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2015年11月



2015_11_29

映画『ミッドナイト・イン・パリ』

歴史的アーティストがガンガン出てきます


アート好きには楽しめるウディ・アレン作品。主人公が1920年代のパリにタイムスリップし、ジョセフィン・ベイカーや、フィッツゼラルド、ヘミングウエイ、コクトー、マン・レイ、ピカソ、ブニュエル、ダリ、ロートレック、ゴーギャン、ドガなどなどのそっくりさんが出てきて笑えます。監督ウディ・アレンそっくりの主人公がどうでもいいことを高尚そうに論じ、なにも生むものもないのですが、それはそれとして楽しめます。

 

2015_11_28

長野市で飛び込んだカクウチ屋

飲みの店に求めるのは、その土地に住む方々との会話

いい店でした。結局店主と客の関係が近い店が一番。知らぬ土地に行っても、名物を飲み食いしたい訳ではなく、その土地に住む方々と会話をし、伝わってくるその土地の文化を感じるのが好きなようです。

逆を言えば、人と接することができない店、たとえば流れ作業のように飲食して出ていく居酒屋など行く気にもなりません。そんなわけで東京出張の時など、業務終了後にコンビニでつまみと酒を買いホテルに帰って軽く飲んで寝るような時がままあります。

 

2015_11_27

善光寺

「牛に引かれて善光寺参り」


長野市の善光寺には初めて詣でました。職務終了時には既に闇。宿坊と土産物屋が連なる仲見世通りは深閑。背後での太い音に振り返ると、冬の夜空を飾る花火。そびえ立つ山門からしばし鑑賞。時は過ぎ去るものではなく、降り積もるもの。千年を越す祈りの集積は、ただあるだけで有り難さが伝わってくる風格を生んでいました。

翌早朝、再び参拝。男性の貫主が本堂を往復する際に参道にひざまずき頭に数珠で撫でいただく「お数珠頂戴」。法要導師を務める女性のお上人による「お朝事」。真っ暗な回廊を巡る「お戒壇巡り」。体験させていただきました。帰宅し調べ直すと、善光寺は朝に限るとのこと。賛成。

 

2015_11_26

長野県松本市の物語性

内陸の豊かな水

現地に至るまで松本城があるぐらいの認識でした。訪れて気づくのは、豊富な水事情がこの街の成立基盤だということ。街角に水が溢れています。そして中心を流れる川を真南に見ながら松本城は建っています。風水の基本どおり。

街灯による豊かな演出

夜の訪れは早く、4時半には暗闇が満ち始めます。そして優れた街の演出を知ることになります。物語性溢れる町並み。散策していて飽きることのない連なり。


島原が脳裏に過ります。島原が手っとり早く学べるアイデアは、まず街灯を取り替えることでしょう。写真のように温かい橙色のものに。市民の了解が取れれば経費的には手軽。さあて昼光色の蛍光灯に慣れている市民の理解は如何。

松本城


松本城はこの歳になったら外から展望するに限ります。内部はこのとおり。現代建築法に基づいた階段傾斜の有り難さを思い知ることになりました。膝ガクガク。トリムです。

 

2015_11_25

羽田空港に4時間待機

夕方4時半から夜8時40分まで待ちました

「札幌で44センチの積雪 11月としては62年ぶりの大雪に 北海道ではきのう24日から雪が降り続いている」 (YAHOO!ニュースから)。
という全国ニュース。なにを隠そう小生、まともに影響を受けました。羽田空港に4時間超の待機。参った。昨夜、帰宅したのは深夜12時近く。
出張先から羽田空港に入り、すぐに保安検査場をくぐって搭乗口に座ったのが夕方4時半。長崎行最終の7時05分発便に備え早めに入った。件の飛行機は札幌空港から飛来し、羽田で私たちを乗せ長崎に至る便。これが大雪で遅延。遅れに遅れた。結局、羽田を発ったのは8時40分。

現場で起こっていたこと

こんな時どんなことが起こると思いますか?
  1. 搭乗口近辺の販売コーナーの灯が落ちシャッターが閉まる。
  2. だだっ広いフロアに、少し泡立ち沸騰する不満を抱く集団がポツーンと座っている。
  3. グランドスタッフのお姉さんの声が、到着予想時間が遅れていくたびに上ずっていく。
  4. グランドスタッフのお姉さんの状況説明放送が、訳の分からない世界に陥っていく。いわく、
    「長崎行高速バスは、皆様方の到着を待って出発してくださるということです」 ←敬語の使い方が間違っておる。 「長崎空港は、皆様が到着されるまで開けられているということです」 ←爆笑。 「長崎空港にお泊りになることはできません」

