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S i t e ま つ を


2012年1月



2012_01_08

超絶ダンス

正月は結構テレビを観ていたまつをです。そんなテレビ番組の中でこの人が出演していました。「お、YOUTUBEの人だ」と思ったのは私ばかりではありますまい。超絶ダンスをご覧ください。

2012_01_17

マッキーさん


EUは解体すると思う?

話題はユーロ安。チャーチルの「アメリカ合衆国と対抗するためにヨーロッパ合衆国を設立しなければならない」という言葉は、第二次世界大戦でアメリカに助けを求めた宗主国の屈辱を端的に表明している。「EUは解体すると思う?」「思わない。あらゆる努力をして回避すると思う」「ユーロからギリシャなんかを切ると思う?」「思わない。そんなことになると通貨としての信用が一層下がる」

各国は歴史のトラウマ内で、未来を選択している

世界の各国はそれぞれ抱えてきた歴史のトラウマに縛られた枠内で、未来を選択しているのだなと感じる。イギリスは過去大侵略しつつもそれより高い大英帝国のプライドを抱えながら、日本は侵略し東アジアの開放を進めつつも敗戦国としてのコンプレックスを抱えながら、ギリシアは哲学を生み出したブランドの中にまどろみながら、自国の将来を選択し続けていくのかもしれない。民族が抱く大きな物語の大切さを痛感する。

2012_01_23

金比羅山に登る

いや、正確に言おう。息子と「この道の先はどうなっているんだろう? ちょっと行ってみようか」を続けていったら、山越えしてしまった。冒険心満たされる2時間。


ラーメンを喰いに行かんか?

最初の会話。「ラーメンを喰いに行かんか?」 「いいねえ」 「かんしゃく魂に行こうじゃないか。通ったことのない道を歩いて行かむ」 「え?」 「ほれ、グーグルマップを見てみい。下っていかず、逆に行く。上って一機に下に降りれば近い」 「おお」 「やってみようじゃないか」 「OK」

手ぶらで、カメラとケータイだけ持って出発。
出発から25分後、実は行き止まりとなる。しかしグーグルマップで見るとわずかに道らしきものが見とれていた。
はたして、進路はあった。進むと廃屋をすり抜け細い道が伸びる。分支点に来る。ラーメンを喰いに行くには下るべきところであるが、「どうなっているのかな?」と誘われるように二人は上へ登る。

冒険へ突入

「これって登山し始めてない?」と息子。

初めは細い道らしきものがあった。やがてそれも消えた。濡れた草を掻き分ける。昼なお暗い森へと分け入る。


あとはもう混沌の中を進んだ。倒木を超え、あるいは潜って進む。谷間にいると状況が読めない。尾根に登る。踏みしめる土が崩れる。降り積もった枯葉が滑る。息が上がる。聞こえる音は、風と野鳥の鳴き声だけだ。「冒険だね」息子が言った。

35分後、見上げると人工物の影が見えた。
喜びの声を上げながら目指す。近づくと「金比羅配水槽」とプレートが読めた。森の中にポツンとそれはあった。気付くと、私たちの這い上がってきた出口近くから、別角度に九州自然歩道が下っていた。

息子の後ろ姿

その後は道があった。美しい情緒ある登山道だ。
息子がずんずん進む。息を上げながら、私の前を歩く息子を見やる。ふと、「私の父はこの歳で他界したのだ」と頭によぎった。距離をあけ、やがて前方に消えていく息子の姿を追う。父は私の歳には病の床に伏せ、こんな幸福が味わえなかったのだ。父の無念を思うと嗚咽がこみ上げてきた。

息子が私を呼ぶ声が遠くから聞こえた。山頂に着いたらしい。

30分後、金比羅山山頂に到着。市内を一望する。山頂の社にお参りする。
20分後、金比羅神社に到着。気溢れるところだ。私たちを遥かに超えた存在に手を合わせる。ここから里は近い。10分後には、下山完了し、立山荘で食事。ビールを飲む。

2012_01_24

原爆落下 知らされなかった事実

軍幹部は5時間前に掴んでいた

被爆地、長崎。私の住む街です。1945年8月9日午前11時02分。その日、原爆特殊任務機が日本に向っていることを、軍幹部は5時間前に掴んでいました。そして対策が行われませんでした。追尾も追撃も空襲警報もなにもなく、極秘を結果として黙認に変えることになったということが次のNHK番組によって明らかにされています。『原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報

NHKこそ隠蔽癖。このことは当時市民も知っていた

  • 捨老さんのコメント
    確かに当時国力は低下し命令系統も混乱しつつあった中で、一通の欺瞞の報告書が更なる戦局の悪化を招いたとしても、これをあたかも60有余年ぶりに解ったことのような番組を作ったのは、まさにNHKの欺瞞であり大ウソである。
    上記の事情はかなり細かい部分まで終戦まもない国民の人口に膾炙されており、紫電改が発進しなかった無念ささえも市民の口から漏れていたことを少年の日の記憶としてはっきり覚えている。取材を怠ったかあるいは取材はしても公表をしなかった戦時継続のNHK体質が、長く続いていたことを示す政治動向と連動する一例であるにちがいなく、隠蔽癖はNHK自体にも問われる必要があろう。

