2019年2月
2019_02_28
明日から3月
今年、こんな日はなかったですね。
2月19日に春一番が吹いて、明日から3月。週間天気予報を見ると最高気温16度の日々が並んでいます。
韓国大統領が『親日を清算し正義のある国に進む』と
今朝のニュースを聴いて耳を疑いました。
「韓国の文在寅大統領が『親日を清算し正義のある国に進む』と語る」。
一国のトップがそんなことを口にするとは。
私はかつて長崎県訪韓団の副団長として1週間ほど訪韓
長崎県訪韓団の副団長として、1週間ほど韓国を旅させていただいたことがあります。1990年代初頭のころです。主催は日韓文化交流基金。これは日韓両国民間の文化交流を強化し、相互理解と信頼関係を築くことを目的に、1983年12月に設立されたものです。比較的若い世代が構成員で、訪ねた先々で韓国の方々にお世話になり、様々な交流も結ばせていただきました。友好を結び続ける努力を行うのが国家のトップだと思っていました。文大統領に失望した日。しかし諸事情を乗り越えてこそ未来はやってきます。春がこないかなぁ。
2019_02_27
ビンが好き
明治宅配牛乳のビン。すばらしいデザインです。
これで180mlあって、コンパクトで、握った時に手に馴染むボディ周りで、唇に当たる面が柔らかな局面で、飲んだ時に鼻腔の下にビンの口がちょうど納まる。何もかも考え抜かれたすばらしいデザイン。飲み物を美味しくしてくれます。
これにリンゴ酢のジュースをつくって飲むのが、マイブーム。
2019_02_26
キンカンジャム
実家にキンカンが実ってました。摘んでジャムに。
洗って、煮て、種とって、ミキサーに入れて、砂糖と生姜で煮詰めます。
朝、ヨーグルトに乗せていただく。
調べてみると、風邪予防や生活習慣病予防に効くらしいんです。
「これってマーマレードかなあ?」
「さあぁ」
家人との大人テイストな会話。
2019_02_25
同級生のつくるパン
「一生、朝食はゴハンにしてくれる?」と言って結婚した私。
そう、パンは強く惹かれる方ではなかったのですが、これはおいしかったなぁ。
今日の朝、実家からジルと一緒にテクテクと歩くこと30分。そして頂いた写真に写ったパン。美味しかった。
贅沢ですよね。朝、ちっちゃな愛犬と30分テクテクと歩いて美味しいパンをつくる同級生んちまで出かけて、でまた30分かけて帰る。いいね。うん、実にいい。そしてそのパンが小説に出てくるような、本当においしいパンで、また贅沢。ありがとう。
2019_02_24
忠犬ジル
朝、おかーしゃんが起きてくるのをドアの前で待つジル。
それはいいから、柱カジるのやめれ。柱のキズはコヤツがかじった跡。
2019_02_23
IT産業の伸び
2000年から2018年までの世界的企業ベスト15社のブランドバリュー。もうね、後半になるとメキメキと音を立ててIT産業が世界にのしていくのが分かります。
※ ブランドバリューとは?
http://www.brand-value.org/about/brandvalue.html
2019_02_22
回ってますか?
この画像、回ってみえますか? それとも止まって見えますか?
疲れていると回るらしいですよ。
2019_02_21
スーパームーン
19日~20日の夜はスーパームーンでした。明け方、偶然月を見て驚愕。
で、この月の写真は約5万枚の写真をつなぎあわせてつくられた超高解像度のもの。もちろんここでは縮小しています。本物はこちらをご覧いただくといいでしょう。多分途中でダウンロードをあきらめるんじゃないかな。
https://ipfs.io/ipfs/QmVLTMHtLRhnft3QspDx4qTJeXY6hiib1j77UfQmY54CGe/mosaic.png
2019_02_20
わが家の晩飯
「ボク、ジル。これオトーちゃんのガウンの股間から出したボクの鼻。晩御飯んとき、いつもこうしてるんだ。
『いただきます』で、オトーちゃんも、オカーちゃんも、ボクも食事を始めるよ。でもさ、ほら、ボク、犬食いだからさ、早いんだよ。
だから、いつもこうしてる。鼻先だけテーブルとオトーちゃんの隙間に、ねじ込んでね」
2019_02_19
バレンタインの別れ
14日と15日でチョコレートが大きい紙袋一杯になった。全て街のスナックのママたちからだ。私が支払った額からすると高いチョコである。浮世の義理である。
しかし教え子の中三のSちゃんのは違っていた。昨春引き受けた時には数学が35点、英語に至っては24点。呆然とした。が引き受けた。週一回、一時間半の勉強だった。私は娘には壁に投げ飛ばして教えた。「うちは畑も田んぼもないんだぞ!」といって厳しくした。が他人様の娘さんにはそこまではできない。だから我慢強く教えた。試験の点数が上がり始めた。
先週最後の教えの時に、Sちゃんが志望校に推薦入学が決まりましたと云った。私はしばし瞠目した。「よくがんばったね」とやっと云えた。
15日にお母さんはケーキ、Sちゃんはチョコを持って来てくれた。
決して豊かではないのが分かっていたからお金はいらないと云った。Sちゃんも少しは自信を持ってこれからの高校生活を送るだろう。
遠くで冬の花火が鳴った気がした。
2019_02_18
『老境まんが』
『老境マンガ』文庫に我らが岡野雄一氏も掲載
「散人会」にて、ペコロスさんから情報がありました。 あの老舗 筑摩書房より、『老境マンガ』文庫が出ました。手塚治虫、白土三平、つげ義春などの大御所の中に、我らが岡野雄一氏も掲載されました。
いよいよレジェンドですか……。共感者がいかに多かったか、ということでしょう。感服あるのみ、です。凄いぜ、ペコロスさん!
