2007年4月
2007_04_30
寝るは極楽
幼い頃の思い出です。休暇で福岡からやって来た叔父さんが、昼寝ばかりしているのを見て、私はもったいないと思っていたのを思い出します。せっかくの休みは、もっと楽しまねばと。で、この歳になって、叔父さんのきもちが、よく分かるようになっていた自分を発見しました。里山で、食べて寝て枕木運んで寝て飲んで笑って寝て草刈りして帰ってきました。
2007_04_28ココロねっこのテーマソング
ココロねっこ運動の公式テーマソングが完成しました。シンガーは平原綾香『虹色のアーチ』。平原さんありがとう。
2007_04_27日本人のバカンス感覚
ゴールデンウィークですね。「どこかにいかなくちゃ」と思っているあなた。自分に問うてみるといいでしょう。それは「金かけてなにかしなくちゃ」とどこかで思ってないか、と。
日本人のバカンスはそんな感覚がまだ染み付いているわけでして、成熟した社会を形成する地域の人々は、そうではないわけでして。
たとえば、ピクニックだとか、キャンプだとか、サイクリングだとか、お金がかからず、ゆったりと過ごして楽しんでいるわけです。
それでいいんじゃないかな。金かけて、人の集まるところにいって、渋滞に巻き込まれて、列んでぐったりして帰ってくる。そんなもん、豊かさを知らない人がやることです。今、野外では若葉がきれいですよ。「アウトドアだ」と思ったあなたのヒントになればと思い、あらためて「キャンプ列伝」のご紹介。いいゴールデンウィークを!今日はカヤック乗りにいこうかなあ。
2007_04_21表現
どうして無料でこんな情報発信をしているの?
はじめてネットの世界を知ったとき、ホームページというものの存在が理解出来ませんでした。
「どうして無料でこんな情報発信をしているのだろう?」と。
その当時はまだまだ黎明期で、だからこそコアな発信者が多く、内容も濃かったこともあったでしょう。それから10年以上が経ちました。隔世の間とはこのこと。
表現は人間の根本的な欲求
アルタミラ洞窟の手形を引き合いに出すまでもなく、表現は人間の根本的な欲求です。
ごく個人的な表現と社会
「けれど」と思います。かつて一方的な発信だけを行っていたのは、メディアでした。それが現在、一個人が一方的に発信できます。それまで身近な地域社会では共有され繋がっていた世界観から離れ、各人の世界観を鋭角にえぐって持ち、生き続けることになりつつあります。そして社会常識とぶつかり始めるようになるのです。
ふり返れば、人間の関係性が大きく変わる時代は、歴史が大きく変動する時代です。長崎市長を殺害した犯人が、一部の新聞から漏れ伝えられるように、もし裏もなく己の世界観を抱いてあのような蛮行をおかしたというのならば、それは戦後がもたらした狂気の時代の到来を感じさせ、私を立ちすくませるのです。
2007_04_13婦人会館
どんな世界にも穴場というものはあるもんだというお話。激安宿泊宿の紹介です。その名は「婦人会館」。
ひょんなご縁で一時期ここのWebサイトをつくっていました。一泊大人3150円、子ども1575円という安さ。私が知る中では最も安い。長崎市の中心街にあって、駐車場付き、おまけに長崎の台所である新大工商店街に隣接という条件。はじめて知ったときは驚きました。男女誰でも泊まれる一般宿です。
2007_04_08里山道楽 ウッドデッキ リニューアル
デッキをリニューアルしました。3年前に運び入れたデッキ素材の腐敗が進行したため、枕木に差し替えました。
一人黙々と。一本運んではイスに座り、息を整え、野鳥の音を聞き、ミネラルウォーターを飲む。これを繰り返すこと8時間。完成。そんなこんなで汗をかいて、新緑の中で癒しの時間を楽しんできました。
再現したい昔の部屋
昨日はdai氏御夫婦と家具屋を巡りました。ある家具屋の一室を訪れた途端、失われた私の部屋のイメージが鮮やかに蘇りました。
白い壁と天井、漆黒の床、黒い家具、御影石風のシステムキッチン、黒いレールを走るスポットライト。新婚時代、そんな小さな部屋をデザインし暮らしていたのです。
私たちにとっては、懐かしく落ち着ける空間。再現したいと一瞬で思いました。けれど前回の部屋と180度違うのは、カバノンⅡが閉鎖系のものではなく、開放系のものであるということです。
2007_04_01カバノンⅡ計画
カバノンⅡ計画は静かに進行中。私の長崎市での居住地づくりになります。パートナーは建築家dai氏。デザイナの黒糖庵氏カフェ計画とシンクロ。先日この3人で一杯。氏も、やっと一連の仕事を終え、東京でのアマナ賞授賞式も終了。カフェ建設も動き出すようです。生活をデザインしたいとおもいます。