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2016年5月



2016_05_31

金比羅神社への車道

長崎市の金比羅山に登ってきました。

山頂まで行って下り、金比羅神社へ。新緑と苔むした通路の美しさにうっとり。
そういえばと長年の疑問が頭をもたげます。「金比羅神社は通常は階段で登ってくるけれど、山中にこの社殿があるということは、部材を運んだ車道があってここまで車で来ることができるのではないか?」 この疑問は十年このかた時々思い出してはネット検索などして調べていたのですが、情報を得られませんでした。調べてみましょう。参拝後、下山しようとしていると、階段手前の右側からカブが登ってきました。「おっ! こちらに行ってみよう」 

しばらく進むと四つ角に。二つのコースはサインが出ていますが、写真中央のコースだけ表示なし。けれど中央のコースが道路幅が広いので迷わず直進。

こんなフラットで幅の広い道が続きます。周囲を緑に囲まれ続け、高低差がありませんので、超快適なコース。登山というよりも、ハイキングと言いますか、森林浴をしている感じです。車で来れなくてもこのコースは、今後私のお気に入りの道になりそうです。素晴らしい。時折、轍の跡がありますので確かに車は走っています。けれど草が多少伸びて今年は通っていないようでした。

もうすぐ里に出そうだというところに車止め。

さらに出口に柵。その向こうに車が留められていました。なるほど。通常、自動車では行けません。十年来の疑問解決。

今回通ったコースが実線、一般的な段差のあるコースが破線。今回通ったコースが長距離ですが、実際は快適なコースをゆったり楽しめるコースという感じです。もしこれから夏場にかけて行かれる時は、くるぶしまでのウオーキングシューズと虫よけを持って行かれるといいでしょう。
なお、バイクで近接できるコースは別にあるようですよ。

 

2016_05_30

綿引明浩展 -Doodle

  • http://cast-studio.jp/"

    ギャラリ−EMにて (長崎市常盤町1-8 明治商会ビル 2階
    2016. 5. 28(土) - 6. 7 (火)  11:00 – 18:00
    水曜休廊(11:00 - 18:00日曜は17:00迄)

    綿引明浩プロフィール

    1984年、東京藝術大学主席卒業(買い上げ賞)。同大学院修了。西部美術館版画大賞展・優秀賞受賞。文化庁芸術家在外研修員として約一年間スペイン滞在。リュブリアナ国際版画ビエンナーレに日本選抜作家として招待出品。これまで東京を中心に個展やグループ展を開催。国内外のアートフェアーにも多数参加。2013年新島国際ガラスアートフェスティバルから招待され、初のガラス制作を行う。昨年からアニメーション作品を発表、幅広い活動を展開中。


    私も描いてみました

    5月29日(日曜日)に 「綿引さんと一緒にクリアグラフを描こう!」というワークショップがありまして参加させていただきました。温和な綿引先生のご指導を頂きつつ描いたのが下の作品。素材はアンソールから。「根を詰める」という言葉を久しぶりに実感した楽しい一時でした。合掌。先生の作品は軽やかで観ている者を夢心地にさせてくれる素晴らしいもの。おススメです。

     

    2016_05_29

    ちょっとしたスピーチの基本構成

    フォーマルな開会挨拶の基本は「短く」。さっさと本題あるいは宴に入りたいのが皆さんの本音。だらだらしたスピーチは迷惑千万。

    ありがとね、ごめんね、よろしくね

    基本構成は「ありがとね、ごめんね、よろしくね」。スピーチの本質は気遣いです。
    たとえば「本日はお足元の悪い中、お集まりいただきありがとうございます。日頃から皆様方には各部署でご苦労をおかけいたしていること申し訳なく思っております。社会情勢はお分かりのとおりいよいよ予断をゆるさぬ状況となってきております。今後とも皆様のお力添えをよろしくお願いいたします」

    もう少し長めの時間が許されるスピーチなら、最初と最後のフレーズをスラスラと言えるようにしておくのがコツです。この間にキーワードだけ準備してフリートーク。
    最初の出だし例。 「こんにちは。只今ご紹介にあずかりました○○です。本日はお招きいただきありがとうございます……」
    最後の結びの例。 「ではこの会が皆様にとりまして実り多いものとなりますことを祈念いたします。最後になりましたが、この会の開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆様方にお礼申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます」
    ね、どこかで聴いたことがあるでしょう? 定番です。

