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2017年10月



2017_10_31

地方のバカの壁

  • 散人さんのコメント

    芸術への無理解ひどい地方役人

    この日曜日に前職の後輩が島原に遊びに来た。久しぶりに一杯酌み交わした。彼は福岡の中核都市に二年前に出来た三つのホールを持つ施設の支配人をしていて、この度辞して東京に帰るらしい。
    二年間で限界だったという。何が酷いかというと、スタッフで出向してきた市役所の役人たちが酷かったという。舞台芸術なんて全く理解しないで、居るだけの給料ドロボウだったそうだ。

    まぁしかし日本の地方都市はそんなものだ。彼は舞台全般のプロデュサーとして東京で個人事務所を持ち、国の仕事を受け年間四千万稼いでいた。自分の出身地への思いもあり、一千万円そこそこで館長を引き受けたが、二年で限界だった。

    劇場が出来たら何か文化都市になったつもりでいるバカ市民たち

    箱物は金出せば出来るが、出し物はそうはいかない。十年前から云われているのに、まだ止めない地方のバカ行政と、劇場が出来たら何か文化都市になったつもりでいるバカ市民たち。バカの連鎖で金を失くす。
    長崎の県立美術館は公設民営化でN工芸社が受けててね、というと彼は、ウフッと笑った。「そうだろぅ?」「まぁダメですね」と云った。
    九州域内では唯一博多座が、演劇専門劇場として成り立っている。それは創設当時、東宝と松竹の力を借り、役人ではない社員を育て専門教育をしたからだ。

    もう止めろ、上辺だけの文化政策は。
  •  

    2017_10_30

    ブレードランナー 2049

    ミニマリズムのうつくしさ

    ブレードランナー。次作の噂が立ってはとん挫し、消え、そしてこの度やっと完成。観てきました。

    アイデンテティをめぐる叙情詩。画面構成はミニマリズムのアート作品。

    前作の監督リドリー・スコットは製作総指揮にまわり、監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。繊細な感情を深く掘り下げて描きます。ドンパチはサービス程度。鑑賞後、厚い翻訳小説を読み終わったような余韻が残ります。

    若い方々にお伝えしておきますが、前作ブレードランナーは発表当時に爆発的ヒットをした作品ではありません。大衆が喜ぶ作品ではないからです。ビデオでじわりじわりと評価を上げていき現在に至った作品。今回も、「あべんじゃぁず」とかいうポンコツ大衆映画が好きな米国では今のところ大ヒットとまではいきません。想定内。

    今回は時代を反映して、はじめて4DX3Dで観ましたが、普通の2Dでご覧になることをお勧めします。3Dでは監督が伝えようとしたことが伝わってこないようなシーンが多く、何度も3D眼鏡を外し色味を確認しました。

    そんなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「デューン 砂の惑星」の再映画化にもトライすることが決定しています。

     

    2017_10_29

    息子の食器

    主を待つ食器たち。道を求めて生きる息子。ずいぶん強くなったようです。

     

    2017_10_28

    不審な電話

    電話に「はい、〇〇です」と反応する時代は終わった

    「もしもし、〇〇〇〇さんのお電話でしょうか?」と若い女の声は言いました。
    見知らぬ電話番号からかかってきた、聞き覚えのない声です。
    「え?」
    「こちらは〇〇〇〇さんのお電話でしょうか?」とまた若い女。
    「あなたは誰?」
    「私は××の××××と言います。こちらは〇〇〇〇さんのお電話でしょうか?」とまた若い女。
    「見ず知らずのあなたに、どうして個人情報を教えなきゃいけないの? こんな物騒な時代に。どんな用件を伝えようとしているの?」
    「まずご確認してご用件をお伝えします。こちらは〇〇〇〇さんのお電話でしょうか?」と若い女。
    明らかに台本を読む女。
    「切るよ」
    そう言って私は電話を切りました。電話がかかってきて、すぐに「はい、〇〇です」と反応する時代は終わったようです。

     

