2023年4月
名著・古典を読む
雨の日は読書
「雨の日は読書」。そんな言葉にTwitterで出会いました。「だよなあ」
何読もうかとネットサーフィンしていると、こんな記事が。
告白。挙げられた書籍はほとんど読んでません。はい。
頭に残ってないんだよね
少しは読んできたんだけど、どれほど頭に残ってるのかと聞かれたら、「残ってません」、キッパリ。
教養ってそんなもんだと思うですよ。読んだ個々の本は、降り積もる落ち葉のように次第にその姿を溶解させ、やがて自分自身に沁み込んでいくんじゃないかな。
読んだ名著・古典といえば
ここが私が読んだ名著・古典らしき書籍が並ぶ本棚の一角ね。ダイニング食器棚に乗っかってる本棚です。忘れてたやつもあるんで書き出すと……
『死ぬ瞬間』E・キューブラ・ロス、『ギリシア・ローマ神話』トマス・フルフィンチ、『悪の華』ボードレール、『全集・戦後の詩』鮎川信夫他、『神統記』ヘシオドス、『アンティゴネー』ソポクレース、『ソクラテスの弁明・クリトン』プラトン、『道徳形而上学原理』カント、『方法序説』デカルト、『水いらず』サルトル、『精神分析入門』フロイト、『空想より科学へ』エンゲルス、『ツァラトゥストラはこう語った』ニーチェ、『第二の性』ボーヴォワール、『若き人への言葉』ニーチェ、『哲学入門』ヤスパース、『哲学入門』ショーペンハウエル、『社会学の基礎概念』マックス・ウェーバー、『人生論ノート』三木清、『人間について』ボーヴォワール、『ものの見方について』笠信太郎、『文章心理学入門』波多野完治、『ガンジー』坂本徳松、『立原道造詩集』、『ヘッセ詩集』、『ポー詩集』、『羅生門・鼻・芋粥』芥川龍之介、『美しい星』三島由紀夫、『ハムレット』シェイクスピア、『森の生活』ヘンリー・D・ソロー、『エミール』ルソー、『マキャヴェッリ語録』塩野七生、『不安の世紀から』辺見庸、『読書家の新技術』呉智英、『自己の心理学』水島恵一、『菊と刀』ルース・ベネディクト、『日常の思想』梅原猛、『知の編集工学』松岡正剛、『資本主義の文化的矛盾(上)(中)(下)』ダニエル・ベル、『歴史はいかに書かれるべきか』K・E・ボールディング、『資本主義の運命』笠信太郎、『転換期の世界』公文俊平、『考え方の論理』沢田充茂、『地球社会はどこへ行く』K・E・ボールディング、『目に見えないもの』湯川秀樹、『新しい人間観と生命科学』渡辺格、『絵の言葉』小松左京/高階秀爾、(以後も講談社学術文庫シリーズが続く)。
『自由からの逃走』E・フロム、『大衆社会の政治』コーンハウザー、『選択の自由』M&R・フリードマン、『第三の波』アルビン・トフラー、『最後の残る智恵』ダニエル・ベル、『人類の使命』アウレリオ・ペッチェイ、『悲しき熱帯(上)(下)』レヴィ・ストロース、『シモーヌ・ヴェーユ著作集』、『ピアジェ 晩年の思想』三嶋唯義、『ラッセルは語る』東宮隆、『マネジメント 基本と原則』P・F・ドラッカー、『孔子』井上靖、『孫子・呉子』、『論語の活学』安岡正篤、『ヒンドゥイズム』スワミ・ニルヴェーダーナンダ、『沈黙の宗教ー儒教』加地伸行、『仏教とキリスト教 どう違うのか50のQ&A』ひろさちや、『「気」とは何か』湯浅泰雄、『経済学者たちの闘い』若田部昌澄、『日本の敗因』小室直樹、『「武士道」解題』李登輝、『いま世界の哲学者が考えていること』岡本裕一朗、『知ってるつもり 無知の科学』スティーブン・スローマン/フィリップ・ファーンバック、『知の論理』小林康夫 船曳建夫 他、(以下続く)。
写真見ていただけば分かりますが、茶色く日焼けしてるものほど古典っぽい。若い頃に薬だと思って、「歳とったら読む根気がなくなるだろな」と読んでたもの。正解。
