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2014年4月



2014_04_26

オバマ大統領の絵馬

今回の来日中、オバマ大統領は、絵馬にこう記された。
May the people of the world join together to promote justice, peace, and a shared prosperity.
「世界の人々が、正義と平和、そして共有される繁栄を推し進めるために手を携えあいますように」

私もそう思う。

アメリカが使うエネルギー量は、たった一国で世界の5分の1

栄養不足にあえぐ世界で、アメリカ人はバカ食いしている

そんなアメリカンライフは、他国からの借金で支えられている。最も支えているのは日本


もう一度。
「世界の人々が、正義と平和、そして共有される繁栄を推し進めるために手を携えあいますように」
隗より始めよ。

今回の来日は、借金国が貸してもらっている国に来たとみる見方もできる。
多くの日本国民はTPPの両国の対応を見て、
「お願いする方が頭を下げる。それが礼儀ってもんだろう」
そう思っていらっしゃるに違いない。
今回の日本政府の対応を評価する。

 

2014_04_24

クリミアを覗いてみよう


皆さんご存知のとおり、クリミア半島はウクライナとロシアの間で揺らいでおります。セヴァストポリはクリミア半島南西部に位置する都市。首都のキエフとともにウクライナの特別市であったのですが、主権宣言をした争点の都市です。

今日はここをのぞいてみましょう。上写真をクリックして360度の展開をマウス操作でお楽しみください。美しい街並み、美男美女、黒土に恵まれた穀物地帯、そして不凍港。なるほどそういうことか。

 

2014_04_22

はずれた5つの予言

1.スパムすぐに過去の遺物となるだろう。/ ビル・ゲイツ (2004年)
2.ネットが新聞を超えるわけがない / ニューズウィーク誌(1995年)
3.通信量が増えすぎてネットは崩壊するだろう / ロバート・メトカーフ(1995年)
4.ウェブの登場は独裁者・言論統制の終焉を意味する / 米専門誌コロンビア、ジャーナリストレビュー(1995年)
5.ネットで買い物する人などいない / ニューズウィーク(1995年)
出典

 

2014_04_21

眠らない日本人



日本人は先進国の中でも眠らない国民。
特徴的なのは、日本は男性より女性の方が睡眠時間が少ない。
さらに睡眠時間は年々減少を続けている。ただし自由時間は拡大している。以下は、『生活時間調査2011』(NHK)から。


 

2014_04_20

ソロ里山


朝目覚めると4時だった。
昨日最後に時間を確認したのが夕方4時半。機械屋さんからいただいたカキとコノシロの酢漬け、それに山で採れたタケノコをつまみながら、DVDを見つつウトウト。そのまま寝入ったらしい。

またDVDを観る。『アジャストメント』
やがて空が白んでドアを開け、キャンピング・ベッドから撮った写真が上。若々しい緑が美しい。

 

2014_04_19

英国やパリ観光局の外国人国別接客マニュアル

  • 日本人の要望には、たとえ具体的に言われなくても、すべて先回りして対応すること。
  • 日本人客にははっきり「ノー」と言わず、もっと感じの良い言い方を考えなければならない。
  • インド人は愛想が良いが、気が変わりやすい。
  • ブラジル人はスキンシップとタクシーを好む。
  • スペイン人は無料品と遅めの夕食が好き。
  • ドイツ人とオーストリア人は総じて遠慮がないため、無礼で攻撃的に見えることもある。
  • 香港の迷信深い人には、歴史ある建物や四柱式のベッドで眠るのは幽霊が出そうだと嫌うので、勧めてはいけない。
  • 面識のないフランス人にはほほ笑みかけたり、目を合わせたりしてはいけない。
  • ベルギー人には、同国の複雑な政治や言語圏の話をしようとしてはいけない。

 

2014_04_18

2050年 日本の未来予想

国土交通省は2050年の我が国を未来予測し「国土形成計画」を見直す。
その予測の中から、いくつかをピックアップする。

  • 2050年には日本の人口は1億人を割り込み、約9700万人に
  • 約6割の地域で人口が半減以下、うち約2割の地域は人が住まなくなる
  • 異次元の高齢化 世界のどの国も経験したことのない約4割の高齢化率
  • 首都直下地震、南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率70%
  • 高度成長期に集中整備したインフラの老朽化は深刻。国交省所管インフラの維持管理・更新費は、2013年度の3.6兆円から20年後には4.6~5.5兆円に増加
詳しくはこちらをクリック。

