2020年4月
日本は抜群に死亡率が少ない
新型コロナ死亡率 日本は抜群に死亡率が少ない
ですよね?
新型コロナ 死亡率
出典:Newsweek、World meters/coronavirus
- 捨老さんのコメント
まつをさん、その通りですね。気付いていましたが、なぜメディアはその事に触れたがらないのでしょうね。 関連してもう一つ、メディアが触れたがらないことは、
日本において2019年にインフルエンザで亡くなった人は、3,000人を越えています。毎年1,000人以上。似たような数値なのです (高齢者の関連死を含めれば更に多くなり1万人を越えますし、感染者数は約1,000万人もいるのです)。インフルエンザはA型・B型などあり、ワクチンもあてにならないそうですが、今年はどう言うわけかインフルエンザが激減してるとも言います。これらの事は何故NHKなどメディアは採り上げないのでしょうか。不思議にさえなります。
あれこれ考えると、今回の武漢ウィルス騒ぎは、政治的、経済的、更には国家的にも、世界の対応の特異性が薄気味悪くなります。ボケ老人としては、そのことの方が気掛かりだったりして(笑)。
- しんのじさんのコメント
捨老さん、僕が代表という訳ではないのですが(笑)、わかる範囲でお答えを。日本の死亡者数/感染者数が異常に低いのは、おそらく医療機関に一般市民が高頻度で受診出来るからです。
他の国民皆保険制度の国でも、一定以上の症状がなければ入院はおろか受診も難しいはずです。この病気は、全身の血管系に異常を来たすらしく、全身状態が良さそうにみえるうちに高度の低酸素血症を起こすため、早期にパルスオキシメータで酸素飽和度を測定し、早期に酸素投与を開始するだけで救命出来るケースも多いよう。逆に言えば、日本以外では、一般市民に対し、それすら出来ない国が多いということ。これはPCRの実施可能数云々とか以前の「医療レベルの基礎体力」的部分です。インフルエンザ罹患数が激減したのは、言うまでもなく「防疫手段」を国民の多くが厳密に守るようになったので感染機会が激減したのです。
コロナがことさら他の感染症以上に強調して取り上げられるのは、おそらくは異常に高い感染力ならびに死亡率、診断や治療の困難さ、また、今までと全く違う感染上の特徴(特定の感染者のみがスーパースプレッダーとなり、その人は必ずしも症状が重篤とは限らないこと、かなり高度の低酸素血症があっても、呼吸困難症状の出現時期が非常に遅れること、だから手遅れとなり易いなど)のため、制御することが非常に困難なためでしょう。コロナ感染を予防出来る防疫手段がとれていれば、インフルエンザに罹りにくくなることは当然です。またインフルエンザは次年の予想感染株を想定して、4,5種類の株のワクチンを混合してワクチンを製造するので、それがよく当っている年は予防効果が高いし、当然外れまくっている年もあるので、効果が不安定なのです。せっかくですからこれだけ衛生に気を付け防疫手段をきちんとすれば、インフルエンザは激減し得るという事実を、マスコミは伝えてほしいものであります。
- 捨老さんのコメント
しんのじ先生、さっそく丁寧なご説明ありがとうございます(^_^)v
WHOのあのおじさん(名前を忘れました 笑)の「世界はコロナ以前に戻ることはない」と言う保健医療の分野を越えたような警告と言うか、あの意味深な発言が、政界や経済界のみならず、社会学者や哲学者・心理学者などの登場をさえ煽ったようで、今まさにWHO自身が言うインフォデミック効果となって生活者の中に反響し始めており、パンデミックを起こしかねません(笑)。
一度「あのおじさん」にちゃんと説明して頂かないといけませんね。いよいよ「世界変革の時だ」と(笑― いえいえ笑い事ではありません)。
なぜメディアは触れたがらないのでしょうね
日本では医療機関に市民が高頻度で受診出来るから
WHOのあのおじさんはいけません
静かな日々
疲れ果てて帰宅するなり爆睡してしまったジルと私。本日の散歩4キロ。
最高の散歩日和です。地方での散歩は人と接する場面がありません。最高です。
-
散人さんのコメント
今日職場にキーボードが届いた。自動演奏10曲内蔵。その10曲分の譜面付き。今日から演奏自習する。たっぷり時間があることを70の手習いに。
散人の時間割。
4時半職場より帰宅 風呂など
5時~7時 宅飲み(ツマミが食事兼用) 読書しながら
7時~9時 仮眠
9時~11時 キーボード練習
11時~眠くなるまでプレステ4の信長の野望 飲みながら
これを判で押したように繰り返そう。退屈なんてないのだ。
朝ごはんと「大人の塗り絵」
ステイホーム期間になって、手作りの食べ物が増えてきました。たとえばヨーグルト、キンカンのコンフィチュール。家人はカッテージチーズやケーキなど。
今日は、そんなものや甘夏、リンゴ、ベリーを乗せて朝ごはん。添えるのはラッシー。時間に追われていた頃は考えられなかった朝ごはん。ステイホームも悪くないね。
大型連休一日目。最初にやったのは朝風呂。
そして子供たちがプレゼントしてくれた「大人の塗り絵」。選んだのはセザンヌの「レスタックから見たマルセイユ湾」。アウトラインはないも同然ですから、塗絵というよりも模写だね、こりゃ。それも色鉛筆ですから、もんのすごく時間がかかります。これ以上本物に似せるには、濃度を上げるため色鉛筆をすこぶる濃く塗らなきゃいけないので、ここで一旦ストップ。
ありがとう
ピンポーン。宅配便。なんだなんだ?
「早いですが父の日です。おうち時間を楽しんでね」のメッセージ。
おう、「大人の塗り絵」かあ。分かっとるねぇ。さすが、うちの子供たち。ありがと~。でもね、きちんとした色鉛筆ないんだよね。
その時、ピンポーン。先ほどの宅配便から5分後。なんだなんだ?