    2017_10_26

    なぜ結婚するのか

    なぜ結婚するのか分からない

  • 散人さんのコメント

    帰宅恐怖症。
    NHKニュースでやっていたそうだ。行きつけのママに聞いた。奥さんの怒りが怖いからだ。ちょっとしたことで鬼の形相になる。日々イライラしている。文春新書、小林美智子『帰宅恐怖症』を下に取材したのだろう。都市部に多い。

    私は未だになぜ結婚するのか分からない。人は自由を求めるなら、しないのもいいのだろう。が世間はそれを許さない。世間の人は不自由なるもの、つまり仕事、家族、地域など己を縛る環境を反吐が出るくらい嫌に思ってるので、他の人が「自由」にしているのを嫉妬するのだ。弱者は強者を嫉妬する、とはニーチェが云っている。ルサンチマンと云うらしい。

    我が東宝は、かって森繁さんの「社長シリース」や植木等さんの「無責任シリーズ」で成績を挙げていた。あれは一見軽くてばかばかしくて人生の指針には到底成るものではないと殆どの人が思っているが、違うのだ。深い明察があるのだ。分不相応なことはしないという明察だ。所得の上昇がストップしたここ二十年余、サラリーマンごときが結婚し、家を持ち、家族を養う等、無理なことをしている附けが回ったのだ。慣性でしか生きられない悲しい人生である。
    残念!

  • 結婚は貧乏と病気を乗り越えるために

  • 大閑道人さんのコメント

    >  私は未だになぜ結婚するのか分からない。

    病院経営者には、わからないだろう。
    貧乏と病気を乗り越えるために。……というのが内田樹の回答。
    結婚する理由と、結婚を続ける理由は、別物。私の場合は、毎晩ヤリたかったから、というのが、結婚の理由。結婚し続けている理由は、避けられない老いと死に備えて。

  • 死を自宅で迎える人は二割に過ぎない

  • 散人さんのコメント

    現在、死を迎える方の八割は病院か施設です。自宅は二割に過ぎない。
    精神科においては退院時家族のいる自宅へは三割、グループホーム等が六割であります。家族という基盤、拠り所は根底から崩れさっている。
    次年度医療法改定では、新しい概念の「介護医療院」という施設が出来ます。看取りも含めた医療と介護の中間的施設です。
    病院経営者も現実は理解しているつもりです。現実のニーズに我々は対応していかなければならない。自宅で家族に見守られながら死んでいく希望と現実は違います。

    家族の範囲は主観である。ある女性は「猫のミーちやん(ペツト)は家族なの」と言い切りました。またある女性は「私たちに子どもがいないから家族とは言えない」と。家族とは主観的なもの。ファミリー・アイデンティテイはまちまちであります。

  • 露頭に迷わぬ人に家族は要らない

  • 大閑道人さんのコメント

    >  家族の範囲は主観である。

    病院は、患者にとっては家族的な雰囲気を醸し出すように演出するし、ましていわんや、最後の看取りの場所に為るであろう介護施設では、それはもっと顕著。
    だから散人さんは、「私は未だになぜ結婚するのか分からない」というのです。

    誰も散人さんを、露頭に迷わせることはしないだろう。そういう人には、家族が要らない。

  • 三組に一組が離婚するが、全員病院経営者なのか?

  • 散人さんのコメント

    現代日本においては三組に一組が離婚するそうだ。アメリカは二組に一組。特に最近は50才から59才の熟年離婚の増加が目立つ。
    一体何なんだ? 結婚て。全員病院経営者なのかな? いやそれだけ自由になったのだろう。いいことである。

  • 未婚率が低い職種には、宗教家・教員・医師

  • まつをのコメント


    (出典:Newsweek

    この図を見ると、男性の最も未婚率が低い職種には、宗教家、教員、医師が入る。宗教家は男女ともに結婚する割合が高い。その次に教員、そして医師と、女性の未婚率が上がっていく。有能な女性の未婚率が上がっているのは、結婚という形態で、出産にはじまる子育て等のウエイトが女性に傾くことを物語っている。経営者は男性が未婚率が上がり、女性は未婚率が下がる。自由に羽ばたく男性像が見られる。最も右上に音楽家・舞台芸術家。モテ男、モテ女、自由人の世界である。

