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2013年12月



2013_12_28

人狼


デザイナーのライトワークスさん↑主催のサイバーオフに出かけてきた。申し訳ない。
今話題のゲーム「人狼」に参加するためだ。申し訳ない。
息子が友人たちとやるらしい。おもしろいらしい。

出かけるときに、息子に「今から人狼をしに行ってくる」と告げると、「え!?」という顔をした。
「ルール知ってるの?」 「よくわからん」 「あーで、こーで、あーで」

よく分からない。テレビで横目で見たことがあるからどうにかなるだろうと思った。申し訳ない。
どうにもならなかった。申し訳ない。
「今夜はなんだか、論理的に推測できないね」との名言がメンバーから飛び出した。申し訳ない。

 

2013_12_26

山口情報芸術センター


今年訪れた美術館の中でベストを挙げるなら山口情報芸術センター。

これほど現代芸術に特化された豊かな美術館が、地方都市にある奇跡。さすが歴代首相を輩出した県は違う。予算的側面も桁違いだが、この施設を活きたものに運営している高度の見識を持ったスタッフにも脱帽した。

施設内の多くが解放されており、オーダーすると私一人のために館内地下に配された作品群を案内してくれた。これは特別なことではないという。写真は坂本龍一の作品。

 

2013_12_25

Wii Fit Plus


サンタは私でありまするとカミングアウトしたのが今年。それは知っておりましたと息子。

「で、ついてはだ。お前が同意するならクリスマス・プレゼントにしたいものがある」
「?」
Wii Fit Plus
「いいね」

というわけで、今朝現れたブツ。
わが家では早朝6時半から、トリムが始まったのである。よくできている。購入してみて安いと思う。メタボの私には最適。運動不足を指摘される人にはお勧めする。親子のコミュニケーションというものも付いてくる。

 

2013_12_24

市場の中の寿司屋 奴ずし


長崎市の新大工市場の中にある寿司屋、奴ずし。近くの銭湯 白菊湯に浸かってホカホカの体で、はじめての暖簾をくぐった。

並みすしとビールで〆てなんと千円也。ネタはすこぶる新しく厚い。そもそも冷凍ケースがカウンターに見あたらない。使い切ったら店は閉めます。大将はそう言ってにこやかに笑う。よろし。ただし夕方6時に店は閉まり、日曜日は定休日。

  • 代治朗さんのコメント
    思い出しました。池波先生が、カウンターの冷凍ケースを嫌っていたことを。そうか、そうなんだ、やっと理由がわかりました。

  • 散人さんのコメント
    40年も前の話。春に就職して初給料を貰い自前で寿司屋に行った。学生時代はその寿司屋の前を通る度、常連らしき客と寿司屋の主人が談笑しているのを見て自分も早くあんなになりたい、と思っていた。 寿司屋に入ると先客がカウンターに三人いた。私は遠慮しつつそろりと椅子に腰をかけた。主人が「始めてだね」と意外と優しげに声をかけた。

    私はこの町に下宿していること、初給料を握りしめてきたこと、出身が長崎の島原であること、を一気に云った。 「うれしいね、初給料で寿司屋に来てくれるなんて」と主人が云うと、先客も「いいね、うれしいやね」「そうだそうだ」と云ってくれた。「縁起がいいからね」と燗酒を一本サービスしてくれた。

    それから毎月給料が出た日はその寿司屋に行った。恋愛し彼女も連れた云った。その時も「縁起もんだ」と云って燗酒をサービスしてくれた。結婚してもその街を出なかった、結婚報告にも行った、勿論「縁起もん」のお酒をサービスしてくれた。

     

2013_12_23

長崎 美しの道を行く



長崎県で一番美しい道を歩いてきた。この道が首都圏にあったならば、休日は押し寄せるトレッカーで引きも切らずの状態だろう。緑のトンネルが延々と続く。なんと耽美的な道だ。詳細はクリック。

 