おおう! 高級色鉛筆セット「色鉛筆 色辞典30色」全3巻!! 完全にこちらの気持ちを読んどるんねぇ。さすが、うちの子供たち。ありがと~!!
有難すぎて、まず神棚にあげさせてもらいました。合掌
ジルと森に分け入る
ステイホームの時期、やるべき日課として次を挙げている方がいらっしゃいました。
動く、読む、学ぶ、作る、書く。
同感です。ということで私の今朝の動く。相棒ジルを連れて散歩に。愛犬が一緒ですと、見知らぬどんな道でも入っていけます。そう、曲がったことのない曲がり角を曲がると、そこから旅が始まります。
でも今日のはすごかった。見知らぬ小道に入って、小さく急な階段を見つけて登ると、急にうっそうとした森が現れました。
小道に厚く積もる枯葉を踏みしめながら分け入っていく。辺りが薄暗くなる。
「おい、大丈夫かい? 死体でも遺棄されてないのかい」
これはどこまで行くんだと思ったとき、大型の蜂の飛翔音が聞こえました。そこで引き返してきたんですが、いやあ旅です。帰宅後、グーグルマップを使ってコースを確認。知らないところや、知らない事項は五万とあります。
本日の相棒ジルとの歩行距離1万歩超。いやあ、コイツは散歩フェチ。あ、ボールフェチもね。
福岡に暮らす娘も、自宅待機となったようで、自分の部屋をアレンジメントして楽しんでいるようです。
iPhoneの待ち受け画面
iPhone11のオリジナル待ち受け画像を作ってみました。スペースがたっぷり空いているのは、アイコンが来てもいいように。
コーヒー生豆の焙煎
この動画を参考に、生まれて初めてコーヒー生豆の焙煎をやって飲んでみた。おっそろしくマズい。
こんな感じで焙煎したんですけどね。thomさんが焙煎したコーヒーを頂いて飲んでましたけど、あんな風にはいかないなあ。
ノートパソコンに高機能のフリーソフトGINPとlibreOfficeをダウンロードし学習。こうなってくると有償ソフトPaintShopProとOfficeはいらないな。独学のための導入にYoutubeは実に助かります。
iPhone11
スマホを使い始めました
朝、コーディングをしてますと、ピンポーン。iPhone11の到着。
以後、一日中、設定をやってました。格安SIM設定はまだです。
今の携帯電話は12年7か月使っていました。デジタル・デトックス。机上でコーディングしてる以外、ネットから離れときたかったんです。でもね、立場がそういうわけにもいかず。作成サイトのチェック用です。仕事ね。途中、iPhone5を娘から中古で譲ってもらって、カメラとしては使っていました。
まだよく分からないんですけれど(たぶんこのまま進む)、写真はすごいね、これ。ヘタな一眼レフ使いよりも、ずっといい写真が撮れます。調べてみると、私が画像処理ソフト使ってふうふう言いながらやってた処理を、一瞬でやっちまうようです。最初に撮った写真が上掲載のやつです。
Apple Storeからネットで購入
コロナ禍のご時世もあり、私はApple Storeからネットで購入しました。セッティングでつまずいたのですが、このサイトのチャットでのサポートが的確で、問題解決してくれました。その際に注文番号が聞かれますので、そんなことも考えると、ここから購入した方がいいようですよ。なお、ここから購入する機種はすべてSIMフリー版です。
このごろ、設定を一日の大半しています。まだ明けていない宅配便の段ボール箱も、横に控えてます。
家にこもる時間
この数日間、よく風が吹いています。ここは谷間ですので、言葉通り「風の谷」。ウイルスを吹き飛ばし、希釈してくれますように。
でも嘘はいかんよ、嘘は。そのことで市中は情報に疑心暗鬼になり、負の連鎖を起こします。
4月23日長崎新聞のクルーズ船コロナ禍の記事は素晴らしかった。報道としての使命感がひしひしと伝わってくる記事でした。スタッフの皆様は大変だったろうと。合掌
海の幸・山の幸
長崎コロナ禍の第一報はウソ
飲食はもっぱら家になりました。
今回の長崎クルーズ船コロナ禍は、第一報が「乗船員は外部には出ていなかった」という誤情報発信。このことで市民の信頼を失っています。もう街中には出向けませんね。
エタリのオリーブオイル漬け
「まつをさん、エタリはいらない?」と機械屋さんから電話。「あ、お願いします」と買ってきていただいたエタリ。気をつかっていただき、機械屋さんは玄関の外で受け渡し。
毎年楽しみにしている悦楽の味わい。橘湾でとれるエタリの塩辛は“食の世界遺産”に選ばれているほどの一品。私はバジルたっぷりのオリーブオイル漬けで頂きます。
山菜の天ぷら
山菜の天ぷら。エタリが海の幸なら、山菜は山の幸。多少苦みの強いものが、天ぷらにするとおいしいんです。季節を食する豊かさ。
俺んち絶景
朝、トイレのアロマティカスが放つミントの香り。たっぷりと水をあげる。
洗面所のミラーに宿る一人の時間。
世界の混沌を癒すあたたかい陽の光。
4月、風が強い日の午後。
新しい青と赤
200年ぶりの青
200年ぶりに発見された新しい青「インミンブルー」。研究室で化合物として発見され、銅を混ぜると緑に、鉄を混ぜるとオレンジに、亜鉛・チタンを混ぜると紫色になるという優れもの。ダ・ビンチの時代、画家は絵の具の調合からやってたことを思い起こさせますね。