  • 同調圧力が強い日本

  • 散人さんのコメント
    日本は同調圧力が強いと言われる。同調圧力とは、皆と同じことをしなさいという暗黙の圧力のこと。50年以上前の学校はそれが強かった。制服制帽丸坊主等。これは学校に限らず社会全般に存在しているらしい。
    結婚にしてもそうだ。国は少子化で頭を悩ませているのに「婚外子」を認めようとしない。フランスでは年間出生児の60%が婚外子。日本は2%だという。入籍者でない児はダメだという同調圧力がある。
    口では多様性の社会を目指すとか云ううが、腹では違うのだ。特に高等教育を受けている人の不理解が多い。
    「損する結婚 儲かる離婚」藤沢数希 という本が売れているらしい。帯には「婚姻届に判を押すのは、借金の連帯保証人になるより恐ろしい」とある。読むことにした。
  •  

    2017_10_24

    喉の痛み対策

    我が一族は喉が弱いという共通点を持っています。長年、その対策をストックしてきました。ここでその覚書です。

    • ぞくっときたら、すぐショウガをとる。
    • 漢方薬「五虎湯」を飲む。
    • 蜂蜜ゆず茶を飲む。
    • 食事はうどん。
    • マスクをする。
    • 加湿器をつける。

     

    2017_10_23

    Everybody Wants To Rule The World

     

    2017_10_22

    暗雲

    情報過多になって、世間の判断が鈍り始めています。
    簡単なことです。
    今回の総選挙は、5年間の安倍政治をよしとするか否かです。

     

    2017_10_19

    沸騰する沈黙

    総選挙前、なぜか理性の向こう側で沈黙が沸騰しています。

    「国家は市場と手を結び、人々にメッセージを送り続けている。『私たちは、同じ共同体にいて、同じ過去を持ち、同じ利益をもち、同じ未来を共有している』と。虚構である。けれど今となっては現実である。」(『サピエンス全史』)

     

    2017_10_18

    ギョベクリ・テペ

    紀元前1万年から紀元前8000年に建てられた遺跡

    人類文明史上の難問とされる存在、ギョベクリ・テペ。 紀元前1万年から紀元前8000年に建てられた遺跡。ギザの大ピラミッドが完成するよりも7000年早い。農耕文明が発生するよりも早い。得られる証拠はみな、狩猟採集民が建設したことを示しているとのこと。

    書籍『サピエンス全史』を想起します。以下に要点を再記。

      『サピエンス全史』の要点

    • サバンナの負け犬だったわれわれサピエンスが、今の繁栄を築いたのは妄想力のおかげである。
    • 虚構と言語が結び付き、私たちは集団で想像ができるようになった(認知革命)。神話、民主主義、法律、人権、法人などなど。サピエンスはDNAの進化なしで、社会的行動を変化させていく方法を手に入れた。
    • 人類全体としては今日の方が古代集団よりも遥かに多くを知っている。しかし、個人のレベルでは古代の狩猟採集民の方が優れていた。
    • 認知革命後、サピエンスは様々な生き物を地上から消し去った。狩猟採集民は地球にいた体重50㎏超の動物を半減させた。現在もその流れを我々は止めていない。
    • 農業文明によって安定した暮らしを手に入れたというのは、史上最悪の詐欺である。人類は小麦、稲、ジャガイモなど少数の植物の奴隷となり、不作で多くの人々が一気に死ぬ体制になった。
    • 農業労働はあまりに時間がかかるので田畑のそばに定住せざるを得なくなった。重労働が始まった。将来への不安のために人々は懸命に働いた。しかしその恩恵を受けたのは新たに誕生した支配層であった。
    • 支配層は秩序の崩壊を防ぐために、想像上の秩序を「当たり前」に変えていく。広い意味での教育である。たいていの社会政治的ヒエラルキーは論理性を欠いており、偶然の出来事を続けているにすぎない。カースト制をみればよく理解できる。文字の発明で社会の階層化はさらに強化された。
    • 世界をグローバル化させる3つの虚構は次のものである。1.貨幣。2.帝国。3.宗教。支配体制は虚構によって成り立っているので帝国化し広域化すれば脆弱になるが、宗教はこれを強固にする働きを果たした。
    • 近代科学は、人々に「人間は進歩できる」と思わせるようになった。こうして経済成長という考え方が発生した。
    • 「国民」という虚構が成立し、「国のために」画一的な教育がなされ、労力やお金を差し出すことを当たり前(義務)として受け入れられるようになった。さらに「消費者」という虚構も人々の心に浸透した。
    • 国家は市場と手を結び、人々にメッセージを送り続けている。「私たちは、同じ共同体にいて、同じ過去を持ち、同じ利益をもち、同じ未来を共有している」と。虚構である。けれど今となっては現実である。
    • 「フォーディズム」と「レビットタウン化」

