつ友人だそう)。彼の素質と才能を無名時代に見抜き、外国大使館料理長に大々抜擢したのが、僕が大いに尊敬する村上信夫先生だったという話で、その鍵になるポイントが「鍋磨き」でした。

    念願だった帝国ホテル厨房で働けるようになったものの先輩達が山ほどいたため(何と当時、厨房内に650人!!)、2年経っても無名の鍋洗い番に過ぎなかった20歳の彼が、片っ端から徹底的に鍋を素早くピカピカに磨いているその所作をちゃんと見ておられたそうです(その他は、たまに料理に塩を振る位しかさせてもらっていなかったが、その様子も見ていたそう。味付けを最終的に決めるポイントは、塩梅とも申しますしね)。

    大々抜擢した理由を訝しがった先輩達に、村上先生は「650人の中で最も料理が上手い人間を(スイス大使館料理長に)推薦する必要がある。それが彼だ」と言い切ったそうですから、その慧眼畏るべし、です。一番大事な点を見抜いておられたのです。

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    2019_12_15

    散人さん誕生日を祝い宴。一次会は猪口屋、二次会はカフェ豆ちゃん。山本さんがTシャツ1枚。すごいなあ。健康第一。

    散人さん、みなさん、お世話になりました。話題はよしなし事。2次会でばったりとしんのじさん登場。

    散人さんはこの後、長崎市内酒場巡礼、手土産日本一の桃太郎の肉まん購入し一途島原へ。〆は島原市内酒場巡礼4軒でやっとお役目御免。生涯アクティヴ闊達。すごいの一言。

     

    2019_12_14

    気品のあるホームページをめざして

    デザインを更新しました。スマホ対応完備のデザインです。パソコンの場合は[Shift]+[F5]で更新してください。
    このサイトのテクはこんなところです。

  • レスポンシブル・メニュー……スマホ等で見た場合も使いやすいデザイン。パソコンのChromeでご覧の場合は[F12]を押してみてください。
  • パララックス……パソコンで見たときに、一番上の画像とその下に続く記事のスクロール速度を変える技術。高級サイトに使われるやつね。
  • フェイドイン……記事が下に行くたびにフワッと出現。別ページにもフワッと移動。

  • などなど気品のあるサイト・デザインを求めて。

     

    2019_12_14

    忠臣蔵

    吉良は今でも地元では讃えられる名君。一方、浅野は総合統合失調症の疑いあり。大石らは逆切れもいいところ、とかつて友人たちと宴席での話題。
    この忠臣蔵について、その道のプロ、散人さんから演劇界の実感ある話を寄せていただきました。


  • 散人さんのコメント

    映画芝居の年末は「忠臣蔵」と決まっていた。
    帝劇は森繁さんで本格的、我が新宿コマはキートンさんや八波むと志さんらで喜劇「忠臣蔵」。あちらは泣かせ、こちらは笑わせ、お好みでどうぞというわけである。

    松竹はというと歌舞伎で「仮名手本忠臣蔵」である。同時代に設定すると「ご政道批判」になるから室町時代にしたのだ。浅野内匠頭を塩谷判官、吉良を高師直、大石内蔵助を大星由良之助に変えた。

    「仮名手本」とは「いろは」のこども用手習いを云う。この際の「含意」はどちらも47である。そして最後の言葉を拾うと「とがなくしてしす」、「科なくして死す」である。

    「仮名手本忠臣蔵」には粋な含意がある。教えて頂いたの国立劇場の顧問の戸部銀作先生だった。当時はネットなんてなかった。ただただ先達の話を授業料(呑み代)を払ってお聴きするしかなかった。

  •  

    2019_12_13

    ジルサンタ

    娘がクリスマスプレゼントをわが家に送ってくれました。ジルにはサンタコスプレ前掛け。
    で、こんな感じ。ジルよ、前足を放してくれ。こいつ、普段服着てないからなあ。