    スピーチ導入

    ザワついている方々の耳をこちらに向けるスピーチ導入を一つご紹介。私のやり方です。

    聴衆の描写・評価から始める

    それは、聴衆の描写・評価から始めること。
    たとえば「先ほどから皆様方のご様子を拝見いたしておりました。そこで感じましたことは……」耳がこちらに向き、まずザワつきは止まります。人は自分のことが気になって仕方ないのです。
    フォーマルでシンと静まった会場の場合も、ただその場をやり過ごしている方々が多いものです。そんな時の例。「ここに立ちますと皆さんの緊張が伝わってきます。神聖なる空間でゆっくりと脈打つあなたの鼓動(間)。そして深く繰り返されるあなたの呼吸(間)。意識を研ぎ澄ませば、あなたの隣に座る人の呼吸も感じ取れることでしょう」
    こうした導入の後に、サウンドバイトを続けます。

     

    2016_05_28

    オバマ広島スピーチ

    「ブッシュならこのスピーチをしたか」 そう問うとオバマが果たした意義は大きい。為政者という立場でここまでの言及は多くの障害を越えねばならなかったでしょう。

    今回のスピーチで最も驚いたのは次のくだりです。

    「どの偉大な宗教も、愛や平和、正義への道を約束します。にもかかわらず、信仰こそ殺人許可証であると主張する信者たちから免れられないのです。」

    スピーチライター ジョン・ファヴロー


    彼のスピーチライターであるジョン・ファヴローに一層注目が集まっていくものと思います。
    行政のスピーチは様々な配慮や条件があって、最終的には丸まった文章になります。簡単に言いますと面白くないスピーチになるものです。
    けれどこれでは、聴く人の心に届かない。

    サウンドバイト

    そこで小泉純一郎風のスピーチに変わっていくわけです。「自民党をぶっ潰す」 あれはサウンドバイトという手法。強力な伝播力を持った短いセンテンスです。

    「サウンドバイトは、長いスピーチ、あるいはインタビューから、記者あるいは編集者が厳選した短いコメントです。 長いインタビューを受けても、実際に使われるのは、「ひと囓りのコメント」という場合が多いので、それなら、最初から、サウンドバイトで話す方が良いとメディアトレーナーは助言するようになったのです。」(出典

    この手法を使ったスピーチはトップしか出来にくいといっていいでしょう。強烈であるがゆえに判断が必要とされるスピーチなので、トップが自己責任でやるしかない。あるいはトップのスピーチライターがアドバイスするしかないものです。TVなどでキャッチコピーの強い刺激に慣れた現代人には、本当は旧来の挨拶など届かないと私も思っておりサウンドバイトを使っています。

    三流詩人のようなオバマの冒頭表現

  • 散人さんのコメント
    私は中学生のころ文章の組み立て方には方式があると教わった。それが5W1Hである。
     いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)  5W
     どのように(How)   1H (これは必ずしもなくていい)
    からすると昨日の米大統領オバマ氏のスピーチの冒頭の、「71年前の雲一つない朝、空から死が降ってきた」で、こりゃダメだと思った。中学生時、もし散人がこんな文章を書いたら先生に「このバカたれ!先週の授業を聞いとらんじゃったろ、」とお叱りを受けたことだろう。ここでもう私は読む気になれなくなった。まぁ、一応読んだけれど。
    読むうち「これは日本の憲法の精神」を云ってるじゃないかと思った。どう云ったって殺し合いである「戦争」は野蛮行為であって、日本憲法はこれを永久に禁じている。ハーバード大学ロー・スクールの大秀才であったオバマ氏は、この「戦争の野蛮性」は深く理解はおそらくしているはずだが、国家の歴史を抱えた指導者になると「野蛮性も排除できない」と云う現実を抱えているのだろうし、だからまるで三流詩人のような冒頭の表現になったのだろう。

