2020年5月
アウトドアオフィス
こりゃ、梅雨入りも近いなと、目いっぱいアウトドアオフィス in バルコニー。
無茶苦茶、気分転換になって仕事がはかどるはかどる。みんな、こんなにいい天候の時節に、室内で仕事してるって何か間違って居るって思わない? 一年で一番いい時だよ。一生の中で80回ぐらいしか巡ってこない時節だよ。なにか大切なものを捨ててるって思わない?
梅雨に入ると、違う季節になっちゃうからね。日本には四季ではなく、五季がある。だからね、天がくれた春の美しい時期を大切に。
人類初の民間有人宇宙船の打ち上げ
イーロン・マスクのスペースX社
イーロン・マスクのスペースX社開発による宇宙船クルードラゴンが、2人のクルーを乗せ打ち上げられます。民間企業が開発した宇宙船が、宇宙飛行士を乗せて打ち上げられる時代になりました。アベノマスクはまだ来ないけど。
打ち上げは日本時間の明日5月31日(日曜日)早朝4時22分。実は28日5時33分予定だったものが延長され今に至ります。私は起きて待っていたのですが残念。
ショーアップ化
その際に、発信体制のショーアップ化に驚きました。打ち上げのずいぶん前からyoutubeのライブで世界発信。カメラ何台あるんだって程の体制です。狙っているアングルもより映画っぽい。これまでの経過が、感動的なBGMとともに流れ続けていました。そしてあらゆるものにデザイン意識が行き届いていたことも印象的。
アメリカは9年間ロシアにお世話になっていた
9年ぶりのアメリカ有人ロケット。この間、人間が宇宙へ行く手段はロシアのソユーズだけでした。NASAの宇宙飛行士らはロシア語を学び、カザフスタンから宇宙ステーションに行っていたといいます。
今回は、NASAとSpaceXによる共同ミッション。打ち上げ後は国際宇宙ステーションへ向かい、2人の宇宙飛行士は滞在後に地球へ帰還します。
まるでサンダーバード1号
打ち上げたブースターを地球に帰還させ再利用するという技術ではさんざん苦労してましたよね。
コーヒー豆を洗う
マズいわが家のコーヒーをどうにかおいしくできないものかと調べる。と、コーヒー豆を水洗いしなっせという情報が。
https://www.youtube.com/watch?v=B7N1G8dU2V0
早速、トライ。コーヒー生豆をワッシャワッシャと米を研ぐように洗う。薄皮が取れてきます。で、乾かす。程よいところで煎る。
結論。確かにアロマも、味も変わります。家人によれば「甘くなりました」とのこと。確かに円やかになりました。でもね、「うまいコーヒー」じゃないね。アロマだけはいいんだけど。
こんな私でも「こりゃあ、うまい」と口に出るほどうまいコーヒーってあります。でもそれがどんな味なのか、マズいのばっかり飲んでるんで忘れました。おいしいコーヒーってどんなんだったかなあ?
まが玉大吟醸
美酒を頂きました。島原の銘酒「まが玉大吟醸」。
先般、転勤族である某TV局の会長たちとご一緒する機会があり、「長崎県で推す酒はなんですか?」と尋ねられ、その名を挙げた酒です。
島原は山崎酒造の作。3年連続全国新酒鑑評会で金賞受賞した実績のある蔵元です。でもね、灯台下暗し。地元の方々の多くはこの素晴らしい銘酒をご存じないんですよね。お値段的にも、地元主流に流通するタイプではなく、マニア対象につくられた酒だからでしょう。まさに幻の銘酒。
水の都島原の湧水で仕込まれ、良質の酒造好適米山田錦を35%まで精白し、極低温でゆっくりと発酵させ、圧力をかけずに搾る。こうして出来上がった甘露。豊潤で、後口のキレもよくバランスのとれたお酒です。酒蔵はワイングラスで飲むことを推奨しています。和洋食問わずいけます。
ベリー豊作
「月命日ですのでお寺さんがおいでです。島原に行ってきます」
「あ、私も行くよ。やっとフリーランスになったし」
ということで島原。
今年は庭のベリーが大豊作。人間界ではコロナの自粛ムードでシュンとしてますが、自然は春爛漫。春爛漫だよ! 摘んで、早速ジャムに。
「ジャムは、自家製のヨーグルトにかけて食べるんでしょう?」
「そうね」
「じゃあ、次は自家製のパン作りですかね」
「いや、あれは難しい」
「タッパーに入れっぱなしで作るやり方があるらしいですよ」
確かにあるね。でもめんどくさそうだしなあ。
ところでジル、お前そこでなにしてんだい?