     

    2019_12_11

    病院大好きうちの犬

    ジルが世界で一番好きな場所。それは「たいすけ動物病院」。ここに受診にいくと、もう大変。息が早くなり、クルクルと回って、やったらめったらハシャぐ。

    一回目は、何かの偶然だろうと思っていたのですが、2度続けて同じ状態に。診察台の上に乗り、先生の診察を受ける時にはしゃぎ方はマックスになり、寝転んでお腹は出すは、フガフガ鼻を鳴らすわ、はしゃぎ回って体重は測れないわで大変。
    今日お腹の調子が悪くって受診したあと、受付のおねーさんが「ペットホテルにいる時もこんな感じなんですよねえ」と。

    写真は、自宅で牢名主のような態のジル。

     

    2019_12_10

    ボウズの日

  • しんのじさんのコメント

    今日はちょっと久々にゆっくり出来たし晴れて風も弱かったので、神の島からカヤックで漕いできました。まつをさんと一緒に楽しませてもらった横紋ハタが釣れた秘密の小島の周りを何度か曳釣りしてみましたが、今日は残念ながら坊主。

    もうさすがに季節は初冬。昼からは北西の風、1m強のうねりも痛快に漕ぎ裂きながら、海に突き出たマリア像を左に見つつ出艇地に戻る頃には、気が付けば水面は黄金色の夕映え。ピンク色に染まった水平線に別れを告げ、港に戻る頃には、次々と沖へと出ていく漁船のディーゼルエンジンの音、音、音。イカだろうかブリだろうか、悠々と水平線に吸い寄せられていく船たちを見送りつつ、坊主ながらも満ち足りた海遊びを終えたのでありました。


  • 散人さんのコメント

    しんのじさん、ただ一人でゆったりと挺を滑らせて、いい一日でしたね。
    後半部は詩的です。

    私は老体ゆえもう出来ませんが、同じように昨日は日柄一日「独居」していました。しかしながら全く何もしない訳にはいけません。食事は摂らないとヘタリ込むし、水分を補給しないと危険になる。しんのじさん、一体人の身体は何をしようとしているのですか? 私くらいになるともう食事も水も摂らないでいい、というメカニズムにならないのですね。身体は。

    人間にはそれぞれ目的がある、なんて若い人にはいいだろうけど、私ぐらいになるともう目的なんて一切ありません。でも何も投げやりに過ごしている訳ではなく、酒飲んでネイチャンたちと騒ぎ結構充実した日々を送っています。

    ただ昨日はそれもしませんでした。バカ騒ぎにこそ「休日」が必要であります。

  •  

    2019_12_09

    世界の人口分布を3Dで視覚化

    クリック!

    都市人口を棒グラフ化した「Population Mountains」。難しいテーマを徹底して追究しているビジュアルジャーナリズム集団The Puddingのサイトです。
    確かに感覚的に世界の都市人口を把握できます。ただしもんのすごく重いサイトですから、高速通信環境で観ることをお勧めします。

     

    2019_12_08

    松永氏降臨

    嬉しいことに、大村から松永氏が降臨。街へ。私の金融の先生。
    街は満席の店が多いこと。ふらりと入った一軒目の店。二軒目にいった「いなほ」。いなほは落ちつきます。
    一品料理いなほ

     

    2019_12_07

    デッキテーブル

    フジムラくんからデッキテーブルをプレゼントしていただきました。わが家のバルコニーにぴったりの素材感を持ち、多用途対応によく考えられた一品です。ありがとう。
    フジムラくんは近々福岡にお引越しとか。遠くになります。

     