    1Hの大切さ

  • 捨老さんのコメント
    > どのように(How)   1H (これは必ずしもなくていい)
    しかし 実はこれが一番重要ではないのでしょうか。文面に表出していようといまいと、構文の背裏に読み取られるべき核心だと思います。だからこそ軽々に口にし難い部分でもありましょう。

    「信仰こそ殺人許可証」について

  • 大閑道人さんのコメント
    > 「どの偉大な宗教も、愛や平和、正義への道を約束します。にもかかわらず、信仰こそ殺人許可証であると主張する信者たちから免れられないのです。」
    以下は、ただの勘ぐりです。実際に、戦争で核爆弾を投下した国の代表が、投下された場所を訪問してその「成果」を確認した。そして、宗教がらみのスピーチ。もしかして。対ISに核を使用するつもりか?

  • まつをのコメント
    「信仰こそ殺人許可証」 とは、エノラゲイにカトリックの神父が同乗していたことではないのですか?

     

    2016_05_27

    東京御徒町


    夜の手配師のような

  • 散人さんのコメント
    焼き鳥屋とホルモン焼屋が軒を連ね、いかがわしくもマッサージ・とエステ両方やる店や、よく見るとちっとも優雅でないエレガント・ホテルなどもある、もうこれ以上の猥雑さはあるまいと思われる御徒町。そこに、女性(日本画家さん)を「ほんとにね、簡単なんですから、なにもネしなくて五時間で三万円稼げます」とかいって風俗に誘い込む夜の手配師のようなryujiさん。「でも私、さっき上野駅に着いたばかりなんです。あ、はい、連絡の途絶えた弟を五所川原から探しに来たんです」といたいけな風情で戸惑う女性(女流画家さん)。 「トワイライト 御徒町ブルース」の一コマの画像であります。

    Ryujiさんのブログから抜粋


    絵:Ryujiさん

    昨日は東京は御徒町の私の古い行きつけの店...まつを氏曰く「良い居酒屋の条件は由緒正しく小汚い事」と言う条件に合った「あいちゃん」にて、5時間程の楽しい宴。
    まつを氏当人は至って気楽な「真面目な職に就いている不良中年」。
    その不良仲間がこれまた魅力的な「それぞれもの凄く真面目な仕事をしている遊び人」達...この日はその筆頭とも言える田屋敷酒散人氏がまつを氏のケータイにて飛び込み参加して、まつを氏と川柳風メールのやり取り。一句一句まつを氏が見せてくれるので、その度に3人で大笑い...ウケてました。

    初対面の小柄な美しい女性は、何と芸大日本画首席卒業で最近大きな賞も獲り、前途洋々たる才能豊かな方とか...

    見せて頂いた作品は、とてもか弱き女性が書いたとは思えぬ様なダイナミックな迫力のあるテーマのものがいくつも...やがて日本の美術界に大きく名を残す存在になるんだろうなあと感じる。

     

    2016_05_20

    東京オリンピック招致の裏金問題~止めてしまえとは思えない

    「エンブレム問題をはじめさんざんケチのついたオリンピックなど止めちまえ」とネット上で書いている方がいらっしゃいますが、私はそう思えません。止める方向に動かされているとは思いますが、止めてしまえとはとても思えません。もしそうなれば日本は大変な事態に陥るでしょう。

    オリンピックは世界の大舞台です。これを反故にしなければならない状況になれば、日本という国は世界的信用失墜をするでしょう。東京証券取引所及び大阪取引所のメインプレイヤーは海外投資家です。 その割合は60%以上を占めています。これらが一斉に引き上げ、証券市場は暴落し、レートは下がり、投資資金の回収のめどは立たず、あるいは多額の違約金を負うことになり、景気の凋落が発生し、国民生活を直撃することになるでしょう。

    さらに恐れねばならないことは、日本という信頼のブランド、つまり大災害下でも類まれにみる秩序を持つ信頼性の高い国際的ナショナルブランドが壊れることです。

     

    2016_05_19

    東京オリンピック招致の裏金問題~IOC会長「容赦なく対応する」

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    東京オリンピックの招致をめぐる疑惑に、IOCのバッハ会長が初めて言及し、「疑惑があるとすれば好ましくない」と述べた。 バッハ会長は「東京五輪について、疑惑があるとすれば好ましくない。われわれは、容赦なく対応する」と述べ、「汚職と闘うために、あらゆる手段を使う」と強調した。(出典:FNN
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    ですから、段取りがよすぎると。

     

    2016_05_18

    東京オリンピック招致の裏金問題~3カ国

    どうにもわからないことばかりです。

    なぜフランスが捜査しているのでしょう?

