不思議な家です。大正に建てられた小川亭。名家の古い民家なのですが、その使われ方がユニーク。

現在の持ち主は関東在住。その持ち主からとあるご婦人が借り受けられ、この家の保存に手を入れてこられたといいます。 そしてこの家を、展示会やコンサートに開放されているというのです。

場所は長崎県の飯盛町にあります。地図もこちらに用意しましたが、その仔細なところは、この地図でも残念ながらわからないかもしれませんね。 こんなに分かりにくいところにあるので、こんな奇跡のような条件のスペースが残っているのだと思います。
長崎県北高来郡飯盛町里名811
↑これが小川亭の前に広がる風景。古き良き日本の農村です。

小川亭の階段→。
趣きがあるでしょう。
道に車を置いて、この石段を登って行くのがまたいいんですよね



玄関を入るとこんな感じ。地方の名家のお住まいといったたたずまいです。

家の中は、ひんやりしています。屋根裏がゆったりととってあるために、熱が室内まで届かないんですね。開け放された障子から、涼しい自然の風が入ってきます。

このアングルからですと、三つの部屋が開け放されている状態が見えますね。一番向こうに床の間があるのがわかると思います。これ以外にもいくつかの部屋があります。

家の雰囲気は、宮崎駿作品に出てくる田舎のおばあちゃんの家という感じ。なんだか、本当に落ち着きます。昼寝には持って来い。寝袋でも持ちこんで、夜一杯傾けると、たまらないでしょうね。

 

 

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