2014年7月
茨城 カクウチ
お世話になりました。人情の厚い土地でした。
茨城 偕楽園
水戸の偕楽園は日本三名園として名高い。訪れていなかった庭だ。
訪ねた感想。硬派。
写真が園内に建つ好文亭の藩主の間。わずか6畳の質素な間だ。感服した。
外資系経営者に爪の垢を飲ませてやりたい。
ハウステンボス「フェトチーネ、オリジナーレ」
ハウステンボスのイタリアンレストランで「フェトチーネ、オリジナーレ」と息子がオーダー。
出てきたのがデッカいチーズの塊。しずしずと台に乗せられ私たちの席の前に現れたかと思うと、中央の凹部にパスタがセットされ、掻き回される掻き回される。驚きの展開を見せたのであった。食する。まさにチーズまみれのパスタ。
映画『聖者たちの食卓』
以下転記。
インドのシク教総本山ハリマンディル・サーヒブで、毎日振る舞われる約10万食の食事がどのように用意され、人々を満たしているのか、その様子をとらえたドキュメンタリー。日本では「黄金寺院」の呼び名で知られている、インドのシク教総本山にあたる寺院ハリマンディル・サーヒブでは、人種や階層に関係なく、巡礼者や訪問者に食事が無料で提供されている。毎日約10万食におよぶという、その大量の食事がどのように用意されているのか、飽食の時代にあって無駄のない支度の様子や、調理、後片付け、巡礼者たちがひとつの家族になったかのような食卓の風景も映し出し、人々が公平に満たされることで心穏やかになる世界や、無償で働く人々の厳かな存在を描き出していく。2012年・第25回東京国際映画祭「natural TIFF」部門で上映され、同部門のグランプリを受賞した(映画祭上映時タイトル「聖者からの食事」)。
ロケットストーブ
「煙が出たらさすがにね」
と機械屋さんがロケットストーブをつくってきてくださった。
20年使ってボロボロになった鋳物の炉の上にロケットストーブの煙突を立てる。着火。スムーズに火がまわり煙が出ない。音を立てて炎が上がる。空気がスムーズに還流しているのが分かる。
昨日、代治朗さんからファイアーピットのありがたいお
風の山のテラス
眼下には街の灯。 ここで火を焚き、飲んでみたい。
洗脳外食産業
改めて驚いたことがあったので書く。
外食産業チェーン店には寄り付かない。
先日魔がさして王将餃子に入った。 メニューブックを開ける。
途端に、大変な迷路に入り込んでしまった。
メニューに込められたデザインの魔力
私は餃子を食べたいと思って寄った。 けれど、餃子だけを注文して食べることができる人はほとんどいないだろう。 あれは一種の洗脳だ。 エディトリアルデザインの魔力を再認識。某外食産業経営者の声があったので以下転記。
○御社にとってメニューブックの重要度や考え方はいかがですか?
○売りたい商品をこちらから誘導してお客様に食べてもらうようにしてもらうためのツールです。
消滅可能性都市
主に子どもを産む20~39歳の女性の人口
日本創成会議が消滅可能性都市なる言葉で出したレポートが話題になっている。
これから人口が減っていけば消えてしまう都市が表れる。それを見るには主に子どもを産む20~39歳の女性の人口の動きを見ればいいというわけだ。
長崎県は危険
でその結果が下表。長崎県は人口流出が続いているため危険な状態だ。
たとえば島原市の若手女性は、今後30年間で-57.9%となる(気になる方はここで自分の都市を確認のこと)。 レポート
若年女性が高い割合で流出する地域は危険
「地方から大都市へ若者が流出する『人の流れ』を変える。『東京一極集中』に歯止めをかける。……地方はこのまま推移すると、多くの地域は将来消滅するおそれがある。人口の「再生産力」を表す簡明な指標として「若年女性(20~39
歳の女性人口)」の状況を見てみると、若年女性が高い割合で流出し急激に減少するような地域では、いくら出生率が上がっても将来的には消滅するおそれが高い。」
アメリカはお手本の国ではない
テラス完成
わが家の極小テラスが完成した。
広さにして4畳半ほどの小さなテラス。
思えばもう何年間もこの空間を楽しんでこなかった。
直射日光下ではくつろげない