ラピスラズリを使ったフェルメールは借金王に
青色の絵の具を使った作品と言えば、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を思い出す人も少なくないでしょう。宝石ラピスラズリを磨りつぶしたウルトラマリンはあまりにも高価で、フェルメールが借金の泥沼に沈んだことは有名な話。
赤って色褪せしやすい
新しい青の発見者は赤もいけるんじゃないかと研究しているそうですが、難しいとのこと。私たちが油絵を描くときよく使用するカドミウムレッドは、近年の研究によって発がん性があることが分かり、EUはこれに替わる赤の発見を羨望しているようです。
赤って難しいんですよね。最も色褪せしやすい色ですし。日に焼けたポスターって赤から色が抜けてるのを見かけるでしょう? ココロねっこ運動のシンボルカラーを決める時にも、このことでしばらく考えました。運動の中心が小学校PTAの年代層女性ということであの色を選んですけどね。
キンカンのコンフィチュール
キンカンのコンフィチュールちゅうんだそうです。ネットに転がっていたレシピにはそう書いてありました。
出来たんがこれ。ミルクボーイ風に「マーマレイドやないかい!」
意識高い系が言ったもん勝ちで使う横文字。エビデンスだとか、タスクだとか、ペンディングだとか。知らない言葉を使えば上位にコマを置けると考えるのは、心が貧相なのではないかな。
- 散人さんのコメント
ホントだよ! どこの業界の人が訳わからん英語?を流布させるんだ! 怒るよオジサン(充分にオジイサンだけど)は。
・オンデマンド
・ダイバーシティ
・ガジェツト
・イシュー
・サスティナブル
何なんだ。 - しんのじさんのコメント
元々コンフィチュールというのは南仏の食糧保存法=漬けて保存するやり方。
カモ&ガチョウ⇒脂で低温調理した後、漬けて保存(いわゆるコンフィ)
果物 ⇒砂糖に漬けて保存
だったのが、いつの間にか果物を砂糖で煮詰める調理法もコンフィチュールと呼ぶようになったらしい。
コロナ禍の乗り切り方
上は要約20分バージョン。
全編(90分)視聴はこちらから▶️https://bit.ly/2VhM86V
今、観ておくべき動画です。以下、ピックアップ。
- まず中小企業がやられる。日本ではここで7割以上が働いている。次にグローバル経済に関わる産業、例えば国際線エアラインなどがやられる。これら対応を間違えると金融まで行く。
- 世代交代が起こる。
- 課題解決は5つの領域に分けられる。
- COVID対応……いかにダメージを少なくし、制圧し(安定的な平衝状態を実現し)、医療システムのキャパオーバー、最悪のケースの崩壊を防ぐか。
- 社会の基本コアシステムをどう回すか……ヘルスケア、ビジネス、教育、行政システム、飲食をどのようにこの状態で回すのか
- 社会のOS的なインフラ機能をどう止めずに回すか……通信、物流、電気、ガス、石油、上下水道、ごみ処理など(農業・漁業もほぼココ)
- お金……経済的に企業や家庭がどのようにしのぎ、立ち直っていくか
- ルール作り……これらの不連続かつ急速な変化に対してどのようにフレキシブルかつ大胆に対応し、方向性を修正していくか(この点で、我々は民主主義の限界に直面している)
- 『シン・ゴジラ』の政府は判断が早く信じられないほど優秀な政府。それでも中心人物は死んだ。新しい判断方法が必要。
- 数年単位で産業構造は変化する。車の台数は1/10になる。大企業も消える時は2か月ぐらいで。
- ホテルが入院患者を受け入れているのは、仮死状態になって乗り切る方法。
- コロナは資本主義への挑戦。これまで都市に人を集め、弱者を切り捨ててきた。ところが、それが感染媒体となって、都市が危機に陥っている。
- 大企業には大きな内部留保がある。これをどう循環させるか。
- 新幹線やリニアはなんで作ったんだ。
- 3密を避けるなら、日本企業のスタイルを崩すしかない。
- 過疎化に向かう世界。都市化しかない未来はブレードランナー的になる。風の谷的未来へ。
実写版「風の谷のナウシカ」
『風の谷のナウシカ』といえば、実写版「風の谷のナウシカ」の予告編が公開され話題になっていましたね。自主制作の非営利作品ですがクオリティの高さには驚きます。
コロナ禍後に元に戻ってほしいか
元の状態に戻ってほしいと応えた人はたった9%。
イギリスでのアンケート結果です。
出典:Reddit
アンケートはロックダウン後の生活や精神状態に焦点を当てたもので、4343人が回答。以下ピックアップ。
-
・61%:お金を使わなくなった。
・54%:危機から学んで、国のために生活を変えていこうと思う。
・51%:空気がきれいになった。
・42%:食品や必需品などの価値について考えるようになった。
・40%:地域コミュニティが強くなった。
・39%:友人や家族と連絡を取るようになった。
・38%:一から料理するようになった。
・27%:自然に一層気づき始めた。
コロナ禍は「願いましては」の世界を見せてくれています。
本当に毎週毎週これだけ多くの違ったTV番組がいるの?
本当に毎日勤めに出る必要があるの?
本当にこれだけ多種の商品が必要?