浦上教会裏手の路地は脱出ゲームみたい
まるでよくできた脱出ゲームのよう。
毛細血管のように張り巡らされた、ひと一人通れるほどの裏路地。これが上下左右にうねりながら続きます。視界は10メートル先さえ見えず、次々にその地の生活が展開していきます。
ここ長崎は市街地の7割が斜面地の坂の町。
先日は浦上教会裏手の路地を巡りました。ここ一帯の路地はマニアからみるとAランク。円を描くようにルートを縫い進めていきます。立派な家屋が、車が入ってこない小路に沿ってビッシリと立ち並ぶエリアです。
音環境が違うでしょうね。自動車の音がしない生活環境。生活速度が違うでしょう。人の動きに合わせた生活速度。人間関係も違うでしょう。狭窄した空間で編み込まれていく人と人との環境。そして「出かける」という意味が違うでしょう。
夜景
リビングから望んだ夜景。
誤解がないように申し上げておきますが、わが家はDIYリノベした極小住宅です。けれど坂の町長崎に住まう過酷さの代償として、斜面地景観が楽しめます。ガラス張りになった2面を通し、世界は毎夕つくりこんだ映画のように劇的に暮れていきます。
iPhone11の写真はすごい
これはiPhone11で撮った写真。私の部屋から望んだ外景です。三脚なしで撮影。
輝く家々の灯から夜であることが分かります。一眼レフカメラでもこれまでは撮れなかった写真です。さりげなくこんな写真を私たちに見せてくれるiPhoneのすさまじさ。
iPhoneは撮ってるだけじゃない
iPhoneは瞬時にレタッチ(加工)した画像を私たちに見せています。ヤツは単に写真を撮っているのではない。仕事でレタッチしてきた私から言わせていただくと、とんでもない技術。レタッチを説明します。こういう風に写真をレタッチしようと思う場合の工程。
-
手順1:写真をphotoshopで開く
手順2:ハイパスフィルターで立体感を出す
手順3:トーンカーブでメリハリをつける
手順4:彩度を下げてシブさを出す
手順5:レベル補正で少し不気味さを出す
手順6:シャドウ・ハイライトでファンタジー感を出す
手順7:後から色調補正を再調整する
https://saruwakakun.com/design/photoshop/cinema-retouch
めんどくさッ。
これを一瞬でやってくれているのがiPhone。ポートレートモードも同様。最初に挙げた夜景写真を撮って初めて見たとき、「なんてことしてるんだ」と思ってしまいました。一眼レフカメラで撮った写真を手作業でレタッチするのより、多くの場合、的確に瞬時に処理してくれています。
photoshopには職人的慣れが必要
ついでにphotoshopについてお話ししとこかな。
代表的画像処理ソフトなんですが、使いこなすのが最も難しいものの一つだと思っています。「ああして、こうすれが、こうなる」ってのは分かる。その先の問題ね。絵の具や絵筆を使いこなすような職人的慣れが必要なソフトなんです。photoshopは写真加工にも使えますし、絵を描くこともできます。
下は私がphotoshopで描いた画像。ちょっとした数値の違いでテイストが変わります。iPS細胞に係るフライヤー用に描かせてもらいました。
ビルの中の波
度肝を抜かれたアート。ツイッターの中でも話題になっていました。けれどどうやって表現されているのか解説がありませんでしたので記しておきます。
これは韓国のデザインオフィス d’strictのデジタルアート作品。ビルを囲うように配置されたLEDの巨大スクリーンに映し出し表現されたものです。波がビルのガラス壁面に押し寄せ、ぶつかり、天井にも跳ね返る様はリアルでインパクト大ですよね。
上画像をクリックしてYoutubeでこの作品をご覧になった後、関連動画で様々なデジタルアート作品を観ることができます。昨日、マテリアルデザインについて言及しましたが、いよいよITのスペックが人間が本来やりたかった表現を可能にするレベルまで達し、それを使いこなす才能が現れつつあることを実感します。
