2021年4月
プリンターの買い替え
プリンターはブラザーのレザープリンターを使ってます。購入してから7年。レザー方式はインクジェット方式よりも作動が早く、当時はコスト安でした。けれど経年劣化でさすがにカスレてきました。ブラザーのサイトを確認したところ、装置寿命5年なんだそうです。
印刷コストに革命が起こってました
そこで最近のプリンター事情を調べてみると、驚きましたねえ。インクジェット方式プリンターの印刷コストがとてつもなく安くなっていました。革命的と言っていいでしょう。写真のエプソンEW-M630Tでは、A4モノクロ文書で約0.4円、A4カラー文書で約0.9円。大容量インク搭載モデルというんだそうです。なんだこれは。つい最近までは各メーカーの販売戦略として、本機を安く売って、インク代で稼ぐものでしたよね。インクカートリッジがバカ高だったのに。
緊急事態宣言で価格高騰
競合機種も何社かあったので、ここは冷やして選択しようと時間を置くことにしました。
で、1週間後サイトを覗くと、22,075円の実売価格だったものが、36,500円に高騰していました。え!見間違えたか? 一瞬なにが起こっているのか分かりませんでした。そうか、緊急事態宣言で在宅勤務が増え、プリンターが飛ぶように売れてるんだな。プリンターだけでなく、パソコン関係は特需がやってきてるようです。
旭亭庭園だより
庭を飾る花々。私の好きなモノトーンの白い花々たち。
4月上旬 オオデマリ、ガマズミ、ドウダンツツジ
オオデマリの花。気品を持ちつつもあでやかに咲いています。
ガマズミ。主役を張らずひっそりと咲く花もまた味わいがあります。
まだ盛りには早いドウダンツツジ。小さい可憐な花もまたいいんですよね。
4月下旬 エゴノキ、ヤマボウシ
エゴノキの花。可憐です。落下した後は白い絨毯を敷き詰めたようになります。
ヤマボウシの花。植樹してから数年花が咲きませんでした。
1週間、旭亭に住み込み庭師生活をしていました。庭園の色味と植生が劇的に変化する季節。庭師生活をするならこの時期です。緑の彩度も鮮やかですが、一方で視外線も急に上昇しますので、夜は爆睡していました。
シアターアプル
演劇とは何かを理解している建築家 斉藤義
庭仕事の後、風呂・読書。
『河童が覗いた50人の仕事場』妹尾河童著。
読んでいるとシアターアプルという言葉に出会いました。かつて散人さんが支配人を務めた劇場です。記事は斎藤義さんの建築現場を妹尾河童が訪れるというもの。その中から以下抜粋。
-
ぼくは、かつて建築界への提言として、「もういい加減に、変な劇場を建てるのを止めて下さい!」という一文を書いたことがある。各地に新しい劇場がどんどん建つが、実に使いにくいものが多いからである。……
この人の手にかかると、老朽化したビルの中の空間でさえ“新しい演劇の場”として活性化され命が吹き込まれるのである。東京・新宿にある『シアターアプル』という劇場も彼の手で蘇った一つである。……あの『シアターアプル』を変身させた手並みも、鮮やかであった。元は映画館として造られた建物だったが、その後ダンスホールになり、時代の流れにとり残されガランとさびれた場所になっていた。それを知っていた人は、「えっ、あの場所がこんなに!」と、その変わりように仰天したものだ。
散人さんのコメント
厳命を受けニューヨークに飛ぶ
シアターアプルは1982年開場した。40年経つ。私が32、3才のころだ。
まだ若造だった。本社(東宝)に呼ばれ、コマ地下のダンスホールを700席のミュージカル専門劇場にすると云われ、私は制作責任者(部長)兼宣伝担当を命じられた。30少しの若造にだ。まつをさんが書いているとうり建築家は斎藤義(ただし)さんとアドバイザーが河童さんだった。上が2,000席のコマ劇場、隣が東宝の映画館があり、どちらも大音量で音を出す。如何に遮音(しゃおん)するかが大問題だった。
私は演目選定担当だったのでニューヨークに飛んだ。こけら落とし三か月ぶち抜き公演を決めるためだった。誰も助けてくれない心底孤独な仕事だった。
困り果て寿司屋の亭主と昵懇となる