家人曰く「昔読んでた本と、今読んでる本、だいぶ違いますね」。はい、ご指摘のとおりでございます(-_-;)。
仕事がらみの本と文学書は、ちょこっと混じってるけど一応この本棚とは別。
出会ってよかったベスト3
出会って強烈によかったのは次の3冊かな。
発注したのは
で、今回発注したのは次の3冊ね。
- 『ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則』ジョン・ケープルズ
- 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』J・D・サリンジャー、(訳)村上春樹
- 『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ、(訳)村上春樹
『ザ・コピーライティング~』はいつか読まなくっちゃと思ってた、この分野の古典。村上さんが翻訳した2冊は、昔酷い翻訳に当たったことあってそのリベンジ。このことまた別日に書くであります。
ファイヤーピット
揺らめく火を見ていると落ち着きますね。
バルコニーのファイヤーピットで楽しむ焚火。
気付くと夜の帳が降りても心地よい気温。いそいそと外に出て、そこいらの薪を集めて火入れ。沁みます。
明日は雨予報だから、機械屋さんもキャンプに出かけないで自宅の庭で焚火かなあとか、ゴールデンウイーク中にはチェアリングでもしたいなあとか思いながら。
遠くにまたたく街の灯。耳をすますと聴こえてくるカエルの鳴き声。やっぱり明日は雨なんだなとか。
十数年来のビジターさんと出会う
銀屋町高田酒店
ふらりと出掛けたカクウチ。県産酒のそろうステキな店です。
飲んでいますと、対面の女性が「まつを さんですよね?」と。
「お?」
聞くと十数年来「Siteまつを」をご覧いただいてるとのこと。
「ロム専なんですけどね」とおっしゃりつつも、散人さんのことですとか拙サイトの話題が微に入り細に入り、次から次に湧いてきます。話に花が咲くとはあのこと。ありがたいコッです。サイト運営者としては至福の時間でした。
「どうして、私がまつを だと分かったんですか?」
「サイトに時々顔も出されてますしね」
県産酒等に関してもめっぽう詳しい方で、そちらの話題も。
まつをは呼びかけるであります
普段コメントなしのロム専の方々、もったいない。掲示板に一言コメントいただけばうれしいです。さっそくFacebookに友達リクエストをくださった方、もしかしたらロム専の方かな? 一言「Siteまつを見てます」と添えていただくと、まつをは喜ぶであります。
それからTwitterやInstagramでいつもイイネを寄せていただいてる方々、誠にありがとうございます。ほとんどの方が匿名ですので、よろしければお声掛けくださいね。待ってまーす。
某カレー店
ちょっとお腹に入れて帰るか、と昔通っていた店にイヌキで入ったカレー店。↑表のメニューを見て入店し「豚ホルモンみそ煮込みカレー」とオーダー。
スープ・サラダ・コーヒーとセットメニューが展開。いやいやこんなに入らないよ(苦笑)。あ、オーダーに「カレー」とつけたのがアウトか。私が悪い。
家人帰宅
家人がしばらく帰郷していました。
おしゃれな街 箱崎
おみやげに買ってきたケーキ。福岡の箱崎は、おしゃれなスポットに変わってて、古いビルの住居スペースをリノベーションした小さなお店が点在するらしい。
娘に案内されて巡った一軒がここ「ジンジャーベイクショップ」。古いアパートの階段を上がると、普通のドアがあって、店のちっちゃなサインがあって、開けると「えっ」という感じ。
食事をとった古民家カフェ「杢moku」もそんな肩の力の抜けたテイスト。娘はデザインの仕事してるので、こんなの詳しいんだろうな。