朝と学び
今日はマテリアルデザインについて再学習中。やっとやりたかったことにたどり着けそうな予感がします。 最近こんなyoutubeを観ました。静かな朝の情景です。
都道府県の再編案
出典:『府県廃置法律案附図』(国立公文書館デジタルアーカイブ)
道州制にこれを踏まえるといいのでは
明治36年作成。九州に係る部分を紹介。全国版・拡大版をご覧になりたい方は地図をクリックしてください。
「意外と良いかも。道州制にしろ都道府県再編にしろこれを踏まえた方がいい」とツイッター上で話題になっていました。
28府県に統合する案。この案が作成された年に帝国議会が解散されなかったら、翌年4月に再編が執行されていたといいます。
九州は4県に統合されています。確かに私たちが普段何となく感じているイメージに近いですね。現在、佐賀県は福岡県に近い印象がありますが、そもそも長崎県と佐賀県が一つの県であったことを踏まえての案でしょう。
新しい道
なんて素敵な道なんでしょう。近所に発見した美しい道。
通勤時代って、自宅近辺にも入ったことのない小道がごまんとあるもの。職業人としての自分に傾注して、地域人・私人としての自分がおろそかになりやすくって。今度のコロナ禍のステイホームでこのことに覚醒した人って少なからずいると思っています。
行ったことのない角を曲がる。小さな冒険が始まる。ジルとの散歩道は長距離化してきています。今の季節しかないからね、快適にできるのは。
デスクを奥に拡張
それじゃあ、デスクを奥に拡張するか、と思い立ったのは雨そぼ降る昨日の午後1時。
イラストレータで細案描いて、裏にストックしている板を洗って、乾かして、手ノコで切って、裏側からネジで机に留めて、支軸棒を設置し出来上がり。狭いベランダでものづくり。というわけで机の奥行きが20㎝程広くなりました。
最近右肩の筋肉痛に悩まされていました。痛い。起床時に特に痛い。
この原因の一つは、机に着いてるときの姿勢にあるな。気づくと、右腕を空中に浮かせた状態でマウス使ってるんです。机に奥行きがないためキーボードが手前にあり、肘が机に乗せれない状態。よし、やっちまおう、ととりかかったわけ。
ないなら、つくる。自分で作った方が自分と部屋にジャストサイズのものができますから気持ちがいいですよね。
日本の新型コロナ死者数が少ない理由は自然免疫か
(札幌医科大学 フロンティア研 ゲノム医科学から作成)
コロナ騒動は、感染症学界の誤算の引き起こした人災
コロナ騒動は、感染症学界の誤算の引き起こした人災。1人の感染者が平均的に2.5人に感染させるという前提で、集団免疫を60%と考えたことから、ロックダウンなどの愚かな政策が始まった。現実には最悪のNYでさえ20%だった。
集団免疫のはるか前に感染が終息した原因は、宮坂氏もいうように「自然免疫」だろう。
結核ワクチンであるBCGは一般的に自然免疫を強化する
自然免疫と獲得免疫がウイルス排除に関与する。
自然免疫がうまく働けば、少数のウイルス粒子が侵入してきても自然免疫だけで排除できる可能性がある。つまり獲得免疫が働かなくてもウイルスが排除できる可能性がある。
自然免疫はさまざまな刺激によって訓練され強化される。結核ワクチンであるBCGは結核だけでなく、一般的な細菌やウイルスに対してもする自然免疫を強化する。現在オランダの研究グループがこれを調べている。
中国湖北省武漢市でも、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも感染した人は全体の2割程度。集団の6割も感染をするようなことは観察されていない。その理由は大きな流行が始まると、人は隔離措置をとり、接触制限をするようになるから。これによって集団免疫閾値は20%以下となる。
一部の人たちは自然免疫と獲得免疫の両方を使ってウイルスを撃退したのかもしれないが、かなりの人たちは自然免疫だけを使ってウイルスを撃退した可能性があるのかもしれない。