NYCに行って約一月出し物を観たが、オンブロードウェイ(以下OB)のものは規模が大きすぎて700席の小屋(劇場)には合わない。オフブロードウェイ(OFB)の物はストレートプレイ(会話劇)が主でアプルのコンセプトにはそぐわない。オフオフのものは一人芝居が主でダメ。上司の厳命が、直輸入もの、ミュージカル系統、女性演者が主、であった。
ほとほと困り果て、やけ酒を飲みに劇場街にある日本人経営の寿司屋に毎晩行ってから、住み家に引き上げていた。とある晩、寿司屋の亭主が「散人さん、今度ニューヨーク湾にウニ採りに行きましょう」「いいね」と。行くと波打ち際にゴロゴロとウニがころがっていた。バケツ二杯分簡単に採れた。「実は明後日日本から20人の予約が入ってまして」と主人が言った。その晩は腹が悪くなるほどウニ食って寝た。
里山新緑祭の開催を断念します
今年の里山新緑祭を中止します。里山は美意識に溢れ楽しむものでなくてはいけません。コロナ禍の現状は厳しくこれを満たしません。
昨年に続き2年目の見送りとなります。これまでゴールデンウイークのただ中で、新緑とシェフたちのおいしい豪華な料理と燃え上がる焚火を楽しんできました。心開けるあの場。楽しみにされている皆様もいらっしゃいますので、この時期に行なわない旨を記させていただきました。
里山のツタを切る
この判断をする前に、里山を下見しました。マズい。数年間ツタ切りをやっておらず、荒れていました。早速ノコギリを購入し、長ズボン・長袖・マスクを着用し里山へ。ブッシュに分け入って木に撒きついたツタを切り一汗かいてきました。森は生きています。
オランダだより
グッドマンさんのコメント
オランダの春をお届けします。(笑)
ゴッホの絵は青と黄色の組み合わせが多く,理由として「黄視症だったのではないか。」とか「貧乏で,少ない種類の絵の具しか買えなかったのでは。」などがあげられています。
しかし,オランダのこの写真のような風景を見れば,自ずとそうなってしまうのではないかと思ってしまいます。
まつをのコメント
東北の春の訪れは、喜びに満ちたものだと聞いたことがあります。長く雪に閉じ込められていた生活から解放され、周囲が鮮やかな草花で満ち溢れる時節は、九州に住まう者には想像できないほどに歓喜の時でしょう。長く暗い夜を過ごしてきたオランダもまた同様なのかもしれませんね。
らーめん砦
長崎のラーメンベスト3
このランキングって「あ、なるほどね」って思う店が並んでます。
その中でNo.1にランキングされている らーめん砦。食べログで3.62。食べログ会員にならないと高得点を得られないとか耳にするので、これって本当に高い評価。佐世保地区にあるのでこれまで機会に恵まれてませんでした。
貝を主軸とした らーめん砦
食べてみました。砦800円。うまい。いわゆるトンコツじゃありません。貝白湯ラーメン。店のホームページによると「あさり・ホタテ・カキなどから惜しみなく抽出されたエキスに大豆の絞り汁を合わせ、門外不出の秘伝の塩ダレを加えて作る。豚系の骨など一切不要」らしい。
ホームページを読み進めると、佐世保市広田の「MARU 龍」のオーナーらしい。ラーメン好きの息子を連れて行ったことのあるラーメン店です。なるほどね、研究熱心な人なんだ。しんのじさんのコメント
貝の風味ラーメンはここ15年位注目を浴びている
貝の風味は、おそらく近年のラーメン業界にあってはここ15年位でしょうか、隠し味としてコクや拡がりを出すために注目を浴びているように思います。それはなぜかというと、関東以東ではよく使われていたホタテパウダー(中華業界では広く使われていたらしいです)が、ラーメンでも関東以西でしばしば使われるようになったことと無縁ではありません。
当時、私も興味を持って、ラーメンや汁物に使って試してみました。この粉は100%ホタテ貝の粉末らしいので天然調味料です。効き目は強力でして、一人前当り小さじ0.5杯ほど溶かすと得も言われぬ丸みとコクが増し、特に野菜ラーメンみたいなシンプルなスープ(塩味、昆布+鶏ダシなど)に絶妙に合ったことを記憶しています。これが一般家庭に広がらない理由は、高価格である事、それと大量に購入すると割安ですが、すぐ湿ってしまうのでまとめて買い辛いことなどにありそうです。でも、あると大変便利で頼もしい調味料です。