    なぜイギリスの新聞がそれを報じたのでしょう?

    ドイツのIOC会長はアジェンダ2020でオリンピックの清浄化を進めようとしていたのですよね。
    で、東京オリンピック招致の裏金問題が浮かび上がってきたのですよね。
    で、「仮に不正が見つかれば、開催地が「ロンドン」に変更される可能性があると、海外mailOnlineが報じた」って、えらく段取りがよすぎると思いませんか?

     

    2016_05_17

    東京オリンピック招致の裏金問題~時系列

    報道されることが分からないときは、時系列でまとめますと見えてくることもあるわけでして。こうして見てみますと、わが国で報道がいかに遅れて話題化したのか分かりますよね。そもそもはロシア陸上のドーピング問題なのですが、それが東京オリンピックまで導火しているのをどう見るかでしょう。


    現在のIOC会長はドイツのトーマス・バッハ。ですからメルケルが東京オリンピック不参加を直接口にしたとは考えられません。その意向があるならより政治的に対応するでしょう。なおバッハ会長が推進してきたのが「オリンピック・アジェンダ2020」。その中から以下抜粋。
    • 提言3から
      IOCは招致都市のために活動するコンサルタント/ロビイストについて、有資格者を登録制とし監視する。コンサルタント/ロビイストはIOCの倫理規程と行動規範の正式な遵守表明が登録の必須条件となる。
    • 提言12から
      IOCは経費削減のため、だれが主導するかにかかわらず、要件の変更において透明性の高い運営手続きを確立する。
    • 提言27から
      オリンピック・ムーブメントに属するすべての組織は、オリンピックおよびスポーツ・ムーブメントの良好な統治の基本的、普遍的原則を受け入れ、遵守する。
      1. このような遵守は監視の対象となり、審査される。IOCは必要に応じ、各組織が良好な統治原則を遵守する上で役立つよう、支援ツールや支援プロセスを提供することができる。
    • 提言32 から
      IOC倫理委員会はより一層の透明性、良好な統治と説明責任を目指し、倫理規程、およびその手続きの規定がオリンピック・アジェンダ2020を完全に踏まえたものとなるよう見直す。

       

    2016_05_16

    東京オリンピック招致の裏金問題

    世に出回る話題を理解するためには、その情報源、つまりニュースソースを理解するのが一番。なるほどこんな意図でこのニュースは世の中を走っているのだと、見えてくるものが大きいですね。
    そんな視点で考えたとき、東京オリンピック招致の裏金問題も、このニュースが世の中を走っている意図を探るといろんなことが見えてきそうですね。次のことを、どなたかご教示くださいませんでしょうか。

    • [疑問] 東京オリンピック招致の裏金疑惑のニュースソースは?
      そもそもそんな情報がどこから漏れたのでしょうか? そんな情報を掴もうと潜行捜査していた組織があったのでしょうか? ロッキード事件の時もそうでしたが、海外からこの手の情報戦が仕掛けられるときって、デカいところが主導していることがあるんですよね。ロッキードの時は中国寄りの舵を切った田中角栄を下すためのアメリカ国家の意図。今回は、国際オリンピック委員会の匂いがしませんか?

      南海トラフ地震と五輪

    • 散人さんのコメント
      今回の五輪誘致に関しての疑惑。 我が国の首相が世界に向けて「状況(福一原発)はコントロールされている」と大見得を切った。がさて、世界はその後そう見ているのだろうか? 〈仮説〉 IOCが違う見方をしているとするとどうなる?  今回はIOCは沈黙を守っている。が情報リークがIOCなら……。
      老婆心ながら、いやもう一か月も揺れづづけている島原に住む者としてはやや心配しながら、「南海トラフ地震と五輪」で検索すると結構な数が出てくる。

      5月16日夜、森失言五輪会長がテレビで「当初の3000億円に無理があった」と発言。東京オリパラ大会の立候補ファイルには「運営費3000億円」と明記。この老害(失礼、自分のことを顧みず)会長今になって云うか! 5000億円はかかると言う。虚偽の申告であったのだ。立候補用に虚偽の数字を挙げたのだ。

     

    2016_05_15

    STAP細胞再現した!?

