2016年4月
雲仙普賢岳溶岩ドーム崩落ハザードマップ
上図はCASE5つまり最悪のケースである 噴火前の地山の境界で崩壊した場合のハザードマップです(図をクリックで拡大図)。
シュミレーションとはいえ嫌なものですね、このようなハザードマップを見るのは。危機管理は最悪の事態も考慮して対応せねばならないという原則に基づきご紹介いたします。出典は平成23年8月29日開催の「雲仙普賢岳溶岩ドーム崩落に関する危険度評価検討委員会」の討議資料(PDF)です(詳細はクリックしてご覧いただけます)。
また溶岩ドームのライブカメラはここからご覧いただけます(クリック)。
首都直下型地震、および南海トラフ地震の被害と発生確率
内閣府の想定を大掴みしますと次のとおりです。
首都直下地震
死者:最大 約23,000人
地震発生確率などは前日記事参照。
(出典:首都直下地震対策検討ワーキンググループによる資料)
南海トラフ地震
東海地方が大きく被災するケース 死者:80,000人~323,000人
近畿地方 〃 死者:50,000人~275,000人
四国地方 〃 死者:32,000人~226,000人
九州地方 〃 死者:32,000人~229,000人
(出典:南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループによる資料)
地震発生確率:30年以内に70%程度。地震の規模:M8~9クラス.。
(出典:地震調査研究推進本部による資料)
なんでしょうね、この発生確率の異常な高さ。これは引き寄せて考えなければ。ということで
朝日新聞構成による南海トラフ地震の被害想定。分かりやすくまとめられています。
政府の地震調査研究推進本部のサイトでは、地域別の地震発生確立と予想マグニチュードなど詳細な情報を公表しています。その中に熊本県に関わる情報のページがあります。ここによると熊本県における南海トラフ地震の予想被害について次のように書かれています。
私のような素人の予想以上の被害が想定されていることに驚きます。このことは海を隔てた島原市にも深くかかわってくることでもあります。
東京オリンピックは開催に向かい進むべきなのか
被災時の開催はいかがか
そう思い始められているのは、九州に住む私だけではないでしょう。東日本大震災や熊本地震の復旧もままならぬ状態で、開催するのはいかがなものか。確かに経済は循環するものです。また不幸な事態が発生した際にも全体が謹んでいては偏りがあるとする意見もわかります。さらにこれは基本は東京都が主体で行うものであるものでもあります。
東京への一極集中を加速する
にしてもと思うのです。開催すれば東京の一極集中はより加速し、地域格差は拡大します。
心配される首都直下型地震
さらに、首都直下型地震の発生する確率のシビアさがあります。このことについて国は、国立研究開発法人の防災科学技術研究所がつくったJ-SHIS~地震ハザードステーション~で公表しています。 濃い赤で示したのが、30年以内に震度6強以上が起きる確率が26%以上の地域です。ここをクリックして出てきたページの
今回の熊本地震でさえ、30年以内にマグニチュード(M)6.8以上が発生する確率は九州中部(大分市や熊本市など)で18~27%とされていたのですから、安穏とできる数値でないことはお分かりいただけるでしょう。発生した場合、この国のかたちがかわるほどの被害となり、予算的にも国土環境的にもオリンピックどころではない状況となるわけです。
寄付へのルサンチマン
強者に対し渦巻く弱者の心
ルサンチマン。恨みという意味。ニーチェの用語では、強者に対し仕返しを欲して鬱結(うっけつ)した、弱者の心。
タレントの紗栄子がブログで熊本地震の被災者のために500万2千円を寄付したことを明かしたところ、ネット上で「いちいち出すな」「好感度上げたいのか」との叩きが発生。これに対し紗栄子は、「一人でも多くの人が寄付について改めて考えてくださり行動に移してくれたらとの思いで、批判も覚悟の上、実名での振り込み明細を掲載しました」とコメント。
