奈良ホテル
奈良ホテル
旅のプランニングの際、こんなGoogleMapを見詰めてました。緑色が奈良公園。
「やっぱり奈良公園の近くにホテルとるとなると、奈良ホテルか。高いんだろうなぁ」と肩を落とす私。
奈良公園は珠玉のクラシックホテルとして知られています。皇族をはじめ、ヘレンケラー、チャップリン、オードリー・ヘップバーン、ジョン・レノン、ダライ・ラマ14世など世界中のVIPを迎え入れてきました。歴史と風格、そして抜群のロケーション。駅までは専用のバスで送り迎えありです。
高いんだろうなぁ
いいえ(キッパリ)。結論から書きます。奈良ホテルは東横インに少し上乗せした宿泊料で泊まれます。食事なし2名税込 18,522円。ここは、第一に季節による価格変動幅が大きく、第二に部屋も様々です。で、華麗なるパブリックスペースは宿泊者全員が楽しめる。
桃山御殿風檜造りの本館。設計は辰野金吾。美術品の多さはまるで美術館みたい。
高品質
スタッフの質が一般ホテルとまるで違います。ちょっとした所作もソフィストケイトされていて、その裏打ちに歴史に培われた自信ってやつはあるもんなんだなと改めて理解させられました。ちょうど動いてはいないように見える氷河が圧倒的迫力で近づいてくるように。
私たちの部屋は新館といって鉄筋の建物。ですから厳冬の中、安らぐには木造本館よりこちらがよかったかも。部屋はさすがに奈良ホテル。抜かりのない調度品で設られてます。ホテルですから大浴場とかの設備なし。
エントランスと大階段
入館して目にいるのがこのエントランスと大階段。まさに奈良ホテルの誇るビュー。
一応タイドアップしJプレスのジャケットで出かけました。この手の施設は服装を見ることがあって、あんまりザックリとした服装で出向くとちょっとね。
桜の間
1階のエントランスを入ったところにあるスペース。コーヒーのサービスを受けることができます。名物のアインシュタインが弾いたピアノは修理中でした。
メインダイニングルーム「三笠」
出典:奈良ホテル
こちらで朝食をとろうと当日申し込んだんですが、8時からの組になって断念。申し込んどきゃよかったと心残り。
朝食 7:00~10:00(ラストオーダー9:30)
ならまちの郷土料理の店で食事を取ったあと、帰ってきた際の奈良ホテル夜景。なかなかこれも美しい。 「こんなに寒いことは珍しいですね」とフロントマン。
朝起きてTVをつけるとこんなニュース。大寒であります。
2024.01.23