出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200516-00178807/
- しんのじさんのコメント
個人のレベルでの免疫が自然免疫、この集積を集団でみると集団免疫と考えます。
以前、こちらで申し上げた事実、集団免疫の獲得を目指したスウェーデンは、人口比で日本の40倍もの死者を出したこと。
この不思議(日本の医療や政策が優秀だったとしても、なぜにこの差は??)を解き明かす一つの鍵として、「結果として得られていた集団免疫による可能性」が示唆された論文があります。ご存知の方がおいでかもしれませんが、神戸市のある総合病院の外来で、3月31日から1週間、ランダムに血液サンプルを採取し、計1000人分を分析して抗体(IgG)生成率を調べたら3.3%という予想外の高率であったというものです。ブリティッシュメディカルジャーナル関連の論文(掲載する前提で、先行ウェブ公開中のもの)ですから信頼度は高いとみていいです。
病院に受診される方ですから年齢構成はやや高齢気味で、被検者の中央値(一番多い年齢帯)は60-69歳です。一方、大阪市大からのデータは約1%の陽性化率とのことで、都市によっても相当幅がありそうです(勿論、時期によっても)。
更に考えてみると、感染の侵入第一波で自然免疫を獲得していたと仮定するなら、中国から欧州を経由しない、まだ弱毒型であったウィルスの侵入を早期に受けていたため、強毒型の欧州型が蔓延せずに済んだ可能性(健康な未感染者に対して弱毒型のウィルスを植え付けるのが旧式ワクチンの原理ですから、あながちあり得ない話と一笑に付す訳にはいかない)が、日本が感染者数に対して超低死亡率である説明の一助になるのかもしれません。
長崎も、観客が少なかったとはいえランタン祭りの頃に少し弱毒型が入っていたのでしょうか。今月末頃に例の客船が出港する(勿論、感染者は当地に残って療養)という内部情報も出ています。60人弱に及ぶ軽症感染者および疑い者の方々を、どこでどう診ていくか、またちょっと揉めることでしょう。でも、やっとのこと、ここまで来た、と。
- 捨老さんのコメント
七草が何時の頃からの習わしだったか知りませんが、春節のころの流行り病が唐土由来のものであったことを、日本人は本能的に感じ取っていたように思えてきます。伝統(為来たり・慣わし)というものには、合理的判断以上に、民族特有の呪的効力があるように思うのは、ボクだけのことでしょうか(笑)。最近では、遺伝子自体が自力変形し進化(変異)能力があることが知られていますね。
呼び覚ましましょう、日本人の根元力を(笑)。
集団免疫(自然免疫)に想う
昔の人は流行り病が唐土由来のものであることを知っていた
レナウンの神CM
1988年のレナウン神CM「RENOWN I.N.EXPRESS」。
ファッション業界のリーディング企業だったレナウンが民事再生
レナウンがCM業界に残した業績は偉大なもの。
上のCMはザ・ブルーハーツの名曲「人にやさしく」にのせたロトスコープ(実写のトレス)アニメ。その業界では名作CMとして知られています。ポップで古さを感じさせないですよね。今の方が当時より保守的かもしれません。
制作は(株)白組。アートディレクター島村達雄。
https://shirogumi.com/
制作エピソードはこちら。
https://togetter.com/li/102979
以下抜粋。
ライブアクション撮って、選んで編集して定尺にしてから紙焼き。服の動きは実写のまま。洋服の柄を追いかけるのが大変だったので、柄は忠実、髪型メイクは作画でアレンジ。色鮮やかさを狙ってオプチカルの着色。踊りの振り付けは南流石。
『美術手帖』バックナンバーを無料公開中
雑誌『美術手帖』が2019年に刊行した全6号分のバックナンバーを、5月15日〜6月14日の1ヶ月間限定で全ページ無料公開中。オンラインで読めます(クリック)。
長崎県、緊急事態宣言解除。
アウトドアオフィス