賛同。その流れを作ることが大切だと私も思います。憶えていますか?みなさん。神戸震災の際に多くの著名人が寄付をした旨の表明をしましたが、このような批判は起こりませんでした。逆にみのもんたが、寄付しなかった(あるいは公表しなかった)ことで大きな批判が起こりました。あのころに比すると一部ネット民は矮小化したもよう。
売名行為とののしる醜悪さ
近頃ルサンチマンの典型を見た。
熊本地震災害に関して、芸能人達がお見舞いのツイートしたり、いち早く義援金を寄付したりすることに、いちいち「売名である」とか「いい格好しやがって」とか言いつのる輩が多数いるらしい。
己は毎日満員電車に押しつぶそうになり嫌な上司に怒鳴られながら仕事しているのに、芸能人はいい気なもんだ、と思うのは分からないでもないが、やはりこれは「ルサンチマン」の典型であります。
悪銭も良きことに使えば良銭になる、とは芸能人には言い過ぎかもしれないが、貨幣は便利なもので何にでも変化する。被災地の方々には有り難い話であろう。
応援するだけでも福祉になる
福祉に理解を示し、それを応援するだけでも福祉になる。 http://www.mag2.com/p/news/158080
散人さん、↑、行動も男前の杉良太郎さんです。
島原の水をフェリーで被災地 熊本に運ぶ
- ゆき@yukicco8
鹿児島と長崎の給水車(´;ω;`)!! ありがとうありがとう
- とーこ@tohko_S
島原市、何やっとんの?! 水なんか、どんどん垂れ流し状態で湧いちょっとやっけん、 どんどん陸送で持って行ってあげれば良かとに! 報道で出てたのは、佐賀の給水車…?普賢岳の恩を忘れてないよ! こういうのに税金は、使って欲しい!
こんなツイートを見て心動きました。そう、災害時はまず水なんです。早速、散人さんにご相談。今こそ、島原大変、肥後迷惑のお返しの時ですねと。
散人氏、動く! フェリーで熊本に水を
TVによる報道
というわけで下記のように今回のプラン実行状況がTVで流れたのでありました。田屋敷酒散人さんの電光石火の力に仰天であります。おかげさまで、なじみ深い熊本に少しだけ恩返しできたのでしょうか。 そうでしたら心から嬉しく思います。
【熊本地震関連情報】九商フェリーによる熊本新港での給水支援 17日から九商フェリー「くまもと」「あそ」にて島原港で水道水を積み込み、熊本新港で市民へ給水支援を行っています。給水支援に要する水道代については島原市が無償提供します。
熊本のBobbyさんからのメール
その後、かつて里山に遊びに来ていただいた熊本のBobbyさんからメールをいただきました。まずは無事でなによりです。支援物資はかなり充実しています。熊本港で水の配給があると聞き、不思議に思っていましたが、まつをさん、散人さんたちのご尽力と知り、涙が出ました。厚く厚く御礼申し上げます。
今は職場にて業務をしていますが、一度仮眠して夕方から朝まで避難所の支援に入ります。休みの日は、課題のある避難所への派遣ボランティアや親戚の手伝いをしています。
自宅は瓦礫と化した家具をかきわけ、寝るスペースだけは何とか確保しました。実家の母が過労、ストレスで倒れましたが、私の長女がついています。長男、次男は避難所を回ってボランティアをしています。
お陰様で、ほとんどの方は落ち着いて節度ある行動をされています。加藤清正の言葉に「人は一代、名は末代」とあります。熊本市民、県民としての名を汚さぬよう、わたしも行政、個人両方の立場から行動していきます。
皆様にもくれぐれもよろしくお伝えください。いつか、また里山でお会いできる日を楽しみにしています。Bobby
熊本震災時のマスコミの暴挙
変わらぬマスコミの横暴
私は雲仙岳噴火災害のころ島原に在住していました。その頃、マスコミ・キー局の横暴ぶりは市民の認識するところでした。
マスコミの皆さんの名誉のために申し上げておきますが、報道のおかげで人が知るところとなり義捐金品が集まったことは事実です。しかしそれで許されるとするのは、札束で頬を叩く倫理観と変わりません。さらに地元マスコミの皆さんは住民とともに心振るわせて状況にあたってらっしゃいました。感謝しています。問題は一部のキー局です。