家人は、友人に会い、姉妹に会い、娘に会ってきた。
松永氏と飲む
家人の留守中、やって来てくれたのが松永氏。BGMをかけ、バーモード照明にしてひたすら飲む。
最初戸惑っていたジルも心許し膝の上。
そんなこんなで数日が過ぎ去っていきました。
Facebookの印象
Facebookに入った第一印象を書き留めておきますね。
コロナ開け
私にとってはコロナ開けって感じです。これまで家にこもってた状態から、窓を開けて外の風景を眺めるようになった感じ。
勤務生活の終了と同時期にコロナ禍になりましたので、振り返るとあのころ急激に外界との関係が薄れました。それはそれで心地よかったんですけどね。
Facebookの印象
十数年ぶりにFacebookを訪れて「あ、村ができてるね」と。昔はこういうつながりがまだありませんでした。
あたたかい。荒涼としていない。そしてみなさん前向いてる。いいですね。
Twitterは匿名の王国。短い文章で、匿名でつぶやく特性から、過激なコメントや、愚痴が多かったりします。実名で書き込むFacebookの良さってこういうことなんだなあ。
でもTwitterの瞬発性とトレンド発信力は、捨てがたい魅力であることも確かです。
Facebookに復帰
十数年ぶりにFacebookに復帰しました。
復帰理由
どうしてかっていうと……
- 友人のみなさんがFacebookに行っちゃって動きが見れない。
- フリーになったんでFacebookで名前出してもだいじょうぶ。
- 当サイトの整理が一端完了。
thomさんにサポートしてもらいつつ登録し、友達申請をさせていただきました。「おい、私のところに申請こないじゃないか」って方、教えてね。
現在勝手が分からずに、絶賛戸惑い中。失礼があったらお許しください。エロと投資と政治家はブロック。
作業していたらこんなん表示されて本日終了。
オフ会 in 里山
オフ会 in 里山 って?
人里離れたプライベート・キャンプ場「里山」で開催したオフ会です。
通常の里山ナイトに多士済々の才能がさらに加わり、まるで夢に紛れ込んだよう。日常性を超えた不思議な一時でした。
長崎アートパーティ
長崎アートパーティって?
「Siteまつを」オフ会を進化させていただいたパーティ。アートと、音楽と、グルメと、オフ会が合体して開催。
無料の展覧会会場ではアーティストに直接お話をうかがえると同時に、クリエイターのみなさんにはバックヤードでグルメがふるまわれ、夜は会場を変えてライブ演奏とパーティが開催。
目的は多くの皆様と同時にクリエイター同士の交流を促進すること。すべては豊潤な文化の循環のために。
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復活! クリック。
会場セッティングの様子から、各作品、演奏までご覧いただけます。
ここでは2009年のものをご紹介させていただいています。
2017年開催分はパソコンでのみご覧いただけます。こちらの方が一層凝ったアートパーティで、Webページも凝りまくって制作したため、スマホ用にリフォームすることを現在ためらっている状況です(笑)。
十年目のオフ会
十年目のオフ会って?
「Siteまつを」開設十周年を記念したオフ会です。2008年に開催。
一品持ち寄りで開かれ、極上の会話とお酒と料理に会場は溢れました。この頃にはしんのじさんの料理がスターになります。また会場となった吉田隆さん経営の「豆ちゃん」は長崎の新しい文化の発信地となっていました。
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復活! クリック。
はじめてのオフ会
はじめてのオフ会って?