2013_12_22

パソコンのリニューアル

Windows7へ


Windows XPが2014年4月9日でサポート終了になる。この対応でわが家のパソコンをリニューアルし7へ。thomさん、サポートありがとうございました。写真はXPから7への移植作業中の様子。わが家の場合、最大データは写真。デジタルになってよく利用するようになった。
このパソコンで9代目ぐらいになると思う。パソコンは本当に安くなった。

 

2013_12_16

偏愛する食べ物

カブの漬物

最近、カブの漬物に凝っている。自家製だ。スライサーで薄く切ったカブと昆布と塩と寿司酢。これを漬物用のプレッサーで漬ける。歯あたりよろし。

生ショウガ

生ショウガも私の食卓を特徴付けるものだ。オニオロシですって例えば味噌汁にいれる。ほぼ毎食。体が温まる。風邪をひき始めたかなと思った時は、薬よりも先にショウガを体に摂りこむ。

許せない組み合わせ

偏愛する食べ物と言えばステーヴ=ジョブスの刺身ソバは有名だ。日本食フリークだったジョブスが職人をアップルに招聘してまでつくらせていた刺身ソバ。このソバについては複数の人のレポートがあり、味は想像通りのものらしい。許せない組み合わせと言ったところだろう。

某アンケートによる「許せない組み合わせの食べ物」は以下の通り。いずれも実際にある食べ物。
1位 酢豚にパイナップル 23.9%
……激しく同意。リンゴの入ったポテトサラダも私は不可。
2位 納豆に砂糖 23.6%
……この組み合わせを食している人を私の周りでは見たことがない。本当にいるのだろうか? そもそも食卓に砂糖が置かれている風景が想像できない。
3位 カレーにバナナ 18.5%
4位 カレーに干しぶどう 15.5%
5位 納豆にマヨネーズ 13.1%
……これは結構いけると思ってます。

  • 大閑道人さんのコメント
    私的・許せない組み合わせ。トコロテンと黒蜜。大学時代、夏休みに京都の友人宅に招かれた。トコロテンを出されたとき、てっきり「酢醤油」と思しきものが黒蜜だった。色合いがそっくりだっただけに、たっぷりかけた後、口に放り込んで、眼がテンになりました。未だに忘れられない強烈な思い出。


  • 散人さんのコメント
    学生時代に山形出身のヤツが、「夏は氷に酢醤油かけて食う」と言い張っていたが、調べると本当に存在した。称して「酢だまり氷」というらしい。 絶対 食したいとは思いません。

     

2013_12_15

長距離ドライブの燃費


用件で島原まで往復。その結果、燃費は19.6km/L。やるじゃないか。島原まで2000円程の燃費が1000円に。
2000ccだったS-MXの走りに慣れていましたので、不思議な走り心地。なんといいますか、滑るよう、転がるようにツツツーッと走ります。静かと表現してもいいでしょう。

 

2013_12_14

日産ノートの燃費

先日わが家にやってきた日産ノート。カタログはこう謳う。
「うれしい低燃費  エコカーをパワフルに。 最先端の技術が低燃費と走りを両立させました。 燃費を見るのが楽しみになる。ECOモード&日産エコメーター」
22.6km/Lの燃料消費率(JC08モード)と明記しておる。どうれ、燃費を楽しみに日産エコメーターを見てみようではないか。

↑実燃費10.4km/L。カタログ値のわずか5割程度。
毎日片道4kmの通勤での値。わが家は坂地にある。まだ長距離を走るに至っていない。別日に報告を。

 

2013_12_13

室内を静寂にするスピーカーSono


 

2013_12_11

車の世代交代

12月9日にわが家の車が世代交代した。S-MXからノートへ。

S-MX


S-MXがわが家にやってきたのは平成10年5月。取り扱いやすいミニマルキャンピングカーとして、この車をおいて他になかった。シートアレンジでセミダブルベッドが車内に出現する車だ。以来15年半私たち家族と付き合ってくれた。走行距離は27万キロオーバー。力強く走った。息子は我が家の車としてはこの車しか知らない。スカイラインもマークⅡも知らない。

