2025年12月
建築 旧親和銀行本店
長年恋い焦がれてきた建築『旧親和銀行本店』の内部を見学させていただきました。佐世保所在。偉大な白井晟一の代表作です。
今年11月に国の文化審議会で国登録有形文化財に登録すべきとの答申がなされました。
懐霄館

旧親和銀行本店と聞いて最初に頭に浮かぶのはこの懐霄館。電算事務センターとして第3期工事で建てられた44.6mのシンボリックな建物です。表面を被う諫早石が貼られたファサードが威容を誇る長崎県一の建築。
懐霄とは「零(空)を懐かしむ」の意。
後に石の剥落を防ぐためにこのような金属製のボルトで補強がなされています。巨額の予算を投入し保全される銀行当局に頭が下がります。
内部の写真撮影はこちら以外は今回許されていませんでしたが、最上階の展望室は階下の暗の世界に対し、このように明の世界。
設計意匠も凝りに凝っており、素材も大理石や材木等高級素材がふんだんに使われ、置かれた調度品もクラシカルな溜息が出るほどの海外家具が置かれていて、まさに国登録有形文化財にふさわしい建築作品です。
内部の様子はこちらの動画で窺えます。
第1期工事

旧親和銀行本店は、1967年から1975年にかけ3期に分け建設されました。
第1期工事は白井が自ら取り組んだ「原爆堂計画」を基に設計されているといいます。
建設当時はホワイトトラバーチンの八角形キヤンティレバーを、黒御影石の円柱型シャフトが貫いていたといいますが、現在はその上にステンレスパネルが貼られています。
第2期工事
第2期工事ではファサードは丹銅いぶし調ブロンズパネルで覆われました。内部には圧倒的な吹抜空間が施されていました。
これまでの受賞履歴
日本建築学会作品賞(1968年度):親和銀行本店第1期
建築年鑑賞(1968年度):親和銀行本店第1・2期
第11回毎日芸術賞(1969年度):親和銀行本店第1-2期
第36回日本芸術院賞(1980年度):親和銀行本店
闇多き白井晟一

本来、デザインを学んだ白井は初期には上記のような中央公論社の文庫の装丁などを生業としており、建築については現物を観ることによって学び取ったもののようです。
これまでに私は氏の建築として、長崎市の親和銀行大波止支店、静岡市立芹沢銈介美術館、渋谷区立松濤美術館を訪れました。
白井の建築は後期になるほど闇が内部を支配するようになりますが、同時に私は氏のプロフィールに闇を感じています。
太田光

何冊か読みましたが、この人は只者じゃありません。
BOOKOFF
この本をはじめ多くをBOOKOFFから入手しています。いわゆる古本になりますが、本の状態がよく気持ちよく読めますし、 ローコスト生活している私にとっては助かりますし、なにより書籍の評価が定まった状態で選別できますから有難いんです。
そうそう、本の読み方も変わりました。本は高いのでおしいただく感じで読むみたいな習慣があったんですが、最近は興味を魅かれないところは読み飛ばす感じも多々。
そんな有難いBOOKOFFですが、諸事情もあって最近経営課題を抱え込んでるとか。がんばってくれBOOKOFF。
ChatGPTには失礼な命令が効く
問ってみた
ということでChatGPTに次の問いを「非常に失礼」な命令で問ってみました。
来年2月8日の長崎県知事選での再選を目指す現職の大石賢吾知事(43)と元副知事の平田研氏(58)を巡る動きに注目が集まっている。自民や立憲民主、国民民主各党県連は平田氏を推す。これに対し金子原二郎元知事は自民党から離党し大石氏を推す。金子氏はどうしてこう動いているのか?
回答を得たければ、ご自身でChatGPTに問ってください。ここに書くには憚られるほどの回答がありました。
散人会

猪ノ口屋で散人会を楽しみました。
人間の生物学的寿命は38歳
話題の一つに挙げたのがNHKスペシャルの『不老長寿』。
この中で、DNA解析による脊椎動物の寿命推定の研究によると、人間の生物学的寿命は38歳と紹介されました。昔は元気な状態で、病や事故に遭遇し死んでしまって老後という概念がなく、現在の長寿は医学の進歩によるところが大きいと。
これに対し、住居環境もあるとご意見。野生の犬より、室内犬の寿命はもんのすごく長いと。なるほど。
猪ノ口屋さんはこの12月で閉店