実は長崎ちゃんぽんにも活かされていますよね。夏場はアサリ、冬場は小ガキと、かつて由緒正しいちゃんぽんには季節の貝が必ず入っていたものでした。何度か贅沢をして、ちゃんぽんに大量のアゲマキ貝(今や値段は40年前の10倍で、幻の貝になっていますが)を入れて作ったことがあります。あっさりしていながら凄く豊かなコクが加わって、最高の味わいとなりました(単価は聞かないで下さい(笑))。
貝類のもつコハク酸の相乗作用は凄い! 佐世保のラーメンにも名前の挙がっていたマテ貝は特に旨味が強く、干してもいないのにスルメに近いコクがありますよね(干した物はスルメを凌駕する旨味)。アゲマキなどと比べるとかなり細いので食べる所は小さいですが、実は凄い貝だと思います。また食べ物の話になるとはしゃいでしまいました。失礼。
日本本土最西端の地
神崎鼻公園
日本本土最西端の地、神崎鼻(こうざきばな)公園。長崎県佐世保市の小佐々町にあります。
今から4半世紀前に家族で訪れた思い出の場所。当時は碑や公園もなく野趣あふれる場所だったと記憶していますが、公園化されていました。車で曲がりくねった道で漁港を舐めるようにずいぶん走ったところにあります。さすがに最西端の地。トイレが設置してあったのは助かりました。
海中遊歩道
公園内に海中遊歩道が設けられていて、子どもたちが遠足でやってきて磯遊びをしていました。癒されます。写真からも分かるように海はすこぶる透き通っています。
民宿
記事を書きつつ、いつものようにこの地域をgooglemapで眺めていましたらいい民宿が多そうですね。おいしい刺し身をたらふく食べさせてくれて7,000円程度の人情民宿。テント張るのも面倒で、ボーッとしたいなというときはよさそうです。コロナが静まったらね。
ハウステンボスのライトショー
閑古鳥鳴くハウステンボス
ハウステンボスに閑古鳥が鳴いてるらしい。そんな情報が耳に入りました。4月に入って大学卒業旅行の向けのキャンペーンも終わり閑散としていると。
NAKEDが手掛けた「光のファンタジア」、「夜のイルミネーションショー」。最近ライトショーてんこ盛りのハウステンボスを観たい。このタイミングを逃す手はない。地元人の強み。間隙を突いてウィークデーに出かけました。
ガッラーン。
運河を周遊するゴンドラも貸し切り。あまりに人がいないためか、橋上からカメラに狙われる始末。なんだチミたちは?
いやはや広大な敷地や施設をここまで占有していいものかと心配になるほどです。
消毒用アルコールの設置も徹底していて、今回数十回使用。各施設の出入口、内部にアルコール設置。体験型施設ではプレイが終わった後すぐに係員が除菌処理していました。その徹底ぶりはお手本ものです。
光のファンタジア
「フラワーファンタジア」。今回体験した中でベストワン。素晴らしい芸術性の高さ。耽美的な世界です。奥に進むと、あなたの足跡から花々が咲き、花びらが舞っていきます。施設表のレイアウトが地味なため見逃さないように。
これは別の施設になっているカフェ「森のファンタジアカフェ」。コーヒーで一服したんですが、「フラワーファンタジア」の世界観がここにも満載です。
「海のファンタジア」。イントロは?な感じなんですが、すごいですよ。私は中でも「影の魚群」が圧巻でした。「崖の上のポニョ」でポニョが魚の波の上を走るシーンがあるでしょ。あんな感じ。
「光のファンタジア」の作品群は出来不出来の格差が大きく感じました。これとは別にヘッドセットを着けバーチャル体験する「VRワールド」もあって、私のお勧めは「逆バンジー」。多くのバーチャルワールドを体験したので、目を覚ましにリアルドキワクの「天空レールコースター~疾風~」も体験。
夜のハウステンボス
こちらが夜の世界のハウステンボス。ゆ~ったりとしたソーシャルディスタンスで楽しませていただきました。
ガッラーン。
