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2008年6月



2008_06_30

里山にイノシシの痕跡

久々に里山へ。すっかり様変わり。木々が茂りすっぽりと覆われ、外界と離れた世界になっていました。

梅雨が明けて時間が出来たら、また籠もろうと思います。一緒に行こかって方はメールをくださいね。


で、イノシシの巣らしきものを発見?! 早速、イノハラ氏のところにいって写真を見せると「イノシシの巣じゃないから大丈夫。餌を喰った跡だよ。梅雨に地表に上がってくるミミズを喰うんだ」とのこと。巣でなくて、なにより。
「捕まえようか。上手く捕まえるには?」
「美味く捕まえるには、市役所から捕獲檻を借りてくるといい。一突きで仕留めたが美味い」
「さっきから、うまいの意味が違っとるようですが」
「そうかねぇ?」

 

2008_06_28

高浪高彰氏


以前からお会いしたいと思っていた方とお話が出来ました。たてまつる店主 高浪高彰氏。天領長崎が生み出す人物ってこんな人、と思える様な方でした。最近、長崎の様々な方々とお話をさせていただいているのですが、一朝一夕につくられるものでないかつての天領に営々と育まれてきた文化度を感じています。長崎には文化があります。それはそこに住まい、話し込むほどじんわりと滲み出る文化です。こんな魅力的な方々に、殺伐たる需給の波を喰らわそうとするグローバルスタンダード的潮流のなんと野暮なことか。

 

2008_06_27

ポール・ジロー


「十年目のオフ会」に供されるお酒第二弾。コニャック「ポール・ジロー」。これもまた名品。通常コニャックに入れるシロップなしでつくられたまさに男の中の男とも呼ぶべきコニャック。thom氏提供。

 

2008_06_26

竹本慶三氏

佐世保市商店街連合会会長の竹本慶三氏と、同常務理事の平瀬栄氏にお会いしてきました。全国から注目を浴びる佐世保中心商店街の活性化を図る仕掛け人で、実に魅力的な方々でした。場所は「はっぴい!FM」。その後同FMのパーソナリティ川崎奈緒美氏ともご一緒して食事。楽しいひとときでした。

 

2008_06_25

冬虫夏草酒 金霧島

控えおろう。この焼酎が目に入らぬか。これぞ、先般さくらんぼう氏より十年目のオフ会にと賜りし一品なるぞ。というわけで、なんと「冬虫夏草酒 金霧島」であります。ネットで調べてみましたら、販売から2時間で完売したという伝説を持ってました。さくらんぼうさん、ありがとうございます。オフ会で楽しませていただきます。合掌。

 

2008_06_24

岡本一宣氏


わが国を代表するデザイナー岡本一宣氏。話を聴かせていただき、見惚れ、聞き惚れました。

普通私の場合、絵を見てもそれがどのような筆運びで、油がどのように使っていあるかなど、作り手の立場からいつの間にか観てしまっているのが常なのですが、今回は一鑑賞者としての立場にすっぽりはまってしまっていました。ちょうど良質の映画を観終わった後のように。いやあ、高質のクリエイターのライブってすごい。

本物は実直な話をされますね。あらゆる創造の現場にいる一流の方にお話をきくと、いつも実直でわかりやすい話をされます。

それと対照的にわかりにくい話をされるのが評論家的方々。結局、そんな方々は、物事を生み出す力になりうるようなストレートで力強い思考に整理されていないか、保身しているのでしょうね。

同席した方の中からの「私、アーティストなんですけれど……」という枕つけての質問に、岡本氏が答えて「アートって元々は技術ってことなんですよね。日本じゃ芸術って訳されているけれど」と。このくだりは江戸期の彫金技術を日本美術史の中心部分に据えるべきという思いを一層強くしてくれました。

 

2008_06_23

書家 松井さん


亡き父の友人松井さんと。書家。「書道は金がかかってね。他の芸術はあそこまではない」としみじみと語られるのでありました。

 

2008_06_22

長崎東高校創立60周年同窓会

長崎東高校創立60周年同窓会。参加者1200名。楽しゅうございました。


上写真は、漫画家の岡野氏(なにをビックリされましたか?)、中道氏と。


こちらは前同窓会長吉田氏、無量庵オーナー新ヶ江氏、長崎のくんちを支える方々でもあります。

同窓会は2年に一度あるのですが、前回はグラバー園ジャック。グラバー園を借り切っての企画でありましたが、あいにく当日雨で急遽近くの全日空グラバーヒルホテルで。で今回も土砂降り。ああああ、長崎は今日も雨だった。夜9時ぐらいからは長崎市の繁華街は、どこを歩いても2次会で流れる長崎東関係者ばかり。大雨注意報の中、昨夜の長崎は長崎東景気に湧いてました。

