2025_11_15

旅館やひろ

旅館やひろと2020年7月豪雨災害

宝仙寺温泉 旅館やひろ。豪雨水害で営業が停止したのは2020年のことでした。

2020年7月に大分県内を襲った豪雨。土砂崩れや河川の氾濫が各地で発生し、道路や住宅などに大きな被害をもたらしました。
「旅館やひろ」。家族5人は避難して助かったものの、自宅と温泉施設は基礎部分が流され、解体を余儀なくされました。

 出典:BSオンライン2023年2月13日

復活

「やひろさんが営業を再開されてますよ。ホームページが新設されてます」
家人がそう教えてくれたのは今年に入ってのこと。しばしば再開されないかと確認していた私を知っていて教えてくれたのです。

参上しました



豪雨水害から復活した旅館やひろ。お祝いのお酒を持って宿泊にあがりました。

ご高齢のおばさんがおっしゃるに「合掌造りの棟は地盤から崩れ落ちて。こちらの本館にも水が流れ込んで、もう大変でした」

変容


これが1995年に合掌造りに宿泊した時の様子。この合掌造りはもうありません。

この旅館を知ったのは、友人俵山さんとさんざんこの地の温泉を巡りキャンプしていて、合掌造りの威容を目にしたことから始まります。



合掌造りが流された跡地にはビジネス棟が建てられ、周辺の職場に派遣された方々が宿泊されてました。写真左の黒っぽい建物がビジネス棟です。


激動の人生を垣間見た思い。

貸し切り状態でご対応


ビジネス棟の方々とは別に、本館に用意していただいたお部屋。


本館のエントランス。貸し切り状態です。


エントランスに飾られた写真。ここのおじさんは合掌造りや本館をつくりあげられたDIYの大家であることが分かります。本館に込められた骨太のテイストに憧れます。


24時間入浴可能な家族風呂は残っていました。ここも貸し切り状態。
ビジネス棟にも男女別の大浴場が用意されています。


美味しく用意していただいた「つみ草料理」を頂きました。
写真以外にも、そば粉のグラタン、山芋を擦った茶碗蒸し風、あゆの塩焼き。

朝夕とも本館食堂も私たち夫婦が貸し切りでした。

経営形態が変わり複雑な心境もありましたが、それはともあれ命あっての物種。
元気、元気が一番。元気で生きとかんばですよね。
丁重なおもてなしが沁みました。

本館宿泊、つみ草料理の2食付き 一人15,800円。ここのおばさんはネット予約が苦手なようで、その手のページを止めてらっしゃいます。参考までに料金を書いておきますね(^_^;)。家族経営テイスト、手作りテイストがお好きな方にはおススメ。電話すればご対応いただけますよ。

2025.11.12

旅はさらに続きます。

 

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英彦ひこ


英彦山は「日本三大修験山」のひとつと言われ、山自体が御神体とされています。祀られているのは天照大御神あまてらすおおみかみの子。だから「ヒ・コ」山と呼ばれていると。

銅の鳥居かねのとりい


ナビに導かれ山道を縫うように走って着いた銅の鳥居。
参道の起点で、紅葉は盛りを迎えていました。




道沿いには山伏の修行の場が点在しています。


スロープカーに花駅から乗って英彦山神宮奉幣殿へ。スロープカーは私たちだけの貸し切り状態でした。
スロープカーが着いた駅には奉幣殿までエレベーターが設けられており、訪れる高齢者への配慮が伺えます。

英彦山神宮奉幣殿


手と口を清めたあとお参りさせていただきました。
写真右手に上へと登っていく石の鳥居が見えます。


天之水分神あめのみくまりのかみ(龍神)から、ありがたく不老長寿の水をいただきました。

(流水を疎通分配することを掌る神)
御由緒 当共彦山神宮御龍神水は修験行者が入峰にゅうぶ時に必ず水筒に入れ 峰中ふちゅう の保健飲用とお守りとして用いたものである。
近来は、不老長寿の御神水としていただく参詣者が多く、水源は岩の間より流れる「圓通えんつうの瀧」よりきている霊水であります。
現地解説から


石の鳥居をくぐって階段を登る。

銅の鳥居から石の鳥居までが、仮の浄土とされています。なるほど、だからケーブルカー軌道には花畑が置かれていたのか。

石の鳥居から上が修行の場とされています。

下宮


私たちは一番下に置かれた下宮まで石段を登り、お参りさせていただきました。こちらには不動明王が鎮座されていました。願ったのは健康。健康あっての物種であります。

ここからさらに石段が上へと続き、中宮、上宮へと続くんですが、当方はここまでとさせていただきました。合掌。

英彦山大権現別院 不動明王



紅葉の名勝。見事に手入れされた紅葉。目に焼き付くほどの美しさです。お不動様にお参りののち見惚れさせていただきました。
なお紅葉の写真は一眼レフカメラで撮り、色加工はしていません。

奉幣殿から2㎞ほど降ったところに置かれています。


2025.11.12

旅はさらに続きます。

 

2025_11_13

うきは


ざっくりとした目当てで旅先として出かけられる街です。流れている空気が柔らかくって、センスのいい店が多いんで、行き当たる店の楽しみがあります。
それに外国人に溢れてはいない落ち着いた街。

前回の旅でお気に入りになりました。

カワセミデニッシュ



まずお伺いしたのは、カワセミデニッシュさん。スイーツ好きの家人リクエスト。
当たりでした。とってもおいしい。おしゃれで繊細なスイーツです。カフェアートが描かれたカフェオレもいい感じでした。

ペルー軒


小腹も空いていたので、ラーメン屋ペルー軒。650円也で普通においしい。地元の人に行ったこと話したら、予想外に盛り上がって「渋い! 私たちも滅多に行かない激渋セレクト!」と。

ジャングル風呂


「今日の宿はシャワーオンリーだから、お風呂に行こう」とやってきたのは泰泉閣のジャングル風呂。今となってはレトロ感満載。旅の思い出の一角を飾ってくれました。


泰泉閣の前に流れる筑後川。しばしカモ見のバードウォッチング。

ぶどうのたね


ここは「ぶどうのたね」という波佐見の西の原に似たセンスのいい陶器店やカフェや服の店などの集合エリア。こんな感じでお店を探しては出かける感じ。

PROSPEROプロスペロ



晩ごふぁんはプロスペロ。ワインを飲みながらチーズやパスタ。上品で落ち着いたお店です。

マスターがロードスター乗りだったことが分かって盛り上がり、若い子達の星占いの話題に乗っかって「2000年前から星座は動いてて当てにならないよ」と言って家人からご指導が入る。「若い子って星占いが好きだから、言っちゃダメですよ」

FAROLITOファロリート


取っていた宿はお馴染みFAROLITO。バーで飲み直して、ここでも地元の方と楽しいひと時。


日が明けて、おいしい朝食を頂いて出発。プライベートルームで朝食ついて二人で11,600円と超リーズナブル。


2025.11.11

旅は明日へと続きます。

 

 

 

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