散人さん、しんのじさん、ありがとうございます。他の大御所の方々は膨大な作品の中の一部ですが、僕はここ(ペコロスシリーズ)どまりです。でも、やっぱり嬉しいですね。今後共前方足元見て、時々後方見ながら(笑)歩いて行きますので、よろしくお願いします。
(注釈)岡野さんへのかつてのインタビューはこちらでお聴きいただけます。
https://site-matsuwo.com/1.html
- 岡野さんのコメント
まつをさん、老境まんがUPありがとうございます。ちくま文庫さんには他にも同じ編者で「貧乏まんが」「ビブリオ漫画文庫」等があります。どれも同じような空気感の詰まった本です。地味ですが味わい深いシリーズ?です。
さて私事ばかりでスミマセン。告知を。春に角川文庫から「ペコロスの母に会いに行く」が出ます。自費出版等に載ってて単行本にもれた作品も20頁ほど加えてます。原画失ったものは描き直して。描き直した途端出て来たり。同じタイトルのショートアニメがNBCのあっぷるの時間の中で、5月から週一で流されます。他にもバタバタと続きますが、つまるところは日常の延長で。飲みながら。こつこつと続けて行きたいと思います。時々皆さんと一緒に飲めるのが、嬉しいです。
人生途中(途上?)報告でした。失礼しました。
2019_02_17
おでん電車
長崎のチンチン電車がやっているおでん電車で飲んできました。
なかなかチケットが取れないんですよね。売り出しと同時に即売状態。
車内は、窓に向かってカウンターが伸びていて、おでんと弁当がセットされてます。生ビール、焼酎、ウイスキーなんかが飲み放題。
19時に出発の1時間半の行程で市内を巡ります。ちょうど今はランフェス開催中で、電車内から見る街並みはまるで「千と千尋の神隠し」の世界に入ったかのよう。
2019_02_16
コーミング
まるでハリネズミのようなジル。コーミング中。ルン~ッ♪
犬も人も互いの流儀を理解してくるものなんですね。安心して身を任せてくれます。
2019_02_15
ホームページリニューアル
ホームページをリニューアルしました。
ホームページ運営を21年やっています。そんなに経ちますと、デザイン劣化や機能劣化、そしてページの増えすぎで構造のカオス化が進行してきます。たとえばこのホームページは昨日まで二つのサーバを使っていました。スッキリしよう。
今回、大きく次の3点を改善。
- サーバを一本化する。つまり発祥の地(サーバ)を捨てる。
- 完全レスポンシブWebデザイン化する。これにともないデザインを一新する。
- 時代的要請を終えたコンテンツは捨てる。
パソコンからご覧の御常連の皆様方は、お手数ですが、Ctrlボタン+F5ボタンで更新をお願いします。
2019_02_14
コッカプー
「ジルにございます。剃り上げられた顔の毛が、少し伸びてきました。水辺の森公園でボクの犬種をよくたずねられます。短毛の顔と、幼犬独特のストレートヘアなもんで、ミックス犬「コッカプー」に間違われるみたい。これアメリカで人気。アメリカンコッカースパニエルとトイプーのミックス。でもボク、トイプーね」
バイトテロは政府政策の帰結である
日本の低賃金労働市場が立ちいかなくなっている
くら寿司をはじめとするバイトたちの目を覆うモラル欠如事案は、政府の政策がもたらした哀れな帰結だ。政策によって、日本の低賃金労働市場が立ちいかなくなっているのだ。
正規労働者を減少させ、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員などの非正規労働者を増加させる。これが近年、我が国の政府が進めてきた政策だ(上図参照)。
「賃金は低く、労働者の質は高く」。なにを言っているのだ
「賃金は低く、労働者の質は高く」。なにを言っているのだ。まともな大人が口にすることではないことが、労働市場でまかり通っている。
TVのコメンテイターもこのことに口をつぐみ、バイトテロを起こした個人を攻撃するに終始する醜態をさらし続ける。終身雇用ではなく使い捨て低賃金の労働者に、こうした事案が発生することは、労働市場の需要供給の法則上、残念ながら当為。
この課題を外国人労働者に移行しても、いずれ同様の問題が発生するだろう。
- 散人さんのコメント
元凶は小泉。