    2019_12_04

    漢 中村哲先生を悼む


  • 散人さんのコメント

    書家井上龍一郎が、今日から三日間島原の松下ひふ科ロビーにて展示即売会をする。宿は当家である。


  • まつを

    井上さんに伝えてください。

      アフガニスタンで中村哲医師 銃撃されけが 現地で医療活動
       2019年12月4日 13時45分
      アフガニスタン東部ナンガルハル州の警察などによりますと4日、現地で活動している福岡市のNGO、「ペシャワール会」の代表の医師、中村哲さんを乗せた車が何者かに銃撃されたということです。中村さんはけがをして病院で手当てを受けているということです。
      現場となったアフガニスタン東部はイスラム過激派の活動が活発な地域で、最近では反政府武装勢力タリバンに加え、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織が台頭し、治安が悪化していました。
      出典:NHK WEB NEWS
      ペシャワール会

  • 散人さんのコメント

    井上は今移動中の模様。ケンジに連絡して伝えるよう言います。


  • しんのじさんのコメント

    無 念。中村哲先生は、現地での懸命な治療の甲斐なく、ご逝去されたそうです。
    医師の国際貢献といえば、まずペシャワール会の中村先生が頭に浮かびます。ご逝去を悼み、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

    当県に関わりのある民間国際貢献の医師では、かつてはケニアで奮闘された「風に立つライオン」こと柴田紘一郎先生、また現在は「国境なき医師団」日本会長の黒崎伸子先生が奮闘中です。厳しい環境に身を置き、国際医療に貢献する先輩諸氏には心より敬意を表すると共に、是非とも安全確保には可能な限りの策を講じてご活動頂きたく願うばかりです。


  • 散人さんのコメント

    あれは10年以上前、井上が教員を辞めて島原に来ていた時、「おれはアフガンに行く」と言い出した。私は「いい歳で行くと死ぬぞ」と止めた。それが中村先生率いるペシャワール会だった。
    福岡ゲルニカ事件で最高裁まで争った男が、私が言ったところでやめるわけはない。あの男、実際アフガンまで行った。がしかしなにせ50歳過ぎの男だ、「福岡の事務局で働いてくれ」と追い返された。それ以来散人もいくばくかの寄付をするようになった。
    今回残念でしかたがない。井上も島原を一日早く引き上げると云う。明日二人で中村先生を偲んで飲む。永く生きると悲しいことに多く会う。


    井上は今日から松下皮膚科で展示を始めた。私は仕事を早めに切り上げ寄って観た。丁度15、6人の人たちに本人の好きな言葉を書いてあげていた。私はその場で書いたメモを渡した。井上は一瞬天を仰いだ。

      聖人医師客死する
      尚 異郷の星は今日も煌めく
      哭けとごとくに
    読み上げた井上の目はうるんでいた、気がした。


  •  

    2019_12_04_a

    読解力と年金

    あの教育世界一と称されるフィンランドの若者でさえ、書く能力と共に読む能力が乏しく日常生活でも困難を抱えているという話を読みました。課金記事で冒頭しか読めないと。
    日本はどうなんだろう。年金の説明書とか読みこなせていない人って、シャレにならないほどいらっしゃるんだろうなぁ。そう考えると、ぞっとします。

    先日、「義務教育で税金とか年金の教育をきちんとしろ」という趣旨のツイートが流れていたけれど、こいつバカかと。義務教育でリアル感覚で分かる税金や年金の話って、それできたらすごいことなわけで。あの複雑怪奇な制度を。たぶん窓口事務担当者でさえ分からぬ制度だと言っても、担当者は「うん、そう」というと思います。

    国の予算にしてもそうでして、一昔前この国の予算を隅々まで理解しているのは宮沢喜一と一部の財務官僚だけという話がありました。特別会計って分かりますか? 財政投融資って分かりますか? 巨大なブラックボックスです。国民の多くには一番肝心なことが分かるようになっていないのです。


    • 散人さんのコメント

      46才で帰郷して病院経営者の一員になった。がしかし難題に直面した。それは2年に一度改定される診療報酬の一覧の解読と財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の解読であった。

      診療報酬点数表はなんと844ページ。全科に渡って理解している人はだれもいない、と云われていた。私は自分の科のところだけは2年間で理解出来るようになった。これは請求事務担当者に逐一教わった。