バルコニーをアウトドアオフィスにしてみました。爽快。
早朝、と言っても私の場合は朝3~4時なんですが、そのあたりから机に向かっていますと、朝食後にダレるんですね。特に陽がさして室内の温度が上がるといけません。
じゃあ、バルコニーでやってみるかと試したところ、これが快適。この時期はいい。ノートパソコンを持って行って、さっきまでデスクでやってた作業の続きをやる。Wi-Fiも飛んできます。セッティングしてくれたthomさん、ありがとう。またタープは、単なる日差し調整だけでなく、エリアを囲い落ち着くための場をつくってくれるようです。
ダレたら場所替えしてみる。そして脳みそが快適に働く時間帯にやる。
ティッシュボックスをつくる
ダ・ビンチのティッシュボックスをつくる
デスク横に置いているティッシュ外装が許せなくなって、ティッシュボックスを作ってみました。ダ・ビンチのうつむいた女性の素描。なんたる贅沢。よく彼は科学者の目の延長としての画家という言われ方をしますが、髪の線描からそれに留まらない才能であったことが分かります。紙製にリキテックス・ジェルメディウムをペイント。
シンメトリーで顔アップの強さ
このティッシュ「鼻セレブ」の元々の外装はタテゴトアザラシを使ったこんなの。これを室内に置くと、訴求度が強過ぎて目が常に持ってかれちまいます。改名して商品が売れたとか話題ですが、このデザインの訴求度の強さが一役買っていることは確か。風景なんかよりも顔、特にアップの顔は抜群の強さなんです。デザインの基礎基本。私もかつて「ココロねっこ運動」ポスターvol.1にこれを使いました。
島原さすらい旅
https://site-matsuwo.com/archives/2019_05/index.html#2019_05_02
昨年の今ごろ3日間、島原を友人と無計画旅を楽しみました。豪邸に泊まらせてもらい、カフェを楽しみ、キャンプを楽しみ、温泉を満喫。いい時代。クリック!
時代的にできなくなった今、人と出会い語らい飲む素晴らしさ、遠方に出かけることのできる素晴らしさを痛感しています。また、皆様からかけていただいた情の篤さにも改めて痛み入っているところです。合掌
ハナノナ
散歩が楽しくなりました。
アプリ「ハナノナ」。スマホにインストールすると、道端に咲く花の名前を教えてくれます。無料。
https://snsdays.com/other/app-hananona-flower-how-to/
かつて九州大学卒の生物教員が、「先生この花の名前はなに? と聞かれた時点で、ワタシの権威は地に落ちる」と言ってたことを思い出します。昔の人なら、結構知っていた草木の名前を、多くの人が知らなくなった現代。私も例外ではありません。そんな隙間を埋めてくれるアプリです。
オランダ便り
土曜日は20度を越える好天。洗車して気分も良く,久しぶりに車で遠出をしました。場所は,ハウトリブ堤防(地図を見てください)。全長30kmのアイセル湖とマルケル湖を区切る大堤防です。
もともと海だったところを堤防で区切ることで,2つの湖は淡水化しています。この日は泳ぐ人も見られましたが,水はそうとう冷たかったと思います。
オランダは,徐々に規制が緩和されてきています。カフェや飲食店なども,条件付きで再開されます。ただ,大人数が集まるようなイベントなどは,当分自粛が続きます。
- まつをのコメント
オランダや北欧では外食が高いと言われていますよね。ですから北欧なんかは滅多に外食しない。
一方、日本の外食にかける価格は先進国では安い。サービスもいい。ですからこれまで外食が比較的多い国でした。今回のコロナ禍の自粛で外食産業が打撃を受けています。アフターコロナとなった際、はたしてかつてのように外食産業が復活するでしょうか。徐々に私たちの意識が変わってきています。オリンピック中止によって大変な不景気もやってくるでしょう。
ファイヤーピットで焚火を楽しむ
アウトドア系の方のツイートに刺激を受けています。