このサイトがはじめて開催したオフ会のことです。
1998年、小さなホームページが歩みを始めました。まだ、「こんぴゅーた・うぃるす というのがあるらしいよ」と言っていた頃の事です。やがて皆さん方との交流がはじまり、5年後の2003年、「はじめてのオフ会」を開くことになりました。
同時開催した展覧会「MEMENTO ―記憶の故郷を求めて―」
「あなたの宝物を持ってきてください。展覧会をしましょう」と言われた時、あなたなら何を出展しますか。マニアックな仲間たちはオフ会と同時に、「MEMENTO ―記憶の故郷を求めて―」と題した展覧会の開催を企て実行しました。
記憶とは何でしょうか。私たちは記憶によって自分の存在を確かめ、記憶の痕跡として世界を認識しているとしたら、記憶こそが世界と自分をつなぐ手がかりなのだと思えてきました。私たちはモノに記憶を封じこめながら、日々の営みを続けています。そして私たちは時折その記憶を辿ることでしか自分の存在する地平を確かめることができないのかもしれません。記憶の集積であるこの世界に私たちのそれぞれがもつ記憶の断片を投じたときに、かすかに立ち上がる水面のさざ波が重なるように、自己と他者との連鎖を感じとることができるのではないでしょうか。私たちはそれぞれの記憶の断片を持って、古く美しい民家に集まります。私たちが生きてきたこの世界が喪失しようとしている記憶を、私たちの身体の中に取り戻すために。
ページ リバイバル
復活! クリック。
そんなマニアックなイベントの全記録ページがリニューアル・リバイバルしました。近年のスマホ対応サイトの登場以来、事実上読めなくなっていたんです。作業の中で読み返してみましたが、まあ、知的好奇心の乱舞。自分に刺激を受けることとなりました。
しんのじさんのコメント
憧れ続けた日々
「はじめてのオフ会」の頃は、じっと数年間、憧れながら貴サイトを拝読し耽っていたものでした。
ネットの中で展開されている知的な別世界、そこを無心に覗き込みながら、何ともいえない心地よい違和感を味わっていました。気高く孤高で、しかし温かい、不思議な世界。
朝のひかり
朝、ジルと私、一匹と一人の時間。
柔らかな自然光の時間帯が好きです。
日照りと庭木の病
まいったな。昨日まで天気予報で島原は今日から雨だったのに、今になって晴れの日が続く予報。雨だと思って長崎に帰って来たんですが。旭亭の庭木の水不足が心配。暑い日が続きます。
3~5月は全国的に気温高く 夏も厳しい暑さに
庭木の病
そんなこんなで、旭亭の樹木に心配なことがあって、造園士さんに相談しました。以下、その見立て。
キンカン……水不足。水やり1週間と肥料、剪定で対応。
イスノキ……虫こぶ。気にする必要なし。この樹の特性と思ってていい。
エゴノキ……アブラムシ。消毒で対応。
ヒイラギナンテン……黒点病。肥料と消毒で対応。
造園士さんに対応をお願い。6月、木の成長が固まったころに剪定。
朝の露となりてさんのコメント
今日20日は穀雨の日だそうです。適度に降ると良いですね。
※穀雨:田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。
同級生飲みとウォーキング
みなさん、オルレやガストロノミーウォーキングって参加されたことありますか? 昨夜一緒に飲んだ女性たちはそんなウォーキングに通じてて、そのアクティブさにビックリ。
オルレって韓国・済州島から始まったトレッキング。南島原でもやってるとのこと。
ガストロノミーウォーキングはその土地の食や酒や温泉を愉しみながら巡るトレッキングらしい。興味津々。
その関係から話題になった次の二つのコース。
熊野古道
滝尻王子…本宮大社 1泊2日