長崎県内は昨日はコロナ感染者数が急増。訪れるなら徹底したコロナ対策を取っている店舗や施設が安全です。でもハウステンボスも金・土・日は結構な賑わいになってるみたいです。特に修学旅行団とあたった時は合掌。
うつくしいトピアリー
すばらしい。まるで現代芸術ですね。三原庭園の作品です。
各国の新型コロナワクチン接種率
日本は世界でも際立った接種率の低さ
出典:Share of people who received at least one dose of COVID-19 vaccine
:Our World in Data
日本の接種率の低さは世界の中でも際立っています。タイやケニアやパラグアイと同程度で、0.5~1.0%のレベル。
4月11日現在の主要国の接種率は、イスラエルが61.3%、イギリスが47.1%、アメリカが34.2%、フランスが15.5%、ドイツが15.1%、イタリアが14.4%、ブラジルが9.4%、ロシアが5.7%、日本が0.9%。
現在の日本の政治的力が露呈しています。国内の主要メディアはこの分かりやすい地図を残念ながら紹介しないでしょう。
なぜ日本はワクチン接種がG7で圧倒的に最下位なのか
Number Webに次のような記事が掲載されています。
-
Number Web 【どうなる東京五輪】なぜ日本はワクチン接種がG7で圧倒的に最下位なのか…このままなら医療従事者もあと1年以上かかる?
この記事では日本のワクチン接種が最下位である原因として、国内臨床試験が厳重であることと、EUの輸出制限を挙げ、表面を撫でただけの薄っぺらな内容となっています。これより下記の記事を読まれたがいいでしょう。
日本全体を被う薄暗いモヤ
コロナワクチンの配分は後列
大半の日本人はガッカリしているに違いありません。コロナワクチンがわが国に供給される順番が、これほど世界で後列だったとは。世界で最初に供給されたのはイスラエル。続いてヨーロッパ列強。緊急時になると、世界を牛耳っている勢力がどこか透けて見えます。
今、日本全体を被っている薄暗いモヤってなんなんでしょう? あなたも感じるでしょう? そしていつの間に日本は国力を失ったのかとも。これは数値を見ればはっきりしてます。国防さえままならないわが国。
コロナ対策やオリンピック問題などの遅々とした対応。その裏で練っておくべき非常時プランの欠如。
Contingency plan が欠如した日本
設計士 大久保慈さんが的確な指摘をなさっていましたので掲載させていただきます。船舶の航行に関しては素人だけど今回のスエズ運河の件も、つい最近の原油流出事故も、日本の会社の事故が続くと世界では「日本の会社がまた事故」のイメージは拭えないと思われる。
そして安全管理に含まれるはずのContingency plan (何かあった時を想定して、先に計画しておく対処法)のなさ、特に政府でのそういうプランの無さは正直なところ驚く。
ときどき建設業界でも散見するのは「日本の施工は凄いんだ、諸外国と違って失敗するはずは無い」とか「日本人は工期を守るから遅れるはずはない」とかの過剰な自信か何かで、contingency planの作成に過敏になる人たち。変な空気が蔓延していることに不安でならない。
サイモン・アンホルトによると、国家ブランドとは内部評価と外部からのイメージの一致だということだった。
今回の件、内部評価はかなり高いのに外部からのイメージがどんどん下がる。かつて日本が科学技術大国、仕事は丁寧、礼儀正しいみたいなブランドを持っていたとして、それはそろそろ幻想かと。
迅速な対応という点でもお粗末な日本
『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』を読みました。国のサイズが違うと分かっていながらも、優秀な政府ってこういうのかと目が覚める思い。日本の各当局の決定プロセスは薄暗いモヤに覆われています。以下引用。
