2018年5月
広島大学で講演
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早坂さん、安東さん、ダスさん、お世話になりました。
上写真は宿泊棟ロビー。この設計に象徴されるように実に立派な学問の府。キャンパス内に粛々として清楚な気が流れていました。
これは、夜に御三方からお世話になったお洒落な店。話題の中から二つだけご紹介。
インドは日本の原爆犠牲者を追悼してくれている
毎年8月6日、インドのコルカタ(旧カルカッタ)では「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を掲げた大規模な集会があっていること。調べてみますとインド下院も同日、日本の原爆の犠牲者を追悼するため黙祷を長年続けています。人類未曾有の惨事を体験した当事国である日本でさえ、原爆投下日、広島、長崎以外で大規模な集会が行われている都市がどこにあるでしょうか。長崎、広島への投下時間、我が国全ての地域で黙祷の実施がなされないものか。さらにわが国の国会で黙祷がなされているのか。日本人として恥ずかしく思った一時でした。
和歌山ヒ素カレー事件は冤罪の可能性
概要、 詳細- 散人さんのコメント
2011年の調査では、日本国民の85%がアメリカに好意を持っていると発表された。ヒロシマ・ナガサキの原爆投下の怨みは消え失せてしまっている。
戦後日本国民は、戦争責任を全て軍部に押し付けた。ドイツ国民が、ヒットラーの責任にしたと同じ様に。翼賛体制化ではあったにせよ、日本国民は議決して戦争を選び、またドイツ国民は歓呼の声でヒットラーを迎え第三帝国を推し進めた。本当に怖いのは熱に浮かされた国民なのだ。
1945年からの占領軍GHQは、労働組合設立、農地解放、財閥解体、教育制度の徹底的見直し、の4点セットで、日本国民の意識改造をした。これが、アメリカっていい国なんだぁと思わせた。ヒロシマ・ナガサキの件は、日本人の中で希薄化していった。ある種のストックホルム症候群である。
あの東京裁判で「日本無罪論」を展開したインドのパール判事は、昭和27年二度目の来日をした時、 「日本は独立でも何でもない、しいて云えば半独立だ。アメリカから与えられた憲法の下で、日米安保に依存し、東京裁判からの自虐史観などアメリカナイズしたものの見方が少しも直っていない。日本人よ日本に帰れ、と私はいいたい」と感想を述べた。
現代人でインドのパール判事を知る者は殆どいない。
日本無罪論を主張したインドのパール判事は、日本人よ日本に帰れと言った
フロム・ザ・バレル
ボトルデザインは佐藤卓
美しいボトルに詰められたウイスキー、フロム・ザ・バレル。500ml、アルコール度数51%、小売希望価格2,400円、ボトルデザインは佐藤卓。受賞歴が物語るようにこの価格からは考えられないうまさ。私のお気に入りのウイスキーでした。ところが、風の噂では生産終了の話。確かに数年前から見かけません。
キープ価格2万5千円
しかしこの前出会ったんですねぇ。
「私の巣に行きましょう」
そう声を掛けてくれたのは松永くん。同じアパートの住人として出会って以来30年の仲。彼がキープしていたのがフロム・ザ・バレル。聞くとキープ価格2万5千円。
「えっ、2万5千円!」
「もう、つくってないですからね。自分が好きなものを飲むってことですよ」
マニアックなことを言う男です。気に入ったもののためならば、10倍の金を出してでも手に入れる。そんな男。そういえば、長崎大水害の最中、彼は島原に遊びに来て、土嚢を乗り越えて二人して飲みに行ったこともありました。
はじめてのキャンプも松永くんと
はじめてキャンプを楽しんだのも、彼と。独身時代のある日、一杯傾けながらこんな話に。
「松永くん、こうして夜な夜な飲みに来てるだろう。この金があればもっとゴージャスな飲み食いができるよな」
当時、私は背広の左内ポケットにボーナス、右内ポケットに月給を入れて飲み歩いていました。現金払いの時代で、まだ携帯電話も登場していません。家に帰ると、留守番電話に松永くんから「今夜は〇〇で飲みましょう」と吹き込まれているのを聞いては、店で落ち合うのを常としていました。
「キャンプでも行きますか」
「お、いいねえ。うまい肉とワイン、そしてオペラ」
というわけで、道具を揃えて、満月の山野に出かけたのがキャンプの始まり。道楽の極みから野遊びも始めたのでありました。
