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S i t e ま つ を


2013年1月



2013_01_03

旭亭の正月
















                              娘写す

2013_01_04

散人家コレクション

年末にお邪魔しました。その際、宴に同席していたどなたかが私のカメラで宅中の作品を撮ってらっしゃいました。その一部をご紹介します。以下、コメントは散人氏によります。


母の遺品であります。茶道具の「棗(なつめ)」です。抹茶を入れておくものです。姿が植物の「棗」似ていることからその名が付いたそうです。


漆器で、今日漆器職人も激減しているそうであります。


母の道楽は物凄いものがありまして死んだときは未払い金が家一軒分ぐらいありました。


死んだ親父は酒と女ぐらいで大したことはありませんでしたが、女の道楽はお茶お花踊り三味線の全て名取になり、合わせて着道楽芝居見物(東京まで行っていた)もありました。


一体いくら浪費?したか分かりません。思い出すたびゾッとします。とはいいつつこの私も少しあるのであります、その気が。


「Fちゃん(私のこと)、お金は使うものよ」と嘯(うそぶ)いていました。いまとなっては母の残した遺品を眺めては多少懐かしく思う自分がいます。

2013_01_07

造形作家 安藤真由 インタビュー アップ(クリック!

作品はこちら。


「くどくならないように気掛けています」 「作品を感情のはけ口にしてもいい作品にはならないと思います」 「自己主張をせず、でも存在感のある作品を」 「もうつくれないんじゃないかとか、もうこれが最後なんじゃないかとか、そういう恐怖は常にあります」 「制作は時間的にはあっという間です」 「降りてくる瞬間はあります」 「好きな作家はクリスト、マイケル・ハイザー、ナンシー・ホルト。絵描きでしたらタピエス」 「様々な偶然と機会が重なって、今私がここにいるのだと」

2013_01_09

戸畑の家

国の登録文化財 田畑邸

先日NHKの番組『美の壷』で紹介された、横浜の田畑邸を観て唸りました。昭和7年建築の和洋折衷の家で、国の登録文化財なのだそうです。このような家屋があるのをはじめて知りました。


 応接間の天井。

家人の実家とそっくり

で、なぜ唸ったかといいますと、家人の実家とよく似ていたからです。
これが家人の実家。


右側に和風の玄関、左側に洋風の出窓付きの書斎。


書斎の天井。


玄関。


仏間の障子。結霜ガラスが組み込まれています。


仏間と座敷を囲むように廊下がロの字型に配され、一方が玄関、三方にそれぞれ部屋が設えてあります。北側にはかつての使用人用の部屋が並んでいます。


赤い煉瓦に囲まれたファサード。建設された年代も田畑邸と同じだったように思います。


こちらは赤レンガ造りの蔵。

2013_01_10

江戸無血開城は西郷・勝の両英雄によるものではない

  • 散人さんのコメント

    今年の最初の本は『勝海舟の真実 剣、誠、書』。著者は草森紳一。

    現在、維新の江戸無血開城は西郷と勝の会談で決したように美談的に人口膾炙しているが、実は時のイギリス公使パークスの強い働きかけがあった。パークスは自国とフランスの日本における権益競争に利するために両者に強く無血開城を働きかけたという。

    これだから読書は止められないのであります。真実が見えてくるのであります。

    密室における西郷と勝の話し合いで一気に世界史でも類を見ない無血開城が決するなんていささか芝居じみていると永らく思っていたが、裏の根回し役がいて新興日本を蚕食しようと企む欧州列国が陰の主役だったとは。こうなると歴史そのものが講談と何処が違うのか、という気もする。

    勝は後年また同様なことを企てる。それは西郷が新政府に異議を申し立てて乱を起こす「西南の役」の時、西郷と新政府の重鎮大久保の和解をパークスに頼もうと考えた。西郷の自刃により頓挫するが、維新の英傑勝にしても外国頼みだったのだ。維新の志士を持ち上げる司馬先生の論には簡単に頷けられない所以である。