当時国民の7割が小泉政権を支持(私は胡散臭いと不支持)。彼は郵政民営化(アメリカの指示か?)で大向うの喝采を浴びた。国営(官)を叩けば民が喜ぶの式。中でも最悪は、1999年の民主党も賛成した労働者派遣法改悪。派遣労働者を原則自由化。「派遣」という形での「使い捨て」を生じさせた。
まつを氏が書いた「バイトテロ」の遠因は「小泉」にある。
- いわさんのコメント
元凶は小泉。全く同意見です。
派遣法の改正案には、非常におどろきました。就職情報誌の掲載規定を運用する職に、直前までおりましたので。単純労働に派遣を許すのは、暴力団の資金源になっていたから禁止していたはず(その代表的職種の沖仲士は今も派遣禁止職種のはず)。どういう事が起こっていたのか、当時の中高年者は知っていたはず。
これを是として、そこでビジネスを行う業には、二度と就くまいと思いました。
- しんのじさんのコメント
我が国の医療制度崩壊の端緒も、小泉さんが作ったといって過言ではないでしょう。国民、特に高齢者の医療費負担は増え、小児科医や産婦人科医は更に減少し、実はこれらが出産を希望する女性の潜在的な減少に大きく関わっていると僕は思います。
新自由主義? 米国や大企業を慮って、結局我が国の医療制度崩壊を加速させてしまったことは間違いないでしょう。ただ、言っておきたいのはどのみち医療制度は崩壊寸前まで来ていたのは事実。慢性的な財源不足の上に質の高い平等な医療を継続していれば、いつかは終わりが来ます。それを加速したのが彼だった、と。
今後、どうやって医療制度を支えていったらいいのか、経済に明るくない僕が論じるべきところではありませんが、鍵は地域包括ケア(例えば一定の地域全体を一つの病院と考える捉え方)にありかな、などとぼんやり考えています。そうなると、どうしても若干の地域格差が生まれる可能性は否めませんが、そこを政策でどうにか埋めていく手はないかと考えてみています。
- まつをのコメント
アメリカでは毎年53万世帯が破産しています。そのほとんどが医療費と病気が原因(米研究)
- 散人さんのコメント
医療の経営側から云わせて頂きます。
都市部の民間病院は危ない。それは地価高騰により固定資産税が増大しているからです。頂くもの診療報酬は全国一律であり、島原も東京もほぼ同じ。しかし島原の土地の評価額の千倍近く高い場所に東京の病院はあります。島原の土地の税金が年間100万円とすると、東京は想像を絶する額になり、とても経営できるものではありません。現に東京の私立医大の病院は軒並み赤字に転落しています。
同じことは都市部の保育園・幼稚園・老人施設にも言えます。もともと上がりが少ないのが福祉関係の事業であります。この固定資産税の問題は国会にもマスコミにも取り上げられません。
憂いていますがもう諦めの境地です。因みに当院は建物も含めますと年間1,000万円以上の固定資産税を支払ってます。それでも田舎なのでこれくらいで済んでいるのです。
元凶は小泉
医療制度崩壊の端緒も小泉
都市部の民間病院が危ない
はじめてのトリミング
「ジルにございます。疲れました。はじめてのトリミング。1時間半かかりました。岡野のおじちゃんの散髪とは違います。オトーちゃんが『お前はオレと同じで食い意地が張ってるんで、口まわりの毛はさっぱりしろ』ってんで、テロンテロンにされました。ラム・カットって言うんだそうです。1時間半。岡野のおじちゃんとは違います。疲れました」
タルカス
「ジルにございます。カットの評判がよくありません。オネーちゃんからは『顔怖くなった』って言われるし、オトーちゃんからは『オマエ、ELPのタルカスみたいだな』って。顔を剃って小さくして、胴体は風邪ひかないようにってモフモフにしてデカくしたのはオトーちゃん。ロックに引っ掛けて表現すりゃあ若いって思っていることが、オッサンなんで。『いやオマエ、ドイツの極右政党の支持者みたいだな』って、そりゃない。毛を刈り込んで右左の差が出るなら、岡野のおじちゃんは極右なわけで。なに言ってんでしょボク」
いい大人が一人で歩くには
一人者は不審者に間違われないように気を遣う
松永くんと飲む。
「やっと犬と散歩できるようになったよ。3度のワクチンも終わってね」
「ボクは一人者ですから、散歩するとき不審者に間違われないように、ものすごく服装に気を使います」
「え?」
「この歳で、普通の恰好して、見かけないオッサンが一人でフラフラ歩いてたら、そりゃ不審者ですよ」
