2009年5月
里山の回廊
里山で第三デッキ製作に取りかかる。黙々と枕木を運ぶ。1本80キロ。普段やらないレベルのワークに、身体が妙に喜んでいるのが分かる。息が上がる。
一つの作業の区切りで、15分近く呆然と立ちつくす。頭の中が空白になる。ぼうっと里山の緑を眺める。しばしあって我に返り、また枕木を運ぶ。
気付くと6時間近く15本近くの枕木を移動させていた。くたくたになる身体が手に入れるものは、爽快な無の境地。そう、たぶん私の生涯の中で最もその状態に近づいた状態に、その時私はいる。最高のリフレッシュだ。さ、今日は寝る。カバノンにごろり。
後日、回廊製作は機械屋さんの卓越した技術によって支えられた。第三デッキにあたる今回の回廊は、第一、第二デッキよりも、高い技術が必要とされたのだ。枕木運搬用に考案されたベルトやソリ、金属切断用丸ノコ等多数の技術が投入いただいた。川ガキさんの献身的ワークもあって、あれよあれよと回廊が姿を現していった。
松崎猛氏がナイフショーで世界一
親しくさせていただいているナイフ作家 松崎猛氏がアトランタで開催されていたナイフショーで世界一の栄冠を得ました。これまでも世界的ナイフ年間で世界一の座を得てはいたが、今回はショーでライブ状態で世界一。でかした。ここで、松崎氏に私がインタビューしてますので、どうぞお聴きください。また、私が所有する松崎氏のナイフはこちら。
小守の叔父さん訃報
小守の叔父さん。私の結婚式の際、父の代わりに挨拶をしてくださった方です。本日訃報に触れました。冥福をお祈りいたします。千葉へ。
ギタリスト谷本光くんのコンサート
ギタリスト谷本光くんのコンサート。楽しみました。まその、肋軟骨骨折の状態が少しずつ回復しているようです。
里山枕木デッキつながる
里山の枕木デッキとステージが、炉を囲むように並べられた枕木の回廊でつながりました。大変な力仕事。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。作業後の食事会の音声↓。
森を伐採する蛮行
やられました。この蛮行についてここでは多く語りません。また、一から森づくりです。最近里山に行くたびに、多くの植樹をしています。そして雨の日はとてもうれしい。今夜も雨だと言います。移植した木々たちに天の恵みを。いずれここもまた、うっそうとした茂みになります。今までもそうしてきましたし、今回もまたそうします。
季刊誌『樂(らく)』
長崎を知る、遊ぶをテーマにした季刊誌『樂(らく)』の今季号が発売されています。今季号まで私も拙文を寄せさせていただいていますので、よかったら読んでやってください。芥川賞受賞で名高い青来有一さんの文章も載っています。さすがと思わせる筆力です。特集は「グラバーとは、何者だったのか。」
散人さんの次の意見を思い起こしました。「坂本龍馬にしても同じ、噴飯物としか思えない。貿易立国という資本主義ないし帝国主義をグラバーに吹き込まれた田舎青年ではないか。行き着く果てが今の輸出不況である。日本文化の荒廃の端緒は龍馬好きの国民性にあり、と思う」。関心のある方は「龍馬の黒幕」というyoutube動画をご覧ください。グラバー邸の隠し部屋については眉唾ですが(笑)、アウトラインは視点が明確なテレビ放送コンテンツです。
ムカデに噛まれました
5月6日夜11時半ごろ、ムカデに噛まれました。すぐに口で毒を吸いだし、インターネットで噛まれた際の処置法を検索し、これに従って温水のシャワーをかけながらシャンプーで洗いました。その後、緊急病院に駆け込んだのですが「不思議なほど腫れていませんね。初期対応がよかったのでしょう」とのこと。我が住まいの裏は藪になっているので、この時期から注意が必要です。ムカデは竹酢液や木酢液を嫌うということで、これを主成分とした噴霧液を購入。
異形の者を寄ってたかってボコボコに
テレビではゴレンジャー系列の番組が脈々と続いています。異形の者を寄ってたかってボコボコにするなんて卑怯者のやること。一人でやれ。