2008年8月
2日間ずっとうとうと
ふうう~。この2日間、ずっとうとうとしています。宮崎、福岡と続いたからでしょうか。けれど気の合う皆さん方とご一緒させていただいていると、疲れが心地よくさえ感じます。退職60歳以上の男性の3人に1人が友人がいないらしいんですが、お互いそんな人生は送らないよう楽しみましょうね。このサイトのカウンターは延べ数ではなく実数。それでみますと毎日150人前後の方においでいただいています。まだ読んでいらっしゃるだけのロム専の方とも、交友が持てますことを楽しみに致しております。
還流しない水は腐敗します。昨日の「大人の修学旅行」にもはじめてお会いした方にご参加いただきました(参加者7名中、男性4名・女性3名。うち初参加男性1名、女性1名。年齢がバラけているところが毎回の特徴)。
新しい方々との交流はまた楽しいものです。ぜひBBSなりメールでお声をお聞かせください。
大人の修学旅行vol.1~九州国立博物館
行ってきました。その心得は次のとおりです。
○用便は1人でとっとと行く
○上映中に居眠りばかりしない
○参観中「なんで写真をとっちゃだめなの」という質問をしない
○ぺたぺたと草履の音を立てない
○必要な者は老眼鏡を用意する
○落ちついた行動で、みんなからはぐれない
○突然、温泉に行きたいと言い出さない
(笑)
見えてきた博物館。山と一体となった建築。
ここが一階。広い。国立の偉容を感じさせてくれる。
常設展がすばらしい。よしいさんの解説もわかりやすい。携帯を触ると係員がすっ飛んでくる。
ゆったりとした計画の中で観る。素晴らしい展示に一同満足。
ホテルオータニ系列のレストランで昼食。またまた満足。
トンネルがあって向こうから光が走って来たので、行ってみた。
長~いエレベータがある。みるとシンドラーのリスト。これは怖い。
一同、自由時間に入る。係員のおっサンに捕まって、南蛮人にさせられた方もおった。合掌。
アドバイザーの指導を受けて、勾玉や土笛を作ってみる。
「火災報知器が作動しますので喫煙はご遠慮ください」 ? そりゃ違うだろう。
というわけで、楽しかったですね。なんといいますか、重すぎず、ゆったりと、大人の余裕で、知を楽しむってこんなことですね。じだらくさん、車ありがとうございました。専門家よしいさん、ご解説ありがとうございました。そして、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。大人の修学旅行は続きます。
宮崎
ただいま帰りました。遠いなあ~、宮崎。でもいいところ。お世話になりました。
浜んまち界隈キャンパス
自問してみましょう。自分の家のまわりの小道が、どこに続いているのか知っているかと。この1週間何人の職場や家族以外の人と、言葉を交わしたかと。自分が職場を退職したとき、何人の友人が自分に残るかと。立ち止まることもなく、働くために働いていないかと。統計によると、退職男性の場合、3分の1にあたる方々が友人がいないと答えています。汗水流して働いたあげく、ゴールにそんな惨めな状況が待っている人生でいいのでしょうか。まるで、明日かたづけようと思いつつ一生片づかない机の上のように、雑然と、そう、ただ雑然と日々を散らかして生きていませんか。
豊かに生きる。
ふり返れば誰しも、学生時代思い描いていた光景がありました。
かなえよう、昔からの夢。
やり残していること、仕事のためにできなかったこと。眠っていた夢を起こしましょう。
そのための新企画『浜んまち界隈キャンパス』が開催されます。大人の入門講座。長崎の中心商店街 浜んまち界隈にある数十店舗で、お店の方が講師となって、新生活の入門講座がひらかれます。歴史講座、アート入門講座、食の講座、スポーツ・健康講座など。豊かな生活に切りかえていくためのヒントに出会ってください。交流の拠点となる馴染みの店が、あなたにできるかもしれません。開催日は11月の3連休なんですが、予約が必要で人数も限られていますので、早めにお申し込みを。各店舗を巡るツアーを組んでもいいですね。
人生の収穫期のために。
戸畑
