2009年1月
インタビューアップ
長崎インターネットラジオに、 長崎が誇る名トロンボーン奏者 柴田健一さんのインタビューをアップしました。ご経歴:第2回IMSジャズコンテスト優勝。NHKビッグバンドコンテスト・ベストプレーヤー賞受賞。マークガール氏(ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団)のマスタークラス受講修了。世界的ジャズアーティスト穐吉敏子やエルビン・ジョーンズをはじめとする著名ミュージシャンと共演。
エタリの塩辛
川棚、南島原、長崎と一日のほぼ大半を移動。道すがら、小浜でエタリの塩辛(通称エタリ)を購入。人生初めての試食。あ、これは和風のアンチョビだ。うまい。それもそのはず、エタリとはカタクチイワシのことで、アンチョビとはカタクチイワシ科の小魚の塩蔵品のこと。これはうまい。骨をとってオリーブオイルをかけて酒でも飲もう。
インタビューアップ
長崎インターネットラジオに、ダイビングインストラクターのナイトダイブさんのインタビューをアップ。知らない海の中のお話は、驚きの連続でした。
壱岐へ
今日から三日間壱岐。行ってきます。
インタビューアップ
長崎インターネットラジオに長崎の老舗ジャズバー『さろまにあん』のマスター溝口一博さんのインタビューをアップしました。ジャズ界の巨匠ソニー=ロリンズと来日のたびにお会いになっていらっしゃるマスターのお話に興味津々でした。
長崎インターネットラジオ開局
長崎インターネットラジオ開局。よろしくご愛顧ください。皆様方のご交流の場にしていただけば幸いです。
アンドリュー=ワイエス死去
偉大なる画家アンドリュー=ワイエス氏、1月16日死去。冥福を祈ります。ジャズとアンドリュー=ワイエスがアメリカになかったら、もっと彼の地の文化に畏敬の念を払っていなかったでしょう。作品はたとえばこちらでご覧いただけます。
マルチメディア進展は文字読解能力の二極化を招く
デザイン作業を行っていると痛感することですが、マルチメディアの進展は文字読解能力の二極化をもたらします。コンテンツの画像化やチャート化は、無文字文化に浸かる大量の文化的無産階級を今後一層生み出していくことでしょう。デザインとは、より直感的に強くコンテンツを伝達すべく注ぐ技術です(そう、技術)。ですからマルチメディア化も相まって、優秀なデザイナーの手にかかれば、情報は無防備な脳に的確に降り注いでいくようになります。結果、「私は文化やファッションに精通している」という自己認識を持つ情報消費者の群れが形成されていきます。カタログ君の誕生です。今後世界は、文章を読み思考し、自らの思考を文章化することのできない情報消費者層、つまり知の無産階級と、思索し文字を綴る知の有産階級の格差が進行していく傾向が強まることでしょう。
ですからこそ教育が大切になります。先を行く世代は、後続の世代を教育する責務を負っています。
(とか、考えながら七草粥を楽しんだ今夕)
地方暮らしで情報の荒波を眺望する
地方から情報を眺望する
地方で暮らすことは、情報の荒波を眺望する位置にいることだと思います。都市生活は混濁の中に身を浸すことです。処理能力をはるかに超えた情報量を使いこなすために、生活者はたとえばミシュランのようなガイドを求めるようになります。こうして都市生活者は、ガイドを通して判断をする性癖をいだくようになりやすいものです。オバマ大統領のウサン臭さ
「オバマ大統領は現代のヒーローだ」とマスメディアが一斉にはやし立てれば、「そうだそうだ」と世間は沸き立つ。馬鹿みたいです。「オバマ大統領が一年生議員で立候補したのっておかしいじゃないか。全国区の金のあてもなく、人材のあてもなく、ましてや国政システムをよく理解もしていない一年生議員が立候補した時点で、そりゃ裏があるだろう。彼は作られた虚像だ」とはほとんどの都市生活者が考えていないでしょう。
操られる大都市の稚拙さ
でも、地方から観ていれば、そう見えますし、そして冷静に考えれば「そうだな」と思うはずなのにです。幼稚極まりない。ある種プロデュース的業務に携われば携わるほど、操られる大都市の稚拙さを感じるようになってきました。
結局、都市生活者はカタログ君になりやすいのです。情報の濁流から一歩離れ、たとえば島原のような独自の風土の中から生まれる独自な発想。それは時代を作っていく大地に根ざした思考と文化を創っていくのじゃないか。私は近頃そう思っています。
島原
家の水道の蛇口をひねるとミネラルウォーターが流れ出し、格別な水割りを楽しめる。そんな土地があります。島原です。1ヶ月の水道代もふんだんに使って2000円を超えることは稀。新鮮な野菜もふんだんにあって格安。近所を散策すれば、行きかう人は挨拶しあいます。こんなパラダイスのような故郷を誇りに思います。
散人氏邸忘年会
12月30日夜、島原は散人氏邸で行われました忘年会での放談をアップしました。オペラをBGMに、男四人が美食を摘み、美酒「獺祭」を煽りつつ放つ会話です。メンバーは元東宝プロデューサー 散人氏、九州で2番目に歴史のある金物店店主 猪原氏、演劇プレイヤー林田氏、そして私。記憶消しゴム大王に消される前、こんな話してたんですね、私たち。
あけましておめでとうございます
今年度もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。このサイトにお出でいただく方々の豊かな人生づくりに、このサイトが少しでもお役にたてればと願っています。