      次に財務三表解読は当初チンプンカンプンであったが、ふと我が娘が大学の商学部に行ってることを思い出し、夏休みと正月休みに「島原」に二週間だけ来てもらい「特訓」を受けた。「お父さん、時給二千円だからね」と娘に云われた。罵倒されながら自分なりに必死に娘に教わった。中学生のころは私が罵倒しながら娘に勉強を教えていたが逆転した。今では税理士さんと渡り合えるとこまで来た。

      思えば何故娘が「商学部」に行ったかといえば、高校時代の同期生が警察庁に在職していてよく二人で飲んでいた。あるとき彼が「近頃は経済犯が多くなってきた。しかし会計を読める人材が不足している。君の娘さんに会計学を勉強してもらってくれないか、我が役所で引き取るから」と云われた。その後娘が「どの学部に行けばいいのか?」と聞いてきたので「会計学」を学べといったらそのとおりになった。卒後警察庁には行かずIT関係の会社を選んだ。給料がいいから、と云う理由だった。

      上記二つは素人が直ぐ理解するものではない。まず日本語をしっかり勉強することから始まる。まだ日本語の語彙も少ない子どもたちに「年金」の仕組みや国の会計を教えるなんてバカも休み休み言え。大人でさえ理解している人は数少ないのだから。

     

    2019_12_03

    ショボくれ国立競技場

    これほど感動を憶えないメモリアルなイベント用建物を私は知りません。俯瞰からは新しい時代を切り裂く力を感じさせてくれません。建て替えの際に論議された通路目線からはきれいに映る建物かも知れませんね。1964年東京オリンピックの美しく力強い国立代々木競技場を設計した丹下健三が見たらなんていうでしょう。

    一方、こちらはスタジアム「al wakrah stadium」。2022年カタールで行われるワールドカップの会場が出来上がりました。日本が潰した国立競技場案を設計したザハ・ハディッドの作品です。あの流線型は基本的には同じ。圧倒的存在感です。

    両者を比べると明々白々。「al wakrah stadium」動画に付けられた勢いのあるBGMが、新国立競技場に似合うかイメージすれば分かることです。でもね、隈健吾さんの肩を持つなら、経費がね、経費。

     

    2019_12_02

    サンチュ

    サンチュ。焼き肉に巻いて食べる野菜。
    わが家のネコの額ガーデンに、葉物野菜が実り始めました。その一つがサンチュ。取りたてですからフレッシュでおいしい。

    今から30年前、韓国旅行をしたときに、焼き肉はサンチュで巻いて食べるものと知りました。当時の日本にはこの食べ方は普及しておらず、また韓国で食べた時も「レタスで巻いて食べるのかぁ」とか言っていただいたことを憶えています。サンチュね、サンチュ。もう一度、自家製はおいしい。

    あの頃は韓国とも気さくに付きあえたいい時期でした。どうしてこんな時代になったものか。国際的なルールが反故にされる時代に移ろうとしているのが気がかりです。アメリカのINF全廃条約離脱。そして香港人権法も、あれは平和五原則に違反するもんなんですよね。

    • INF全廃条約(中距離核戦力全廃条約)……アメリカとソ連で結ばれた条約。中射程の弾道ミサイル、巡航ミサイルを全て廃棄する条約。アメリカは今年これを破棄。
    • 平和五原則……1954年、周恩来とネルーの間で合意された国際関係上の遵守すべき5原則。「領土保全及び主権の相互不干渉・相互不侵略・内政不干渉・平等互恵・平和的共存」。今回のアメリカの香港人権法はこれに反するもの。世界が香港を注視していることは表明すべきですが。

     

    2019_12_01

    チェスターコート

    息子よ、私も買ったぞ。これはいい。

     

     



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    Profile まつを

    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎市・島原市との多拠点生活。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。