2005年2月
2005_02_18
「トップレス禁止は差別…カリフォルニア州で法改正運動」
豊かな国での不毛な知の浪費。だからアメリカは尊敬されない。
2005_02_13里山道楽 休みの過ごし方
夜半、カバノンに辿り着く。したたか疲れていた。久しぶりに休む。木の精気の中に浸かる。じだらくさんはじめ4方を招き、楽しい一時を過ごす。
2月。旧正月の頃。一番寒い時期だ。正月には太陽復活祭の意味があるらしい。ならば旧暦の方がぴたりと来る。
翌朝、目覚めると客人方はご帰宅だった。
一人の時間。カバノンで眠ると、里山の気が充電されたように感じる。
林の中を散策する。植え替えていた木々を眺める。4年前に植え付けた木の中には、立派に育ったものもあり感慨に耽る。
徘徊しつつ、深く呼吸する。体の中に澱んだ気が外に出て、私の中に新しい何かが入ってくる。
アオモジの蕾に、来る春の明るさを感じる。
今月の『文藝春秋』に、「一人の時間」を作るという記事があった。そう。人の中だけの思考では、自分は狭くなる。
カバノンに戻り、軽く食事をとって、本を読む。
志賀直哉。古き良き時代だ。けれど大変だなあ。描かれている登場人物に閉じた思考を感じる。今のようにスカスカと情報だけは入手できる時代ではない舞台での、人間模様だ。
バードウォッチングを楽しむ。ウグイスが鳴く。静かな樹林の世界に、せわしなく鳥が動く。愛おしい。ウイスキーを飲む。
カバノンに戻る。ぼぅっと窓の外を眺める。自分の中で刻まれるリズムが徐々にゆっくりとなっていくことを感じる。
私が緩む。
1日かけて私が緩む。荷造りを解かれた布団のように、私が緩んでいく。里山の気が、そんな私に染みこんでくる。
夜、遠方より友来る。また楽しからずや。
ままま、緩んでくださいと、酒を勧める。今夜の客、吉田隆氏はこの春見事独立。デザイン事務所だ。その道程の多幸を祈り乾杯。
夜のカバノン。
狭いながらも、休むためにあってほしいものは、まずはある。楽しい食事がある。うまい酒もある。うまい空気もある。雑踏はない。お気に入りの音楽ならある。
ゆっくりゆっくり。心ゆくまで酒と音楽と会話を楽しんだあとは、そのまま眠ればいい。眠っている間に、私の体には森の気のが充電されていく。ごちそうさま。
こうして明日から、走り始めることができる。
苦節3ヶ月 パジャマを買う
苦節3ヶ月、やっとパジャマが買えました(涙)。パジャマなんぞを買うのにどうして3ヶ月かかったか? 忙しかったんですよ、ホント。パジャマは私がスーツの次に長く着用するもの。よって、裾の長さなんかも仕立ててもらいました。
2005_02_11吉野屋の牛丼
本日限りの吉野屋の牛丼を列に並び食してみる。あの米国牛輸入緩和と連動して仕組まれた世論操作イベントだろう。食した感想。「だから何?」。BSEと名前隠匿された狂牛病のリスク犯してまで輸入する必要なし。がんばれ日本政府。