写真は松永くんと里山でジャズ聴きながら、牡蠣を食らうの図。
にしても、2千円代のウイスキーを2万5千円で購入し、嬉々とするはマニアック道の極み。
p.s. 松永くん、どうもフロム・ザ・バレルは今も作っているみたいですよ。
- じだらくさんのコメント
白州12年は6月頃,響17年は9月頃がら販売休止だそうです。投機対象となり,チャイナマネーも入ってきてとんでもないことになっているようです。金持っている人はどんなことしても儲かるんだろうし、好きな人はどんなことしても手に入れたいんでしょうね。「ウィスキーは男のロマン」といいながら安いウイスキーをチビチビ……。
白州12年は6月頃,響17年は9月頃がら販売休止
軽自動車の白ナンバー
ツイッターから。
やっぱり茶々が入ったね、黄枠ワロタ。
→図柄入りご当地ナンバープレート全41地域デザイン一覧
ナンバープレートの黄色なんて軽イジメですもん。あの黄色にフィットする車色ってまずない。 それにしても、どこもかしこも、どう間違ったらこんなにダサいデザインぞろいにできるのかと。ほんと昭和感満載。どこか目の覚めるデザインやってほしい。
あの黄色にした理由を警察や道路公団のせいにしてますが、実はトヨタと日産の仕業だと考えています。理由は言わずもがなで、経団連経由で圧力かけたんだろうなと当時から疑っています(笑)
増加する外国人旅行客
(クリックで拡大)観光庁は17日、日本を1~4月に訪れた外国人旅行客は推計で1,051万9,300万人だったと発表。1千万人突破は6年連続。5月中旬に達成した昨年を上回る過去最速のペース。
長崎市のクルーズ客船 前年比50.4増
ここ長崎市でも外国観光客増えてきました。上写真は日曜日の長崎港松が枝国際ターミナルビル内部。人種の坩堝とはこのこと。大型観光船の接岸は年々増加していますし。中心街に行くと、日によっては「ここは海外か」と思う程。
違う国の人たちがわんさかいると、長崎っぽさが急上昇する
下妻みどりさんはそれをして、長崎っぽさが急上昇とツイート。
- 「気になってたベトナム料理屋さんに行ったら、お店の人もお客さんもベトナム人で、中華街をぷらっと歩いたら、客船の中国人があふれてて、どちらでもなにが話されてるのかさっぱりわからず、そのうち呼び込みの日本語も異国語っぽく聞こえてきて、たいへんに旅気分を味わえた」
- 「違う国の人たちがわんさかいると、長崎っぽさが急上昇するし、空気がとてもいい感じにゆるむ。息が楽になる感じ。そんな風土なんだろうな」
そうですねこの地は、江戸時代から中国、オランダと交易していた歴史が染みついた土地。
長崎港松が枝国際ターミナルビル
(クリックで拡大)「長崎市の名建築」シリーズ。第2回はこの作品。
撮影に出向いた日、大型クルーズ船が埠頭に着岸していました。そう、上写真で一見マンションのように見えるのがそれです。
ではターミナルビルはどこにあるかといいますと、その手前の芝生の中。柔らかい芝生のスロープの中に設えられています。これこそがこのビルの最大の特色。ターミナルビルは、クルーズ客船及び景観を視界から遮ることなく連続性をもって配置され、世界に開かれた長崎港を発信することを旨としてつくられました。
岸壁側を緑化された天井から覗き込むとこのようになっています。大きなビルですので、全容を捉えるのは海や空からのショットがふさわしいでしょう。
こちらが建物の内部。太陽光を室内にとりこみ、太陽光発電を利用した地球温暖化にやさしい構造になっています。クルーズ客船が入稿の際は、ここが多数の国の人々によって混雑します。
船上から観光客には、どのように街の景観が写っているかは、こちらをご覧ください。
https://goo.gl/maps/Q5SdAh7i4RP2
左手に長崎水辺の森公園(2004グッドデザイン賞)、長崎県美術館(JIA日本建築家協会賞他)、長崎出島ワーフなど一大デザイン地帯の連なり。中央に中華街と繁華街。そして右手には、グラバー園等の西洋文化の佇まいが望めることが分かります。
このビルが備えられた長崎港松が枝国際観光船埠頭は、次の各界著名人等のプロジェクトとして組み上げられていきました。
長崎県 (長崎県)、伊藤滋(早稲田大学特命教授)、篠原修(東京大学名誉教授) 、石井幹子(株式会社石井幹子デザイン事務所代表取締役)、上山良子(長岡造形大学学長) 、林一馬(長崎総合科学大学教授)、株式会社オリエンタルコンサルタンツ (東京都)、インターメディア一級建築士事務所 (長崎県) 、NKSアーキテクツ (福岡県)。
