長崎アートパーティ2009
美術展

「月に梯子がかかっていて幻想的でした」
「KTNギャラリーで超贅沢展覧会!」
屋外に向け展示されるお一人の作品の取り付け具合を、皆さんで協力チェック。
皆さん、プロ中のプロでいらっしゃるため阿吽の呼吸。事務局は細かいことなどお伝えすることもありません。
少しずつクリエイターの皆様の息が合い場が和んでいきます。
「長崎、佐賀、福岡在住の作家による、絵画、彫刻、写真、デザイン、マンガ、陶芸、カスタムナイフ、書道、インスタレーション。こうして一日目の3時間と、二日目の午前中2時間だけの信じられない展覧会が始まりました」
「正直私なんかによく分からないだろうと思っておりましたが、実は想像以上にワクワク楽しんでしまいました。心を触発される何かがあったのでしょうね」
※ 作品画像クリックで作者のインタビューがお聴きいただけます。
会場に入ってすぐにガツンとくる美。抽象・具象の域を超えた美。
「うたかたの夢のごとき5時間のきらめき、楽しかったです」
一日目のBGMは岩永嘉人さんの御子息で音楽編集のプロhikoさんによる選曲。二日目は私の選曲でフォーレなど。
「皆さんとじっくり話ができたのはとても貴重でした。またの機会を心から楽しみに致しております」
作品を見つめるのは書道スタジオ"Start"主催者福山さん。
「会場はこんな感じ」
「作家と来場者が入り交わって創作や表現を語り合う刺激的な催しだった」(2015年3月21日、長崎新聞から)
長崎インターネットラジオの複数の御常連が購入された若手作家。
「企画力のある魅力あふれた濃密で有意義な展覧会にお誘い下さり厚く感謝します!」
「本当にステキな場を設けていただきありがとうございました。とても楽しいひとときとなりました」
生死を見つめた作品。伝わってきます。
「魂揺さぶられる昨夜の宴と、鳥肌立つ今日のアートギャラリー……。夢の様な二日間をふり返り酒盃を重ねると、出会いの奇跡の有難さに目頭が熱くなります。感謝多謝!」
「とてもスリリングなアート&パーティーでしたね」
「楽しい2日間でした。アーティストはひとりで悶々と苦しみながら作成しており、日々のストレス発散に良い機会だと思いました。またの開催を期待して居ますm(__)m 良き出会いに感謝します」
会場のそれぞれの作品がすっくと立ちあがっている心地よさ。
パリ在住作家。
「会場にほとんどの作品の作家さんがいらっしゃったのでビックリ」
「作品について作家の方に、話ができることは理想的です」
「僕はなんてったってこの作品がよかった」と息子。
レッドツェッペリンが響いてきそうな存在感。
感性の豊かさが伝わってきます。
「世の中は喰うて糞して寝て起きて さてその後は死ぬるばかりよ」 龍さんはこんなのがいい。
やっぱりうまいな、構成もそつがないな、と改めて。
いまや東大の講演や雑誌『現代思想』に寄稿する岡野雄一さんもどうにか原画持込みセーフ。
ついさっきまでNHK番組『ブラタモリ~長崎その2』に出演していた小島健一さん。
「アートパーティ1日目終了。楽しかったよ。アートパーティで新聞社から取材を受けた。数日後に記事が出るかも?」
「たくさんの作品が並んでしました。作家さんから直接お話を聞いたりしながら楽しい時間」
グルメ
同時開店された「シェ・しんのじ」。供される美食と優雅な時間がシェフ・オブ・シェフしんのじさんの作品。
「ジャンルの境を越えて人と作品が交錯し、あるいは共鳴し合う中に身を置くという、至福の体験をさせていただきました。また僕も、片隅で「きえものがかり」を楽しませていただきました。」
中島洋一郎さんの高級スモークやエタリのオリーブオイル漬けもコラボ。
お点前一服。
「現代アートの井川惺亮氏とマンガ家の岡野雄一さんとのありえないツーショット( ̄▽ ̄) 」
このノンジャンル性こそ長崎インターネットラジオ。
成熟した先進国では、美術館で芸術に浸りながらパーティを楽しむ場がみられます。わが国では美術館は未だに一種授業のような環境設定に留まっている状況。文化は楽しむもの。オペラの幕間に一杯傾け歓談に身を浸すように、肩肘張らずに豊穣なアート作品を楽しむ。音楽ライブやトークショー、そしてバルやカフェ的コーナーがあればなおさら。そんなアートパーティって素敵だとは思いませんか。
これで18:00終了。
演奏会とパーティ
場所を変えて夜パーティ!18:30~22:00 ティア長崎銅座店
「3時間の展覧会のあとはみんなでパーティ」
「人間世界はなんと多様性に富んでいるのだろう、と二日に渡るが実質5時間の「アート・パーティ」で感じた。多ジャンルの芸術家の作品が互いにアート光線を放ち、それが交じり合い時に激突し時に融合し制御不能の状態、の「磁場」が会場に湧出した。「世界は一つ」なんて愚かな言説をする輩は見るがいい。この豊穣なる芸術の海を。それぞれが歴史という先行者の業績をずっしりと背負いつつ、今に生きる者としての己のレゾンレートルを獲得して行こうともがく姿を」
「演奏が始まりました。まずは岡野さんの途方にくれるクーニャン」
「ベコロスの原作者、岡野さんのライブやっとる」 ←ペコロスね、ペコロス。
「続いて薫さんのショパン」
「どの作品もそれぞれにとても素晴らしかったです。オフ会も、クリエイティブな会話が交わせて考えるきっかけをたくさんいただきました」
「ラリピノさんのジャズピアノ」 北欧ジャズのような透明感。
「いろんな交流もあって楽しいひと時でした。多様性って面白いですね」
「素晴らしい作品の揃った展覧会に参加できてよかったです。多種多様な作家の言葉に刺激され、最高に楽しいものでした。酔いながら、一級のアフォリズムが飛び交った夜が明けて、しっかりと心に(脳の記憶部位に)残っているものが当分のエネルギーになりそうです」
はじめてのご一緒させていただいた方が楽しんでいただいていると嬉しいですね。
「5時間だけの贅沢な展覧会に行くことができて、目と心の栄養をたっぷりといただきました。宴では、ここはもしかして天の国?背中に羽根が生えているようなチャーミングな人達が集まっていらっしゃいました」
「今回のような場でないと、既成概念の枠を取り払ったコラボは出来ないのではないかと痛感しました」
「綺羅星のごとき方々とご一緒させていただいたこと、今更ながら有り難く思います。心より感謝申し上げます」
参加者
野島泉里さん、野島マーサさん、しんのじさん、後藤美樹さん 、松尾順造さん、山本正興さん、柏本龍太さん、ラリラリピノさん(ライブ)、岩永嘉人さん、岩永嘉人奥様、安藤真由さん、 松尾薫さん(ライブ)、樋口芳美さん(ライブ)、 樋口浩一さん、小島健一さん、田屋敷酒散人さん、坂本卓也さん、林田憲治さん、井上龍一郎さん、松崎猛さん、中島洋一郎さん、とりさん、とり奥様、とりお嬢様、ナイトダイブさん、岡野雄一さん(ライブ)、吉田隆さん、田邉朗さん、石川ハミさん、石川裕基さん、重野裕美さん、古賀正裕さん、古賀正裕さん奥様・お子さま、あめこんこさん、浦冨さん、松本登紀子さん、藤村幸一さん、まつを、そして多くの皆様方。