2012年12月
2012_12_01
岡野雄一さん
淡々としている岡野さん
全国ネットのテレビに出ても、漫画がamazonで高ランキングになっても、淡々としている岡野さんはえらい。
改めて紹介しますが、
岡野雄一さんは、今全国で売れまくっている漫画『ペコロスの母に会いに行く』の作者です。昨日はNHKでも全国放送されました。
岡野さんは淡々としています。
「一緒にメシでも」という誘いに、自宅からテクテク歩いてやってきてくれ、安い酒屋で淡々と呑みます。若い人ならブイブイ鼻にかける人も多い状況なのでしょうが、そんなことがまったくありません。
「ゴメン、遅なって」と岡野さん。
「仕事?」
「明日の西日本新聞掲載の4コマ漫画ば描いて、そんあとメシ食いよった」
「売れてるね」
「違う違う、オイは追い込まれんと、相変わらず描ききらんと」
「NHK見たよ」
「オイもメイクされた。頭のテカリ抑えるのかなと思っていたら、そこはされんやった」
「岡野さん、太ったね」
「そうかなあ~」
「いいもん食いよっとやろ」と私。
「違うて、違うて」
散人さん誕生会
一品目に出していただいた生アミ。酢醤油でいただく。島原は食の宝庫。
今回は散人さん方が健康に気を使っていただいて、ローカロリーメニューのラインナップ。合掌。
びっしりとフィギュアが壁面を埋め尽くした部屋で休ませていただきました。
今回ご一緒した
龍一郎さん。
龍一郎さん(まつを画)
旭亭の紅葉
帰るたびに何かしら包みこんでくれる旭亭。この時期は紅葉。相変わらず美しいと感じます。
この日は、小雨が降っていましたが、だからこそ彩度も高まって日本の秋を知らしめてくれました。それにしても鮮烈な紅葉です。
スペインのキリスト肖像画の修復騒動
ご存知かと思いますが、修復すると称してスットンキョウに描き換えてしまった上、これが話題となって人が押しかけると、教会が入場料を取りはじめ、さらに修復した人物が入場料の取り分よこせと主張しているという、どいつもこいつもといったこの一件。
その1。このような作業は、修復と言わない。
その2。これを「修復」と称してやってしまい、入場料の取り分まで主張するセシリア・ヒメネスという80歳の女性。彼女は岡野雄一さんが『ペコロスの母に会いに行く』でテーマとしている問題に属する人物であろう。
その3。話題沸騰で連日押し寄せた数百人の観光客。メディア上では、話題性が芸術性を凌駕する証。修復作品を残すよう署名した輩こそ、民主主義を根腐れさせる民主主義の敵である。
その4。入場料を取り始めた教会。品性の問題であり、人の心を救う役割を担えるのか疑問。
ポタージュスープ
野菜をとりやすくするために、ポタージュスープを大量に作って冷凍し、レンジで毎日いただいていくことにした。
購入してきたもの。16食分。〆て2500円也。
基本的には電子レンジで野菜を温めた後に、ミキサーにかける。
作ったものは、濃厚かぼちゃスープ、絶対おいしいパンプキンスープ、やさしい甘みのニンジンポタージュ、じゃがいもポタージュ。
これを一部はジップロックのケースに一食ずつ。
残りはジッブロックの袋に注ぎ、食べかけポテチの袋をとめるクリップで1食ごとに分けた。この発想の基アイデアはthomさんによる。
岡野雄一「もの忘れ年(齢)忘れ」ライブ
娘と一緒に久々にカフェ豆ちゃんに出かけました。
岡野雄一さんのライブ。新曲「デブうんこチビうんち」。NHKみんなの歌を狙うらしい。ニッチマーケティングの天才かもしれない。
もはや社会現象と言っていい漫画の売れ方です。
グッドマンさんのグルーブ感溢れるバッキング。
ハシノスケくんの息の合ったハーモニカ。
立石佐保美さんの久々のオカリナ。
結婚式帰りに演奏してくださった松尾薫さん。
燻製を提供してくださった中島洋一郎さん、ほかほか熱い山田芳美さん、そして職場の若い衆さんなど楽しい一時でした。
写真は娘によります。彼女が撮れば私の出番はありません。
あるサイトに載っていた我が国のランキング
美人度は世界で「17番目」
穏かですし。おかげで幸せに過ごさせていただいてます。
消費税率は世界で「147番目」
世界で最も消費税率の低い国ってご存知なんでしょうかね。
失業率の高さは世界で「82番目」