そして諸意見を咀嚼しビルの設計にあたったのが、佐々木信明氏です。
佐々木信明
土木学会デザイン賞2013優秀賞
2011グッドデザイン賞
2011第17回都市景観賞
長崎市松が枝町7番16号
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館
(クリックで拡大)「長崎市の名建築」と聴いて最初い頭に浮かぶのがこちらです。
訪れる者は、まず地上部に設えた巨大な円形の水盤の回りを周回しアプローチしていきます。夜間水中に約7万個の光が点灯し、亡くなられた方への哀悼の意が捧げられている水盤。地下施設に下っていくのは、そこから突き出た強化ガラスでできた門の間から。
地下へと誘うシンメトリーの深い階段。
現れるのは壁面から流れ伝う水の回廊。
そして長く狭い通路。こうして静寂と厳粛が辺りを支配し、ここが聖なる空間であることを私たちに体感させていきます。
写真に写る通路中ほどの光のスリット。そこから主空間に入っていきます。
いきなり冒頭写真の大空間が現れます。天上から降り注ぐ光。光に満ちた大空間。この世のものとは思えない圧倒的空間。12本の強化ガラスの光柱の奥には、名簿が奉安された名簿棚が配置されています。ガラス柱が立ち並ぶ方向が落下中心地。
点在する水盤。言葉による解説は極力避けられ、来訪者が体感するように設計された高度な場となっています。人類未曾有の出来事がここで起こりました。鎮魂の場であると同時に、世界への発信の場がここにあります。
入館料無料。
栗生明
第8回アルカシア建築賞公共施設部門ゴールドメダル
バーバラ・カポチン国際建築ビエンナーレ賞公共施設部門最優秀賞
第46回建築業協会賞(BCS賞)受賞
日本建築学会作品選奨
グッドデザイン賞受賞
第22回日本照明賞受賞
第13回長崎市都市景観賞受賞
長崎市平野町7-8
日大アメフト殺人タックル
一般人から直接当事者に意見が届く時代
聴衆の面前で行われた犯罪です。刑事事件として対応すべき事案。双方の主張がどうのこうののレベルではありません。
日本大学は三重の信用失墜を続けています。第1に、その試合に象徴されるプレー姿勢。第2に、私は指示していないと発言し雲隠れした内田正人監督の在り様。第3に、内田監督を守りに入った日大当局の対応。
もし内部事情で動く組織ならば、刑事告訴し目を覚まさせる必要があるように思います。
日本大学公式Twitterは現在も通常の情報発信を続けており、その姿勢が批判を受けています。
https://twitter.com/nichidai
改めて、一般人から直接当事者に意見が届けられる時代になったのだと実感します。
youtube上での日大アメフト批判
なぜこのような体質なのか。中核である田中英寿 理事長に起因しているところ大でしょう。こんな黒い人物が運営する大学です。
https://blog.goo.ne.jp/kentanakachan/e/b1154beee80ff3e4f29258c9aab1c754
日大No.1の理事長が、ごっつあんです相撲あがりで、闇組織との関係を持つ人物。
日大No.2の常務理事&人事部長が、壊してこいアメフトで、渦中の人物。
いつの間にか、日大は学問の府ではなくなっているという事が露呈していくでしょう。
刑事訴追で問題解決すべきです。
ボールを離した敵は死人だと思え、触るな!
高校時代ラグビーをやった。コーチが云っていた、「ボールを離した敵は死人だと思え、触るな!」と。 one for allである。ボールを掴んだ敵だけに15人は突進するのだ。あとの14人は死人(しびと)なのである。今回の日大の監督の教えは間違いであります。断じて許されるべきではありません。
人間は殆どが負け戦(いくさ)の連続であります。がルールの範囲内で戦っているから次は頑張ろうと思うのであります。
今回の日大のやり方は、ヒロシマナガサキの米国の原爆投下に似ていると思うのは散人だけでしょうか? 大げさに過ぎるかもしれませんが私はそう思うのです。
戦争さえルールがあります。それは非戦闘員を殺してはならないということです。
僕はアメフトの大ファン。ずっとアメラグと言ってるけど。だから今回の件は許せない。
このタックルは如何なものか??