 

2014_04_17

ガルシア=マルケス氏 逝去

4月17日、メキシコ市内の自宅で死去。享年87歳

 

2014_04_16

娘、CMにチラ映り

このCMに娘は参加していたという。とあるコンサート後に続けて行われた撮影。会場は福岡。
娘 「会場の片隅にいたので、どこに映ってるか分からないと思う」
息子 「見つけたよ。ここ↓」 


家族一同 「え !?」
ということで指指すところに居た娘。

ま、その~、よかれあしかれ消費ターゲットを見事に射抜いたCM。
なお、このCMは下の有名作品を下地にしていることはご存じのとおり。

 

2014_04_15

世界中のサイバー攻撃がリアルタイムに見られる地図


サイバー攻撃をリアルタイムで見られる地球儀動画とのことです(クリック)
。どこまで信憑性があるのか分かりませんが、恐ろしや。

 

2014_04_14

長崎県美術館はお笑い美術館


片岡鶴太郎展、木梨憲武展

  • 散人さんのコメント
    長崎県美はお笑い系美術館化している。今は片岡鶴太郎展、来年は木梨憲武展を予定している。はっきり云うと「下手な絵」を大仰に展示している。指定管理者制の成れの果ての格好な例が今の長崎県美術館である。

    嘗ての三越は売れるものは何でも売る、を旗印に挙げ絵画美術品の展示即売会を始めた。後半には劇場まで創った。全国の百貨店はこれに習った。三越の凄いところは作家の選定を厳しくし、巷間の画商たちと競って新人発掘をしたことである。値段を付けて売る厳しさである。

    が今日では負けた。何に負けたか?マスメディアにだ。で下手な画家も扱うようになった。芸能人の素人画家の登場だ。これは「禁断の木の実」で一度味わうと「ポピュリズムの奈落」の底に陥る、という危険。この甘い危険な道を地方美術館も踏襲している昨今だ。

    長崎県美も独自性という背骨を放棄した。これを誰も咎(とがめ)ない。なぜなら県民こそ「ポピュリズム」そのものだから。商業主義という大衆迎合には未来はない。なぜなら、物質の追求という資本主義が終焉を迎えようとしている今、次に来るのは各国間のハイカルチャー獲得競争である。今後はいかにハイカルチャーを抱えているかが評価の基準となるのだから。

    ドサ廻り展示館

  • 捨老さんのコメント
    ホントですか、驚きですね。 ポピュリズム以前に すでにドサ廻り展示館化してるわけですね。これは県そのものが県民と文化を愚弄し 美術館経営をナメてる証です。有能なとまでは言わないまでも せめて 真面目な企画スタッフやキュレーターを育てる気概を 県と県民自体が放棄してはいけません。残念。

    下品

  • しんのじさんのコメント
    鶴太郎展、県はやらかしてくれましたね(笑)。 せめて、しっかりしたメインの展覧会のオマケかなんかで、コソッと併設するのなら まだしもですね。しかもテレビCMで「これぞ眼福!」みたいな、とっても大仰で下品な宣伝をしまくっている始末。まあ、長崎県民も舐められたものです。 でも、捨兄さんのおっしゃるごとく、他人事にしておかないで、身内から、人材育成だったり県民の審美眼向上を図っていかないといけないんですよね。

    金は出来たが文化教養はない

  • 散人さんのコメント
    「文化資本はむしろ不可逆的により狭隘(きょうあい)な社会集団に 排他的に蓄積されるという傾向にある。日本はそうなりつつある」 内田樹。

    これは解説するとですね、学校教育のなかに日頃から美術館なりに行かせる習慣がないと、その子供達は大人になって「物質資本主義」の中に放り込まれて「金は出来たが文化教養はない」という悲惨な状況になり、 外国に行っても自国の歌舞伎に関しても何も語れないというダメ日本人を輩出しているということです。今そんな危機的状況になりつつあるという 警告なのです。だから鶴太郎展は「ダメ」なのであります。

    歴史文化博物館にて展示中の伊藤若冲に比べれば

  • しんのじさんのコメント
    現在、歴史文化博物館にて展示中の伊藤若冲と併設すれば、いかに表層だけの、 力不足の作品かということが如実にわかるでしょうから、青少年諸君にはよい勉強になるのではないかと思うのですが(笑)。

     


    2014_04_13

    海にたたずむ駅

    大三東(おおみさき)


