2014年11月
ハロゲンからLEDへ
わが家リビングのハロゲン電球が切れました。換えを購入しようとして、待てよと。この時代、ハロゲン電球の代替LEDが発売されているのではないかと思い至ったのです。
それで、ハロゲン電球の型番「JDR110V27W/K5M-PDの代替LED」と入力して検索すると、即座に答が見つかりました。ありました。LED電球の型番はLDR4L-M-E11/2。
メーカーサイトからの引用。「省エネ・長寿命 : 新製品の「ハロゲン電球形4.2W」と当社JDRハロゲン電球とを比較すると消費電力を約88%削減できます。また、JDRハロゲン電球に比べて約4倍の長寿命なので、取替えの手間を大幅に削減できます。」
実売価格の比較。ハロゲン1000~2500円、LED2800円程度。
さっそく購入。光の質も気に入りました。これはいい。ノーベル賞もらうはずです。
玄関プラント オオタニワタル
金属製ドアが武骨にはまった味気なく狭い玄関。陽の光も届きません。有り様によっては納戸。
購入してすぐに自分で漆喰を塗りました。塗っている最中に転倒骨折も。半畳程の靴を置くスペースにも白系ストーンを敷き、わずかな光でも明るさがまわる空間にしました。一日中弱いLED電球をつけています。
やっと気に入った玄関用プランツにも出会えました。植物名はオオタニワタル。わが家でも屋外に植えていましたが、この植物の特性を私はつかめていなかった模様。一日中陽が届かぬわずかな照明空間で育てると、写真のようにヤケがでることもなく美しい黄緑になります。
ソファー
狭い住居。ソファーは背もたれが低いものを採用しています。狭小な部屋に背もたれの高いタイプを持ち込みますと、視線を遮りうっとうしさが出ます。また、横に面積の広い黒を置くことで、空間が安定してくるように感じています。
娘と飲みに行く
私には娘がいます。そう遠からぬ時に他所に引っ越していくことでしょう。
夜の街に二人で繰り出すことにしました。この街の使い方の基礎基本は伝えていてあげたいと。
「和と洋どっちスタートがいい?」
「和で」
「じゃあ、新米のころの給料で行きやすい所を教えることにする。まずは安楽子かな」
「あ、そこお父さんに連れていってもらった」
「あ、そうだったかな。じゃあ、いなほは?」
「そこも」
とかなんとかで、長崎駅で汽車を待つ間使う店ということで桃若へ。おでんの店。そこからタクシーで私のホーム諏訪の杜へ。娘に紹介する店をマスターに相談。
で、オーセンティックバーに連れて行くべきだということになりまして、ウェイヴァリィへ。その前にかにやで少し腹ごしらえ。
と言いつつも、私は昨今アルコールは極力セーブ。
「天空の城」の登山道を無許可改修
史跡へのリスペクトに欠けた行為を残念に思います。
以下、日本経済新聞から一部転記。
日之江城跡に桜を植えようとした町長は逮捕
竹田城址への道路を勝手に工事した朝来(あさご)市の役人は 無知だったのか? 前にも書いたが「法の不知」を罰するかどうかは 難しい問題だが、法を基に仕事をする公務員だけには「法の不知」の 弁護は出来ない。だから私は軽々(けいけい)に地方分権をするべきではないと考えている。市町村には「法の不知者」が多すぎるのだ。就中(なかんずく) 文化芸術に関してはもう殆ど無知といっていい。数年前島原半島の国史日之江城跡を桜の名所にしょうと町が工事して 町長が逮捕されたことがある。県もキリスト教会群を世界文化遺産にしようとしてるが、なったとして観光客が多数きたとき利便と不便の矛盾に直面するはずだ。充分今から論議をしていただきたい。
冬が来た
恐るべしタオルケット族
冬場タオルケット一枚で寝る人々
驚愕した話。この11月になってもタオルケットで眠っているという人に会った。「え! 11月だっていうのに?」
「はい、寝間着はTシャツと短パン」
「ええ! Tシャツと短パンに、タオルケット1枚かけて寝てるって!?」
「はい」
「家の暖房は?」
「1年中なにも入れない年もあります」
「えええ! コタツは?」
「わが家にコタツはありません」
「! ご家族も大丈夫なの?」
「えっとですね、新婚の冬にですね、まだ暖房いいなと思っていたら、女房もなにも言わなくって、そのまま春まで行ってしまって」
「奥さんも寒さに強いの?」
「そうだと思います」
ちなみに今夜この会話をしていた時、彼は半ソデでありました。
小学生のころアムンゼンを真似てました
小学校高学年の頃、アムンゼンの伝記(彼は、子供の頃から極地探検を志して、薄着で、冬窓を開けて寝ていた。北欧ですからね)を読んで、その真似で冬、人より1枚は薄着で過ごし、寝室の窓を開けて寝てました。高校大学と山に登っていた時、今の様に良いウェアがありませんから、このトレーニングは役立ちました。その後、外洋セーリングレースは、濡れて風に当たりますので、やはり鍛えられます。今でも、低温には強いですが、暑い方には弱いですね。しかし女房は、暑い寒いの両方に私より弱いので、我が家がエアコン無用というわけでもありません。
ベーリング海峡を越えて南アメリカ大陸の先端まで到達したモンゴロイド
ベーリング海峡を越えて南アメリカ大陸の先端まで到達したモンゴロイドのある部族は氷点下の環境でも裸に近い格好で過ごしていたと何かの記事で読んだことがあります。人間本来の持っている能力ってのすごいもんだとその記事を読んで感心しました。本当にそんな部族がいたのかなぁ?
