2001年10月
里山道楽 枕木ステージをつくる
福音
電話。
「あー、今、枕木販売の会社に来ています。今日突然ここから電話があって、いるならどうだと言うことです」
「おお!」
「どのくらいのサイズがいいですか?」
「一番長いやつ」
「10本ぐらいでいいでしょう?」
「20本」
翌日現地に向かいました。
レンタルした4tユニックに積み込む。なんと枕木の積み込みの際、傾くのであります。こりゃあ重いぞ。
ブツはなんと長さ4m、普通の枕木の4倍。有田の鉄道の分枝点に使っていたというほとんど市場に出回らないもの。重いぞ……。
ユニック運転手の抜群のオペレーション技術で、無事里山に搬入された枕木。
枕木ブラザーズ
助っ人を呼びかけさせていただき、手を挙げていただいたホワイト・ナイト。ありがとうございます。
これぞ集いし枕木ブラザーズの勇姿。「フングッ!」。大声を掛け合って、次第に4人の呼吸が合い始める。
体の深いところから沸き立ち始める興奮。忘れていた子どもの頃の不思議な笑い。目の前で、圧倒的な存在感を示しながらテラスが姿を現していく。
完成
4m×4mの不思議なモダニズム風のスクエアが、森の中に出現しました。うつくしい。
人間は水平面が好きなのだと痛感します。