    映画『千と千尋の物語』の中で一番印象的なシーンを問われたら、迷わず海の中を走る列車のシーンを挙げる。広がる浅い海の中に、ぽつりと駅のプラットホームがあり、主人公はここから列車に乗車する。類まれな耽美的シーンだ。

    島原鉄道に乗った。上写真は大三東(おおみさき)駅のプラットホーム。日本で海に最も近い駅。プラットホームの背には海が広がる。あいにくの雨だった。晴れているならば遠浅の青い海。沖合に海苔養殖のための棒が並んでいるのが見える。

    ここを見るだけに、訪れる価値があると思う。島原鉄道の列車に揺られてこの駅に降り立ち、何するともなくここで次の列車を待つ。自分の人生に飽いている人がいるのなら、こんな時間を持つといい。

    そんなことを考えながら乗車していたら、強まる雨の中、同じく海に隣接する古部(こべ)駅で観光客の一団が列車に乗り込んできた。聞くと観光ツアーだという。この古部駅から愛野駅まで、一旦バスを降り、島原鉄道に乗るらしい。60歳代のオバ様たちがぶつぶつと不平を語られた。
    そりゃそうだ。高齢者の団体でその企画はおかしい(笑)。よほどの鉄ちゃんが企画担当したのか。
    先ほどご提案の企画はぜひ一人旅で。

     

    2014_04_12

    ショウガ・ライフ

    ショウガをこの2年程、常食している。
    どのくらい食べるかというと、卓球玉レベルの大きさなら1~2日ぐらいで食べる。
    基本は味噌汁にすりおろして入れて摂取している。
    その結果、どのような変化が起きたか?
    ずばり、カゼを引かなくなった。年中行事だったカゼをここ2年ひくことがない。

     

    2014_04_09

    『137億年の物語』



    『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』というこの一冊。読みはまっています。
    「理系と文系が出会った初めての歴史書」
    まさにそのとおり。「それそれ、そんな側面から見た解説がほしかったんだよな」という文章に出会えます。たとえば、

    2足歩行は省エネ

    「2本足で歩くと、4足歩行でいて消費するエネルギーのわずか25パーセントですむことがわかった。」

    人間が食ってしまった大型生物

    「最後の氷河期は、かなり唐突に幕を閉じた。およそ14000年前、地球の平均気温は約7度も跳ね上がった。……専門家は、(この時期の)1000年間にアメリカ大陸の大型動物の80%が消滅したと考えている。同じことがオーストラリアでも起こった。……大型動物の絶滅を説明する最もよく知られた仮説は、40年近くも前に、米国の科学者ポール・マーチンが最初に提唱した。それは、ホモ・サピエンスを犯人と見なすものだ。……世界の陸地の半分近くでは、わずかな年月のうちにホモ・サピエンスというたった1種の生物によって大型生物が狩り尽くされ、やがてそれらは存在したことさえ忘れられてしまった。」

    中南米原産の作物は、世界の栽培の半分以上

    「コロンブス以前の南北アメリカ大陸」の章から。「中南米原産のこれらの作物は、今日、世界で栽培される作物の半分以上を占めている。」

    科挙と印刷工場のフル稼働

    中国をあつかった章で、科挙について。「その競争倍率は時代によって異なるが、3000倍ともいわれる。……1279年に宋朝が滅亡するころには志願者は40万人にまで達し、中国は巨大なインテリ集団を抱えるようになった。それにともない、印刷工場は、昼夜を問わずフル稼働するようになった。なにしろ受験者必読のテキストとして、儒教の古典である四書五経をはじめ、辞書、百科事典、歴史書など、500冊以上の書物を、気の遠くなるような数の版木に刻み、大量に印刷しなければならなかったからだ。」

    ローマ帝国後、人口は大幅減少

    中世ヨーロッパの章。「ローマ帝国は数百年の間に破壊しつくされた。500年ごろのヨーロッパの人口は2750万人ほどだったと推定されるが、150年後には約1800万人に減っていた。」

    多分この本は、タイトルで売れている傾向があるでしょうね。けれど、世界史の基礎が頭に入っている読者が、別側面からの解説を楽しむ本。各キーワードの基本的説明があまりないままに進んでいく構成になっていますので、世界史の基本的概要をマスターしていないと、特に後半部分はつらいと思います。

     