資本主義社会が回るために演出されてきた社会。
異常気象続きになるほど地球生態系バランスを崩壊させても、止めなかったライフスタイル。
共存するための産業・ライフスタイル、つまり文明の在り方が模索されていく起点となるのかもしれません。
ノートパソコン到着
ノートパソコンが到着しました。アムロ、仕事しま~す。
信頼厚いthomさんのご推薦ですから機能は間違いないはず。ぼちぼちと理解を進めていきます。アイテムデザインは
ハードボイルド系。thomさん、いつもありがとうございます。合掌
それにしても久々だなあ、ノートパソコン。ずいぶん機能も充実したんでしょうね。私がノートパソコン1号機を買ったときはまだ、ハンドヘルドコンピューターって言ってました。これ、それほど経たずウイルス攻撃で引退。当時はホント高かったんだけどなぁ。
全国緊急事態宣言
昨日、全国緊急事態宣言。「壇蜜・徳光・せんみつ」とか言ってた3密冗談も厳しく、ヒタヒタと域が狭まってきているのを感じます。長崎市、来たよ来たよ、来ましたよ。
そういうわけで、ジルとの散歩は人に会わないコースと時間帯で。人影ってものをほぼ見かけません。
の道すがら見つけた根性シダ。すごいね、コンクリート擁壁のわずかな隙間から生の雄叫びを挙げていて圧倒されます。前向きに生きることを教えられるなあ。
朝ごはん
キウイ、ブンタン、ベリー、これに自家製ヨーグルトR-1そして蜂蜜をかけて、いただきます。コーヒーとともに。
いつもは和食なんですけどね。
いやその、ほれ、食欲がない朝ってあるんですよ。
ブンタンっていいね。最近朝は3時近くに起きて、リビングに入ると柑橘系の香りに満ちています。
ジルが抱きついてきてナデナデして、それからコーディング。かけがえのない一人の時間。
『星のきかんしゃ物語』3~
ペンションは実に込み入った造りをしていて、一旦中に入ると迷路のようだった。どこかである人が、建物は作り手の精神構造が現れるといっていた。なるほど。けれども、僕はマスターの思慮の深さが、あの建物を現出させたとは思わない。あれは彼の行き当たりばったり、思慮不足の賜だと思う。一番近くにいた私がいうのだから確かだ。めちゃくちゃ、計画性がないのである。
彼は三ヶ月に一度のペースで改築をしていた。それは、まるでビーバーがあちこちから運んだ小枝を山積みにして池の中に巣を作るような、なんというか「これはワテのサガなんどす。すんまへん」といった生態とも呼ぶべきものだった。アプリオリなる因果律に追い立てられし者の悲しみ。カントだったら、そんな風にでも言うんだろうなあ、きっと。人間にはいくつかのベクトルが埋め込まれている。彼の場合、その一つが家を造ることなのだろう。
けれど、もう一つ知っておいてもらいたいことがある。彼はその家に住むことに関心がない。どうでもいいと思っている。しばらくは事務所のソファーの上に寝泊まりし、それで十分満ち足りていた。分からない人だ。彼と過去付き合った女性は、そんな混乱を起こして彼の元から去ったんだろう。南無。無常である。
ペンションの入り口も、五年間に三度移動した。
客室は徐々に増えていって、最後には七つぐらいあったんじゃないかと思う。「思う」というところが凄い。常連だった僕でさえ、よく思い出せない程の構造で、全室仕様も異なっていた。迷路だ、本当に。改めてある種の感慨に耽ってしまう。そういえば屋根裏部屋という隠し部屋もあった。あそこで何してたんだ、おい。
玄関を開けると、すぐダイニングだった。床と壁が白木で、東側と南側に大きく窓が取られ、一番奥には煉瓦を積んだ暖炉があった。入ると木の匂いがツンとして、陽の光が緩やかに空間を満たしていた。白木のテーブルとイス、コットンのランチョンマット、素焼きの陶器、そして水を与えられず苦行僧のように立ちつくす観葉植物。そんなものが点々と置かれていた。
右側奥に大きな原木から作られたカウンターが設えられ、止まり木についた者の背中側は「星の間」になっていた。この部屋は天井の一部がガラス張りで、夜に寝転がると満天の星が望めた。
ベランダは二つあった。上のベランダは真っ白に塗られた三十畳ほどの広さで、天体望遠鏡が置かれていた。「いやあ星をみるとロマンチックで、心が吸い込まれていきますよ」とかなんとか彼はウンチクをたれていたが、実は望遠鏡の使い方など知らなかった。買ってはみたものの、使用法が面倒で、近寄ったことがない。一種の詐欺である。買った瞬間から飽きるという類のものは、彼の場合多い。そういう人なのだ。夜になり、客から望遠鏡の取り扱いを頼まれると、急に台所仕事が立て込むことになっていた。「ご自由にお使い下さい」と満面の笑みをたたえて、彼は台所に消えていっていた。
長崎県深江町。ここに「星のきかんしゃ」はあった。
『星のきかんしゃ物語』2
「星のきかんしゃ」は、人里離れた丘陵地帯にあった。
よく覚えている。
渡る風、そよぐ緑。
陳腐な表現だ。けれど僕の中では、今でも「星のきかんしゃ」には、心地よい風が吹いている。懐かしくてたまらない。あの頃の想い出は、ラズベリーのように甘酸っぱい香りを漂わせている。細い緩やかな坂道をのぼっていくと、緑の梢の間から青いとんがり屋根が見え、そして陽光に照らし出された白い外壁が姿を現した。木枠を十字に組んだ広いバルコニーには雑木が陰を落とし、日溜まりの中には色鮮やかなプランターがあった。
コーヒーを注文し、窓際の席に腰を下ろす。広く取られた窓からは、眼下に青い海を満々とたたえた海岸線が望めた。砂浜は緩やかなカーブを描いて右手へと伸び、そして人家が点々と見て取れた。静かだった。ここまでは国道を走る車の音も届かず、とまどいがちな葉擦れの音だけが辺りにはあった。なるほどと僕は思った。