これもそう。
平均寿命は世界で「1番目」
平和さは世界で「7番目」
汚職の少なさは世界で「14番目」
住みやすさは世界で「36番目」
離婚率の高さは世界で「26番目」
排他的経済水域の面積は世界で「6番目」
借金の多さは世界で「6番目」
原発の原子炉の数は世界で「3番目」
日本の寿司は世界の美食メニューの中で「4番目」
幸福度は世界で「90番目」
ブータンアンケートのトリックにご注意。これは「幸せか」「幸せでないか」という二分法で、「どちらでもない」がない方法。
人口の数は世界で「10番目」
面積の大きさは世界で「61番目」
我が国はこれだけ多くの人がこれだけ狭い国に住んで秩序が守られているわけですから素晴らしいと思います。
たぶん皆さんも頭の中にはもっとネガティブな我が国のイメージがあったのではないでしょうか。そうしたイメージを生んでいる要因の一つとして、報道の伝え方が負うところも多いように思うのですがいかがですか。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2132902827967755301
マヤの暦
人類滅亡だと騒いでいる連中
やれやれ。いつもの調子で人類滅亡だと騒いでいる連中がいます。マヤの暦が終わるからだそうです。そこでご紹介するトーク。アバンティという洒落たインタビューラジオ番組をご存知の方も多いでしょう。
ここに出演した皆神龍太郎さんが、マヤ文明のお話をされています。
氏は「と学会」いわゆる、著者の思い込みの激しいトンデモ本を愉しむことを目的にされている団体の会員です。トークの趣旨は次のとおり。
「マヤの暦が終わるから人類滅亡といっている。けれどマヤの暦は循環暦。5000年ぐらいを一つのループとする。私達の暦も1月から12月までをループする循環暦。同じようなもの。滅びると言ってるのは西洋人の発想」
お聴きになるにはここをクリック(音声が出ます)。
現在が末法だという認識は、人類が昔から繰り返してきた誤りです。
人類滅亡と書いてある雑誌に、来月号の予告と年間購読のお知らせが載っているらしいです。
有権者たちはリコウなのに、なぜ国全体としてバカなのか
私が脳裏にぼんやりと浮かんでいた疑問を、塩野七生が『文藝春秋 2013.1号』の巻頭随筆で的確に書き表していたので以下に抜粋する。
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衆愚政になったのは有権者が声を高くあげ始めた結果
民主政から衆愚政に変わっていったアテネ……あの時期を境に確立していくローマの共和政体こそ、衆愚政を回避できた好例と思っていた……。衆愚政とは、有権者(アテネの場合はアテネ市民権所有者)の一人一人が以前よりは愚かになったがゆえに生じた現象ではなく、かえって有権者一人一人が以前よりは声を高くあげ始めた結果ではなかったか……。それに加えて、これら多種多様になること必定の民意を整理し、このうちどれが最優先事項かを見きわめ、何ゆえにこれが最優先かを有権者たちに説得した後に実行するという、冷徹で勇気ある指導者を欠いていたのではないか。
ゆず湯
昨日は冬至。夜が一番長い日でした。パンプキンスープを頂き、ゆず湯に浸かる。家内安全。無病息災。
三連休すべてびっちりと勤務
朝ぼらけから暗くなるまで営業しております。中日さすがに溜まって、娘を呼び出しカクウチへ。
みなさま、今年もお世話になりました。
よい年末と新年をお迎えください。
今後もなにとぞよろしくお願いします。
佐世保 溝口商店
リアル深夜食堂
話題を呼んでいたTVドラマ『深夜食堂』。
あのリアル版とも言うべき佐世保の溝口商店。
久々に前を通りかかり懐かしさにワンショット。
24時間営業です。
深夜に訪れますと、七十代後半の爺ちゃんが七十代前半の従業員のオバサンを酒の勢いで口説いていたりと、文学に満ちていました。今から30年ぐらい前のことです。
どうも今も変わらない佇まい。入り口に惣菜や刺身などがあって、これを持って奥に行きますとテーブルと椅子があり、焼酎を注文するという按配。
深夜まで開いたこんな店を私は長崎では知りません。ご存知の方、ぜひ教えてください。