    2014_04_08

    アルメニア・ラーメン


    先日テレビでアルメニアのレポート番組をやっていた。
    その番組によるとアルメニアの一部では日本ブームとかで、日本食を出す店で、日本料理と称するものが紹介されていた。日本人にとって結構驚くものがあった。中でもラーメンと称して出されていたのがこれ。写真は、家人の再現したもの。
    作り方は、そうめんを湯がいた後、油で揚げる。皿うどんのアンをかける。
    食べてみた。いける。息子と私はおかわりをオーダーした

     

    2014_04_07

    「健康な人」の基準

    以下、転載(出典)。

    これが「健康な人」です 人間ドック学会検査データ  (2014年4月5日) 【中日新聞】

    健診の上限 一部緩和

     血圧やコレステロールなど学会基準や施設独自の基準が混在している人間ドックの健診項目で、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は4日、受診者150万人を分析し、年齢差や男女差を踏まえた「健康な人」の検査値を示した。
     多くの検査項目では現行の基準値の範囲内だが、収縮期血圧は上限が147となるなど数項目で基準値を上回り、基準の緩和につながる可能性がある。
     日本人間ドック学会の専門委員会は、同学会認定施設で2011年に受診した約150万人から、がんや慢性の肝臓疾患、腎臓疾患などの経験がなく、高血圧や糖尿病などの治療薬を服用していないなどの条件で選んだ約34万人を抽出した。そのうち、約1万人のデータを基に、いわゆる「健康な人」の標準的な検査値の範囲を求めた。  結果的に、同学会の基準値と近い項目もあったが、収縮期血圧は129以下、拡張期は84以下とされた数値は、収縮期147以下、拡張期94以下となった。
     高脂血症の指標とされる中性脂肪は、現行基準では血液100ミリリットル中30~149ミリグラムだが、男性は39~198、女性は32~134で男女差が大きかった。悪玉のLDLコレステロールの基準値は60~119の範囲だが、男性は30~80歳で72~178、女性は45~64歳で73~183、65~80歳で84~190などと、男女とも高めだった。

     調査した渡辺清明・慶応大名誉教授は「コレステロール関連の検査や中性脂肪で上限値がかなり高い結果が出た。持病がなくほかに健康上の問題がない人は参考にしてほしい」と話した。

     

    2014_04_05

    邪馬台国

    「纒向遺跡=邪馬台国」 「箸墓古墳=卑弥呼の墓」 で確定?

  • まつをのコメント
    こんなん ありました。 以下コピペ。 どうぞご意見をいただけば幸いです。
    -----------------
    学者は慎重に過ぎるのでズバリ言わないが 「纒向遺跡=邪馬台国」 「箸墓古墳=卑弥呼の墓」 で確定である。 さらに言わせてもらえば 纒向石塚古墳の被葬者は倭国大乱時のヤマト王で 首長連合を取りまとめて卑弥呼擁立を主導した人物だと思うよ。

    箸墓古墳は現在宮内庁管理で自由に発掘出来ない

  • 散人さんのコメント
    「箸墓」=卑弥呼の墓ですが、現在宮内庁管理であります。何故なら第7代孝霊天皇の皇女の墓とされており、天皇家と邪馬台国はなんら関係がないので、自由に発掘出来ないという記述があります。  この辺にまだ躊躇があるのではないでしょうか。 日本の「正史」は「記紀」であり「邪馬台国論争」の元は他の国の記述に端を発しているから、宮内庁は首を縦に振らないのではないでいしょうか。あくまでも推測ですが。

    発掘許可を得るキャッチフレーズが 卑弥呼で世論を煽る事

  • 捨老さんのコメント
    吉野ヶ里の卑弥呼饅頭はどうなるのでしょうね(笑) 。「何故そう思うのか」の 根拠を挙げなければ 設問にもなりません。 その設問にならない文中に すでに誤りがあります。 「学者は慎重に過ぎるのでズバリ言わない」ことはなく 下記の説は 何十年も前から学者たちが仄めかせているもので わが町に「邪馬台国・卑弥呼」ありきが前提の 九州説との我田引水戦争は 多数決をとれば九州に決定と言う人もいます。 このような単純な話では 弾き飛ばされること必定(笑)。 まつをさん ご期待の論戦にもならないでしょう(笑)。

    《追伸》
    ちょっと旅行すれば解ることですが 他の県と違って 奈良県での考古学は産業化の様相を呈しており 県立橿原考古学研究所に考古学博物館が併設された70年代頃から 公的予算を大幅に吸収する組織となって 所長や館長をはじめ天下り型研究員なども多く 日の目を見ないタイプの教授や御用学者達のメッカのようなありさまで なんとか目新しい成果を上げようと躍起になっているのも事実です。 その一つのターゲットが箸墓古墳と言えます。