次の日、勤務が終わるとタクシーでペンションに乗り付けた。期待どおり、そこから眺める夕刻の海は、最上のステーキにかかるソースのような彩りに包まれていた。昨日と同じ席に陣取る。そしてワインといくつかのつまみをオーダーし、移ろう光景をゆっくりと楽しむ。日が暮れた頃、マスターが僕に声をかけた。「外でおでんパーティーをやってる、来ないか」と。常連と呼ばれるようになるまでに、それほど時間はかからなかった。
ペンションのオーナーは、俵山一臣氏という。僕はマスターと呼ぶ。彼は両方の眉毛が繋がったフライパンのような顔をしている。背は低い。出会った頃は中肉中背でいささかボヘミアン、現在の歩く成人病とでも称すべき肉体と精神はまだ見あたらなかった。
「まつをさん。俺がここに来たとき、何もなかったんだ」
「資金も?」
「うん。土地を買い、プレハブを一棟立て、庭に掘った穴に糞していたよ」
「楽しかったかい?」
「もちろん。その頃はまだ書籍の販売員をしていてね。夜帰って、ペンションの図面を引くのが楽しみだった。そこから始まったんだ」
なんという無垢な青年だったのだ、とジンとくる。「めげそうに、ならなかったかい?」
「いや人生っていうのはね……」
いかん、彼に人生論をぶつきっかけを与えてしまった。彼は口角泡を飛ばし語るのが好きだ。本人に面と向かっては言えぬが、よくも他人に話すなと思うほどつまらぬ人生観だ。彼はそうすることで、自分自身を説き伏せているかのようで、聞く人の涙を誘う。そして「語り」は、時々「騙り」に変わる。
「その頃、不自由じゃなかったかい?」と聞く。
「女にもてなかったね。誰も寄りつかなかった」
「誰も?」
「そう。だからありったけのコネを使って金をかき集め、とりあえずペンションの元を建てた。そうしたらボチボチ運が向いてきた」
女好きである。
「マスターの夢は、女性にもてることだったの?」
「それもあるね」
よく学校の教員は「人生、夢が大切だ」と檄を飛ばす。「夢も質によるだろう」と思う。
「まつをさん、俺は悟ったよ。心なんて見えない。もういい。今度から彼女はスタイルで選ぶことにする」悟ったと語るのもまた彼の性癖である。悟っていればこの物語もない。彼の人格は安物のズタ袋のように見事に破れていて、書きごたえ十分である。だからこそ彼の周りに人があつまる。ペンションに客が何時間いようが気にしない。いつの間にか客を残して寝る。勘定はどんぶりも甚だしい。常連が奇抜な企画を立てれば、そりゃ面白いと膝を叩く。お下劣でメルヘン好き。でも考えてみれば、そんなもんじゃないかと思う。色即是空を説く坊主には、やたら道楽者が多い。マスターも年を経てお下劣さに堂が入り、メルヘン傾向にはピンク色の紗がかかってきた。人間が年をとるってことは、現象として興味深い。そして彼は実に面白い。なにか芸をやるという訳ではないけれど。猿じゃないんだから。
(続)
『星のきかんしゃ物語』
「君に,とても魅力的な男の話を伝えよう。彼の生き方を知れば,少しは気楽になれるだろう。人生に意味はない。行動だけがそれを作る。定義を先だって求めるのは人の悪い癖だ」
私が独身時代に出会った友人 俵山さん。「人間のカス」。そう呼ばれても笑い飛ばす彼のペンションで、紡がれていく物語。アウトドア、サギ師、そしてやがて迫りくる雲仙噴火災害。
コロナ禍で自宅にいるあなたと、私の子どもたちのために。
1
雲が流れる。
時が流れる。
時々ススキがなびき、
地球が自転する音を立てる。
君に、とても魅力的な男の話を伝えよう。
けれど知っていたって、何かに役立つ類の話じゃない。彼は、僕の知る人間の中でも、ある意味じゃ最低の部類に入る。モラルは低く、計画性ときたら目を覆うほどだ。女性に滅法ルーズだし、金銭感覚に至っては破綻者だ。
でも彼の生き方を知れば、少しは気楽になれるだろう。結局僕らは生きてるだけなんだと。人生に意味はない。行動だけがそれを作る。定義を先だって求めるのは人の悪い癖なんだと。
彼は僕に「俺が死んだら、骨を拾って海にまいてくれよな」と時々言う。線香に蒸れたような顔をして、彼はそう言う。僕はいつも丁重にお断りしている。惚れた女性に葬式を出させるのが、男子の本懐ってものだ。
ある夜、飲みながら僕はこう言った。
「あんたを書いてあげよう。これで大地に爪痕が残せる」
「いいね」
「よし、出版代はそっち持ち、売り上げは僕がもらう。いい話だ」
この後、一時間程もめた。葬式は出さぬが、話は書こう。
彼の生きた軌跡だ。二つの脳味噌を背負って毎日右往左往する、そんな男の話を君にうまく伝えられたらと思う。
一九八七年。僕は夜明け前のツァラトウストラの心情にあった。
夢を見た。赤い糸の夢だ。自分の左手小指に結ばれた糸をたどっていく。長い糸を手繰り寄せると、その先にあったのは自分の右手だった。この悲劇的結末に寝汗をかいて起き、職場に行くと転勤を命じられた。てやんでい、と飲みに行く。スナックの猿に似た女の子が「どこに転勤になったの?」と尋ねるので「島原、雲仙の袂さ」と答えると、「連れてって」とその子は目を輝かせ、「お勘定」と僕は席を立った。
すべてが一旦幕を閉じたがっていた。そこそこ楽しめはしたものの、このままでは何も生まれないとどこかで思っていた。このまま歓楽街の下卑た笑いの中にいても、このまま慣れすぎた職場にいても、このままアパートの冷えたノブを何度回しても、まるでコミカルなビデオを繰り返し見るかのような虚しさが降り積もるだけのようだった。よし行こう。
軽トラック一台で、布団と僅かばかりの衣類を移動させる。それで引っ越しは終わった。
田舎だ。こりゃあ自然で遊ぶに限る。早速ゴルフ道具一式を購入し、グリーンに出る。ボールはあらぬ方向にばかり飛び、不愉快極まりない。ゴルフなんぞもう一生しないぞと決心しての帰り道、車窓から青い看板が目に入った。
