当サイトの古くからの常連客が、大正代の旧家「小川亭」について語り合う中で、「記憶の展覧会」が生まれました。
MEMENTO
―記憶の故郷を求めて―
2003年9月14日(日)
午前10時~午後3時
小川亭
長崎県北高来郡飯盛町里名811
10人程の常連客が個人的な宝物を持ち寄り展覧会をします。
あくまで本人にとっての宝物なので、一般的な価値とは関係のないものです。
誰でも観覧自由ですが、事前に「小川亭をめぐる談義」をご覧になると、この展覧会の趣旨がよく理解できます。
開催時間は5時間のみ。
皆様のおいでをお待ちします。
主催◎はじめてのオフかい実行委員会
記憶とは何でしょうか。私たちは記憶によって自分の存在を確かめ、記憶の痕跡として世界を認識しているとしたら、記憶こそが世界と自分をつなぐ手がかりなのだと思えてきました。私たちはモノに記憶を封じこめながら、日々の営みを続けています。そして私たちは時折その記憶を辿ることでしか自分の存在する地平を確かめることができないのかもしれません。記憶の集積であるこの世界に私たちのそれぞれがもつ記憶の断片を投じたときに、かすかに立ち上がる水面のさざ波が重なるように、自己と他者との連鎖を感じとることができるのではないでしょうか。私たちはそれぞれの記憶の断片を持って、古く美しい民家に集まります。私たちが生きてきたこの世界が喪失しようとしている記憶を、私たちの身体の中に取り戻すために。
出展されるモノに付けられたト書きから抜粋
寒い雪の降る夜・・・
なんともいえない暖かい音に・・・
木屑に中に座り刻みつづけること・・・
その土地に生まれ,その土地に生き・・・
じいちゃんが朝鮮総督府の管理局長・・・
彼女は抜群に美しかった・・・
涙となってでることの出来ない想いが・・・
対岸の灯が震えながらビーズ状に連なり・・・
ボイスの言う「われわれの現代の時間意識にたいする攻撃」とは・・・
サケ稚魚は、山河や海と空、森と生き物たちすべてを繋いで・・・
タージ・マハールに虹が架かったのを見たときも・・・
自分の父にこんな才能があるとは・・・
何度も読み返しては心をふるわせた記憶が・・・
ヒンドゥー教徒の男性は,一生に一度,ガンジス川源流の町ガンゴトリから・・・
この石が身近にあると必ず良い方向に導いてくれる・・・
ここで父はマリア様に出会った・・・
この地球を大宇宙を旅する船と捉えるならば・・・
なにかの気配にひかれて入ったあの店で・・・
「畑しようね」と・・・
愛着のある機械は、いつの間にか所有者の生き方を・・・
「神田サウンドスケープ研究会」において・・・
ジョン・ケージの音楽6日間の演奏会において・・・
ポーズボタンもないラジカセで、よくもここまで・・・
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生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎県。


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