ヤーガン族の最後の一人
じだらくさん。ヤーガン族がこれにあたるでしょう。この部族は、南米大陸の南極に近いパタゴニアに暮らしていた黄色人種です。毛皮を身にまとうこともあったようですが裸が基本。その訳は裸で火に当たった方があたたかいからとか。アザラシやペンギンなどの脂を体に塗り防水と保温としていたようです。西洋人によってもたらされた病原菌によってその多くが亡くなり、現時点ではナバリノ島にヤーガン族の最後の一人である女性が住んでいます。上画像はヤーガン族の正装でネット上ではその強い特色が話題となっていました。
アリュート族のカヤック乗り達も
かつて、おそらく19世紀か20世紀初頭までだったのではないかと思いますが、アリュート族のカヤック乗り達も、木を曲げて組み、アザラシの皮をピンと張り付けた細いカヤックで氷海を無事に生き延びるため、男の子は早朝から氷水を張った風呂に漬けて耐寒訓練をしていたという文献があったように聞き及んでいます。また、グリーンランドにも同様のカヤック乗りの文化が伝承されている(狩りに使う人はずいぶん減って、今はほとんどいないらしいですが)のですが、特に後者では、ロール(転覆した時にパドルと上半身の捻りで舟ごと表に返る技術)が素晴らしく発達しています。何十種類ものロールの仕方があり、中には獲物や大きな石を手に抱いたままパドルなしで回るといった超特殊なテクニックもあり、ヒトの先鋭化はそこまで行き着くものなのかと、今更ながら驚愕しています。
ちなみにヒトは、莫大なエネルギー源の宝庫である脂肪さえ上手に素早く燃やせれば、体温や体力の維持はかなり容易になります。赤ちゃんの時には、背中中心に存在する褐色脂肪組織というミトコンドリアの多い特殊な脂肪が多いため、簡単に脂肪が燃えますが、大人になるとこの組織はほとんどなくなるようなのです。
ボトルランプのつくり方
昨夜、ちょこっとバー。店に使用されている照明が気に入りました。
写真中の赤い矢印のものです。ワインのボトルを途中で切って、ランプのシェードとして使用されており洒落てます。ボトルの切り方を調べてみると分かりましたのでご紹介。動画では、切った底部を使ってグラスにしています。上部をつかえばボトルランプになります。
1. 紐を巻く
2. 巻き付けた紐をオイルに浸す
3. もう一度ボトルに巻いて火をつける
4. 冷水をかける
5. ヤスリで磨き仕上げる
それにしてもこの動画の危険なこと。開け放ったオイル容器の近くで着火とは。ざっとした連中ですね。よい子のみんなはマネしないようにね。
現代人がシンプルなものを求めるのは、実際の環境が複雑になってるから
私が日常暮らす自宅は、各家具の主張を極力抑えたものにしている。
先日、吉田隆さんがこんなことをつぶやいていた。
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「それが何かのデザインであっても、ライフスタイルであっても、現代人が何かにつけてシンプルなものを求めるのは、実際に生きている環境が手に負えないほど複雑になってしまっているからじゃないかな。例えばアップル製品はとてもシンプルで機能的で洗練されていて、それらにふれるだけでも、ユーザーの考え方までシンプルに整理してくれるような気がして、それも大きな魅力のひとつだと思う。でも、社会自体がもっとシンプルに人びとの幸せのために機能するようになったとしたら、アップル製品のようなものは少なくなって、もっと有機的な、例えばガウディの建築のような、人の感覚によりそうようでいで、さらに人間には手の届かない大きな物語の世界へと向かうようなものを求めるようになるんじゃないかと、ガウディ展を見ながら思ったよ(=゚ω゚)ノ」
流木スツール
「ほしいものが売ってないんですよね」 これは機械屋さんの言葉。
同感。つくるしかない。
で、つくった。流木スツールだ。
海岸に行って流木を集める。流木の持つ素材感を自分でつくれと言われてもできはしない。波間で揉まれた経年がつくりあげたテイスト。実に素敵だ。座面は流木に質感を合わせ荒らす。これと麻ひもを組み上げ空間を構成した。
野太いのをもう一つ。
イサムノグチは、いかなる材料でも、具現化できるものはすべて彫刻であると考え、家具を発表していた。そんな発想は楽しい。
工作物としての仕上げの完成度は求めない。ザックリとつくる。
できた。スツール3兄弟。愛いやつらじゃ。バーカバノンに置く。
バー・カバノンにスツール搬入。
間違った挨拶
『百万回生きたねこ』 いつからプロテスタントは輪廻転生説を認めたの?