「ペンション星のきかんしゃ」
こうして僕らは巡り会った。
(続)
開業届
昨日、父の祥月命日で島原へ日帰り。
以前は長崎~島原は1時間30分かかっていましたが、島原道路が順次開通し1時間15分で行けました。時間短縮もそうですが、運転負担という面でもずいぶん楽になりました。スーッと行けます。
墓参りをし、親族の思いやりをもらい、島原の水を汲み、やる気百倍。
キウイデザインの開業届出書等を提出
本日令和2年4月13日大安、私の個人デザイン事務所の開業届出書等を長崎税務署に届けてきました。税務署の応対は丁寧でした。親族や友人からも貴重なアドバイスを頂きました。合掌
また一歩前進。事業内容を公表するホームページについては、事務的手続きが整うまでしばらくの時間を頂くことになります。
はじまりってドキドキする
とかなんとか言いつつも楽しい。
学び続けるうれしさ。それまで知らなかったこと、たとえば制度について、起業について、金融について、サイトスキルについて、デザインについて、そんなものが束になってやってきてて、一つずつ学んでいく。一日のうち1度はささやかですが「ヤタッ\(^_^)/」と思う瞬間が来る。
小さな峰を越すと、それまで見えていなかった世界が見える。
これを繰り返す。
生きる楽しさって、たとえばそんなことじゃないかなあ。
とか思いながら、疲れたら相棒ジルと散歩に出かけてます。
「おとうしゃん、散歩の時間はまだなの、なの」という顔をして、作業中の私を見つめるジル、なの。
転職顛末記2
長崎県よろず支援拠点
4月3日、起業について「長崎県よろず支援拠点」に相談に行きました。ここは国が設置した無料の経営相談所で予約制。2人の専門家から1時間半にわたってアドバイス。初心者は、何が分からないかが分からない。このことを実直に伝えると、「創業の手引き」を頂き、創業計画書や収支計画を書くよう指導してもらえます。
初めて接する者には過分な情報量。おぼろげながら遠景が見えましたが……同時に、ここから数日間悶々。友人に聞くと「あそこは税金きちんと取るようにするところ」との声も。
もっと気楽に、楽しんでやらなきゃ
友人のデザイナー二人に相談すると、笑いながら「もっと気楽に、楽しんでやらなきゃ」とアドバイス。実際に事業をされている方々ですから、話をするとスカッと前が開けます。感謝感謝。
必要なモノが立ち現れてきます。先日の記事で書いたように、改めてノートパソコンや、スマホや、SIMなど。同時に先日書いたようにその複雑さに閉口。これには友人のアドバイスと同時にyoutubeでの学習が有効でした。ほんとありがとうございます。
銀行口座、キャッシュカード
徐々に起業スゴロクが見えてきます。
まず最初の一マス目は銀行口座、次がキャッシュカード。当たり前なんですが、まずそこから。
4月9日、銀行へ。私の預金通帳のうちの一つを持って。これ、11,000円しか入っていない方のやつで、いつか潰そうと思っていたものなんですが、これを見せて「これ解約したい。そして新しい口座を作りたい」と言ったのがまずかった。たぶんそう。以下私の推察。
「(エッ! なんだコイツ。11,000円しか入ってない口座持ってやって来やがった)」
後で考えると警戒されるには十分。
「ご職業は?」
「退職したばかり」
「!!」
これだけの書類が必要ですと示された一覧表。何やかやのやり取りがあって、徐々に各種書類が出せない立場だと行員さんが理解して、上司に相談すること数回。担当してくださった若い行員さん、ご苦労かけました。
「では本部で審査があって、数週間かかるかもしれませんがご連絡を差し上げます」
で、帰宅から3時間後に銀行から電話。「通りましたので明日おいでください」。ん? 世の中を見せられた経験。翌日、無事口座開設。そしてキャッシュカードづくり。
一連の流れで痛感しました。「そーか、私は今一番社会的に弱い立場にいるんだなあ。稼いでおらず、組織にも属さないって、こういうことなんだ」。何事も勉強。苦境のときが真の友。皆さんのありがたみが身に沁みます。
転職顛末記
3月末、それまでお世話になっていた職場を退職しました。
年金そして雇用保険(失業保険)について私は全く疎い。多くの方もそうだと思います。ということでご参考になればと思い、私が調べたところを書いておきます。各事務所の対応とかですね。電話がつながらないところってあります。
「長崎|日本年金機構」は電話がつながらない
4月1日、朝一番の8時半に「長崎|日本年金機構」に電話。何度かけても音声案内が「大変込み合っています」というアナウンス。そりゃそうだ。
https://www.nenkin.go.jp/section/soudan/nagasaki/index.html
日本年金機構の予約専用電話はつながる
ホームページで調べていると、日本年金機構の予約専用電話があることを見つけました。
https://www.nenkin.go.jp/section/guidance/1003.html
この電話は全国区なので、粗雑な扱いを受けるのかと思いきや、さにあらず。受付のプロが丁寧な対応をしてくれます。感触としてはお勧めです。
担当となる年金機構の事務所を聞かれ、年金番号を聞かれ、どんな質問をしたいのかを聞かれ、予約完了。翌日、年金事務所に行く予約を気持ちよく取ってもらえました。電話するときは、受け取っている書類を手元に用意しておきましょう。
しかし、それから30分ぐらいして、先ほどの方から「あなたは私立大学に勤務していたので、上記事務所では対応できないことが分かりました」との謝罪電話。日本私立学校振興・共済事業団に電話してくれとのこと。了解。
日本私立学校振興・共済事業団はつながらない