2か月前、走行中にボンネットから白い水蒸気が立ち上がった。ジャフにお世話になった。1週間後には復帰したものの、エンジンが不調だった。「もうあきません。次を買ってください」と車が訴えているように感じた。そして後継車種を選んだとたんエンジンの調子が戻った。「では最後まで努めさせていただきます」と。愛おしかった。大好きな車だった。最後の日、家族全員で車を囲み写真を撮った。

日産ノート


次代を継ぐこととなった車。装備はベーシックなものに止めた。それほど十分に日本車は基礎的装備で技術満載だ。すごいものだと思う。


驚いたことがある。灰皿がなくなっていた。時代だ。

 

2013_12_10

海岸で芸者あげてビール


家人実家の写真を観ていて驚いた。この剛毅な写真だ。海岸で芸者さんあげて酒を楽しむの図。下がその拡大写真。

写真の裏には、「昭和5年3月16日、山口県仙﨑青海島し津ケ浦に於いて写す」とある。写っているのは家人の祖父だ。飲んでいるのはビールに見える。当時のビールの価格は現在で言えば600円程度(散人さん、ご指摘ありがとうございました)。

場所はここ。山口県長門市仙崎青海。現在は青海島海上アルプスとして知られている観光地。いつか行ってみようと思う。

 

2013_12_09

おめでとう


数年前ペコロスさんと飲んだことを楽しそうに話してくれた。 私と娘は今回写真係。数百枚撮った。

姪っ子さんはやっぱりどこか似ている。

 

2013_12_05

二度寝族

我が身辺で静かなるも確実に一族を増やしつつある部族。その名は二度寝族。寝るより楽はなかりけり。

時間を調整できるのが、人生の権威についた者の特権

自分の時間を調整できるのが、人生の権威についた者の特権。かの毛沢東は、すきなときに起き、すきなときに寝たことが広く知られている。老人になれば誰もが自ずとその特権を入手できるが、その自覚なき者は戸惑う。丑三つ時に目覚めるとも、例えば書を愛し、例えば思索を友とする。若き日より自己研摩怠るべからず。

二度寝は人間本来の睡眠のかたち

再び書く。

1990年代初頭に、精神科医トーマスらは毎日14時間暗闇で過ごさせる実験を行った。第4週経つと被験者たちは、4時間眠って、その後1-2時間目起き、そしてまた4時間眠るという眠りのパターンとなった。

歴史学者ロジャー=エキリッチは、中世までは人々は二度寝型だったと発表。当時の人は夜中に起き出してトイレに行ったり、タバコを吸ったり、なかには近所の人に会うために出かけていく人もいたそうで、寝ている途中で起き出して活動することは昔は「ごく当たり前に」行われていたという。

照明器具がなかった時代、人々は夕暮れ2時間後に就寝し、一旦起きて過ごし、また寝るというスタイルであった。この習慣は照明の発達により、17世紀後半頃から徐々になくなり始め1920年代には消滅してしまったという。

  • 散人さんのコメント
    20世紀初頭のドイツの心理学者 エーリヒ・フロムの代表作は「自由からの逃走」 である。人は本当は「自由」から逃げたがっているのだと。本来睡眠も何時、何時間 取ろうが「自由」であるのがいつしか「夜、八時間」が定められた。 フロムは云う。人は有機体としての成長と自己実現が阻まれるとき、一連の危機に陥る。 この危機は人に対する攻撃性やサディズム、マゾヒズム、あるいは権威への 従属と自己を否定する権威主義に向かう、と。この中で特に八時間連続睡眠を頑なに守る人は、フロムの云う「・・・ あるいは権威への従属と自己を否定する権威主義に向かう」人々である。 「自由からの逃走」をしている人々である。

     

2013_12_01

広島に行ってきました


朝の冷気を切って動員学徒慰霊塔へ出かけ黙祷。原爆ドームに昇る陽。

 

 



 


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Profile まつを

生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎県。

「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。