1998年12月
戦後を見る目の日米の違い
戦後を見る目の日米の違いは,日本人が東南アジアの経済発展を見る目を考えると,わかりやすい。あそこまで急速な経済発展を東南アジアが遂げたのは,日本を始め先進国が工場などを進出させて,資本を投入し技術を教えたからだと,多くの日本人が考えていることと思います。
戦後復興は、日本人は自分たちの勤勉さによると思い、アメリカはアメリカの投資によると思っている
これと同じ感覚がアメリカにはある。日本人の多くは,日本の戦後復興は日本人の勤勉さがもたらしたものと考えています。けれどアメリカ人は違うわけです。自分たちが資本を投入し技術を教えたからだと思っているのです。確かに日本人も,こうしたアメリカからの投入された要因は確かにあったと思っています。けれどそれは重心を右足にかけて立つか,左にかけて立つかのような基本的な違いがあります。この点をよく理解しておかないとアメリカの行動は理解できないと思います。簡単なことですけど,時々忘れている事ですね。
1998_12_25
サンタクロースの赤い服はコカコーラの赤
昔,コカコーラがキャンペーンにサンタクロースを使いました。その時にコカコーラのシンボルカラーの赤い服を着せたのです。これが始まり。多国籍企業の力がいかに広範なものかを物語るエピソードです。
詩吟名取リとなる
詩吟初伝をいただきました。名取りです。嬉しいですね。ジャズ,ソウル,民族音楽,なんであれ熟した歌の神髄は,コブシですね。歌はコブシ。そう思います。