指定された先は、結局電話は繋がりませんでした。混みあってますから、退職前に問い合わせておくのがいいようですよ。
職業安定所(ハローワーク長崎)はつながる
そこで、職業安定所(ハローワーク長崎)に電話。しばらく待って繋がりました。相談は予約なしで来てもらってOKとのこと。
ここまでが午前中。
雇用保険と年金の両方は受け取れない
午後、職業安定所(ハローワーク長崎)に出向いて説明を受ける。明確に理解できました。「職安もこの時期は窓口の当たり外れが大きい。人事異動で、その日初めて窓口に座っている職員もいるんですよね」とのこと。そりゃそうだ。私が座った窓口は、当たりの人でした。実に丁寧・的確。ここで分かった基礎基本は次のとおり。
・65歳以上は、そもそも雇用保険(失業保険)は受け取れない。
・60歳~65歳未満は、雇用保険と年金の両方は受け取れない。前者をもらえば後者は停止になる。
・雇用保険は各人給与から算出される額が28日分。これが3か月。この間に職を探す。
以上の話は道理としてはそのとおりですよね。年金関係の説明書類は持って回った表現が多くって、これが分からない。ここでの説明でスカッと晴れました。雇用保険は放棄。後に「私も放棄しました」という人に複数出会いました。
説明を受け、むくむくと「起業すっか」という意識が首をもたげてくるのでありました。
民主主義が問わている
今回の「非常事態宣言」に強制力はない。あくまでも「強いお願い」であります。
しかし世の中にはもっと強い権限を持たせろ、と云う人もいる。
日本は「民主主義国家」であります。非常事態では「自らの態度」が問われています。
何故なら主権は天皇でもなく首相でもなく我々国民が持ってます。
主権者の態度行動で「民主主義」の正統性が問われるのであります。
そのとおり。私たちの国だ。新型コロナの難局は、国民それぞれの知的で自律的な行動で乗り切ろう。主権者としての自覚が大切。政府にもっと強い権限を持たせ、強硬な政策を行わせろ、と云う人は歴史から学んでいない。
先の大戦前、国民は「敵国にもっとガツンと言ってやれ」と言い、自ら権利を放棄していったのだ。大戦中、ピアノが聴こえてくると、けしからんと押しかけていったのは憲兵よりも先に近辺住民だ。歴史を忘れてはいけない。
昨日、歯医者にいったとき、長崎の浜町で長蛇の列。布製マスクを購入するための、長蛇の列だった。だいじょうぶか、主権者たち。リスクとはそれだ。
パソコン・スマホ購入って難しい
フリーランス化のための初期投資として、次のものを購入しようと考えています。
調べている最中なのですが難しいですねぇ~。皆さん、こんな複雑な機能と料金を理解クリアして購入されているのかと思うと頭が下がります。よくこんな複雑なものが一般化したなぁ。
今までが据え置き型パソコンの前に座って作業してきましたので、仕事環境が劇的に変化します。
求める機能はクライアントへのプレゼン、そして自宅を離れての多少の作業。プレゼンはサイトにつないでやることになりますからブラウザがあればいい。作業は現在使っているSublimeTextとGIMPが乗ればOKです。これでサクサク動く環境があれば十分。あとは自宅の本機で対応できます。
疑問:y.u mobileの契約期間と解約した時の違約金が分からない。
・youtube:【格安SIM】やらないとテンパる!切り替え前の準備
・y.u mobile使用者のレポート
・youtube:iPhone11に格安SIMの設定法
・youtube:テザリングのやり方
「いやそれ違う」などお気づきの点がありましたら、教えていただくと助かります。合掌
- やまさんのコメント
y.u mobile良いのではないでしょうか? 興味があったので確認してみましたが、契約期間は無いようですね。ですので何時止めても解約金は無いようです。一年使えばキャッシュバックのあるようですし。
ただ、一つ使いづらいのが、電話の着信履歴からのかけ直しです。電話を受けるのは、appleの電話アプリで、着信履歴、不在履歴はこちらに残ります。電話を掛けるのは、y.u mobileのアプリになります。このアプリ電話帳にはアクセスできるのですが、着信履歴にはアクセスできないので何度着信履歴の番号をコピーして、y.u mobileのアプリにペーストして電話することになります。同じような物を二年使ってますが、慣れません。着信履歴見て電話帳から選んで掛ければ良いだけなんですが。
それでも春は来ています
バルコニーに張ったタープにはさんさんと陽が差しています。
室内も光が満ちてきました。
Here comes the sun
Here comes the sun, and I say
It's all right
ここに太陽が昇る
ここに太陽がやって来る
そして僕は言うんだ
大丈夫だと
(Here Comes The Sun - The Beatlesから)
ビル・ゲイツの予言
ビル・ゲイツが新型コロナのようなウイルスの登場を予言
驚きました。ビル・ゲイツが新型コロナのようなウイルスの登場を予言しています。
「私は昔からウイルスと戦ってきた」というジョークとともに。
この動画は5年前のもの。
動画の後半部分で、彼はワクチンの重要性を指摘しています。
そして彼の財団は、今回7つのコロナウイルスワクチン候補のための工場建設に資金を投じ始めました。この7つのワクチンから、最終的には1つか2つを選択することになり、破棄された分の数十億ドルは無駄になります。けれど世界が直面する危機を回避するために、数十億を無駄にすることは十分に価値がある。そうゲイツは言っています。
出典:BUSINESS INSIDER
素晴らしいですね。
桜を愛でる