    ドイツの研究チームがSTAP細胞の再現に成功

  • 散人さんのコメント
    「STAP細胞はあります」と大見得切って袋叩きにあった小保方さんだが、ドイツの研究チームがSTAP細胞の再現に成功。論文を発表したのだ。一体どうなっているんだ日本の科学者達は。理研は声明を出し、ドイツの研究チームが正しければ小保方さんを戻すべきではないのか。

    STAP現象がアメリカの研究者グループによって報告

  • まつをのコメント
    え!! 今回は超慎重になってしまいます。真実なら自身の無明を恥じ入るばかりです。そして魔界を覗いた思いです。なぜ再現実験に成功しなかったのか? 調べてみますと次のような情報もあります。2015年11月27日に発行された科学雑誌『ネイチャー・サイエンティフック・リポーツ』でSTAP現象がアメリカの研究者グループによって報告。今年3月31日、小保方氏はSTAP細胞の製造方法を記した「STAP HOPE PAGE」を開設。

    小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論

  • 捨老さんのコメント
    二つの情報があるようですね アメリカ・テキサス大学の研究チーム と ドイツ・ハイデルベルクの研究チーム。うちハイデルベルクチームは小保方さんの「STAP HOPE PAGE」公開以前、サイエンス誌撤回の頃から研究が開始していたそうです。
    報告した大宅健一郎氏は、「日本国内ではマスコミによる異常な偏向報道によって、完全に葬り去られたように、印象づけられたSTAP現象だが、そのような先入観もない海外の大学によって再現実験が試みられた事実は大きい。小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学と比べ、真摯に生物学的現象を追究するハイデルベルク大学のニュートラルな姿勢は、科学に向き合う本来のあり方を教えてくれる。」 と結んでいます

     

    2016_05_13

    蜷川幸雄逝く


    80歳。合掌。

    ニナガワ メディアを花園で観た

  • 散人さんのコメント

    上動画は1984年に新宿花園神社で行われた「王女メディア」で、私はこれを観ていた。蜷川さんは49才、私は36才。その二年前に新劇場(シアター・アプル)へ配属され、制作部長を拝命した。上司は「三年で軌道に載せろ」の一言を私に云った。

    あの世界の厳しさは、もしそれが出来なかったら劇場を去らなければならない。その最後の年に、ニナガワ メディアを花園で観た。横には盟友岸田理生が座って居た。

    終了後、岸田と二丁目でクールダウンで飲んだ。二人はかなりの時間無言だった。ニナガワに圧倒されたのだ。と、岸田が重い口開いた、「Tさん、私らは日本にこだわろうよ」「……うん、おれもそう思ってた」と私は返した。一種の敗北宣言だった。眼前の展開する王女メディアの憎愛の狂気から昇天のカタルシスはまごうことなき演劇のもつエネルギー、それは竜巻のような全てを巻き上げる力を感じた。ギリシャだ。

    敗北は辛いけど二人は必死で「日本」を探した。辿り着いたのは「戦争直前の浅草」だった。川端康成の「浅草紅団」を岸田と造った。

    私はその作品でかろうじて生き残れた。ニナガワさん、打ちのめしてくれてありがとう、生き残れました。そちらにはキワコさんもいます。お二人で仲良くしててください。あっ岸田もいます。岸田は浮気してニナガワさんと「身毒丸」をしました。ほんとに浮気な岸田ですが作家としては一級ですので三人でやってて下さい。そして私が行きましたときには岸田を返してください。合掌。

     

    2016_05_12

    崩壊したラピュタの道


    熊本地震によって破壊した「ラピュタの道」。阿蘇を愛する多くの人がご存じの道です。

    グーグルマップでは熊本地震後の写真に阿蘇は更新されています。白川がその名に反し土石で茶色になっていたり、頻繁に訪れていた垂玉温泉の滝の袂の露天風呂が跡形もなかったり米塚に亀裂が走っていたり、かつての風光明媚な地が苦しんでいることが改めて伝わり心が痛みます。

     

    2016_05_10

    誰がグローバリズムが嫌いだって?