    家が崩れるほどの資料を調べ上げ書く草森は死して尚凄い本を書き残した。

  • 代治朗さんのコメント
    つまり、無血開城で官軍幕府軍両者に、俺様(パークス)の働きかけで血を流さずにすんだろうが、と、恩を着せ、イギリスの権益を強固にしようとした。と、いう事ですか?此処をもう少し詳しく教えてください。

  • 散人さんのコメント
    代治朗さん、私も草森本で知ったばかりで、それ以上は詳しくは云えないのでありますが。

    英公使パークスが江戸無血開城に関与したのは事実のようで、フランスは幕府軍の後ろ楯でありパークスは嫌っていた。と同時に武器商人のグラバーも嫌っていたようで、グラバーは江戸決戦を望んでいたらしい。単に儲かるからであります。事実無血開城三年後グラバー商会は倒産します。パークスが新政府の利権といっても英国の公式外交機関の長であるから、真っ当な近代国に日本を仕立て上げようとしたのは事実であり、恭順の意を表している慶喜将軍を極刑にしてはいけない、と西郷を諭したようであります。

    余談ですが、長崎人(全てとは云わない)のグラバー好きには困ったもんだ、と常日頃思っていました。もうそろそろ岩崎弥太郎とグラバーをヒーローにするのは止めたらどうか、長崎人の見識が疑われます。平和を旨とする長崎市の方々が武器商人のグラバーを持ち上げるのは如何かと思われます。

    2013_01_11

    各民族が話すときの周波数

    下の図は各民族が話すときに使っている周波数の高低であるらしい。

    日本語はやたらと低い

    日本語はやたらと低いらしい。「ほんとうか?」というのが私の本音です。というのも、常々英国映画で主役達はやたら低音で話すもんだなと感心していたからです。どうもゲセない。 で、全国ネットのFMを聞いてみると確かに低い。

    島原ネイティブの言語は高い

    そうか、九州だからか。
    この図の「日本」ってどこなんだ? たとえば島原の農家のご婦人の言語を録音すれば、英語よりもはるかに高いと断言できる。行ってみると分かりますから。
    もう一度。どこの話なんだ?


    2013_01_12

    シュールな室内雲

    TIME誌の「今年の発明2012」として25アイテムが選出されていた。一席に選ばれていたのは室内雲。室内に雲を発生させるもので、まるでシュール レアリズム作品だ。


    2013_01_13

    「もし世界が100人の村だったら」をイラストで表わすと

    ということを表示しているサイトがありました。その中から一つご紹介。


    世界の富は、100人のうち、なんと6人が全体の59%を持っている。で、74人が全体の39%を、20人が残りの2%を持っているっていう現状。
    日本も税制や選挙制度などの国家体制は、格差を生みやすいように近年変えられてきました。政策的にそう変えられたのであって、自然とそうなったわけではありません。
    米国などはもっとひどいことになっています。詳しくはこちら、『「どうして反格差デモや暴動が起きているのか?」アメリカ人がショックを受けていたグラフ』をご覧ください。
    そんなこんなで、地方は高砂さん↑のような優れた取組でなければ生き残りが難しい状況に追い込まれているわけです。
    叩いて撫でるような体制でいいのでしょうか。

    2013_01_14

    成人式


    2013_01_15

    東松照明さん追悼


    本日の長崎新聞に「追悼 東松照明さん」という記事があった。この筆者はスタジオアートアイの経営者であり写真家の濱本政春さんで、先日山本正興さんのご紹介で一緒に飲ませていただいた。

    シャーマンのように必要なものを呼ぶ能力が、東松さんにはあった

    その記事で、東松さんが写真を撮ろうとすると、不思議なことにベストショットになるように物事が揃っていたということが書かれている。
    確か山本さんからもその話を聴いたことがあった。「まるでシャーマンのように必要なものを呼ぶ能力が、東松さんにはあった。優れた写真家はそんなもんなのでしょうね」と。