(昨年の)1月12日に武漢から帰国した台湾人女性の感染が確認されると、翌日には武漢からの団体観光客の入国許可を取り消し、24日には中国本土からのすべての団体観光客の入国を禁止しました。同時にスマートフォンを活用して、感染経路の確認および感染者と接触した可能性のある人たちを割り出し、全員に警告メールを送りました。さらに、民間企業にマスクの増産を要請し、それをすべで政府が買い上げて、すべての人々に行き渡るような策を練りました。
こうした素早い対応で感染拡大を防いだ結果、台湾では他国で行われたようなロックダウン(都市封鎖)や学校の休校、飲食店の強制休業などを行う必要はありませんでした。ロックダウンは確かに封じ込めに効果を発揮しますが、経済面の代償を払わなくてはなりません。
グランドカバー
セダムはたった1か月足らずで
3月11日
4月3日
セダムというグランドカバー用の植物を知ったのはYouTubeで、今年に入ってからのことでした。3月に庭に植え付けた時の状態が上写真。それから1か月も経たずに2番目写真の状態に。成長が早い。そして鮮やかさが際立っています。
ただ、心配なこともあります。セダムが話題に上がり始めたのは最近のこと。この繁殖力が転じて雑草化したら大変なことになるのかも。どうなんでしょうね。
グランドカバーとして注目しているのは、日向にはこのセダム、日陰にはダイカンドラです。
ダイカンドラ
4月10日、旭亭裏手の路地に、グランドカバーとしてダイカンドラを種まきしました。これは日陰向きのグランドカバーとして最近世に出てきたもの。夏場になって路地をおおい、雑草を制御してくれることを期待しています。
写りこんでいるのは冬に里山からとってきて挿木したユーカリ。芽吹いてくれました。
追記:2023年12月、ダイカンドラはグランドカバーとなりました。蒔いて1年目は無反応でしたが。
雑草との戦い
旭亭庭園の雑草との戦いは続いています。
ササとの戦い
旭亭外周を取り囲むように配置しているササ。これが内部の庭園に侵入してきました。回り込んできた地下茎を寸断するために、金属製の根止めを購入しにホームセンターに行ったのですが置いてないとのこと。そこで建材コーナーで見つけた金具を購入し、これを根止めとして打ちこみました。
その後ラウンドアップを葉に直接塗っていきます。劇薬ですので慎重に。マスク、ゴム手袋、その上から軍手。これにラウンドアップをつけて塗る。処理後はビニール袋にアイテムを廃棄し密閉します。
シダとの戦い
昨年夏まで暴れまくっていたシダ。地下茎で増えますので、これを抜くとグランドカバーの苔が剥がれ、苔庭はめちゃくちゃに。そこで苔の代わりにセダムでグリーンのグランドカバーを表現しようと育成を進めています。
シダはしつこい。この春になるとまた生えてきました。これもまたラウンドアップ処理をします。
こちらが1週間前にテスト処理していたシダ。効いてますね。地下茎まで浸透してほしい。
なおこの対策は晴れ日が続く時期に実行しました。雨が降ると他のグリーンも枯れていく危険性があります。
追記:シダはラウンドアップ塗装後4日目に抜きました。前述のように周囲のグリーンを枯らすことを避けるためです。その際、地下茎を抜くのに抜群の効果を発揮したのが写真のアイテム。
散人さんのコメント
勤め人は庭のない家に住むべし
まつをさんの「雑草との戦い」を読んであれこれ思ったこと。勤め人は庭のない家に住むべし。
現在まつをさんが庭と遊べるのは時間があるからです。庭作りは目的外植物(雑草という)の侵入を防ぐ戦いに終始することでもある。尖閣に度々やってくる外国船みたいな感じでその都度排除しなけけば実質支配されてしまう。庭は居職(自宅稼業)の人じゃないと面倒見きれないのです。勤め人は「日曜だから庭のめんどうみようか」と週一では雑草の侵食は防げないのだ。これを徒労という。我が家にも庭はあるが会社所有なので、二人いる職業植木屋が面倒を見ている。個人では絶対(億万長者なら別)雇えない話。で勤め人は庭は持たないほうがいい。
旭亭庭園の荒廃と復興
荒れ果てていた庭園
昨年8月。整備・復興に乗り出す前、旭亭庭園は荒れ果てていました。シダを中心とした雑草が繁茂し、樹は枯れ、あるいはその寸前の哀れな状態。