この時期みなさん、おうちでキャンプしてる人が多い。特に、焚火台を使って焚火を楽しんでいる人の多さに、改めて驚きます。
実はファイヤーピットなる言葉があるということを、私は知りませんでした。こんなものがあればいいなあと夢想していたんです。で、あるときバッタリ「ファイヤーピット」という言葉と写真にネットで出会いました。欧米で楽しまれていたファイヤーピット。これを現代の名工 代治朗さんがつくってくださいました。
こんな感じで、バルコニーで楽しんでるんですね。興味のある方はこちらで詳しく。 https://site-matsuwo.com/house/2/verandah/index.html
コロナ禍の時期でなけりゃ、お仲間のみなさんとプライベートキャンプ場でこんな感じにガンガン焚火楽しんでる時期なんですけどねぇ。
実はツイッターが最近荒れてます。香港暴動の時を見ても分かるように、それはあながち悪いことではありません。民主主義の活性化も意味していますから。江戸時代の末期みたい。コロナ禍で露呈してきた利権まみれの社会の膿に対して、人々が演芸や瓦版で強烈な批判を展開する。そんな感じ。
ただね、コールアウト・カルチャー的ツイートが続くとお口直しもほしくって、アウトドア系の方々のフォローをさせてもらいました。おかげで刺激を受けてるというわけです。
食べる
早朝、録画番組でやっていたカレー特集を見て、さっそく朝っぱらから野菜カレーをつくってしまう私。我ながら単純だと思います。こんなことの積み重ねで日々はできとります。
これもそう。パンケーキってなにと思ってつくる。なんだかんだを、早朝5時台からつくり、一人食べる。
で、お馴染みクソまっずいコーヒーを飲み、仕事にとりかかります。コーヒー豆の煎り方は少しましになったと言いつつも、相変わらずまずい。
家人の料理はうまい。そう本人に告げると「クックパッドさんのおかげ」と応えます。毎日違ったレパートリー。ありがとう。
ステイホームのストレス格差
各人の志向
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専門家会議から出された「新しい生活様式」。スポーツ狂いや五輪狂いの輩は、この「新しい生活様式」に馴染めるのかしら? なにせ、団結ダメ、一丸ダメ、声援ダメ。これってスポーツダメということじゃ。
家族構成と金銭的余裕
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2DKに親子5人で「家に居ろ」は辛いでしょうね。金銭的余裕は若い世帯には無縁でしょう。むしろ住宅や教育ローンを抱えているのは若い世帯で、辛いでしょう。
田舎か都会か
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都会が辛いでしょう。全国から人を集めるだけ集めた戦後70余年、その打って返しがコロナ禍で出てるようです。ネツト社会の今日、田舎でも情報遅れは感じません。物品に関してもネット通販で不便は感じません。これを機に故郷帰りが多くなるかも知れない。
散人の住む町には、どこ探しても「三密」なんかはありません。むしろ「疎」。考えてみれば「三密」こそ都市部の機能そのものなんでしょう。
この6日、13都市部以外で、全国一律だった緊急事態宣言が緩められました。感染者0人の岩手県民にとっては迷惑な話だったろう。共産国家(現存するかどうか? 修正主義国家ばかりだが)じゃあるいし、全国一律宣言など無意味。
東京一局集中を危惧する「田園都市構想」は夢幻だったのでしょうか? 北海道か九州にこそ農水省があっていいのだろう。大臣が長靴履いているのもいい。文化庁の京都移転も流れた。誰だ!? 棹さすのは? 官僚だろう。「華?の東京」に執着する輩たち。
月
5時。外で何かに呼ばれたような気がして見てみると月。寝静まる里を煌々と照らす月。
大安の振替休日
朝。霧。里はとっぷり霧の中に沈んでるようです。