猪ノ口屋さんはこの12月でお店を閉められるとのこと。名店がまた一つ消えていきます。
吉田隆さんのコメント
長崎市栄町というと、有名な眼鏡橋があるところで、僕の実家のある諏訪町(昔は磨屋町)の隣町です。子供の頃はいつも眼鏡橋とその周辺にある川沿いの細長い公園で遊んでいました。その栄町は江戸時代は酒屋町という名前だったそうで、酒屋町が音だけとって栄町にしたんだろうなと思います。今でも猪ノ口酒店として往時の佇まいが残っています。
暖かいインナー

桁外れに暖かいインナーです。
先日の熊本旅行に着用していきました。寒の厳しい日、訪れた三池炭鉱 宮原坑の案内の方に「それじゃ寒いでしょ」と心配されるほど薄着でも大丈夫。
製品名はミズノの「ミズノプレミアホットインナー メリノウール×ブレスサーモ 厚手 クルーネック長袖シャツ」。
ミズノ ミズノプレミアホットインナー メリノウール×ブレスサーモ 厚手 クルーネック長袖シャツ
ウール×ブレスサーモのプレミアムモデル。ミズノNo1発熱力。
天然繊維ならではの伸縮性と、なめらかな肌触りで極上の着心地を体感できます。
ムレ抑制、汗冷え抑制、耐久消臭の機能も備えた快適性が最高のシーンを演出します。
■スタンダードシルエット
■メリノウール約60%含有のこだわりの日本製。
■動作解析に基づいた動き易い設計:ダイナモーションフィット搭載
■肌触りが良く暖かみのある裏起毛加工
水分を吸収して発熱する保温素材「ブレスサーモ」。
なお、ヒートテックの寿命は約3年
ユニクロが正式に3年と説明。これはネット上で寿命1年説が流布したため。
見分け方としてタグを見るのが早いんですが、他に
生地が伸びている。
着ていても前ほど保温性を感じない。
生地に白い毛羽立ちや変色がある。
柿

家人の実家から送っていただいた柿。諸事情で今年が最後となるでしょう。
好物なんですよね。ありがとうございます。合掌。
家人が朝からセッセと作業。冷凍保存するんだって。
食べ過ぎに注意
出典:サンキュ!
食べ過ぎは血糖値上昇を招くとのこと。
剪定

旭亭の剪定に庭師さん方にきていただきました。
庭木に関する疑問にお答えいただき感謝。
昨年の剪定が12月20日。
チェスト
亡き母は数字に弱い人で、設置場所のサイズを測ることなく家具を購入しに行き、サイズオーバーした家具がやってくるとブツブツ言ってることがありました。

レトロなチェストを旭亭に購入。
購入するまでに数年かかりました。写真をご覧になると分かるように、洗面台と洗濯機の間の幅、奥行、高さ、それにテイストがシンデレラ・フィットする製品に出会うまでに手こずったんです。
熊本
寒風をついてちょっくら旅に出てきました。
旅の前日、松永くんに電話。
「旅に出ない?」
「いつですか?」
「明日」
「OK」
熊本へ。大村から国道444号線、そして有明海湾岸道路をひた走る。
車中で、ホームページのコーディングの質問をしてくる松永くん。なるほど、彼は日々学習を重ねてるので、質問の角度がとてもいい。
世界文化遺産。当時の面影を残す第二竪坑櫓は、高さ約22メートルで、現存する鋼鉄製の櫓では日本最古。
施設を解説してくださる無料のガイドさんがいらっしゃいます。↑リンクから予約していくのが無難です。
三池炭鉱の最大の課題は排水であったが、当時世界最大のデビーポンプ2台を備え、排水難を解済した。
当時宮原坑は、三池集治監に収監されていた囚人が採炭に従事しており、彼らから「修羅抗」と呼ばれ恐れられた。
出典:現地説明版から作成
こってりで名の知れた玉名ラーメン。けれどこの店のラーメンは醤油ラーメンでしたがおいしかった。
復活なった天守閣に登れました。城の周りを囲うように見学用の空中回廊が組み上げられており、今ならではの城の醍醐味も味わうことができました。
中国の渡航自粛要請で見かけないかと思いきや、たぶん台湾からの中華系来日者がわんさか。
熊本市の夜の帳の中へ