どうにかここまでは復興
同場所、この4月。昨年夏から今までの戦いの成果。まだ復興途中ですけれどね。こんな状態に戻すまでに……
いかに戦ってきたか
伸び放題に伸びた樹々の枝を刈り込み、枯れた樹の跡には新しい樹を移植し……
シダその他の雑草を徹底的に掘り起こして小山になるほど抜いた後、造園師に入ってもらい最終的な整えを行いました。
この春、枯れた樹の後に植えたコデマリやユーカリも、立派に根付いてくれました。心からうれしい。今後、グランドカバーとして植えているヤブランやセダムやオリヅルランが育ち、うつくしい庭園に復興してくれることを願っています。
春に喜ぶグリーン
室内に置いているグリーンを外に出し、ハイキーで撮影。
わずかなそよ風にも枝葉がそよぎ、一時もじっとしていません。
心地よい春の陽を浴びて、植物が伸びをしているようです。
ベランダのボックスに植えているオリーブにも、美しい新葉が噴き出してきています。この時期の緑は輝くように美しいですね。
トイレに置いているアロマティカス。ベルベットのようなふんわりした手触りで、葉を触るとミントに似た爽やかな香りがします。
リビングのセダム。今日買ってきました。なごみます。
植物も音を聞くことができる
ミズーリ大学の研究によると、植物は草食動物や害虫に食べられる音を聞いていることが分かったとのこと。 シロイヌナズナに録音した芋虫のそしゃく音を聞かせると、2、3時間後虫に食べられないように分泌するアリルイソチオシアネートを大量に出すそうです。植物もストレスにさらされると悲鳴を上げる
テルアビブ大学の研究によると、ストレスを与えられた作物は10~100kHzの超音波を発していることが分かったとのこと。この音は人間の耳には聞こえないものの、いくつかの動物種は数m離れたところでもこの音を聞くことができる可能性があるそうです。植物にも麻酔が効く
ドイツ・ボン大学の研究によると、麻酔が植物にも効くことが明らかになったとのこと。手で触れると反応するオジギソウなどに麻酔薬のジエチルエーテルを塗ると、筆で触れても反応しない状態になり、約7時間で麻酔の効果が切れるそうです。
日本離れした風景
問題
ここどーこだ? 長崎県内です。
素早い解答
— 𝒕𝒉𝒐𝒎 (@32n1) April 4, 2021
すさまじい速さ。わずか数分で答をかえされました。お見事。
解説 前面堤防中央部公園
私はしばしばGoogle Mapを飽かず覗いています。で、ある日のこと。
「諫早の干拓地って周囲を一周まわる道があるみたいだな……どおれ、どれ、アップ」
「ん?! 干拓地の突端に公園があるの?」
ということで、行ってみたんです。その途中の干拓地に広がる風景が、一番上の写真。日本離れしてて、まるでオランダあたりのような感じですよね。
最先端がこんな感じで長ーい遊歩道になってます。駐車場やトイレやゲートボール場も整備されていますし、私が訪ねた時には複数の人たちがサイクリングを楽しんでました。ゆったりした土地活用の世界。
グッドマンさんのコメント
オランダのテッセル島と似ています
先日行ったオランダ北部のテッセル島の風景とよく似ています。オランダを彷彿とさせるような景色が,まさか長崎にあるとは……。考えてみたら,同じ干拓地ですもんね。
オランダと言えば,ハウステンボスのような運河沿いに並ぶカナルハウスを思い浮かべるかと思いますが,アムステルダムの南側(ザウドと呼ばれる地区)にはたくさんの高層ビルが建っています。それら一つ一つがとても個性的な外観で,それらを見て回るだけでもけっこう楽しめます。写真はその中でも特に奇抜なものを選んだものです。地震の多い日本だとちょっと無理かなぁ……と思うものもあります。
枕元のグリーン
枕元のグリーンが一冬越して枯れた葉が目立ってきました。ハサミを入れて新緑だけに。
起き頭、みずみずしいグリーンが頭上に広がっているのは、実に気持ちがいいものです。
萌え出す緑
わが家の裏の樹々が一斉に芽を噴き出しました。萌え出すとはこのこと。今日から人生の新しいスタートを切られる方も多いことと思います。君に幸あれ。