    2013_01_16

    指揮者にみるリーダーシップ


    己のためにではなく、組織やプロジェクトのためにあろうとすること。大人とは、自分のためだけに生きるのではなく、他者のためにも生きる者のことであるということ。管理職とは大人の大人。散人さんの会社経営へのおもいに通じるものがあります。
    歳を重ねていくのは悪いことではないなと思います。こうしたことも無理なくそう思えてくるようになりますよね。

    2013_01_18

    ボーイング787とリチウムイオン電池

    バッテリーからの出火事故が発生。
    主翼や接合部など、全部品の35%が日本製でできている787。液漏れがあったリチウムイオン電池も、日本のバッテリーメーカー。この機種は70%の部品が世界のほかの国からアメリカに集まって組み立てられた飛行機。

    リチュウムイオン二次電池はかなり危険性が高い

  • 機械屋さんのコメント
    一般的な情報としてリチュウムイオン二次電池はかなり危険性が高い電池であります。したがってポケットに携帯電話(その電池はリチュウム電池)を入れることは爆弾を持ってるに等しいともいわれてます。
    一番の問題点は製造時の異物混入、過充電、過放電です。これが生じると爆発する可能性が高まります。その防止のため電気的制御装置が組み込まれてますが、所詮は電気回路なので複合された電気系の異常が生じるとアウトになります。今回の事故もその可能性が高いのではと思います。機械的な安全機構として安全弁が付けられてますが、大爆発を小爆発に転換するだけで根本系な対策ではありません。

    なぜ日本は大型旅客機を製造出来ないのか

  • 散人さんのコメント
    日本の航空機製造が戦後立ち遅れた原因をアメリカの製造禁止圧力にする向きもあるが、その期間(日本では造るなという)は早い内に解かれ、三菱のYS11(プロペラ)は相当昔に造っている。三菱は今は小型ジェツト機を今も製造している筈である。だがエンジンは輸入しているのではないか?
    では何故未だかって日本は大型旅客機を製造出来ないのか?それは戦争放棄によって軍用機を造れなくなったからである。民間会社は多大な投資と高度な技術を投じて売れるか売れないか分らないものは造れないのであります。軍が税金で戦闘機を発注するから安心して技術開発が出来、副産物としての民間航空機を造れる訳で、戦後日本は造船、家電に特化して来たのです。ですからはっきり云って航空機に関して日本には世界に伍するだけの技術の集積はありません。アメリカには追いつきません。
    以上は昨年死んだ義理の兄(三菱の技術者だった)が生前話していたことです。

    リチュウムイオン電池は預け手荷物として受け付けられない

  • yo3さんのコメント
    リチュウムイオン電池は飛行機に搭乗する時、受託手荷物(預け手荷物)として受け付けてくれません。デジカメや携帯電話用の予備電池もです。機内持込みはOKです。やはり貨物室などの環境が厳しいところは危ないのでしょうか。
    三菱の民間ジェット機の生産は、2015年半ばからのようです。

    iPhoneも航空便では送れない

  • thomさんのコメント
    ちなみにiPhoneも宅配便で航空便では送れずに、陸路受付になります。理由はリチウムイオン電池搭載だからです。発送時に容量半分まで充電してると言っても、相手は意味不明の様でした。過充電されていたり、過放電したままの状態では、信管を外した手榴弾。そう言っても決して大げさではないようです。

    過充電は信管付き以上に怖い

  • 機械屋さんのコメント
    過充電は信管付き以上に怖いです、いつ自爆するかわかりません。

    濡れ衣であることを信じています

  • thomさんのコメント
    濡れ衣であることを信じています。
    http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/01/post-519.php