    人間は自分の利便性のためには、安々とその支配下に身を委ねる

    フェイスブックの危険性を知りつつ、周囲の方々がフェイスブックに鞍替えしていっているのを見ると、底知れぬ恐ろしさを感じます。その恐ろしさは、壮大な歴史的検証の果てに見えてくる人間というものの姿の恐ろしさです。

    カップ麵は多くの添加物が入り、遺伝子操作でできた作物を使っていると知っていても、食べ続けている習性と同じ。違うところといえば、フェイスブックはある程度の知性を持った人たちがそれを取り入れているということです。

    結局、人間というものは、ああだこうだと社会批判をしても、ごく身近な自分の利便性のためには、安々とその支配下に身を委ねるのです。

    人間は理性的な存在であるとは言えない

    人間とはどのような特性を持つか。
    この問いに、17世紀にはじまり18世紀に隆盛した啓蒙思想家たちはこう答えていました。

    「人間は理性的な存在である。」

    デカルトは『方法序説』の書き出しを次のように始めています。「良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているものである。」 理性(良識)はすべての人に分け与えられているものであると高々と掲げられたこの宣言は、ロックやルソーなどの啓蒙思想家たちに受け継がれ、彼らの思想に裏打ちされてフランス革命をはじめとする各国の市民革命を推し進められ、現在の国民国家がつくられていき、人権の概念も形作られていきました。その裏には次のような信念があったのです。

    「確かに今の庶民たちは理性的ではない。それは教育を受けていないからだ。教育を受け磨き上げられれば、人間は誰しも理性的存在になれる。」

    そして2世紀半が経過。かつて啓蒙思想家たちが信じたように、人間はブラッシュアップすれば理性的になれたでしょうか。もう、そろそろ、この壮大な人間性に対する仮説と検証は終えていいのではないか。そう思う一団が現れているのかもしれません。2世紀半の歴史的検証によって浮かび上がってきた人間の特性に応じた応分の義務と権利。そしてそれに応じた政治体制の在り方ってどんなかたちになるのでしょうね。

    国家国民に変わる「グローバルな主権」の登場

  • 散人さんのコメント

    ネグリとハートは2000年に著書「帝国」を発表しました。どんな内容か? グローバル時代の新たなる主権と資本主義のあり方を発表したもので、現代の「共産党宣言」とも言われました。国家国民に変わる「グローバルな主権」が新たに登場しています。グローバル化の進行情況を受けて、もはや国民国家は重要な担い手ではなくなってきているのです。

    かつての「帝国」は、ローマ帝国や大英帝国、あるいは比喩的な表現である「アメリカ帝国」 のように、権力構造は中心となる国王や国家が領土を拡大していくものでした。これに対して、通信技術や輸送技術の進歩とともに地球上にあらわれたものが新しい「帝国」です。新帝国は資本主義のもと、アメリカ政府や多国籍企業、G20、WEF(世界経済フォーラム、通称ダボス会議)などが国境を超えてネットワーク状に複雑に結びついた権力システムのことをいいます。新帝国は中心を持たず領土の拡大も必要としません。新帝国において、核兵器などを持つアメリカの役割は強大です。けれどもアメリカもまたこのシステムに従う必要があり、アメリカ=新帝国ではありません。

    この新帝国は日常生活のすみずみまで浸透し、私達を資本主義に順応させるために、いたるところから管理・育成しているとネグリとハートは言います。
    (出典:『哲学用語図鑑』)