 

2008_06_17

法令に反し死刑執行命令を出さぬ法務大臣

刑事訴訟法第475条 「死刑の執行は、法務大臣の命令による。 2 前項の命令は、判決確定の日から6箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。 」

このように法規には、死刑執行は判決から原則6か月以内と明記されています。法令に反し執行命令を出さぬ法務大臣は、国家機関として失格。元々国家システム機能に委譲したことによって、私的報復は禁じられたのです。その機能麻痺は由々しき問題。かつて人類は、時々の権力者の意向によって変わる「人に支配」にさんざん苦労して、「法の支配」を確立したのです。法務大臣は遵法精神の体現者たるべし。

平和ボケメディアとコメンテイターには毎度うんざりです。被害者遺族を前にして、そのコメントを言えるのかと。

 

2008_06_16 

水から発電するシステム

にわかには信じられないのですが、6月12日に「ジェネパックス」という会社が、直接水を供給することによって発電する「ウォーターエネルギーシステム」の開発に成功したと記者発表してるんですね。これって本当でしょうか?本当なら人類はついに凄いシステムを手に入れたことになります。どうも匂います。

 

2008_06_14  

携帯電話の電磁波の有害性

携帯電話の電磁波については、その有害性が囁かれていましたが、この映像をご覧ください。携帯電話の電磁波でポップコーンが出来る画像。衝撃。フェイク?本当でしょうか。

 

2008_06_13  

大閑道人氏 トモスケとトランプ


大閑道人氏、御降臨。トモスケとトランプ。カフェ豆ちゃんで飲み(合掌)、ベランダで飲む。プレオフ会。気の合う方々との一時は、まことに悦楽。私は例によって早々にダウン。

 

2008_06_12  

生きる力は危険な言葉

「生活力がある」の反対は「生活力がない」。ですよね。では、「生きる」の反対は「死ぬ」。で、「生きる力」。

1996年から言われ始めた言葉です。改めて眺めますと、なんとニーチェ的パトスをはらんだ言葉でしょう。この言葉を使うことが適切だったのかと、疑問が頭をもたげ始めました。

たとえば「僕は生活力がない」と感じた青年は、「僕は積極的生活力と言う意味では劣っている」と感じるでしょう。では、「僕は生きる力がない」と感じた青年は、その反語をともないつつどのような思考に誘われていくか。「僕は死ぬしかない」となりませんように。

この二極論的択一を、「生きる力」というやたらと威勢のいい言葉は生み出してはいないか。そう思い始めた昨今。世間で、言葉は一人歩きをします、その注釈を乗り越えて。ですから、多くの注釈を必要とする言葉は、イズム表現には不適当だと思うのです。

 

2008_06_11 

ハイヒール姿と鶏歩き


『クール・ストラッティン』のジャケットのハイヒール姿は、冴えた透明感があり好きです。で、ハイヒールでの美しい歩き方ができる女性も少ないことも事実。だいたいが鶏歩きになっています。女性の皆さま、せっかく履かれるときは、ぜひ膝をシャンと。期待申し上げてをります。

 

2008_06_10  

インタビューアップ


FMBarに「ながさきプレス」元編集長の河村規子さんのインタビューをアップしました。どうぞお聴きください。

 

2008_06_09 

ヘンリー・ゲルツァーラー

DVD「ヘンリー・ゲルツァーラー ポップ・アートに愛された男」をレンタル視聴。メトロポリタン美術館の現代美術キュレーターの話です。このデブちゃん、なんというか現代美術の大橋巨泉ですな。

長崎市立図書館にはこんな掘り出し物のDVDがひょこっと置いてあるのが魅力的です。ちなみにわが家では他に「サルバドール・ダリ」「世界のCMフェスティバル2002」もレンタルしてます。もうすぐ返却します。

 

2008_06_08  

教会の鐘

休みの日には朝6時半に、教会の鐘の音が鳴ります。這々の体でやっと辿り着いた週末の朝に、彩りを与える音。サウンドスケープ協会のヨシオカさんは元気かなあ。
原油高騰。どこかで高笑いしている守銭奴がいるんでしょうねぇ。ドバイかあ。