田辺~熊野三山を結ぷ熊野詣でのメインルートの中辺路。しかし田辺から本宮大社を目指すルートでは、古道らしさが出るのは滝尻王子あたりから。なので紀伊田辺駅から滝尻まではバスでショートカット、海尻王子から本宮大社へ歩こう。近露or野中で1泊して2日で歩くのがおすすめ。
屋久島
ヤクスギランド 総歩行時間 30分~100分
サンダルでOK! 軽装備で屋久杉が見られる貴重な場所。ヤクスギランドがあるのは標高1,000mで、屋久杉の生態を観察するのに最もふさわしい場所。推定樹齢1,800年の仏陀杉をはじめ三根杉、母子杉、天柱杉など巨木が見られる。安房、宮之浦よリバスでアクセス。森林整備協力金として1人300円。
久しぶりに中高の同級生と飲み。同学年との飲みって私には稀有なこと。昔の記憶を共有する間柄って濃い話が出てきます。
一品ずつ持ち寄りでやりましたが、手巻き寿司セット、手づくりパン、ローストビーフ、いぶりがっこ、刺身など見事なお味。ごちそうさまでした。
島原飲みとウォーキング
枯れかけたキンカン
マズい。気づくと島原旭亭のキンカンの葉が枯れかけてました。早速、検索。「対策は一週間水やりを欠かさぬように」。了解。
しばらく島原ステイだな。事情を話して「今夜飲もうか」と松永氏へ。快諾。
松永氏のお泊りセット
キンカンにバスタブレベルの量の水を注ぐ。緑の光を浴びつつ無心に草むしり。 そこに「こんにちわー」と松永氏の声。
いつものようにお泊りセットのキャンプ用シュラフ&マットをさげて4時到着。
「いつからそのセット持参で来るようになったかな?」
「憶えてませんね」
「ご両親から言われたの?」
「いえ。ほら、寝たいときにこれなら寝れるから気楽じゃないですか」
飲まむ
じゃ、買い出しだな。寿司、刺身、コロッケ、イカ揚げ物、焼きそば。ハイボールでカンパーイ。外はまだ明るいね。島原パラダイス。
ガッシガシ飲んで爆睡。
翌朝ウォーキング
翌朝、「島原のまちづくり景観資産」ウォーキングに出かけました。今では習慣となってます。
本光寺山門及び資料館→武家屋敷→小早川邸→青い理髪店→保里川邸→宮崎商店→清水家住宅→猪原金物店→中屋商店。計4.6㎞。
本光寺の常盤歴史資料館
とりわけ本光寺の資料館にはハマりました。一地域の資料館のレベルを超えています。
石田三成の書と頭出しされた書状には驚きました。滲みだす高級官僚の聡明さ。信長は豪快。秀吉は几帳面。筆跡は人を表す。島原の本光寺資料館にいけば原本読めますよ。こりゃ抜群におもしろい。
ご案内いただいた坊守様も飾ることのない気さくな方でした。
くにひろさんのコメント
本光寺で三成や信長の書状をご覧になって、文字から人柄を想像して楽しいひとときを過ごされたことに、水をさすことになって申し訳ないのですが、これらの文字は右筆の手になるものです。
最後の花押以外は、ご本人の文字ではないと思われます。
こんなことをつい言ってしまうのは嫌なのですが、専門の事なもので。だから歴史学が嫌いなのです。
まつをのコメント
右筆とは、中世・近世に置かれた武家の秘書役を行う文官ね。
ありがとうございます。ナイスサポートです。
にしても石田三成の書状は参りました。あの文章は見事な官僚の文章。的確な文章が乱世の時期にも発されていたことに感銘を受けました。現代でさえ、あれだけ簡略に、頭出しをして、相手にぶれないように伝える文章を書くには、相当組織人として鍛えられていなければできません。
くずし字を読むアプリ
扁額に書かれたくずし字
牧櫻山の「富士」。
明治期、全国的な名声を得ていた日本画家。義父から、画家を自宅に住まわせ描かせた作品と聞き及んでいました。家人の実家から譲り受けたものです。わが家の漆喰壁面に掛けています。
絵の右上にこんなくずし字が書かれてるんですね。なんて書いてあるんだ? 「東〇第一山」とまではどうにか読めるんですが、〇部分が読めない。
みを(miwo)
で、こんなアプリを使ってみました。