    • 散人さんのコメント
      「まつを」氏の「サピエンス全史」の中で「消費者という虚構」について考えてみた。
      いつから大量の「消費者」という存在(人間なのだが)が世の中に出てきたのだろうか? ヒントは「フォーディズム」と「レビットタウン化」という言葉が浮かぶ。

      一 フォーディズム。あの米国自動車生産会社のフォード社のことである。
      科学管理法で開発した生産システムで世界に販路を延ばした。当然労働者の賃金も上昇し購買力も上昇した。時代としては1950年代から70年代まで。以降フォーディズムは高度成長のために欠かせないモデルとなった。

      一 レビットタウン化。これは郊外化のこと。レビット社が開発した、NY州東部の住宅都市のこと。移動手段が車に変化して「郊外」が一変した。
      日本においては東京の田園都市線がモデル。このモデルは地方都市にも波及し「ドーナツ現象」と云われた。大型シッピングモールができ商店街が疲弊した。「ファスト風土化」とも云われる。移動手段が徒歩だった地域コミュニティが完全に崩壊した。


    • 私たちはなぜ働いてしまうのか? 現在はポスト・フォーディズムと云われている。
      フォーディズムによって労働者自身が中産階級化した。消費が拡大し、自らがフォードを所有した。近代化向上スパイラルである。熟練工としての誇りがあり、終身雇用を基本としたのだ。
      だが現代のポスト・フォーディズムにおいては、完全マニュアル化し、熟練工はいらなくなった。非正規雇用でよくなったのだ。
      新しい安定した生き方は未だ出来てきていない。さてどうなることやら?

     

    2017_10_16

    夏木の倒木

    夏の間に伸びていた樹をチェンソーで倒木してきました。里山。

    アオモジは成長の早い樹です。見る見る伸びて、ある時期が来ると突然枯れ、倒木します。実はこれが危険で、伸びる方向は基本的に陽光の方向。つまり、敷地外に向かって伸びやすい。つまり、他者の土地に倒木しやすい樹なのです。

    久しぶりに里山を訪れると、10メートル近くの高木に成長していました。これは危険。早速チェンソーを取り出し、慎重にアオモジに切込みを入れます。これくらいの高さの樹になると、相当な音を立てて倒れます。今回は安全な方向に倒すことが出来ました。
    その後、チェンソーで焚き火用にカット。よく燃える薪になるでしょう。

     

    2017_10_12

    吉田隆さん大賞受賞!

    DOJIMA RIVER AWARDS 2017 -NUDE- 大賞

    盟友 吉田隆氏がやらかしてくれました。
    DOJIMA RIVER AWARDS 2017 -NUDE- 大賞受賞!

