湯布院アート旅
霧島アートの森を訪れた後、「九州 アート旅行」で検索すると出てきたのが、山荘無量塔Tan’s Bar。
「おっ! 次はここだな」
家人の誕生日と結婚記念日の旅にこちらを設定。
ロードスター
この車では初めてのロングドライブ。高速道路を走りました。
夏場、幌車の乗員は蒸し焼きとささやくサイトがあるようですが、そのようなことは一切なし。キッパリ。爽快。
この車はゆったり走ることを望む人用の車ではなく、よくできたゴーカートのような走りを楽しむ車。道路走行感があり高速も吸い付くように走ってくれ楽しいですよ。
山荘無量塔
美意識がぎっしりと詰め込まれたエルドラド。一帯の山に美のための施設と宿が点在しています。初めて訪れた者はスケールの広さと深さに戸惑い、彷徨い、故人であるオーナー藤林晃司氏の人となりに思いを馳せることになります。
亡き母たちも宿泊したといいますが、分かったのかなあ(笑)。
Tan’s Bar
無量塔の象徴的ラウンジで、九州一のカフェといっていいでしょう。一般のビジターも利用できます。
Tan’s Bar
[営業時間]13時~17時 L.O 16時半 [一般]土、日、祝日以外
わしゃわしゃした有象無象の足を自ずと遠のかせる佇まい。こちらには一般的観光客の訪れは少ないようで、最初は貸し切りで楽しめました。
友人のアーティスト吉田隆さんも、この場に身を浸すためしばしば訪れると話していたことが理解できます。
劇場用スピーカーの音に包まれて、身体の力を抜きリラックスしてソフィスティケイトされたひと時を過ごす。
メニューはPロール650円、コーヒー700円等とこの場にしては良心的設定。
バーもありますが、こちらは宿泊者用のものです。
音の美術館 アルテジオ
音楽を中心とした現代アートを楽しめる空間です。
音の美術館 アルテジオ
[営業時間]10時~16時半 [定休日]水曜日 入館料 大人600円
貸し切りで楽しめました。贅沢の極み。
ウォホールのベートーベン。
ブールデルのべートーベン。
ペンション豊の国
若き日、金鱗湖に佇むこのペンションは私の脳裏に焼き付いていました。
食事
まずシチュエーションに驚きました。金鱗湖に浮いたような設定です。
そして食べたことのない料理のオンパレード。時に鳥肌が立つほどに美味しい。ペンションというよりオーベルジュです。
窓の外の金鱗湖は徐々に暮れていき、コースが終わる頃には水面の波紋が濃くなり湖岸の樹々のシルエットが残りました。
2時間ぐらい経ってたと思います。
こちらは朝食です。
施設
部屋から望む金鱗湖。
部屋は楚々としたものです。
かけ流しのお風呂。露天風呂もありました。
周辺
早朝散歩にでかけました。
「金鱗湖」のネーミングは、明治17年、儒学者の毛利空桑が、湖の魚の鱗が夕日に輝くのを見て名付けたと伝えられています。素晴らしいセンス。
写真は下ん湯。俵山さんとキャンピングカーでこの周辺は幾度も巡りました。下ん湯に入浴すると、観光客がワシャワシャと覗きに来て閉口した記憶があります。
COMICO ART MUSEUM
周辺はインバウンドも含め観光客でゴッタがえす観光地城下町とも呼ぶべき状況になってました。
COMICO ART MUSEUM
設計は隈研吾。作品は草間彌生、宮島達男、杉本博司、村上隆、奈良美智、名和晃平、森万里子。
事前予約制(9:40) 入館料¥1,700。9:30 – 17:00(最終入場 16:00) 休館日 隔週水曜日
専用駐車場なし。
隈研吾氏も木材老朽化バッシングが応えたようで、建物外壁には焼杉を採用。
この美術館には土棟、竹等という一棟貸しの宿泊施設があります。