    ま、このあたりからグランドスタッフに穏やかにではありますが、詰め寄る人が見受けられました。日本人ってジェントリーであります。海外ならどうなっていたことか。

 

2015_11_21

おんせん県大分の「シンフロ」CM


企画制作:西広+CS西広+T&E+invisible designs lab.
CD+企画:福嶋毅
C+企画:久冨和寿
企画:福嶋毅、久冨和寿、緒方徹
AE:井上優
音楽制作:清川進也


振付:振付稼業 air:man ↓


出演:RAIKA ENTERTAINMENT GRAPHIC ……オリンピックメダリスト・藤井来夏氏が主宰するプロのシンクロナイズドスイミングチーム
メイキングムービー↓


 

2015_11_20

シロタニ木工のすばらしさ

小浜のおったっしゃんの湯


小浜の脇浜温泉館、通称おったっしゃんの湯は、知る人ぞ知る鄙びの湯です。私もかつてはこの湯が温泉マニアサイトによる一見さんたちによって荒らされるのを嫌い、採り上げていませんでしたが、ここが長崎県のまちづくり景観資産に登録されるに至って今回掲載。
いい温泉なのです。完全かけ流し。激渋温泉。かつて聞いた話。「あのね、ここは何時から開いてますかってね、朝から漁に出かける漁師がかってに開けてね、御代を番台に置いてつかってたよ」

シロタニ木工による当初の状態に戻す改修

その脇浜温泉館の施設がリニューアルされました。施工者はシロタニ木工。方針は、出来る限り当初の状態に戻す改修工事で、 例えばアルミサッシの木製建具への取替。経年劣化でボロボロになった脱衣棚も、まだ使えますのでそのままに使用されていました。
立派ですね。金儲けを考えれば、なるべく一新させるところを、シロタニ木工さんは、経済よりも文化継承を第一に掲げられています。こんな施工所がある地域は幸せです。

 

2015_11_17

大学美術部OB会


大学時代の仲間たち。お会いすると35年の時代経過など軽々と飛び越えてしまう感覚がうれしく思いました。企画してくれたフジムラくん、ご苦労様でした。そして長崎の地まで足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。運営企画者自身は書きにくいこともありましょうから、謹んで小生の方から今回企画が和華蘭文化に基づいていたという解説をさせていただきますね。

2015_11_14

ギター


最近触るようになったギター。セミアコです。倉庫からミニアンプを10年ぶりぐらいに引っ張り出して弾いてます。アコースティックギターは非力な指では痛くてもう弾けないというのが本音のところでして、エレキの方が楽ちんに押さえられるというただそれだけのこと。

天国の階段の試し引きお断り

このレッド・ツェッペリンの『天国への階段』は、私たちが若い頃にはロンドンの楽器屋の前に「天国の階段の試し引きお断り」という張り紙が出るほど多くの人が弾いていた曲でして、ご多分に漏れず私も弾いてました。こんな教則動画を無料で見ることができるなんて、なんていい時代なんでしょ。レコード聴いてコード探していたころに比べると夢のようです。

リー・リトナーに憧れてセミアコースティックギターを購入

セミアコースティックギターを購入したのは、当時リー・リトナーの音作りに憧れていたからでした。ですから当時リトナーが使っていたオレンジ・スクイーザーというエフェクターも一緒に購入して(笑)。今聴いてもお洒落な音楽ですよね。でも私はギターは上達しなくって、結局手弾きではなく打ち込みの方に行ったんですよね。その頃の打ち込みではリードギターの音色が再現しにくくて、アドリブ部分はキーボードとベースなんかにやらせています。

時代はウエザーリポートの「バードランド」や、ハービー・ハンコックの「ロックイット」といった異音種がぶつかり合っているころで、そんな潮流の中に私もいたんだなと自分の「Cyber Punk May」などを聴くと改めて思います。

 

2015_11_10

ノーベル平和賞っていかがなものか

ノーベルは遺言で、平和賞を「国家間の友好関係、軍備の削減・廃止、及び平和会議の開催・推進のために最大・最善の貢献をした人物・団体」に授与すべしとしています。

この賞、ガンジーは受賞していないんですよね。賞の性格を押して知るべし。以下、受賞者(抜粋)を挙げます。

受賞者と疑義

  • 1991年 - アウンサンスーチー(ミャンマー) ……〔散人さんのコメント〕 彼女の背後で糸を引くのは英国である。英国の目的は豊富な天然ガスである。「民主化」を美化する胡散臭さ今回のミャンマー(旧ビルマ)も同じ。民主化が何をもたらすか?混乱だけだろう。「アラブの春」の浮かれた後はどちゃがちゃ。スー・チーの矛盾は英国の100年間の苦難の植民地時代から開放された国民がまた英国の揺り戻しを受ける。今度は天然ガスの収奪だ。彼女の元夫は007と同じ英国情報員だとも言われている。