    さてネグリとハートはそのような新帝国に対抗するにはどうすべきなのかを考えます。それがマルチチュードの考え方です。

    学界ではこのテーマについて大っぴらに論議が進んでいます

  • まつをのコメント

    散人さん、すばらしい展開に敬意を表します。もう出していいでしょう。これまで今回のテーマについては書くことを控えていました。第一に、身辺の安全のため。第二に、このテーマを明らかにすれば、その動きが揺るがぬものと認識され、社会に諦観が蔓延することが憂慮されるため。けれど、もういいようです。散人さんが挙げてくださった書籍をはじめ、学界ではこのテーマについて大っぴらに論議が進んでいます。みなさん、もはや胡散臭いサイトをご覧になる時期ではありません。学術書に進む時期です。散人さんが提示してくださったキーワードで検索すると次々と読むことができます。虚実ない交ぜになった内容として語る時期は過ぎました。このテーマに関しては、胡散臭い情報は持ち込まないよう互いに留意しましょうね。話全体が胡散臭くなり、私たち自体が胡散臭くなります。

    マルチチュードについて私から説明させてください。誤解を恐れずにザックリ言えば、マルチチュードとは新帝国へ民主化を求める勢力のことであり、その言葉は元々は民衆という意味です。世界規模の新帝国に対し、世界規模の民主主義を実現する団体ですとか。これがネットワークをどう張れるかは今後の人類史上の注目点でしょう。

    絶対王政の時代、つまり国家が王のものであった時代の庶民には、今のような国家の在り方は想像すらできなかったでしょう。想像しろというのがどだい無理。その時代と現代の間には歴史の断層があるわけです。では、どこに断層が走っているのか?
    答えは、フランス革命期に外国からフランスが侵略される危機が迫った際、庶民がラ・マルセイエーズを歌いながら「オラたちの国を守れ」と各地から集まってきたとき。この瞬間から、国は「オラたちの国」になったのです。こんな国家のことを国民国家といいます。王ではなく、国民のものである国家。そこでは国民は国のありようを決める権利、つまり主権を持ちますので、主権国家とも呼びます。
    さて、そのくらい大きな歴史の断層が今走ろうとしています。あと40年後の世界を私たちはまだうまく想像できないかもしれません。今、国民国家、主権国家を単位とした世界は終焉を迎えようとしているようです。世界史的断層が走ろうとしています。

  • 大閑道人さんのコメント
    この「新帝国」の、帝王・皇帝・国王(なんでもいいや)や、宰相・大臣等は、誰なんだろう?
    宮殿・朝廷は、どこなんだろう?  そういう中心点がないのが「新帝国」の特徴なんだろうか?

    新帝国は三層構造

  • まつをのコメント

    基本的に概要は散人さんの解説と、これまで当Barでの皆様方の話題からお分かり頂けると思います。一歩踏み込んだ解説は次のようになります。

    「現代「帝国」のグローバル統治も、それに則した三層構造になっていて、アメリカが頂点にいるのは否めないが、周りに第一階層として、G7、WTO、IMF、世界銀行、国連安保理、国際組織などの君主制組織があり、第二階層に、貴族制風に多国籍企業と200国近い国連加盟国のなかの中小国民国家が接合され、第三階層には、メディアや宗教団体、市民社会組織、NGOが「民会」風に入っている、というわけです。」
    (出典:『マルチチュードは国境を越えるか?』 加藤哲郎 一橋大学教員・政治学

    新帝国がこのまま推移していく文脈の中にTPPも

  • 散人さんのコメント

    新帝国がこのまま推移していく文脈の中にTPPも繰り込まれています。これは日本の主権者である国民の意志には関わらず締結されて行くでしょう。与野党も関係ありません。国際決済の集中オンライン化の一つがTPPなのであります。

    ホッブスに習って云えば今は「グローバル リヴァイアサン」の時代です。ローマ帝国は道で拡大、モンゴル帝国は馬で拡大、新帝国はネットで拡大。

    TPPがモノを、TiSAがサービスを

  • まつをのコメント
    TPPがモノを、TiSAがサービスを、新帝国化への道へと通じさせるものなのかもしれません。

     

    2016_05_08

    カバノン


    現代人は追われるように他者との交流のただ中にいるときがあります。それも大いに結構なのですが、行きすぎますとバランスを崩しますので時間をつくるようにしています。カバノンの壁側のカウンターで一杯。

    今回、観たDVDの中で一押しは『天才スピヴェット』。天才的頭脳の少年スピヴェットが、故郷の片田舎からワシントンDCまで権威あるベアード賞授賞式にヒッチハイクやなにやで出かけていく話。暖かく知的でウィットにとんだ映画。このテイストは『アメリ』や『ホテル・ニューハンプシャー』に似てるなと思って、今調べると『アメリ』の監督が撮っていました。ジャン=ピエール・ジュネ監督。