マスコミ側も見られている時代になった
今回の熊本地震被災地から次のような報告があっています。一部のマスコミ関係者がかつてと体質が変わっていない状態を露呈していることを残念に思います。雲仙岳噴火災害のころと違って、報道の方々は今では見られる側にもなっていることを自覚していただきたいと願っています。
今回のマスコミの横暴例
【熊本地震】 深夜に強力ライトを被災者に浴びせ睡眠を妨害する日テレ 「今のお気持は?」
ロータリーに群がる報道陣とか本当に邪魔で邪魔で仕方が無いんですよ。ただでさえ運搬でてんやわんやしてるのに搬入スペースをこの人達で半分無くしてるんですよ
取材などでのヘリコプターの使用は、災害無線などの放送中は控えるか移動して下さい。 今回の被災地や、その近辺はいわゆる「町内放送」がメインのところがあります。 その放送がヘリの音で消されてしまいます。 どうか、よろしくお願いします。
ガソリン入れるために朝早くからたくさんの人が並んでたのに横入りされて、母が「後ろに他の人もいるので並んで下さい」て言ったのにも関わらず無視して我先にとガソリン入れてました。 テレビ局だからいいんですか?? もう少し考えて欲しい。
熊本でテレビ局の中継車がガソリン給油で横入りしたと騒ぎが出ていますが、話を調べると自分たちの燃料をドラム缶等で持ち込んで来ていて、危険物の管理をGSにお願いしているらしいです。五年前の東北の地震の時も同じようなことが事が流れたので直接調べました。
九州で発生している大地震の取材にあたっていた弊社のテレビ中継車が、4月17日午前7時45分ごろ、熊本県菊陽町のガソリンスタンド付近で給油待ちをしていた車の列に割り込んでスタンドに入り、給油していたことが判明いたしました。 被災地の皆様が多大な労力を割いておられるなかで、あってはならない行為でした。 現場で給油をお待ちになられていた皆様に、大変なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また、多くの皆様にご不快の念を抱かせてしまったことにつきましても、お詫び申し上げます。 今後、このようなことのなきよう、取材にあたる社員・スタッフへの教育を、改めて徹底してまいります。
関西テレビが被災地で 給油待ちの列を割り込んで 注意されても無視して件を 「あれはタンクを預けてた」とか 捏造ツイートしていたのが 仙台放送のカメラマンと判明
弊社の関連会社の社員が、熊本地震を取材中の系列テレビ局のモラルを指摘するツイッターへの投稿に関連して、17日午後、事実とは異なる虚偽の投稿をしていたことがわかりました。報道機関に携わる者として、あまりに軽率であり、あってはならない行為でした。今回の件で、多くの皆様に不快な思いを抱かせてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。弊社といたしましては、今後このようなことのないよう、改めて関連会社を含めた社員・スタッフへの教育を徹底してまいります。
熊本地震が発生
熊本で震度7
今後1週間は激しい揺れ伴う余震のおそれ(気象庁)。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
災害発生時のNG行為
詳しくは「東京防災」を確認。
活断層と地震
「活断層データベース 起震断層・活動セグメント検索」
から。ウィキの中央構造線のページを確認すると(クリック)、今回の震源につながる可能性も推察される断層の連なりを確認できます。同じ断層の地震で約400年前は九州~四国~関西で数日間で連続地震が起きたとの説も。
地震は3年前にこう予想され報じられていました。日本経済新聞の記事へ(全文を読むときはクリック)。以下抜粋。
「政府の地震調査研究推進本部は1日、活断層が起こす地震の確率を初めて地域別に見積もり、まず九州地方の評価を公表した。今後30年以内にマグニチュード(M)6.8以上が地域内のどこかで発生する確率は、九州の北部(福岡市など)が7~13%、中部(大分市や熊本市など)が18~27%、南部(鹿児島市など)で7~18%。九州全域では30~42%となった。最大でM8.2程度と推定している。」