  • 2005年 - 国際原子力機関 ……国際原子力機関(IAEA)の目的は明確にこう書いてある。「原子力の平和的利用の促進」。そう、推進のための組織です。

  • 2006年 - グラミン銀行 ムハマド・ユヌス(バングラデシュ) ……賞が新自由主義を支持しているとの主張あり。

  • 2007年 - 気候変動に関する政府間パネル、アル・ゴア(アメリカ合衆国) ……両者とも地球温暖化への警告を発したのですが、これには疑義が出ています。彼の自宅もエネルギー多消費型の邸宅です。

  • 2009年 - バラク・オバマ(アメリカ合衆国) ……2010年、臨界前核実験実施。2013年、シリア騒乱への武力介入。2015年、アフガニスタンで1999年受賞者である国境なき医師団運営の病院を爆撃。

  • 2012年 - 欧州連合 ……ギリシア問題をはじめ課題山積の状況。

     

    2015_11_09

    夜の帳


    暮れゆく街。街の上にはもう宇宙が顔を覗かせています。
    かつて、一歩も外に出ない日曜日の終わりは閉塞感に絡め捕られながら迎えいていたものですが、常に眺望の中にある生活は対象と独特な距離感を生むようです。

     

    2015_11_05

    中国の書

    黄州寒食詩巻 中国書史の中でも最高の名品の一つ


    『黄州寒食詩巻(こうしゅうかんしょくしかん)』蘇東坡の作品で、中国書史の中でも最高の名品の一つとされているといいます。私にはその凄さが分からないことを告白しなければなりません。いいと思いますか、みなさん?

    現在NHK教育で「石川九楊の臨書入門」という番組があってまして、この石川先生が 「『黄州寒食詩巻』には、書固有の表現のもつすごさ、一度限りの臨場のこわさ、危険性をも含めて、書固有の表現のすべてがここに隠されていると言っても言い過ぎではない」と絶賛されていたので、どれどれと調べ観たのですが分かりません。私の目が育っていないのですね。常日頃、宋こそ世界最高峰の文化を築き上げていた国家だとストイックな陶芸や絵などと接し仰ぎ見ていたのに、何のことはない宋の名書家 蘇東坡の書が分からないとは。

    「石川九楊の臨書入門」 書からその人物をプロファイリング

    このNHKの番組は素晴らしかった。簡単に言いますと、歴史的著名人が残した書から、その人物をプロファイリングするんですね。実に興味深い。
    プロファイルの対象となったのは、光明皇后、豊臣秀吉、与謝野晶子×与謝野鉄幹、細川ガラシャ×細川忠興、大田垣蓮月×富岡鉄斎、高村光太郎×高村智恵子。ここまで放送終了。与謝野鉄幹のへなちょこ文字は意外でした。今後は、良寛×貞心尼、岡本太郎×岡本かの子、宮沢賢治×宮沢トシ。

    絵画でも、プロファイリングはできますよね。ゴッホはすごいですけれど親戚にいなくてよかったなとか。ゴヤを観ると精力強そうだなとか、ルーベンスは人間的に広いなだとか、ルノワールはくだらない俗物だなとか。

    宋の四大家の「松」


    宋の四大家の手による「松」。左から蘇軾(そしょく)、米?(べいふつ)、黄庭堅(こうていけん)、蔡襄(さいじょう)の書。

    集字


    私の好みは北宋の黄庭堅(こう ていけん)の書。上の「松」、いいでしょう? 俗気を脱するための修行を経たと言われる晩年の作『松風閣詩巻』から。大好きな書です。

    最近、中国古典の集字を行っていました。集字とは、題字などに使うために古人の書跡や古い版本などから必要な文字を集める伝統的な手法をいいます。この字から表札をつくります。

     

    2015_11_04

    岩戸神社

    小島健一さんと出かけました。


    岩戸神社。「雲仙 パワースポット」で検索すると、こちらが多数提示されます。実際訪れますとその場に満ちた敬虔なる空気感にのまれます。大きな洞窟を持った岩場がご神体のようです。雨の翌日に訪れますと写真右側の崖上から滝が流れているとのことです。階段を登ったところで、すぐに 社に対して低頭。 社殿の向拝口の踏み石に コップ酒をお供えして、二礼二拍手二礼。
    今日は雲仙の秘境を案内しようと赤岩神社にも再び訪れました。朝8時半から動き始めるとタップリと時間があるものですね。

     

     



     


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    Profile まつを

    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎市・島原市との多拠点生活。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。