💢💢
漢字読めるかな?
- 等閑
- 内訌
- 内帑金
- 轅
- 流造り
- 散人さんのコメント
今私はやっと念願の「蔵書がたくさんある遊び人」になった。高校時代の終わりに「特になにもしない人、強いて云えばなにもしない間に本を読む人」になりたい、と思ってから半世紀もかかった。
本を読むには「字」を知らねばならないと気付き、先週から「岩波現代用語辞典」を「あ」から読み始めている。知らない「言葉」がこの私でもけっこうあるのに気付いた。
-
「な」
- 等閑__なおざり_____意:ものごとをいい加減に見過ごすこと
- 内訌__ないこう_____意:うちわもめ
- 内帑金_ないどきん____意:君主の御手元金
- 轅___ながえ______意:牛車などに前に長く出た棒
- 流造り_ながれつくり___意:神社建築の一つの様式
原さんのサテライトオフィス
- 原さんのコメント
ははは。
実はいつもワタシがテント張ってる2〜300m程のところに、昨年カフェ今年それに付随してホテルがopenしたらしいのですね(何年も使われなかった元リコーの保養施設を改装して)。
http://www.bbbhaus.com
なにもないところで何もしないで耐えられる人がどれほどいるのか楽しみです(福岡の建築家やデザイナーはこぞって念願のリゾートホテルが出来たと誉め称えていますが)。
ワタシが半裸でトボトボと海辺を歩き、視線を横切るとどうなるか?と思っているのですが……(笑)。
暇だからと海岸歩いて、昼寝してるテントまで散歩したりされるのもイヤだなぁ。
衝撃大盛皿うどん
寿々屋
衝撃の皿うどんをご紹介しましょう。寿々屋の皿うどんです。
店内に張られた著名人の色紙を眺めながら待つことしばし。運ばれてきた一品を見て唸りました。
デカい……。
「取り皿を持ってきましょうか。その方がたいらげることができますよ」と店主。そういうものとしてあるらしい。味も上々。
場所も渋い。長崎市は館内。車で乗りつけられません。緩やかな坂になった路地を歩いて行きます。で、辿りついた店は本当に地域の食堂といったところ。風情あり。
メビウス
久しぶりに描いたイラスト
↑こんなイラストを描きました。イラストを描くなんて何十年ぶりでしょうか。仕事関係の検討案の一つ。
やっぱりと言いますか、イラストを描きますとアメコミ風のサイバーパンクな上がりに(笑)。周辺の若者に感想を求めますと、賛否分かれました。このイラストの訴求力が中途半端なんですね。デザインは、ターゲットが観た瞬間、自分が呼ばれているように感じさせることが大切。
もっとシュッとした線を求めているのが、現代の若者たちのテイスト。
漫画家メビウスの作品って古くなりませんよね
そういう意味では、フランスの漫画家メビウス(ジャン・ジロー)の作品って古くなりませんよね。彼の作品には浮世絵からの影響を多々感じます。
というわけで、こんな感じでメビウスに寄せてみました。浮世絵 美人画的テイストも意識しながら。メビウスは一発で線を決めていくんでしょうけれどね(笑)。ここから引き算して仕上げてみようかな。
波の湯「茜」
小浜の海に面した温泉「茜」
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ/若山牧水
昨日、紺碧の空の下、小浜の海に面した温泉「茜」を楽しみました。
ツイッター上で、ねこまんまさんから次のようなご指摘を頂きました。
「もったいないですね。そのコンクリの防波堤が美しくなくインスタ映えしないだろうと考えられますので、そういうのを何とかすれば印象変わると思います。せめて視界に入れないとかですね」
移住人気が落ちてる長崎県
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NPOふるさと回帰支援センターが発表した移住したい県。どうした長崎。さみしいですね。
メンマの作り方
昨今のマイブームは、セブンイレブンの「ピリ辛味のやわらか 穂先メンマ」。酒のアテとしてハマっていました。
このメンマが自分でつくれると。恥ずかしい話ですが、この歳までメンマがタケノコからつくられていることさえ知りませんでした。
で、早速やってみました。最速メンマの作り方。
