2006年8月
2006_08_26
朱雀
雷鳴が轟いています。朱雀が飛んでいく音です。地球が傾き、秋が来きます。
2006_08_23小林秀雄への論評
雑誌『考える人』夏号に小林秀雄に関する次のような論評が載っていました。
小林秀雄没後23年にして、このような論調が現れ始めたことに感慨無量。小林氏の墓にはお参りしたことがありました。ちなみに論者は杉本秀太郎氏。
2006_08_22映画『SAYURI』
映画『SAYURI』を観ましました。この作品を批判的に扱った論調も多かったので今まで手にとっていなかったのですが、実際に観てびっくり。すごい作品ですね。いくらかの過ちはあるにしても、あの地味なテーマであそこまで文化を掘り起こすことに情熱を傾注する文化人類学的姿勢に驚愕しました。あの町並みの瓦の美しさ。スクリーンで観たかった作品です。
2006_08_20カバノンで癒しのホリディ
カバノンにテレビを持ち込み癒しのホリディ。湯に浸かる飲む喰う寝る湯に浸かる観る喰う寝る、これぞリフレッシュ。
実は温泉旅館に泊まってゆっくりしようと思っていました。で、自分が泊まりたい宿を条件上げながら絞っていったら、カバノン泊に行き着いたという笑い話。
ジョンベネちゃん事件に反省
罪悪感。ジョンベネちゃん事件である。あなたは両親が犯人だとは思っていませんでしたか? 私は思っていました。で、違った。マスメディアの論調に軽々に乗せられた私。
犯人は別人で、母親はガンで他界し、父親は精神を病んでいるといいます。想像を絶するストレスからでしょう。それは全世界から疑われているという計り知れない屈辱感からだったでしょう。
両親が犯人ではないとなって、「あ、そう。そうだったの」で世間は終わるわけです。「あ、そうだったの」 そんなもん、主体と言えるのかと。屈辱です。私を含めた世間を恥じます。
2006_08_17オルト邸の宴
オルト邸の宴、真夏の打ち上げ花火のような鮮烈な思い出を残し終了。参加された皆様、お疲れさまでした。
2006_08_09『アンジェラスの鐘』
灼熱の中で『アンゼラスの鐘』を観る。黙祷。
現在でも使用され続けている劣化ウラン弾。その被害の是非が論争されている。有害なのか、無害なのか。庶民から遠く離れたところにある情報は操作されことがあるが、これはどうか。国際原子力機関は現在このように発表しているが、どうなのだろうか。
2006_08_07トモスケデー
昨日はトモスケデー。息子と1日出かける。市科学館で恐竜王国展、好物のラーメン・餃子、県美術館でデジタル遊園地、水辺の森公園でペーロン乗船と水遊び、出島散策と長崎ミルクセーキ。
2006_08_06原爆投下された日
かつて核爆弾戦争があった。本日8時15分私の住むここ長崎市にはサイレンが鳴り響き、黙祷が捧げられる。広島に原子爆弾を落とされた時間だ。様々なおもいが頭をよぎる。
3日後には長崎に落とされた日がくる。県内全域でこのサイレンは鳴らされているのだろうか。鳴らしてほしいと思う。遠く離れた国境の島対馬でも、米軍基地のある佐世保でも。そして1分間でいいから、立ち止まり黙祷して祈りおもってほしい。
できることなら全国内でそんなたった1分間の黙祷ができないだろうか。公機関がやれないとするならば、ネットの力を通じてできないものだろうか。
2006_08_03中東戦争は勃発するか
石油はなぜ値上がりしたのか
石油が150円近くまで上がった。どうしてだろうと思っている人も多かろう。答:本格的な中東戦争が勃発するから。そう私は思う。オイル資本は、確実な情報としてそのことを掴んでいるのだろう。メディアが伝えるイスラエルのレバノン南部への侵攻はその序章だ。事が事だけにアナリスト達も間接的表現で解説しており、何ともわかりにくくなっている。
自衛隊のイラクからの撤退
この動きは、シナリオのもとに進行していっている。そのことを物語るのが、自衛隊のイラクからの撤退だ。9条を持つ我が国が、本格的な戦争の渦中に置かれることになったらば、現政権政党はもつまい。だから前もって撤退させたのだろう。
基礎知識
今回の流れの基礎知識はこちら。ヒズボラ、ネオコン、イスラエル。伝えられるニュースはこちら。
2006_08_02トモスケとシーカヤック
腕時計の鏡面のように凪いだ大村湾に、トモスケとシーカヤックで漕ぎ出す。息子もやっとこんな歳になった。焚き火さん、お世話になりました。
2006_08_01国際社会で列強先進国は多数決に従わない
列強先進国、例えばアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国が、多数決を信じていると思っている人は、事実が見えているのに分からないトリ頭だ。国連総会で、これらの国が多数決に従おうとしているとでも思っているのか。