デッキを張ったのが2年前。けれど直射日光が照り込む場所はくつろぐには辛すぎる。さんさんと降りそそぐ太陽のもと、テーブルを囲んでにこやかにくつろぐCMをよく目にするが、あれは嘘っぱちだと知ったがいい。外でくつろぐに適した気温になったと同時に、くつろぐに適さない太陽光線が降りそそぐ。それが日本だ。
というわけで、今回タープ登場。ポールは機械屋さん作。合掌。 柔らかく拡散する光のもとの空間。 夜になれば世界三大夜景も楽しめる。
家人を呼んで感想を聞いた。
「小さなリゾートができったって感じですね」
めったなことではこんなことを言わない人の言葉が心に沁みる。
バルコニーのリニューアル
2年前の8月に作ったデッキの根太が湿気であやしくなった。
防腐処理された木材を敷いていたが、耐久性に問題が発生。
やり変えることにする。
木材と木材の接触面に湿気が浸み込むと抜けにくく、ここから腐食がはじまるという。
リニューアル手順
次の手順で、根太を防腐処理木材から塩ビ管に取り換える。
1 ブロックを敷く。
2 VP(高圧用)塩ビ管の直径50mmを、ブロックの上に乗せる。
3 デッキ部木材をネジで固定する。
これで、木材同士の接触なし。
台風到来前に完成。
キャンプ道具の真実
キャンプ初心者に伝えるべき真実がある。
キャンプ初心者は業者のキャンペーンのいいクイモノである。
だまされてはいけない。ここにキャンプ道具に関わる真実を告げておこう。
ブルーシートに勝るタープなどない。
防水性という点でいえば、ブルーシートがまぎれもなく優秀である。
高級タープは所詮織物である。撥水性は経年とともに劣化する。
どのように高級なタープとてあがなえない。
ブルーシートは紛れもなく優秀な防水性を誇る。
ブルーがいやならシルバーもある。
大雨の中、濡れネズミになった経験のある人なら、誰もがブルーシートの有難さを思い知り、高級タープの存在に疑問を持ったことことがあるはずだ。
コマーシャリズムに流されちゃいけない。
卓上コンロに勝るバーナーはない。
ツーバーナーやなにや様々なコンロが紙面を飾っている。
結論から書こう。
オートキャンプならば卓上コンロに勝るものはない。私たちはこんなキャンピングカーで出かけても卓上コンロを愛用していた(クリック)。
イワタニの100円ガスボンベを使う卓上コンロが一番すばらしい。
鍋の安定性がある。
高いコストパフォーマンスがある。
そしてこれが最も大切なことなのだけれども、田舎でもどこでも入手可能だ。
ガスが切れれば全てが終わりだ。人間うっかりということがある。
当たり前だが、どこでも買えるということは、他に変えられぬ要点だと言える。
コマーシャリズムに流されちゃいけない。
安物のプラスティックのイスに勝るガーデンチェアーはない。
キャンプではなく、自宅のガーデンチェアーとして使うなら、安物のプラスティックのガーデンチェアーに勝るものはない。
里山で使っていてそう思う。
屋外では雨が降る。布製などの織物のチェアーは濡れが残って使えない。
プラスティックなら拭いてすぐに座れる。
金属のガーデンチェアーは夏場熱くて使えない。
それにプラスティック特有の変形性が長時間使っていて疲れない。
安物は安くはない!!
プラ椅子やブルーシートは大量生産だから安いが、それを製造する装置は数億円するんです。それを持って価値(ありがたみを)を判断すべきです。
フレンチ・バル ルフージュ
結婚記念日近く恒例行事となった家人との食事。
「いってらっしゃい。どうぞ時間を気にせず」との息子の言葉に成長を感じつつ出かける週末。
フレンチ・バルのルフージュ、スィートが楽しめるバー・ソムパテ、スペイン・バルのムッキーズバー。道すがら岡野さんに出会い、ハゲ雨の話を一下り。よき週末。
偉大な人々の睡眠
睡眠は大切である。精神衛生上、創造性、生産性にきわめて大切である。
上のリストを見ても天才たちはよく寝ている。
私の知人たちを見ても、散人さん、機械屋さんなどアクティブな方はよく寝ている。
ただし2度寝族が多い。かくいう私も2度寝族だ。たびたび書くが、2度寝は人類本来の眠り方だ。街灯がつく以前、多くの国々の大人たちは夜中に起きだし、あるいは友人を訪ね、あるいは団らんを楽しんでまた眠っていた。
眠ろう。惰眠をむさぼろう。私の時間だ。