通行可能な道
通行可能な道を知るにはgoogleクライシスレスポンスで。
地質図Navi
「地質図Navi」(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 / 地質調査総合センター)で詳細なデータを得ることができます。表示された画面の以下のようなボタンをクリックしてみてください。
左上の [データ表示] - [地震速報]や[USGU地震情報]や[2016年熊本地震]や[活断層データ]
左下の [火山ツール] - [火山を表示]
マーブル マシーン
ウダー
宇田さんがつくったウダー。お会いしてみたいですね。
アサラト
ディアナ・ヴィシニョーワ
まさにプリマになるために生まれてきたような人
ヴィシニョーワではないですか!容姿端麗、手足も長く、まさにプリマになるために生まれてきたような人です。もうそろそろ40歳に手が届く お歳とは・・・。一昔前、上野で舞台を観てきましたが、本当に動きが優雅で素晴らしかったです。ご提示のモダン作品も、動く彫像みたいで本当に面白く美しいですね。
内なる祈りの陶酔
いいですね~、ディアナ・ヴィシニョーワ。古い日本女性の垂衣の笠(虫垂衣)または被衣(かつぎ)や トルコのマセー(旋回舞踏)のダルヴィッシュなど、まさに抑制と飛翔の葛藤の内なる祈りの陶酔をさえ思わせます。美しいですね。
纏足の真似事をほどこしたのがバレエの始まり
中国の王宮の女官が逃げにないように足を纏足(てんそく)にした。それが絹の道で西洋に伝わった。それがシンデレラ(灰かぶり姫)の物語となった。バレエもまたそのなごりである。王宮の女性たちに纏足の真似事をほどこし窮屈な動きをさせ喜んだのがバレエの始まりと云われる。残酷な踊りなのだ。貴族達の露悪趣味であった。芸事は人外者をいたぶり楽しんだ歴史は洋の東西変わらぬ。でも美しい。
荒木宗太郎 長崎の「ア二オ―さん」民話
シンデレラ。前にも書いたような気がしますが、長崎の人に忘れられないように(笑)書いておきたいと思います。 「灰かぶり姫」の話は、『酉陽雑俎』などに「葉限」という娘の話として南方熊楠が紹介しておりますが、実はこの話はそれより以前に越南方面から中国に流入した話が原話とされており、ベトナムでは永い間「金のスリッパ」と云う物語として語り継がれていたもので、主人公も様々なタイプがありました。その中の一つはベトナムの王女を嫁にして帰国した長崎宗太郎こと荒木宗太郎のこととして、彼の国では正月映画の定番だったころがあるのです。荒木宗太郎とは もちろん おくんちの本石灰町の御朱印船でご存知かと思いますが、オランダ坂トンネルの近くには石碑も建っていますね。王女のはなしは長崎では「ア二オ―さん」の民話となっているようですね。
山口晃
フラットでポップ
昨今、海外からも人気の高い日本の作家は、画家と表現するよりも絵師という表現が合いそうなクリエイターたちが多いように思います。ここに採り上げさせていただいた村上隆も奈良美智も山口晃も、マチエールがフラットで、ポップな作風。実は裏を返せば、やっと日本の絵画作品も明治以後の紆余曲折を経て日本の流れに戻ってきたと見ることができます。狩野派にしろ琳派にしろ浮世絵師にしろ、その作品はフラットで、ポップ。その方向性を、物凄く腕の立つ表現者が表立ってやる時代なのだと。
日本絵画は自身の主観(遠近法無視)
西洋絵画では三次元の世界を二次元に再現するために遠近法が用いられ、理論と客観性が求められてきたことは周知のことだろう。これは西洋がもっとも得意とする論理学(哲学)の影響もあったに違いないと思い調べると、やはりあった。
ニーチェはしばしば遠近主義なる言語を使用した。「我々の行為は根本的にどれも比較できないぐらい個人的で唯一のものであり、限りなく個別的である。にもかかわらず、我々がそれを意識化すると、もはやそうではなくなる」と遠近法を論じている。これでいうと日本絵画は自身の主観(遠近法無視)で留まっていたが、西洋絵画では意識化(客観)することでもはや主観的視点は消え、遠近法的世界観に立って行ったのであろう。