今回はタケノコの穂先だけではなく、全体を使います。といいますか、多少固いところをメンマの材料に用いるのが一般的なようです。
スライサーでスライス。
アクを取るため米をキッチンペーパーに包んで、一緒に煮ます。私は30分ぐらい煮たかな。
その後水洗いしたら、これでもかという程に絞って水分を取ります。
袋に入れて、冷凍庫に入れてカチカチに凍らせます。
そしてレンジで解凍。こうすることで、タケノコ内部の水分を最速で取るわけです。
天日乾し。すると「あれっ?」と思うほど、少量の乾しメンマができます。
この後調理すると、量は元に戻ります。
煮ます。
元のタケノコ600gに、水400ccぐらい入れたかな(継ぎ足していきました)、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2、鶏ガラスープの素小さじ1、七味お好みで。最後にごま油をたらして出来上がり。
なかなかイケます。
今回は最速メンマということで、スライサーでスライスしましたが、一般的にはもう少し厚く切るようですよ。
新潟女児殺害事件
校長は単純に被害者とは言えない
学校の動きが伝えられるたびに心配しています。
校長は、自らを被害者側に置いて発言しています。確かに登下校時への法的責任は学校にありません。けれど以前から不審者情報があった中で、通学安全マップを作成していたのか、集団登下校体制をとっていたのか、地域全体で見守る体制の整備を力を合わせやっていたのか。あるいは当日、不審者情報が管理職まで速やかに上がる児童との信頼関係ある学校づくりができていたか。そう自省すればコメントは変わるものと思います。
全校集会はしてはいけないし、被害者とシンクロさせる話はしてはいけない
また、全校集会で「天国にいる被害者に言葉を掛けてほしい」と校長は話したといいます。パニックを避けるため、全校集会はしてはいけません。小集団で伝える。また上記のような被害者とシンクロさせる講話は特に幼少期にしてはいけません。不安と体調不良の引き金となります。こうした鉄則が抜け落ちて対応が進んでいるようです。
教育委員会のサポートが疑問
確かに校長は、こうした事案発生の際、現場対応で手一杯となり、配慮が回らないことが多々あり、現時点で責めるべきではありません。こういう時は、教育委員会が校長をフォローする役割を果たさねばならないのです。今回、校長と学校の動きが伝えられるたびに、そうしたサポートが適切に行われているのか心配になっております。
報道は被害者の映像を流し続けてはいけない
さらに、今回も報道は、被害者の映像を流し続けています。行方不明であるならいざ知らず、なぜ被害者の像を流し続けるのか。ご遺族を慮ると心が痛みます。
一刻も早い事件の解決と、今後の児童の安全確保体制が築かれるようお祈りしています。
こきぷり
中国の好医生薬業グループの工場ではゴキブリを漢方薬の原料として飼育しているとのこと。その数、年間60億匹。これを受けて、ツイッター上ではこんなコメントが。
- 萎える!お兄さん@大学教員
「昆虫は食ったことないから抵抗感があるけど、よく考えるとエビやカニを食べる習慣がない人たちからしたらエビやカニも似たようなもんだろう、と思う。エビだってよく見たらグロい。」 - 佐々木俊尚
「シャコなんてほとんど虫ですよね。」 - タケウチマキ
「ゴキブリに食用の違う名前つけるだけで素材としてはわりとさらっと受け入れられそう。」 - 佐々木俊尚
「銀シャコとか、そういう名前にすればゴキブリも立派な食材になれるのでは。」 - まつを
「ブルドックソース創業者は愛されるように、ブルドッグではなくブルドックを採用した。濁音が続く語感は×。したがってゴキブリも、「コキプリ」にすればいい。もっとやわらかくしたかったら、ひらがなで「こきぷり」(笑)。」 - がけつ(画力欠乏症)
「なんだか日曜朝の魔法少女ものみたいになってますが(笑」 - まつを
「こんな感じ? 「こきぷり」 まつを画伯描く。」
宇佐美圭司の作品をゴミとした東大生協
猫に小判、豚に真珠とはこのことです。
「東大と東大生協は8日、東京都文京区の本郷キャンパスにある同大中央食堂に設置されていた画家・宇佐美圭司さんの絵画を、所蔵者の東大生協が廃棄処分していたことをホームページ上で明らかにし、謝罪した」(読売新聞)。