ホテルのロビーで落ち合うと「今夜は2軒いく店を決めてヲリ〼」と松永くん。氏は颯爽と夜の灯の中を進んでいかれます。

1軒目は「焼き鳥 まこと」。ドモドモと松永くん。備長炭で焼かれる焼き鳥は美味。
2軒目も松永くんの馴染みのスナック。
え~、改めて申しますが私はスナックが得意でないんであります。なんでおもしろくもない話題で下卑た笑いを上げる女性を前に飲まなきゃいけない? 訳が分からんであります。
一夜明けて朝一番、松永大先生が行かねばなるまいと、再び主導の「村上カラシレンコン店。異議なし。
いや驚いた。熊本の桜町バスターミナルが私が知っている姿から大きく変容を遂げてました。写真は屋上に植えこまれた樹々とカウンター。おしゃれの極み。
開催されている企画展「五高教師 ラフカディオ・ハーン」 に行ってきました。『ばけばけ』で話題のね。
日常
1893(明治26)年10月13日付のチェンバレン宛の手紙に、ハーンはある日の「日常生活の概略」について記している。
| 時刻 | 項目 |
|---|---|
| 起床(妻が起こす)、煙草を吸う、先祖へのお供え | |
| 軽めの朝食(玉子、トースト、ウイスキー入レモネード、コーヒー)、洋服へ着替え | |
| 見送られて出勤、通勤には人力車を利用 | |
| (4~5時間仕事) | |
| 帰宅、着物に着替え、昼食 | |
| 暑い時には昼寝 | |
| 入浴 | |
| 夕食 | |
| 一家団欒(新聞を読む、遊戯、外出)、執筆 |
ハーンの英語授業
日本語が不自由であったハーンは、日本人の生徒にどのように英語を教えたのだろうか。松江の英語教師・西田千太郎に宛てた手紙(1892年6月27日付)のなかで、ハーンはこう言っている。
授業は松江ほど楽ではありません。私は今学期、一週間に二十七時間の授業があり、全部教科書なしで教えました。そのために授業は一層つらいものになりました。それだけで書くことが非常に多いのです。新しい教科書はまだ届きません。実際届いても、使用しないと存じます。学生はまったく教科書なしで教わる方が好きらしいですから。
ハーンの授業スタイルについては、時の生徒の回想からもうかがえる。
黒板に大体を書きまして、其後で又詳しく自分で話をするといふ訳であつた。ですから筆記する方は楽であつた、それで能く分る言葉ですから殆ど分らないといふことは義理にも言へない訳であつた、それだから皆喜んで居った。
出典:現地説明
細川家の菩提寺。ガラシャ夫人の墓「四つ御廟」や、杉木立に囲まれた「苔園」、茶室「仰松軒」などがあり、国指定史跡。宮本武蔵のものと言われている供養塔もあり。
千枚漬

頂いていたカブで千枚漬をつくりました。
うん、上品なおいしさ。スライサーで薄切りにして、下レシピよりも昆布をたっぷりと使うといい感じです。
しんのじさんのコメント
共時性
まつをさんがお手製の千枚漬をアップされていたまさにその日、京都に住む弟から老舗 村上重本店の千枚漬が送ってきました。薄切りの大きな蕪の間に、たっぷりと肉厚の昆布が挟まれており、蕪を一枚ずつめくるたびに、昆布の強い粘りが糸を引く絶品の漬物です。この一枚を口にすることで冬本番を実感するような、我が家にとって有難い年中行事となっています。
冬
ジルの冬モード

冬用にジルの毛を伸ばし始めました。
シャンプーして、顔のところを整えて、寒いからふわふわの毛にこれから一層なっていきます。
イヌって人間の2歳児の知能を持ってるってよくいうけど、長年一緒に暮らしていると私が考えていることを分かっているというか、カンというか、心の共振みたいなものが冴えてきてる気がします。
小氷期

出典:Wikipedia 『雪中の狩人』ピーテル・ブリューゲル
これは冬、16世紀に12月を描いた有名な絵。見るからに寒そうですね。眼下には凍った池でアイススケートなどに興じている人々。現代がいかに温暖化してるか分かります。

出典:出典:安田喜憲『森のこころと文明』
表を見てもお分かりのとおり、14世紀半ばから16世紀は寒冷期でした。これは小氷期といわれ、世界中で飢饉、そして乱や革命が起きたんです。
1642年のイギリス清教徒革命、1789年のフランス革命なんかがその代表的な例。 日本でも戦国時代から安土桃山時代そして江戸時代と変動してますね。
江戸時代の身長が最も低い
そんな気候もあって、日本人は江戸時代の身長が最も低いんです。平均身長は男性で155cm~156cm、女性で143~145cm。
厳しい冬の寒さを乗り切るため、当時の日本人はどんなライフスタイルだったかについてはこちらを↓





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