    賞金:1,000,000円、副賞:堂島リバーフォーラム 4Fギャラリースペースにて個展、ヨーロッパエアチケット(往復)。

    当コンテストについて(転記)
    「2008年にオープンした堂島リバーフォーラムは、「堂島リバービエンナーレ」、「堂島ウィンターライブ」、「建築展」などを開催し、多角的に文化や芸術と関わって参りました。 2016年からは新たに毎回異なる分野のアート作品を表彰していく「堂島リバーアワード」をスタート致しました。その記念すべき第一回目は、後世に受け継がれるべき技術と伝統を誇り、世界からも愛されている「日本画」。 公募展の概念を変える、堂島リバーフォーラムならではの展示方法で、ご来場の皆様、出展者の皆様にご好評をいただきました。そして第2回目のテーマは「NUDE(ヌード)」、日本のアートシーンを前回にも増してさらに盛り上げるアワードとして着想に至りました。また審査員には国内外で活躍されておられるアート界を代表する方々をお招きし審査していただきます。入選作品は「堂島リバーフォーラム」での展示、そして大賞作品には賞金と、海外での発信に役立てていただくため、ヨーロッパへのエアチケット等を副賞として授与いたします。」


    大賞
    吉田 隆 TAKASHI YOSHIDA
    「永遠の静寂(しじま)」
    長い時間の経過の中で錆び朽ち果てていく古い建物。自然がつくりだした命は常に生まれ変わり新たな命を育む一方で、人間のつくりだしたものは、その瞬間から朽ちていく運命にある。その動かしがたい運命を目の当たりにする絶望感と、そのなかで生きていくしかない人間の一瞬の命の輝きを、複数のNUDEによって表現しました。

    詳しくはこちらのサイトを。


    • 散人さんのコメント
      大拍手喝采胴上げ。素晴らしい!ブラボウ!!ハラショウ! 我らが吉田さんが大賞を得た。この作品「まつを」氏主催のアートパーティで観たのであります。長崎バンザイであります。

    • しんのじさんのコメント
      吉田さん、心よりお祝い申し上げます。朽ちていくって、すばらしい。壊れかけた漁船や海辺の東屋が大好き。朽ちはじめた、ポンコツな自分も好き。

    • 吉田さんのコメント
      ありがとうございます!!!
      今回は正直自分でも驚いています。審査員全員が最初から一も二もなく私の作品を大賞に決めたらしいです。さらに規定では出品できないはずの2点目の作品も会場に展示したいとイレギュラーな依頼がありました。これ以上ないほどのツワモノ審査員からこれほどまで評価されたことがいちばん嬉しかったです。副賞が来年秋に同じ会場の展示壁面60メートルのギャラリーでの個展開催なので震えています。笑

     

    2017_10_11

    おたっしゃんの湯

    ベスト・オブ・長崎県温泉


    余生をどこで暮らしたいかと問われたら、ゴータマ・ジッダルタではないですが、夏は雲仙、冬は小浜。夏は避暑、冬は身体の温まる塩湯湧く地で。

    勤め先と子供の学校がなければ、そんな暮らしは可能になります。郵便物の受け取りというやっかいなものからも、ネット化で自由になろうとしていますし。

    で、写真はベスト・オブ・長崎県温泉と私が推す「おたっしゃんの湯」。私に小浜に住みたいと思わせる要因です。 訪れますと入浴時間は「夜明けから夜11時まで」と書いてあります。150円。まぎれもないかけ流しの湯。この空間が醸し出すゆるさが最高なのです。

    小浜にこんな宿があればなあ。

     

    2017_10_10

    世界一


    こんな破天荒な勢いがあった時代がこの国にもあったのです。よろし。元気をもらいます。

     

    2017_10_09

    悲しかったこと~

    オランダ村の悲壮


    開園当時夢の塊だったオランダ村跡を訪ねてみたら、何も知らない中国人パック旅行集団がこんな辺境地まで連れてこられて、大声で爆買いする場所に成り果てていたこと~。

    うつくしいデザインを台無しにする運営者

    悲しかったこと~

    かつて腕利きの設計士によってつくられ美しかった島原のフェリー待合所の建物が、デリカシーのない運営者たちによって地獄の沙汰になっていたこと~。

    モスバーガー朝セットはひどい

    悲しかったこと~

    モスバーガーによって朝セットをたのんだら、食べ残しの給食みたいなのが出てきたこと~。

    悲しかったこと~

    「ハウステンボス」は戦時中どういう場所だったのか

  • 散人さんのコメント
    オランダ村が中国人に占領されているって? 私はオランダ村やハウステンボスが嫌いで行ったことがない。
    別けても「ハウステンボス」は戦時中どういう場所だったのか、今となっては殆どの人が知らない。私はとても行けないのであります。
  • 調べてみました