  • yo3さんのコメント
    私もそう思います。

    「日本の部品が原因というのは「濡れ衣」ではないのか?」の要約

  • まつをのコメント
    thomさん、有難うございます。
    以下はthomさんが上でご紹介の記事「ボーイング787の初期不良、日本の部品が原因というのは「濡れ衣」ではないのか?」の要約。
    -------------------
    GSユアサはこの分野の安全性技術に関する世界最先端企業である。電池と航空機電源をつなぐソフトはフランスのタレス社によるもので、ここもまた信頼できる。故障の原因は、ボーイング社による配線のミスだと考える。もしこうした「ひどいヒューマンエラー」が原因ならば、逆に日本の経済界は怒るべき。日本は民生用航空機ビジネスの「最終メーカー」に名乗りを上げるべきだ。

  • しんのじさんのコメント
    ホンダがジェット機を開発しましたね。日本の技術力を披瀝願いたいものです。http://www.honda.co.jp/jet/

    事故報告

  • 機械屋さんのコメント(2013_02_08)
    B787の事故報告が開示されてますね、もしよろしかったら(生々しい写真満載です)。
    http://www.mlit.go.jp/jtsb/flash/JA804A_130116-130205.pdf

    2013_01_19

    長崎カクウチ四景

    喰って呑んでなんでもありなら「ひぐち築町1F」。娘と親子で。


    地元長崎人とまみれて呑みたいなら「ちょこっとバー」。いつもフォトジェニックなデザイナー ライトワークスさんと。


    カクウチもここまでお洒落になりました。店名失念。山本正興さん濱本政春さんと。


    長崎文化の一中心 諏訪神社のカクウチ聖域「諏訪の杜」。若い衆と。


    2013_01_21

    机の再構築

    私の自宅の机は、身長ぐらいある細長い板二枚と、複数のカラーボックスやブロックで構成していまして、その内側をパソコン関係の配線が走り回っています。


    配線の絡み具合が醜悪な状態まで達したことと、本や記録媒体の移行もあって今回机を再構築。ビデオテープやフロッピーディスクやMDも大量に処分。半年前から温めていたプランの実行です。


    2013_01_25

    般若心経 世界はすべて現象

    こんな風に般若心経を訳したロックがありました。

    下の動画は般若心経的世界を起想させる動画。すべては現象なんだと思わせてくれます。

    Stumbleine "Capulet" from Rino Stefano Tagliafierro on Vimeo.

    作者はイタリアの映像作家Rino Stefano Tagliafierroplus。ここに彼の作品が収められています。こんな素晴らしい才能が煌く作品を観ますと、つくづくそちらの道に進まなくてよかったと思います。

    なお上記の般若心経の黄色いテロップで流れる意訳は下記のとおり。大閑道人さん、無明さんいかがでしょうか?

    超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
    誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
    もっと力を抜いて楽になるんだ。
    苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

    この世は空しいモンだ、
    痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
    この世は変わり行くモンだ。
    苦を楽に変える事だって出来る。
    汚れることもありゃ背負い込む事だってある
    だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

    この世がどれだけいい加減か分ったか?
    苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ。

    見えてるものにこだわるな。
    聞こえるものにしがみつくな。

    味や香りなんて人それぞれだろ?
    何のアテにもなりゃしない。

    揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
    それが『無』ってやつさ。
    生きてりゃ色々あるさ。
    辛いモノを見ないようにするのは難しい。
    でも、そんなもんその場に置いていけよ。

    先の事は誰にも見えねぇ。
    無理して照らそうとしなくていいのさ。
    見えない事を愉しめばいいだろ。
    それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
    正しく生きるのは確かに難しいかもな。
    でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

    菩薩として生きるコツがあるんだ、苦しんで生きる必要なんてねえよ。
    愉しんで生きる菩薩になれよ。
    全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな
    適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

    勘違いするなよ。
    非情になれって言ってるんじゃねえ。
    夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
    それができりゃ涅槃はどこにだってある。

    生き方は何も変わらねえ、ただ受け止め方が変わるのさ。
    心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。

    この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

    意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。
    苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

    嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。
    今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
    でも、これだけは覚えとけ。

    気が向いたら呟いてみろ。
    心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

    いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

    『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
    『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』

    心配すんな。大丈夫だ。

    大筋OK!