牧師が『百万回生きたねこ』を絶賛している説教を聴いて、いつからキリスト教は輪廻転生を認めたのと思ったり、僧侶が「逝去し、魂は御浄土に帰っていく」と言うのを聴いて、いつから浄土宗は御浄土を輪廻転生の一ステージとしてとらえるようになったんだと思ったり。
適当な名言パッチワークのような巻頭挨拶が溢れていて、フォーマルな会に出席していますと指導的立場の方の認識の薄さに落胆することがあります。
「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」は結果の平等を否定している
よく間違ったニュアンスで引用される名言。福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」。この文章は間違って引用される典型例。あの名言の後には次のような文章が続きます。「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと言えり。されば天より人を生ずるには,万人は万人皆同じ位にして,生まれながら貴賎上下の差別なく,万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物をとり,もって衣食住の用を達し,自由自在,互いに人の妨げをなさずして 各ゝ安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。されども今広くこの人間世界を見渡すに,かしこき人あり,おろかなる人あり,貧しきもあり,富めるもあり,貴人もあり,下人もありて,その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。その次第甚だ明らかなり。実語教に,人学ばざれば智なし,智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は,学ぶと学ばざるとによって出来るものなり。」
厳しい指摘ですね。人は生まれながらには差はないが,生後その差が現れる。そう言っているのです。つまり結果の平等は否定されています。これを間違って引用する挨拶がこの世に溢れています。
不惑、天国
私が心底、許せない、と感じる「これを間違って引用する挨拶」は、「不惑」。あれは、孔子だからこそ言えたこと。逆に言えば、孔子は、「私以外の人は、惑っている」とバッサリやっているようなもの。
仏式葬儀において、弔辞に「天国で・・・」という文言。仏教にも「天国」はあるは、それは六道輪廻の一つ。ここは、「浄土で・・・」というべき。
アメリカ「独立宣言」から
諭吉の「学問ノススメ」はトーマス・ジェファーソンのアメリカ「独立宣言」 を下地にしたものであります。
TVを見て一言
某職員 「日本だけだそうですよ、大人がハロウィンやってるところって。なんで日本ではそうなるんでしょうね?」
私 「そりゃ、アメリカなんかでやったら射殺されるからさ」
TVCMの終盤で、年老いた妻が夫のギター演奏に「すてき~」と拍手。
私 「時にはこんなふうに言ってもらえないかな」
家人 「グループホームにいったら、いくらでも言ってもらえますよ」
冨田が異常にまばたきする会見であることに驚く 。
そりゃ来ますね、こんな判決が出ますと。「2014年10月16日、福岡地裁は五島列島付近の日本の領海内でサンゴを捕獲していた船に無罪判決を言い渡した。理由は日本領海と知らなかったと言ってるからしょうがない、というもの」 裁判官名は丸田顕。
ピンクフロイドがニューアルバムリリース
11月、ピンクフロイドがニューアルバムリリース。なんと20年ぶりだ。
私の若き頃の精神に大きな影響を与えた音楽の一つ。ピンクフロイドを聴かないと一日が終わらなかった。新アルバムのタイトルは『永遠(TOWA) /THE ENDLESS RIVER』。動画はアルバムから公開された音源。