一発! 答えは「東海第一山」。ほほぅ。無料なのに優秀なアプリ。
コロナ開け
コロナ禍が開けたみたいね。
会場はアミュ朝次郎。満席。パーテーションなし。てか、朝次郎ごときしか会場が取れない程、街は盛況でありました。
そして、長崎はフォギーな雨の朝。てことで、アルファ・ミスト聴きながら作業ね。
ホグワーツの紅茶缶
わが家には珍しく賑々しいアンティークテイストの缶。よく見たらホグワーツのエンブレムが四面を飾るものでした。
「これって、どうしたんだっけ?」と家人に聞くと、娘のおみやげらしい。
娘はハリーポッターのフリーク。家人も一緒にはまっていました。わが家にはハリーポッターの書籍が全シリーズ揃えられ、娘は先般DVDを全巻揃えたといいます。
ハリーポッターが所属している寮はグリフィンドールで、写真正面に写っているエンブレムね。
英国テイスト
ハリーポッターって、実に英国的なテイストですね。絵面がダークファンタジーで、主人公も選ばれし者。ケンブリッジ大学がロケ地やモデル地とされたことはよく知られています。寮生の学校のイートン校を紹介しとこうかな↓。
黄砂は核実験場跡から飛来する
タクラマカン砂漠からやってくる黄砂
ひどい黄砂ですね。やれやれ。
黄砂はタクラマカン砂漠等から飛来しています。
タクラマカン砂漠のロプノール
じゃあ、タクラマカン砂漠ってどんなところでしょう?
ここはタクラマカン砂漠の北東部。広さは、大まかに言えば九州全域ぐらいになります。
中央に耳のような形に見えている場所がロプノール。かつて存在した塩湖で、「さまよえる湖」として知られています。
西岸には都市国家楼蘭が栄え、シルクロードの要衝でした。しかし3世紀頃から乾燥化が進行。楼蘭とロプノールは次第に砂漠の中に消えていきました。
1900年、探検家ヘディンが楼蘭の遺跡を発見。さらにロプノールの発見へと続きました。
ロプノールは核実験跡
核実験場跡に肥料工場
上に示した地上写真に青い人工物が見えますね。中国の発表によると肥料工場なのだそうです。核実験場になんと肥料工場。
長辺は約20kmという超巨大な建造物。上写真をクリックしていくと次第に建物が姿を現しそのスケールが実感できます。
中国はなぜ大気汚染で自滅していっているのか
北京の大気汚染指数
北京は、黄砂もさることながら、人為的原因による大気汚染で自滅していっている都市です。どうしてこんなことになるのか、中国人の柯隆氏と渡辺俊夫氏がかつて『文藝春秋』で次のように述べていました。
中国を笑えない日本
愚民政策はわが国でも進行しています。たとえば黄砂についても、上記のような本質的なことを伝えていないでしょう?
日本の報道の自由度はG7の中で最も評価が低く、世界ランキング71位。この理由として、国境なき記者団は、記者クラブの存在や、特定秘密保護法、強まる大企業の影響力がメディアに自己検閲を促している点を挙げています。
単なる気象現象ではなく人為的現象
2000~2002年の3年連続の急激な黄砂の増加を見て、学者たちは危機感からチーム組んで研究を進め、政府にも提言しました。 黄砂は黄河流域と砂漠等から、砂塵が風に乗ってくる自然現象だとされてきました。けれど近年は黄砂は単なる気象現象ではなく、人が引き起こした環境問題だという認識に変わってきています。たとえば急速に広がる過放牧や農地転換などによってね。また未知なところも多いのですが、黄砂によって病原菌がやって来てることが着目・研究されてます。
庭仕事の愉しみ
昨日今日と庭仕事の愉しみの中に没頭していました。
場所は島原旭亭。庭の草花は一斉に萌え、その分、雑草も活性化していました。おもしろい。やってやろうじゃないか。
先ほど長崎に帰着。雑草を抜き、湧き出す枝葉を間引き、たっぷりと散水。そんだけ2日間やっただけなのに。アタタタタ腰に。でも、心底よいよい心地よい。