奈良美智
よく製作の現場を見せましたねぇ。驚きです。製作者が見ればすっぽんぽんです。 昨日の村上隆の工房的製作現場との対比でみますと感慨深いものがあります。
村上隆
ザハ・ハディド
一時は建築家になりたかった
私は設計の道に進みたいと思っていました。画家になりたかったというのが第一の真の希望ですが、建築家なら父を納得させながら表現活動ができたはずです。けれど才能が足りませんでした。情けないほどの数学的才能でした。私の父にはそれがありました。彼は大学では建築科に進学しました。けれど戦時中。父の兄が戦死することによって、父は実家へと呼び戻されました。中退です。そのことは終生父の傷となり、私は繰り返し語り聞かされました。今でも建築に強い興味を持っているのは父の血でしょう。初めてザハ・ハディドの建築に接したとき、多くの人と同じくまず驚愕しました。そして、知るにしたがいザハ・ハディドがデカルトのイメージに被りはじめました。到底、私達が及ぶことのない天才です。その美的センス、数理的センス、歴史観、そしてその経営手腕と挑戦的精神の野太さ。天才です。ご冥福をお祈りします。
歴史上の人物の身長
西郷隆盛‥182cm
宮本武蔵‥180cm(伝承)
大久保利通‥178cm
福沢諭吉‥173cm
織田信長‥170cm(肖像から)
伊達政宗‥159.4cm(遺骨から)
徳川家康‥159cm(位牌から)
徳川家光‥157cm(位牌から)
上杉謙信‥156cm(鎧から)
石田三成‥156cm(頭蓋骨から)
勝 海舟‥156c
武田信玄‥153cm(鎧から)
野口英世‥153cm
豊臣秀吉‥150~160cm余まで諸説
源 義経‥150cm前後(鎧から)
小村寿太郎‥ 143cm
徳川綱吉‥124cm
垂直を出すは難し
直角クランプを購入してシンプル家具をつくり進めています。でも、きれいな垂直につなぐことができません。難しい。あれこれ方法を考えています。いよいよ押入れの整理にとりかかりました。サイズがジャストフィットする家具は、朴訥であろうと爽快です。つくるは楽し。
四角形の対角寸法を測る
直角が完璧に出ているか計測する方法は 四角形(長方形も正四角形も)の対角寸法を測ります。 大きな物になればなるほど、差し金、直角スコアより精度が上がります。直角固定治具で拘束後、対角を測りプラスマイナスゼロ(ミリ単位で)に微調整します。 微調整の方法は、木材の場合当て木をして、長い寸法の対角を軽く叩いて縮めます。 前提条件として、各辺長が正確でなければなりませんが。
ホームセンターで切り出してもらう時の手順
例えば300×400の材料をホームセンターで切り出してもらう時の手順。
・1810mmの材料をまずは二等分します。
・切断面方向を合わせて、ストッパー側にセットして、二枚を重ねて300を切り出します。
・切断面をストッパー側にセットして残りの400を切ります。
つまり、二枚同時に切ることで各辺長が揃います。 そしてカット回数も少なくて経済的(笑) と、広いものを切り出すときは、元材の一辺を捨て切りして基準辺を出すのも忘れずに。 厚さ半インチ以上の材料だったら、クランプを使わずに、この方法だけでしっかり直角が出ます。 あと、最近の接着剤の進化も眼を見張るものがあり、ネジを使わなくても大丈夫です。 接着工法の場合は重力方向を考え、接着時におもりを使用して24時間以上放置が鉄則。
スーパーX セメダイン社
おそらく、2剤混合方式のエポキシ系接着剤が一番木工には強いのではないかと思います。接着後のミクロの構造は、ほぼFRPに近い形になるようです。また、もしも接着後の面を、後で鋸入れなどしなければならない可能性があるようなら、強いけれど刃物を痛めないスーパーXが好適かと。
ウルトラ多用途SU 小西社
しんのじさんのスーパーXはセメダイン社。 もう一つのおすすめがボンドブランド(小西社)のウルトラ多用途SUです。 どちらも価格と強度と扱いやすさのバランスに優れていると思います。 #ちなみに木工ボンドは水に濡れるとホロホロと崩れてゆくイメージです。
ボンドウルトラ多用途SU