島原の後に、今年は戸畑に帰りました。家人の実家で、私にとっては数年ぶりのこと。写真はその実家の蔵。分厚い扉のフォトジェニックな建物です。
島原
毎年お盆は故郷島原で過ごします。ありがたいことにまだ例外の年がありません。今年も島原にいました。向こうでは庭に水撒きばかりしていました。朝に撒き、夕に撒き、夜に撒く。夜が明け、朝の風の心地よかったこと。
秋が来ましたね
この夏、窓を開け放して眠るのが常でした。今朝は、寒さで目がさめました。秋が来ましたね。パソコン不調。今後、更新に支障が生じるかも知れません。
インタビューアップ
FMBarに「スーパー便利屋 邑本智玲氏」アップ。ドラッグレースの話、そして現在のモノ作りの現場の興味深い話を語っていただきました。
インタビューアップ
NEC_0096.JPG FMBarに「スポーツ整形外科医 山口和博氏」アップ。氏の豪快な人生設計をお聴きいただけますよ。
腕利きのスポーツ整形外科医 山口先生。長崎大学医学部卒業後、クリーブランドにある世界屈指の医学研究所で学ばれ、現在に至るまでのお話。かの地での研究の話、英語習得の話、帰国した事情の話、内視鏡手術の話、そして愛してやまない阿蘇別荘の話。人並み外れた行動力に魅了されます。アテンダントはまのじさん。
ばったりお会いした皆々様方
ルネッサーンス! ばったりお会いした皆々様方。みなさん、元気でなにより。お世話になっています。梅野さん、肉は焦がさず焼きましょう。このショットを撮った後、「お、載るぞ載るぞ」と聞こえては、載せないわけにはいきますまい。
長崎
合掌。人類最後の核戦争があった地。ここに越してきて初めての夏がきました。息子は手作りロウソクを平和公園に捧げ、私も今から原爆落下中心地に手を合わせにいってきます。そうしなければいられない気持ちになります。午前11時2分、黙祷を捧げていただければ幸いです。
中国は分裂へ
中国では分裂へ向かう動きが強まるでしょう。このことは10年ぐらい前、どこかに書いたのですが。今回のチベットやウイグルの動きは、「あ、始まったな」と思えています。本来中国は4000年前につくられたEUのようなもので、分裂と結集の歴史を繰り返してきました。今期の分散に向かう力は、次の要因で発生していくと予想していました。 (1)沿海部が開放政策に伴い高度経済成長をする。 (2)内陸部が、沿海部から植民地的扱いを受けるようになる。つまり内陸部は、沿海部から低賃金労働により搾取される。 (3)テレビの普及が急速に広まる。日本の歴史を見ても、オリンピック開催によってテレビは急速に普及します。これにより、内陸部は沿海部との所得格差と自らの被植民地的取扱いを自覚する。(1989年の東欧革命で、連鎖的に政権が瓦解しましたが。これはテレビの普及によるといわれています。 (4)内陸部の民族意識に火がつき、動きが始まる。キーワードは宗教。 (5)例によって米国工作が蠢く。
と、日本の片隅で予想しているのですが、いかがでしょうか。この動きに、南北の対立(北京VS上海)が同時に絡んでくるかも知れません。
大人文化の成熟度
昨夜「カフェ豆ちゃん」で大人文化の成熟度の話になりました。その街でどれだけ大人の文化が育っているかと。たとえば女性をエスコートして集まるエスプリの効いたパーティなんていうのが開かれているかと。カップルで参加するパーティといいますと、青二才の5対5パーティのようなものや、やおら淫靡な連想に走ったりされる始末。そう考えるとまだ長崎ではそんな大人文化が未成熟であるのだなと。
私たちの世代は、戦前の豊穣な大人文化(長崎の天領文化)と断裂し、60年代を基盤にした若者文化の亜系に留まっているのかもしれません。そろそろいいんじゃないかな、エスプリと笑いのある小洒落た大人の文化をつくっていっても。そう思うのです。たとえばそんなパーティがあれば、そこから新しい文化の潮流が始まるような気がします。
この前の「十年目のオフ会」はそんな感じにかなり近いものでしたね。アートの話やなにやの後に、もうちょっと前にいってみたいなということなどを昨夜のカフェ豆では話していたのでした。