  • 大閑道人さんのコメント
    細かい単語に拘ると、こりゃ違うぜ、といいたくもなりますが、また、細かい流れをみると、ちょっと違う方向を指してるぜ、といいたくもなりますが、軽く受け流す姿勢で言えば、大筋「OK!」でしょう。
    ※ 「空」を「空しい」とやっちゃうと、ダメなのね。
    ※ 般若心経の「無」は、単に、否定形としての「無」。
     「無」という存在、ではないです。
    > 意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。
    ここまで開き直られたら、なにもいうことはない。

    表現が利己的過ぎる

  • 無明さんのコメント
    いくつかのフレーズはとっても気に入ったものがありました。「苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。」 「嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。」 「今までの前置きは全部忘れても良いぜ。」 これらは絶品です。
    しかし、率直な感想ですが、表現が、利己的過ぎるといいますか、我が前面に出すぎて、般若心経本来の目的から180度翻ってしまっているようなそんな気がしてなりません。対岸に渡るための船があまりにも小さく見えます。
    空とみることが苦からの解放であり、と同時に我への執着心が全く無くなるわけで、そのときはもうすでに自分のことは消え去って、菩薩の慈悲であふれかえるわけですから、大我(自利利他不二)というべきものでなければなりません。
    そのことを理解するとともに、最後に真言(ガテーガテー・・・)を唱えることがこの般若心経の肝要だと思います。だからこれ、真言を現代的日本語に訳しては、何の意味も無くなります。梵語のままでお唱えすることに意義があります。だから真言なのです。人の理解が及ばないマカ不思議な咒文の力が最も重要です。空の理解と真言のお唱えこそが、成就へと導いてくれるものだと、明らかに示してあります。近代は、この真言を受け入れません。理解不能なものは受け入れません。理解できるものだけに安心を求めます。だから、いつまで経っても神髄に至ることができません。

    2013_01_26

    国が経済発展する時期

    労働人口が多いときその国は経済発展する

    立花隆が今月の『文藝春秋』で「機会の窓」について語っていましたのでご紹介。
    国力を占う目安として「機会の窓」がある。子どもと高齢者の数がほどほどで、労働人口が多いときその国は経済発展するというものだ。国連の人口学者の定義では、機会の窓とは全人口に占める、0~14歳が30%以下、65歳以上が15%以下である期間とされている。

    今後伸びるブラジル、イラン、インド

    以下は国ごとの機会の窓だ。つまり、2年後にアメリカ、ロシアの成長が止まり、中国も12年後には止まる。その後もブラジル、イラン、インドは伸びるということになる。

     インド 2015-2050
     イラン 2005-2040
     ブラジル 2000-2030
     中国 1990-2025
     アメリカ 1970-2015
     ロシア 1950-2015
     日本 1965-1995
     ドイツ 1950以前-1990
     イギリス 1950以前-1980

    2013_01_30

    中国から汚濁大気がやってくる

    大気汚染粒子が中国から日本に向けてやってくるようです。すでに私も喉の調子がよろしくない。なんて時代になったんだ。詳しくはSPRINTARSの動画をご覧ください(クリック)。




    下写真は私が中国に行ったときに撮影したもの。中国は普段からこんな大気の状況だといいます。


    中国で育ったお子さんが日本にやってきて「ねえ、今日は日本のお正月なの?」と言ったという話を聞いたことがあります。正月ではかの地は休みで工場が止まり、晴れ間が見えるというわけです。まるでブレードランナー的悪い冗談のようですね。


     



     

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    Profile まつを

    デザイナー。長崎県化。人生を楽しむ。仕事を楽しむ。人に役立つことを楽しむ。座右の銘は荘子の「逍遙遊」

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。