    散人さんのご指摘のように 実は宮内庁が発掘を許可しない領域は沢山あるのです。 許可を得るイチオシのキャッチフレーズが 卑弥呼で世論を煽ると言う事なのでしょう。 「学者は慎重に過ぎるのでズバリ言わない」どころか 隙あらば敵の首級を高々と挙げようと言わんばかりに 虎視眈々の状況にある。 STAP細胞状態の先生方なのです(笑)。 かつて仁徳天皇陵と習った わが国最大のあの前方後円墳も 最近の教科書は 大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)とされてるそうです。 宮内庁が見せてくれないから解らないというデモンストレーション のようなものです。

     

    2014_04_04

    偉人たちの24時間

    ギュスターヴ・フローベール、ベートーヴェン、モーツァルト、トーマス・マン、フロイト、カント、アンジェロウ、ミルトン、バルザック、ユーゴ―、ディケンズ、オーデン、ダーウィン、チャイコフスキー、コルビュジエ、ベンジャミン・フランクリン。以上の創造的人生を送った偉人たちの、24時間のライフスタイルを図表にしたサイトが話題になっています(出典はこちら)。
    興味ある人物をピックアップ。

    哲学者カント


    カントは、近所の人が、カントの散歩する姿を見て時間を判断していたというほど、毎日きっちりと生活したことで有名。夜10時に就寝し、朝5時起床。あ、喫煙家だったんですね。6時から執筆。4時間の大学での講義、パブで一日一食の食事。生涯独身ですからね。夕方4時から5時が散歩。5時から3時間ジョセフ・グリーンとのおしゃべり。ジョゼフ・グリーンは唯一のカントの親友で学究肌の英国人貿易商。世界情勢から哲学まで論議し合った仲で、カントの著作は彼との対話の中で思考が練り上げられていったとも言われています。カントに財テクを手ほどきしたのも彼。

    建築家コルビュジエ


    夜11時に就寝、朝は6時に起床。健康体操! 鬼嫁イヴォンヌとコーヒーそして食事。子どもをつくっていませんからね。8時間半の仕事。家で5時間半。自宅はナンジュセール・エ・コリ通りアパートです。こんなバリバリのシティライフですから、田舎のカップ・マルタンに極小別荘である休暇小屋(カバノン)をつくったんでしょうね。この人は大学で専門的な建築学は学んでいないんですよね。才能と興味で行くとこまで行った人です。

    作家バルザック


    以下ウィキから。「まずコーヒーを牛飲し、主として夜間に長時間にわたって、何回も推敲を繰り返しながら執筆した。執筆が終わると、疲れをおしてすぐに社交界に顔を出した。 小説を書いている以外の時間は、社交界でご馳走をたらふく食べるか、知人と楽しく過ごすかのいずれかに費やされた。もはや伝説になっているバルザックの大食いは、(糖尿病が原因と思われる)晩年の失明や、死因となった腹膜炎を引き起こしたと思われる。借金も豪放、食事も豪胆であった。事業の失敗や贅沢な生活のためにバルザックがつくった莫大な借金は、ついに彼自身によって清算されることはなく、晩年に結婚したポーランド貴族の未亡人ハンスカ伯爵夫人の巨額の財産がその損失補填にあてられた。」というライフスタイル。

    学者ダーウィン


    彼はパニック障害に悩まされ続けた人生。ですからこういったライフスタイルなんでしょうね。若いころ彼は結婚について、「永遠の伴侶、年をとってからの友人……いずれにせよ犬よりまし」 「本のためのお金が減る、おそろしい時間の無駄」と書いてますが、結婚していてよかったですね。

    上表の黄土色部分が余暇。結構多いですよね。
    スクールという言葉が暇という意味からきているように、一日の中で何物にも追われない時間がないと、創造的な人生は送れませんよね。それとまた、忙しいと言っている人のかなりの数の人は、頭の切り替えができない人なんだと推察しています。例えば今日のこの記事を書くことは、仕事には近視眼的には役立ちませんが、近視眼的な人生観では一定の集団を導く役割は引き受けられないでしょう。頭と時間の切り替えによって作り出した余暇における思索は、まわりまわって肥やしになっているんです、たぶん(笑)。

     

     



     


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    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎県。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。