そのホームページ↓。
http://www.utcoop.or.jp/news/news_detail_4946.html
大きなミスの際は責任者は顔出しせよ
年金の大規模手続きミスなどの事案の際にも、いつも思うこと。「大きな組織の中でウワムヤにさせないで、誤った当人の顔を見せてみろよ」
今回の場合は責任者さえ顔出ししていません。東京大学消費生活協同組合 代表理事・専務理事 増田和也はこんな顔しています。
今後、当事者がどのような処分を受けるのか、見守りたいと思います。話になりません。
- 散人さんのコメント
当局はこの絵画の重要性を「共有」していなかったという。
私も抽象絵画を何点か所有しているし、当病院ロビーにも安藤さんの半立体を飾っている。殆どの職員や診察待ちの患者さんが「分からない」とか「何を意味してるんですか?」などと私に聞く。私は笑って聞き流すのだが。
では何故日常的にあなたは日本語を話せるのか? それは学習したからであります。いくら東大生であっても芸術面の思考停止はあるのであって、「芸術が分からなくても事務次官にはなれるもんね」とか「芸術が分からないでも弁護士にはなれるのだ」という功利主義に陥っているのであります。
自分の理解力の程度の如何を棚上げして「分からない」というのは一種の傲慢であり、学習放棄でもあります。直ぐ解が分かるものは直ぐ腐るのであります。この日本、実利や功利に走るきらいがあるのが心配であります。
「分からない」は学習放棄である
財政健全化計画
- 散人さんのコメント
社会保障費は33兆円で予算の三分の一
政府は6月にも新たな財政健全化計画をまとめる。社会保障費の伸びの「目安」を巡る攻防が本格化してきた(日経新聞5月8日)。
それと別に「日医総研」から4月26日に「社会保障費と財政について―国の2018年度予算を中心に―」というA4版57ページにもなるワーキング・ペーパーが配信された。
18年度の社会保障費は33兆円で予算の三分の一を占めた。今後未曽有(みぞうゆう、と云った総理がいたが)の高齢化時代突入で増額必死の状況下、どう財源確保していくのか?
国内的には最大の政治課題であろう。金食い三点セットは建設国債残高・財投国債・赤字国債
政府マスコミは一番の悪玉が「社会保障費の伸び」と云っているが、これは真っ赤なウソ。
国債発行残高が1,000兆円超(2016年末)になった原因は、
一 建設国債残高 274兆3,800億円
一 財投国債 110兆9,000億円
一 赤字国債 558兆4,800億円
これで943兆円になる。財政を苦しくしているのは、この金食い三点セット。財投国債は後進国などに回り、朝鮮半島に今後回す可能性もある。
野党も追求もしない、マスコミも報道しない。社会保障費の年増加は0.1兆円程度であり、建設国債や財投国債を回せば(法律を作って)済む話。
里山新緑祭
ゴールデンウイーク。気心の知れた方々と、隠れ家 里山で野遊びを満喫してきました。
まず食器をアルコールでクリーンアップ。そしてたっぷり湧水をスタンバイ。
輝ける大型ステンレスダッチオーブンで調理開始されるしんのじシェフ。
アウトドア・システムキッチンのオーブンで挑まれるじだらくシェフ。
いつもの焚火も健在です。
それぞれがそれぞれの在り方を楽しむ一時。手前に見えるハンモック。
こうして供される絶品の数々。そしてお持ち寄られた美酒の数々。
鮮やかな新緑、美酒美食、そして豊かな会話と笑いを楽しむ。生きてるって素敵です。
日が暮れてウクレレ演奏も軽やかなthomさん。
各世代の歩み
家人、帰着。
アラフォー世代は一生貧困を宿命づけられている
「アラフォー世代が歩んだ20年は、23歳が就職氷河期時代、27歳のころワーキングプア、31歳のころ派遣切り、そして40歳がアラフォークライシス。アラフォー世代は一生貧困を宿命づけられている」。NHKがそう伝えていました。
https://news.careerconnection.jp/?p=45495現50代半場世代はバブル
これを聞いた50代半場の家人の言葉。
「私たちは、20代がバブル、そして男女雇用機会均等法。30代の頃に後にゆとり世代と呼ばれる子どもたちを育ててきました」