    2012_01_29

    家族四人が集まりました

    チーム母親が出来ていた

    久しぶりに集まってみると、ずいぶんとバランスが変わったことに気付きます。親とその養育下の子どもという風情は薄れ、互いに伸びやかになっていました。大学生になった娘も私と親しくなりつつあります。嬉しいことです。思春期の子どもは当たり稽古と同じで、突っかかっていく相手がほしいもの。それは父親の役割だと承知。住み分けて母親は包み役。で、育ちますとチーム母親が出来るわけです。親友グループのような風情。

    2012_01_30

    ダボス会議に向けた野田総理ビデオメッセージ(1月26日)の全文

    このように当局のメッセージは海外向けの方がわかりやすいことが多いですね。よく正式な国際会議の場で表現されたなと評価します。
    --------------
    Good evening, ladies and gentlemen. This is Yoshihiko Noda, the Prime Minister of Japan.
    I would like to express my deepest appreciation for your warm support for Japan and the Japanese people, in light of the disasters last year.
    宇宙から夜の日本列島を眺めると、大震災の直後、東北の被災地周辺には暗がりしか見えず、一時的に「光」が失われたことがはっきりと分かったと言います。しかし、大震災から10ヶ月あまりを経た今、着々と「光」を取り戻して、復興は着実に進んでいます。
    世界各国からの温かい支援を受け、被災地のインフラや経済は確実に立ち直りつつあり、首都圏を含めた被災地以外では、震災前の日常が戻っています。多くの日本企業は驚異的なスピードで復旧を果たし、サプライチェーンは完全復活を遂げました。
    東京電力福島原発の事故についても、昨年末、原子炉の冷温停止状態を達成し、もはや日本でビジネスを行う大きな障害とはなっていません。 大震災後の日本は、今、人類の最先端の課題に改めて挑戦する歴史的な役割を担っています。
    一つ目は、財政規律を維持しながら、持続可能な成長を目指す挑戦です。特に日本では、人類史に例を見ない長寿社会への挑戦を伴います。世界の各地で、民主主義が苦悩を深め、政治が、構成員の利益になることを迅速に「決められない」状況があります。時に国家を凌駕せんとするグローバルな金融市場の力は、容赦なく襲ってきます。欧州債務危機がその最たる例です。現在の日本社会では、政治の強固たる意思と実行力さえあれば、改革に向けた社会合意は生み出せると私は考えています。私は、日本で持続可能な社会保障制度を構築し、財政規律を維持するための大きな改革を必ずや実現します。
    二つ目に、我が国の中長期的な成長を考える上で、ダイナミックな成長を遂げるアジア太平洋地域の活力を最大限に取り込んでいくことが欠かせません。我が国は、この地域のルールづくりに積極的に貢献します。その皮切りがアジア太平洋自由貿易圏の実現です。昨年は、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入るという決断をいたしました。日中韓、ASEAN、日EUを含め、高いレベルの経済連携のネットワークを同時並行的に推進し、大震災からの復興のエネルギーを、開かれた新たな成長の力へと転化させていきます。
    三つ目は、 文明に光をもたらすエネルギー制約への挑戦です。震災後の原子力発電所の停止に伴って生じた電力需給の逼迫という新たな試練は、新たなイノベーションを呼び込むチャンスに転換できると考えています。再生可能エネルギーの拡大、蓄電池、スマートグリッドなど効率的なエネルギー管理を進める新たなシステムの導入、省エネルギー文化の進化などを進め、引き続き日本はこの分野で世界をリードしていきます。
    以上の課題に加え、グローバル化の加速により、その他様々な分野で地球規模の課題が生じ、人間の安全保障を根底から脅かしています。日本としては、経済成長と環境が両立するグリーン経済への移行及び人間一人ひとりが活躍できる人間の安全保障の実現を通じ、光り輝く未来を創造していきたいと考えています。2月6日、7日、東京において「世界文明フォーラム2012」を開催いたします。「世代間公正の実現」をテーマとして、世界の英知を結集した討論を行うものであり、ダボス会議と両輪となすものとしたいと思っております。
    困難な状況を乗り越えて成長していく希望の光。国際社会との関係を深める絆の光。そして、エネルギー制約などの諸課題を克服する技術の光。今の日本を特徴づけるこれらの要素は全て、今夜の「ジャパン・ナイト」のテーマである「光」に象徴されています。
    この「光」が、世界の進む道を照らす「道標の灯り」となり、日本を再生することを通じて、より良き世界に貢献していきたいと思います。そうした「願い」と「決意」を申し上げ、私の挨拶といたします。
    We shall overcome these challenges. In so doing, we aspire for the "lights of Japan" to act as a beacon for a brighter world for everyone. Thank you for helping us in these most difficult times, and for joining us tonight.

     


     


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    Profile まつを

    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎県。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。