  • thomさんのコメント
    > 別けても「ハウステンボス」は戦時中どういう場所だったのか
    気になったので調べてみました。 まずここで明治時代の地図を見て昔の地形と地名を確認すると「赤子濱」だとわかる。 そこで「赤子浜」で検索するとこんなページがありました。 予想通りでした。
  • 処刑場

  • 大閑道人さんのコメント
    私が聞くところでは、江戸時代は処刑場だった、と。ただし、検証はしていませんが。

  • thomさんのコメント
    最初に地形を見た時に、恐らくそうであったと思いました。 が、先程あげたページの引用元の資料がハウステンボス町史のようなので、そのへんには触れていないのも想像が膨らむ一因であります。
  •  

    2017_10_08

    幼馴染みと飲む

    小学校の頃の友人たちと飲みました。場所は、てんまや。島原の居酒屋のルーツの一つとされている店です。店内はド昭和。
    そんな店で心許せる幼馴染みと飲む酒。自分の根っこの所を知っている友とは、いまさら虚勢一切なし。私が忘れていたことを幾つか憶えていてくれました。

    「クールベの『波』の模写をHくん(私のこと)はしてるでしょ。それの現物を長崎県美術博物館に観に行ったのは、城代先生の企画で学校で行ったのよ」
    「え!」(私の頭の中では、父親と観に行ったことになっていた)

    「Hくんは大車輪してたよね」
    「おお、ここに証人が! 家人に言っても半信半疑なんだよね」

     

    2017_10_07

    日本の選挙中なぜ北朝は静かなのか

    日本が選挙戦で忙しい時、なぜ北朝鮮は静かなのか。
    そう思いませんか?
    なぜなのか考えて気づいてください。私たちはメディアのつくりあげた情報環境の中に生きているのです。


     

    2017_10_06

    いなけりゃ困るB層

    マスコミに流されやすく、比較的にIQの低い層のこと

  • 散人さんのコメント

    日本国民の中の「B層」は妖怪コイケ(共産党の小池さんではない、希望のコイケ)の支持だそうだ。B層と言い出したのは2006年、小泉郵政解散の内閣府の時から。受注したマーケ会社が言い出したそうだ(適菜収)。それは「マスコミに流されやすく、比較的にIQの低い層」のこと。

    かれらの好きなこと、「産地直送」「有機栽培」「長期熟成」「秘伝」「匠の技」や「相田みつを」など。

    しかしですねぇ、そのB層の方々がいらっしゃるから「新聞」や「回転寿司」や「テレビ業界」やもろもろ繁盛している訳で、バカにするよりありがたがらなけりゃいけないと思うのであります。日本経済の牽引者は、謂わばこの「B層」の方々なんですから。 ついでですが「改革」もお好きなようであります。

  • 今回も二者択一の政治手法に乗せられている

  • まつをのコメント
    今回も見事に自民orコイケの二者択一思考に追い込まれていますね。定番の手法。
  • 今はバカが情報を発信出来るインフラが整った

  • 散人さんのコメント
    殆どのフェイスブックがB層の固まり、中でも少し異色なのは岡野雄一氏のフェイスブックである。殆どが「身の上相談」であって、岡野氏の漫画に感動した読者がさりげなく相談している。中年過ぎの方々が、親の介護しつつ、自分の行末も案じて吐露されている。私はいたって人生呑気に(そういう岡野氏が好きなのだが)今までやってきた彼に、真剣な相談をするのはお門違いだと思うのだが、その辺のミスマッチに微笑むのであります。
    その他は全く見るものはない。素人が退職を機に料理をし、自慢げに画像まで載せる。この素人の「参加」ないしは「玄人面」するのが、B層の特徴である。具にもつかない食事風景や、どうでもいいような観光旅行画像。「今はバカが情報を発信出来るインフラが整った(適菜収)」である。
    一方マスメディアから自己啓発書まで「あなたが主役」、「社会参画せよ」、「もっと自信を持て」と素人を煽り立て、その気にさせる。結果として社会の幼児化を進めているのだ。
  •  

