森の中のバー
バー「カバノン」は森の中にある。
週末の闇の中、不定期にそのドアは開く。
リアルとバーチャルの間に位置する「カバノン」。

森へとたどり着き車を降りて、星の瞬く夜空を仰ぎ、そして森の闇に潜り込む。
灯るランタン。漏れ来る談笑。ジャズが流れ、カクテルがつくられ、会話が楽しまれている。
ここの最大の魅力は、集う人々の生き方にある。スーツと名刺と肩書きを自宅に脱いで、様々な職種の方々が集う。肩書きを脱いだら魅力までなくなるような類の人々は、もとよりここには訪れない。
時間が消えていく。
そんな私たちを、闇の中から木々が穏和に包んでくれているのが分かる。懐深く木々は私たちを癒す。
多分、私の中のリアルは、数十年前のそれとかなり変化しているだろう。
実感で解るということ。
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