     

    2016_05_07

    今日は立夏(りっか)


    立夏は夏が立つと書くことから夏の気配が感じられる時期を指し、春分と夏至の中間ごろに位置し、暦の上では立夏から立秋(8月7日)の前日までが夏と考えられています。

    二十四節気が季節感とズレているのは、大陸性気候の中国でできたから

    立夏や立秋といった二十四節気が季節感とズレているのは、新暦と旧暦の違いからだと思っていました。間違いとのこと。もともと古代中国で考案された二十四節気は大陸性気候の特性がある黄河の中・下流域の気候を元にしているので、日本の実際の気候とはズレているとのこと。そこで2011年に日本気象協会が「日本版二十四節気」を作成しようとしたらしいのですが、俳句界などから反対の声が寄せられ没。南無。

     

    2016_05_04

    カフェ リンデン

  • http://nagacafe.net/cafe/linden/

    最近、カフェにいく機会が重なっているまつをです。今回はリンデン。ワッフルと紅茶のおいしいカフェ。感想。里山でできるなぁ、もっとゆっくり。


    カフェの窓枠の向こうには、降り注ぐ陽光の下、目に焼き付く橘湾の紺碧の海。


    こちらはご存じ一休。散人さんの母港であります。今や島原歓楽街のランドマーク的佇まい。


    そして続く、島原千夜一夜物語が綾織られていく舞台の数々。闇に伸びる一枚板の堂々たるカウンターを浮き上がらせるスポットライトが目に沁みます。
    昼と夜のコントラストの美しさ。人のコントラストのおもしろさ。

     

    2016_05_02

    核戦争はコスト的に見合わない

    総力戦は起こらない

    『渚にて』というSF小説があります。第3次世界大戦後の世界を描いた作品です。こんな世界観は終わろうとしているようです。全面核戦争になっても誰も幸せになりませんし、コスト的に見ても見合いません。第一次、あるいは第二次世界大戦のような総力戦というのは起こらないだろうと思います。

    資本と文化による制圧がスムーズ

    今から武力衝突が起こるなら局地戦的なもの、あるいは対ゲリラ的なものでしょう。そもそもグローバリズムが進行した域内では、武力による制圧よりも、資本と文化による制圧をした方がスムーズにいきます。土地や企業体を買い取り、たとえばディズニーを愛させればこと足ります。

    そうなると徴兵制は必要がなくなります。実際、先進国では冷戦後減少してきています。こうした視点から見ても国民国家である必要性は薄れてきているのかもしれません。

    徴兵制と国家


    (出典:ウイキペディア)

     

    2016_05_01


    カフェ からこ野


    長崎市内からアクセスしやすく新緑のきれいなカフェを巡らせば、少なからぬ人が風の杜が頭に浮かばれるでしょう。確かに。ここには、かの森づくりの名人である柳生博のアドバイスを得ながらつくられた素晴らしい緑があります。私も昨日、道すがらお茶でもと思い立ち寄ったのですが、これが満車状態。ということで近所の隠れ家的カフェに向かいました。

    名前は「からこ野」。まさに隠れ家です。ゴールデンウィークに芋の子を洗うような状況の場所に喜んでいく人々の気がしれません。バケーションとはバッキューム、すなわち真空と語源を一にするもので本来はなにもしないことをいいます。ぼぅーっとゆっくりする。「からこ野」は超洗練されたセンスで磨き上げられた隠れ家です。オーナーのご婦人のご主人は、長崎インターネットラジオにもご出演いただいたクラフトデザイナーで元日本クラフトデザイン協会理事長の長谷川武雄さんです


    こんなものいただきました。私の普段の生活からはほど遠いものだったのですが、これがいいんですね。豊かな時間。どなたかこんなコーディネイトを里山カフェでやっていただけないでしょうか。

     

     



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    Profile まつを


    Webデザイナー。長崎市・島原市との多拠点生活化。人生を楽しむ。仕事を楽しむ。人に役立つことを楽しむ。座右の銘は荘子の「逍遙遊」

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。