    2017_10_04

    中秋の名月

    僕が月を観ると、月も僕を観る。

     

    2017_10_03

    スニーカー通勤

    政府がスニーカーでの通勤を呼びかけています。スポーツ庁・鈴木大地長官「今回、歩くということを主眼に置きましたプログラムをスタートさせます」

    40代以降は革靴を履いてはいけない

    スポーツ整形外科医の山口和博さんによると、40代以降は革靴を履いてはいけないとのこと。

    確かに、私も長いこと外部者に会う仕事に携わってきましたので、スーツと革靴は欠かせませんでした。こちらに身なりを正しておいでになる方にラフな格好でお会いするのはマナーに欠けます。
    けれど、デザインの仕事に転職後は服装を変えました。夏場はポロシャツに黒のウォーキングシューズ。この業界では比較的スタンダードな服装です。
    近年、健康意識も高まり、なおかつこれほど高齢社会になりますと、スーツ・革靴文化の崩壊は近いのではないかと思っています。でも写真の、鈴木大地長官のスーツに白スニーカー姿はなしでしょう(笑)。せめて黒のウォーキングシューズ。
    夏でもスーツが正しいと主張する人々は、冷暖房が行き届いた職場にいる恵まれた人々であることを自覚すべきでしょう。

    男のやせ我慢の美学を

  • 散人さんのコメント
    男のオシャレは「軍装」から来てる、と先輩から教えられた。ジャージィとかスニーカーなんかはもっての外である。
    折り目正しいスラックスを履き息苦しいほど糊の利いたシャツを着て袖はカフスで締め、上にベストを着てまた緩んだ身体を締め付けるのであります。そしてやおら背広を着る。靴は硬い革靴を履くものであります。ピカピカに磨き上げる。その証拠に東京の名だたるホテルの地下には必ず靴磨き店がある。
    男のやせ我慢の美学はもうすでに死滅したのは理解しておりますが、また山口先生のお言葉も理解はいたすのですが、散人絶滅危惧種として最後まで矜持を持ち続けて静かに消えて行きたいと思う今日この頃であります。
  •  

    2017_10_02

    懐霄館(かいしょうかん)

    親和銀行本店は敬愛する白井晟一の作品

    「長崎県内でどこに行きたいか?」と自問自答してみました。結果、出てきた答えは、懐霄館の内部。佐世保の親和銀行本店です。

    敬愛する白井晟一の設計。

    懐霄館は彼の代表作とされる日本の名建築です。外部からは何度も目にしましたが、内部もまた素晴らしいと言います。
    サイトを調べてみると、ウィキにはこうあります。「本店・懐霄館は月に2回ほど事前予約の定員制で見学が可能である(ただし建物内は撮影禁止)。」実際、訪問記もネット上に溢れています。
    見学したい。そう思い本店に電話してみました。結果、現在は見学を受け付けていないとのこと。さて、どなたか内部を見ることができるコネクションをお持ちの方、いらっしゃいませんでしょうか。拝見したい。

    これまで訪ねた白井の作品

    これまでも機会を捉えては彼の作品を訪ね歩いてきました。


    静岡市立芹沢銈介美術館


    松濤美術館

     

    2017_10_01

    大人の修学旅行in島原

    大人の修学旅行in島原 ご参加いただきました皆様、誠にお世話になりました。 とりわけ島原でお迎えいただいた 散人さん、酒井社長さん 一方ならぬご厚情をいただき誠にありがとうございました。


    小浜おたっしゃんの湯


    城谷耕生さんのカフェ刈水庵


    温泉マニア激奨のジモ専温泉別所共同浴場


    散人さん豪邸


    宿泊は旭邸


    牛臣


    スナック・キキ

     



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    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎市・島原市との多拠点生活。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。