「どんな服着て散歩するの?」
「スポーツウエア。上下ともね。『私、不審者じゃありません』って全身でアピールしとかないと」
「(笑)そっかあ。夏場なんか夕闇の中、歩くしね」
「そうそう」
散歩してたら不審者に間違われた
ネットで検索してみると、なるほど散歩で不審者扱いされた例がいっぱい転がっています。二つだけピックアップ。でもオッサンだけじゃないみたいで。
-
「お散歩していたら不審者扱いされました。20代女子です。最近、健康の為に夜6時くらいに隣町まで往復1時間程度のお散歩をしているのですが隣町の人に不審者扱いされているようで掲示板に毎晩6時頃に不審な女が現れるので要注意と書かれていました。これは私のことですよね。
隣町の自治会長さんのところに行って不審者ではないと説明した方がいいですか?そっとしておいて隣町には近づかないほうが身のためですか?アドバイスください。」
「散歩」の語源は滋養強壮薬の散発を促るため歩き回ること
ところで「散歩」の語源もファンキー。-
中国の三国時代に五石散(今でいうところのドラッグ)が貴族や文化人の間で滋養強壮薬として流行した。名前のとおり主材料は五石(石鐘乳、紫石英、白石英、石硫磺、赤石脂)であり、服用すると体が熱くなる(散発)のだが、散発がないと体に毒が溜まり害になるとされた。そのため、散発を促すべく歩き回るようになった(行散)。散発のために歩くことを散歩というようになり、これが転じてただ歩くことを散歩というようになった。しかし、散発があろうがなかろうがひどい中毒症状が出るため、命を落とす者も多くいたという。(出典:ウィキペディア)
児童虐待の通報
通告者を漏らしてはならない
「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」。こうアンケートに助けを求めていた児童を救えなかった今回の事件。迫る父親に児童のアンケートを見せたことが批判されています。
違います。根本的な原因はそこにあるのではありません。通報者を漏らした関係機関の対応こそが、最大にして根本的な法規違反を犯しています。
「児童虐待の防止等に関する法律」
「児童虐待の防止等に関する法律」にはこう明記されています。
- 第七条 市町村、都道府県の設置する福祉事務所又は児童相談所が前条第一項の規定による通告を受けた場合においては、当該通告を受けた市町村、都道府県の設置する福祉事務所又は児童相談所の所長、所員その他の職員及び当該通告を仲介した児童委員は、その職務上知り得た事項であって当該通告をした者を特定させるものを漏らしてはならない。
児童相談所などの関係機関はこの条文を関係者に説明することが少ないんです。確かにこうした問題は、関係者がチームで対応し問題解決に当たらねば難しいケースが多いですし。しかし、その過程で、事案を知りえたことがが児童本人のアンケートであったことは絶対に漏らしてはならないこと。この根本的問題を犯し、最悪の結果を招いたものと思われます。「学校から通告がありました」や「地域から通告がありました」と告げることは法律違反。
忙殺される児童相談所
なお、児童相談所は増加する事案のため猛烈な多忙さの中にあるということも理解しておかねばなりません。
「児童虐待の防止等に関する法律」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/dv22/01.html
- 散人さんのコメント
後を絶たぬ親の子への虐待殺人。捜査権もない「児相」にとやかく云ってもはじまらない。子殺しは「狂気」である。
民主主義が最高の社会的仕組みと誰もが信じているが、果たしてそうなのか? 子供は社会的存在で将来の国の大切な担い手なのだ、という意識が「親権」を振りかざす「バカ親」たちは薄い。なぜこうなったのか? 他方「児童施設」建設に反対するバカ個人主義者住民もいる。
保育園が少ないといいながら自分の家の近くには建てて欲しくないという輩。子供は怪我が当たり前なのに騒ぎ立てる親。アレルギー対策で食事提供に苦慮する現場。
近頃の親達は教育程度が高く(といっても大多数が偏差値40~50程度のなくてもいい大学)、直ぐ知ったかぶりで保育園や学校にねじ込む。
おおいやだ。私は人付き合いの断捨離中です。
捜査権もない「児相」にとやかく云ってもはじまらない