録画番組のインターホン音にワンと軽く反応するジルを見ながら、一人で朝食。自分で煎ったマッずいコーヒーを飲み、仕事再開。 ほい、午前中の仕事おわり。業界大手って自分んとこの都合で規格変更していくんですが、アップルもそう。明朝を基本フォントに変えたり、画面サイズを変えたり。ふう。YoutubeのBGMに助けられています。自宅で仕事する利点はこれかな。ストレスが溜まりにくい。 「連休中ですよ」 「あ」
ということでお昼寝。そしてジルとの散歩。写真は最近お気に入りのコース。晴れたね。
子どもの日
ジルと散歩中に見かけた花。色調調整なしでこの焼き付くような赤。春です。
年中行事の飾り物を毎年家人は飾ってくれます。季節を体感。
この一式は、私が誕生した時に父と祖父が作ってくれたもの。それを私の息子が誕生した時に私と家人でリニューアルしたものです。
ヨーロッパ各国ごとの最も多い姓
コロナ渦中、無関係な遊びを楽しんでます。今回は「ヨーロッパ各国で最も多い姓ってなに?」。ふと白羽の矢を立てて調べるって、知的好奇心が満たされる遊びです。
そういえば聞く名だなってのが多いでしょ。
ノルマン人(ヴァイキング)は「~の息子」「~の子孫」が多いって言っていいですかね。ドイツは粉屋。EUの盟主を自認するフランスはラテン語の守護聖人名から。王家が残るカトリック国家スペインが前ローマ人。同じくカトリックのローマが赤毛でザックリしてますね。わが敬愛するフィンランド、どうした? 最高に独特なのはアイスランド。継承制度が根本から違うんですね。
今回の調査、自信ない点も多々あります。現在は現地読みが主流になってますから、違う読みになっているところも多いのでは。ミスに気付いた方がありましたら、教えていただけばうれしいです。
オン飲み
大学時代の美術部のみなさんとオン飲み。使用アプリzoom。なんだか温かくなったひと時。今度は著名人名シリトリってどうかな。
こちらでは雨。道路の通行量の少なさを見て、私たち日本国民はよくやっていると思います。超トップはなんだかなの状況ですが。今日は憲法記念日。改正などいらないとつくづく思います。
コロナ禍が納まりますように。イラストは敬愛するイラストレーター渡辺隆司さんのアマビエ様です。
https://ameblo.jp/ootataki01/
今日は、thomさんから多大なるサポートを受けました。誠に誠に合掌。
里山新緑祭
https://site-matsuwo.com/satoyama2/party1/
毎年、皆さん方と楽しんでいたパーティ。生きてる喜びをかみしめる楽しい一時だったのですが、さすがに今年は自重。
この写真が2007年。おかげさまで長いことやってこらせていただいてます。ここに写る子どもたちも成人。昔の写真を見るとグッときますね。この時は雨。でっかいタープの下でやってるんだよね。
2010年。里山の名シェフさんたち。いい笑顔。お人柄が溢れてる。手作りのバーベキューセットなんかも写ってますね。里山でのパーティといえば料理のゴージャスさ。この時はスクリーンを張って映画上映もやりました。
2012年。確かこの時は、焚火さんがヨットで太平洋横断をするっていうんで、壮行会も兼ねていました。実際に彼は出港し嵐に遭遇して九死に一生。お互い身体大切にしましょう。左に大好物のタンカレー・ジンが写り込んでます。
2017年。強烈なキャラクターと共に高級肉が大量に投入された夜。焚火はいいよね。誰でもすぐに立場を超えて心開かせてもらえます。この石の炉は幾重にもシールドされているつくり。一晩中灯し続けられます。それからいつもジャズのBGMが流れているんですよね。
生きてるってすばらしい。
コロナ禍が収束したら、また楽しみましょうね。
皐月(さつき)
心地よい微風が通っていく季節になりましたね。
一年中、こんなだったら最高なのに。
2時50分に起床。コーヒーを頭に入れてから仕事のはじまり。
8時に朝食。そのあと前回惨憺たる結果に終わったコーヒー生豆焙煎のリベンジマッチ。ジルのシャワー、シャワー、そして3キロのジルとの散歩。