ボンドウルトラ多用途SU。 20センチぐらいのチューブ入を9年程前に買って、なくてはならない愛用品になっています。兎に角何でもくっつけてくれる。出刃包丁の刃が柄から抜け落ちたのも、これで修理。ぐらつきもなく水の侵入も防いでくれています。土鍋の蓋の握り手部分を不注意にも急冷し、割れたのも完璧に元どおり。熱にも強い。重宝しています。
無事帰着
息子、バンクーバーから帰宅。
君はそろそろ母港から出航する準備をしなければならない
無事なる帰還、喜ばしく思います。初めての単独行それも外国に、まずは父母にお礼を、いや賢い貴方なら既に済ましているだろう。「ロバが旅に出ても馬になっては帰って来ない」という故事があるけれど、散人の見立てでは、君は最初から馬だから麒麟にでなって帰って来たに違いない。君はそろそろ母港から出航する準備をしなければならない。高校二年生にもなると船の機関を起動させねばならない。大学では錨を揚げる時期、そして航海に出ねばならない。遠い先の目的港まで果てしない「人生」という航海をしなけらばならない。父も母も祖父も祖母もしてきた。その繰り返しを永劫回帰人間はやってきた。いつからか人間は「幸せ」という名の港があるらしいと信じてきた。誰でも例外なくそこに向かって旅をしてきた。さぁ、銅鑼が鳴るまでしばし。いい機関を搭載して旅の準備を開始せよ!屍累々無限広域の海原に出でよ!
自由と規律のバランス
カナダの高校との交流がありました。現地の高校生と授業を受けるというものでしたが、その自由さに驚きました。制服なんてものは無く、好きな授業をとれる。机の上にはスマホがあり、それを使った授業が行われる。しかし、その分生徒の積極性と自立性が高く、先生が指名しなくとも皆が手を挙げ、指示をしなくても自ら考え行動する。日本の学校にはないものであり、自由と規律のバランスについて考えさせられました。
麒麟とは行きませんが、馬の蹄は固くなったように感じます。その脚でどこに、そしてどのように進むのか。このことを考え、船出の準備を進めていきたいと思います。
シーカヤックの聖地
おじさんもバンクーバーに行きたかったです。あそこはシーカヤックの聖地みたいな場所で、憧れの地なのです。先住民のハイダ族は、速いカヤックで飛ぶように、苔むした温帯雨林の島々を漕ぎ巡っていたという伝説があるようです。トーテムポール達はもうボロボロに朽ちかけているそうです。 文字がなかった彼らは、おそらくほとんど口伝だけで先祖からの文化を伝えてきたのだと思いますから、貴重な文化が消えずに残り続けることを祈るばかりです(おそらくきっと彼の地の誰かが手を打っていることと思いますが・・・)。
大きな川にはたくさんの船が
動画の中の森の中のカヌーに驚きました。 バンクーバーを観光したとき、バスから大きな川が見えました。そこにはたくさんの船がとまっていました。先祖からの伝統を今でも受け継いでいるようです。文字がなくてもその伝統が失われないことから、いかに重要なものであったか感じられます。
エイプリルフール
年に一度の恒例行事、楽しんでいただけましたでしょうか。今回は当サイトにアクセスすると、白い画面の真ん中に「閲覧する、かえる」ボタンがポツン。これをクリックすると、大きな上の画像が登場するというものでした。ご安心ください。登録されていません。ご感想から。
やられた~
やられた~。ビビリました。?? 大人の仲間入りができるよう精進いたします。
トップページが乗っ取られたぞ、って
え?何?まつをさん、私もビビりました。トップページが乗っ取られたぞ、って思いました。あ!わかった。もう、まつをさんの「い、じ、わ、る」壇蜜風
大人のサイト
当サイトは紛れもなく、大人のサイト、アダルトサイトであります。振り返れば、サイト開設からもう18年。人間でいえば選挙権が得られる歳になるわけですね。世の中が、個人サイトから、ブログへ、さらにSNSへと移り変わっていこうとも、変わらぬ姿勢でやっております。
裏町の路地に入りこんだ場所に、店の灯をともすバーのような存在でありたいと願っております。今後も懲りずよろしくお付き合いください。なお今回の画像にはライトさんにご協力頂きました。抜群に味あるの御尊影であります。合掌。