夜桜を愛でながら
暖色のボンボリが、周囲一面を満たして咲き誇る桜花を照らしていました。
ため息が出るほど耽美的な光景。
人っ子一人いません。
まるでよくできた映画のセットの中に紛れ込んだような異世界の感覚に包まれながら、静かにチェアリング。
夜半、1組の親子が闇の中を車でやってきました。夫婦と幼稚園児と思われる子供二人。一家はこちらと離れたところに簡易タープを出し敷物を敷いて、笑い声を立てながら小一時間、桜を愛でていました。夢のような光景。キツネの親子じゃあるまいか。
夜空を仰ぐと、月がくっきりと輝いていました。
朝風呂
翌早朝、温泉三昧。朝の5時から開いている源泉かけ流しの名湯。
もう通い始めてだいぶん経ちます。元々は地元の方が楽しまれていたのですが、温泉マニアがこの温泉の所在をあかして以来ポピュラーに。もう島原半島でほとんど知られていない穴場の湯といえるのは、あと二つだけになりました。
森山の桜のトンネル
そして、森山の桜のトンネルに抱かれながら帰宅。
3密を避けるため、慎重に人里を離れたり、時間帯を考慮して動いていることを、写真からお分かりいただけますでしょうか。日本の端っこに住んでるからこそできること。
Fくん
Fくんは学生時代からの友人だ。長崎市に越してきたのは数十年前のこと。長崎大学の彼の実験室に訪ねていくと、電極を脳に取り付けたネズミが複数モソモソしてたのを憶えている。
人は諸事情で、それはたとえば家族構成の変化や、職場の変化や、年齢的な経過で、人生の構造が変わることがある。
その頃、わが家は父が大病をし、構造が変わろうとしていた時期だった。母は看病のために長崎市に寝泊りすることとなり、妹は職を辞して母を助けた。長崎の事情に疎かった私を助けてくれたのがFくんだった。母たちが暮らした大学病院近くのアパートはFくんが探してくれた。
Fくんはやがて結婚をし、二人の娘さんに恵まれ、長与に家を建てた。その家を売ったと聞いたのは、それほど前のことではない。Fくんの人生構造の変化の時が来たのだ。
彼は諸事情のため福岡に越していく。
昨日、引っ越し整理の只中にいるFくんを迎えに行くと、「イスはいらない?」と。カシでできたレトロな様を私は一発で気に入った。他にもナタやバーベキューチップやアウトドアテーブルも譲り受けた。ね、このラインナップが私の友人という感じでしょう。
今回、わが家のバルコニーで、そのナタを使い割った薪をファイヤーピットで燃やし、そのアウトドアテーブルでバーベキューと酒を楽しんだ。
陽光が心地よかった。近くでウグイスがずっと鳴き続けていてくれた。春だった。
渭城の朝雨 軽塵を潤し
客舎青青柳色新たなり
君に勧む更に盡くせ一杯の酒
西のかた陽關を出ずれば故人無からん
あのころはいい時代でしたね
コロナ以前。
海外旅行に気軽に行けて
日本中を気軽に旅してまわれて
夜の巷に飲みに行けて
友人たちとワイワイとチェアリングができて。
あの頃はいい時代だったなあ。
さあ今から楽しもうという私自身の時期が巡ってきたときに、そんなことが躊躇される時代がやってきました。
ヒロシみたいにキャンプでも楽しむかと画策中。3密から遠い世界。これまでの蓄積で、一人で入れる温泉も知っていますし、この時期にうまいものはあそこにいけばということも知ってます(笑)。
フリーランス1日目
フリーランス1日目。
5時起床。例によって鍋でごはんを炊きつつ、HPのコーディング。
8時近くに朝食。いままでより遅くって何となくうれしい。
家人が買ってきていてくれたハマツのフルーツサンドをコーヒーで。
8時半から雇用保険と年金についてあちこちに問合せ、訪問、予約。疎いんです。このことは、皆さん方もそうかと思いますので、日を改めてまとめて具体的に書きますね。どこが頼りになるとかならないとか。
昼食後、コーディング。疲れてジルと散歩。コーヒー。仕掛けていた自家製ヨーグルト完成。以前から気がかりだった風呂場の排水溝のフタのDIY。
家人「幾らでもこれから時間はあるんですから(笑)」
なんだか、日曜日の感覚。明日は出勤だなとか、思っている自分に気づき苦笑。
政府の新型コロナ対策
- 散人さんのコメント
イタリアの惨状
今回イタリアは7,500名超の死者を出した。
「イタリアの医療費削減の末路」(東洋経済)
・病院の統廃合でぼろぼろ。近年の財政赤字で医療費が標的になった。
・フィコ下院議長は「医療への投資を手厚くしていれば損失はもっと少なかっただろう」と発言。後の祭り(散人感)
以下、散人感
ここ数年財務省とその手下の学者どもはなんとイタリの医療を理想みたいに言ってきた。亡国の論だ。精神科でもイタリアのバザーリア法(破綻している)を国民が知らないことをいいことに持ち上げてきた福祉系の輩がいる、切腹せよ。
医療崩壊を防ぐには
医学者 中村祐輔
「医療崩壊を防ぐためには、医療従事者の感染を回避することが重要だ。病床や呼吸器が十分でも、医療従事者が不足になれば、それが医療崩壊を引き起こす。医療従事者を守ることにもっと注力すべきだ。」
散人感
医師の労働加重(常勤重視の現行法を改める)、看護師の配置見直し(診療報酬上の問題)、看護補助者(無資格者)の評価、等問題山積。
五輪バカ
「全員団結」なんて、コロナ蔓延下でも云うか!? スポーツバカチンども。分散なんだよ今は。
Webデザイン
Webデザインを生業にいたしたく思っております。
これまでもデザインアドバイザーとして働いてまいりました。
より専門にということですね。
上のようなサイトはお得意です。ぜひクリックしてみてください。
基本的にエディトリアルデザインが専門でしたから、ホームページをうつくしく書くこと、そしてオーナーが好むテイストに仕上げることは得意とするところです。