 

2008_06_07  

日本人は自分たちのことを単一民族国家だとは思っていなかった

桃山時代には日本で夫が後ろ妻が前を歩く

さくらんぼうさんのブログで、ルイス=フロイスの『日本人』に記載された桃山時代から江戸初期のようすが意外性に富んでいることが指摘されています。

たとえば「ヨーロッパでは夫が前、妻が後になって歩く。日本では、夫が後ろ、妻が前を歩く。」

そうなんですよね。日本の歴史上の感性って私たちが現在想像していることとずれていることがままあるんですよね。

戦前、日本人は自分たちのことを単一民族国家だとは思っていなかった

知人から借りている『単一民族神話の起源』という分厚い本に書かれていることもそう。この本には戦前には日本人は自分たちのことを単一民族国家だとは思ってもいなかったという、中曽根康弘氏が聞いたら「シーッ」と言いそうなことが面々と立証されています。この本の書き出しはこう。「大日本帝国は単一民族の国家でもなく、民族主義の国でもない。否、日本はその建国以来単純な民族主義の国ではない。」

さらに1942年に発行された文部省の次の記述も引用しています。
「日本民族はもと単一民族として成立したものではない。上代においていはゆる先住民族や大陸方面からの帰化人がこれに混融同化し、皇化の下に同一民族たる強い信念を培はれて形成せられたものである。」
まあその、江戸時代の幕藩体制にとっては、身分や地域をこえて日本人が一大家族であるなどという思想はとんでもないことだったというわけです。徳川家からすれば、将軍も武士も農民も藩民も同じ祖先だなどという見方は許可できるはずはないと。さらに戦前は台湾や朝鮮半島をはじめとする広領域の国家だったわけですから、言い方も自ずと違ってくると。

 

2008_06_06  

三浦清一郎氏

生涯学習研究者三浦清一郎先生とお話をさせていただきました。

先般一時を楽しくすごさせていただいた観光カリスマ若松進一先生もそうでしたが、気骨ある益荒男ぶり。己の言霊を持たれているんですね。話していて楽しい。

 

2008_06_05 

IOCが大嫌い

東京がオリンピック開催地候補に残ったらしいですね。ニュースは「これから一層の誘致活動」と伝えました。吐き気がします。候補地の豪華接待漬けを当然の様に受けるICOの連中。スポーツマンたちが命を懸け練習で流した血反吐を吐きかければいい。フェアプレィこそスポーツが掲げるものならば、オリンピック開催地選定こそ、まず質素にクールに公開性を持って行うべき。サマランチに代表された一見紳士然とみえ、その実は腐敗体質の興行集団であるIOCが大嫌いです。

 

2008_06_01  

マンションに引っ越して3か月


ここに越してきて3か月が経ちました。

マンションに暮らすのははじめてです。生まれたのは寒村。下宿やアパートを移り住んだ後、家庭を持ってからは平均して2年半ごとに転居してきました。基本的には小さな借家。これには大学時代に読んだ「借家が結果的には経済的」という記事の影響と、繰り返される転勤で自分の住まいは持てないという事情がありました。

そしてもう一つ。私はローンが苦手なのです。現在住まうこのマンションは、1年前ごろに見つけました。ささやかな中古の物件です。価格もキャッシュで可能。現在、中古マンションの値崩れは急激に進んでいて、私のようにDIYを趣味とする者にとっては願ってもない状況が到来しています。

10か月ほどかけて改造しました。最初にコンセプトを固め、イラストレータを使って設計図を描き、各パーツに落とし込んでネット上で決定し、自分でやれるところはDIYして、その後施主支給というスタイルで大工さんを導入し、その後またDIY。3月に家族を引っ越しましたが、改造はぼちぼちと続いています。

住んでみて3か月。感想は、なんといいますか舞台のような住まいです。ステージに立っているようなと言いますか、そんな感じ。里山の小屋をカバノンと呼んでいますので、こちらをカバノンⅡと称しています。両者のコンセプトは明確に差別化しました。前者は森に囲まれた素朴な掘っ建て小屋。後者はリゾートのグラスハウス。まその、たいした資金もありませんので知れてますが、白い建物から眺める夜景の美しさにはグッと来ます。

 

 



 


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Profile まつを

生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎市・島原市との多拠点生活。

「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。