プロテインを飲み、バンテリンを塗って就寝。爆睡。
マネークリップ
久しぶりに着たオーバーオールからマネークリップが出てきました。
「お、こんなところに入ってたのか」
好きなものはしばしば失くします。書き心地の粗悪なボールペンとかどうでもいいものは、不思議なほどずっと身近にある。どうしてなんでしょうね。
財布を持つ習慣のない私にとって、マネークリップは大切なものでお気に入り。長崎浜の町の石丸文光堂で購入しました。
「いや、財布じゃないとカードが入らないじゃないか」とか言われそうですが、カードも使ってませんしね。身辺はシンプルにしてます。出掛ける時に、いろいろと用意しなくちゃいけないなんてまっぴら。幼い頃の息子が裸一貫で遊びにでかけていく姿をみて、「カッコいいなあ」と思ってました。
古本
束買い
BOOKOFF Onlineで取り寄せ。束買いの中古本。今回も風呂に入りながら読める本。
前回よりも気に入った感じ。実際手に取らないと分からないことって多いね。
『日々の100』 、『暮しの手帖』前編集長さんの執筆。軽~く読めます。風呂で読むにはぴったり。
『天才 勝新太郎』、なんだかなあ。豪快っていうより、どっか悪いんじゃないか? 専門家にみせりゃ、症状名が付きそうな感じ。
町田さんと
音楽プロデューサーで高校の先輩でもある町田さんと楽しいひととき。場所はBooks&Cafeライデン。
町田さんの下記のブログをご覧いただけばお分かりのとおり、日本の音楽シーンを駆け抜けてきた人。メジャーなクリエイターたちと仕事してきた話はとりわけおもしろい。たとえば坂本龍一や吉川晃司らの生の息づかいが伝わってきました。
私のサイトもきちんと読んできていただいてて、クリエイティブな人って好奇心に溢れてるなと。
また「NAGASAKI FUTURE CREATION」ていうのも仕掛けられてて、街づくりや活力のある現役世代の活動を支えていこうとされる姿勢に大いに共感です。そう、おもしろく楽しい人生を生きなくっちゃね。
自分たちの街をつくるために
クリエイティブで楽しい街をつくるためにも、投票行こう。今日は長崎県議会議員選挙です。
コメントから。
「意見なんて言わないっていう文化になっていくと、本当に大事なこと話せない、風通しのよくない社会になっちゃうんじゃないかな」
「たぶん変わってほしいって思っているのは、誰しもそうだと思うんですね」
花
旭亭の庭には花々が咲いていました。
ブルーベリー
ヒュウガミズキ
ガマズミ
ヤマブキ
花といえばInstagramで誘ってくるの毒花たち。フォローするとサギDMを送ってくるやつね。これに引っ掛かる人もいるんだろうな。
島原飲みとウォーキング
飲む
島原旭亭で松永くんと飲む。二人で買い出しして、ヒラスの刺し身、寿司、揚げ物少々。コスパ高く、おいしい食材。おっと忘れちゃいけない後出し皿うどん。本県じゃ、皿うどんで飲むってのが基礎基本。いいなあ。島原パラダイス。
で、彼はスリーピングバックとマットの大きなお泊りセットを持参する。気兼ねなく眠りたいのでしょうね。大いに飲み食い、夜10時に爆睡。翌朝の起床時体重は1㎏増。
歩く
朝、島原ウォーキングへ。6㎞ウォーキングを日課とする松永くんの足取りは軽い。刺激になります。
写真は先日オープンした水脈。ホテルとカフェとコワーキングスペース、そして設計事務所。私にはこれからの島原市のフラッグショップに見える。活力のあるステキな店が増えてくるといいな。
まちづくり景観資産
写真は中村家住宅(主屋)。長崎県のまちづくり景観資産。蔵造りのような重厚な建物です。下手入母屋造、上手切妻造の桟瓦葺平入、つし二階建、大壁造漆喰塗。はじめて気付きました。
上の県Webにはたくさん紹介されてるんですが、官製サイトは分かりにくい。こちらに分かりやすい地図をつくりました。よろしければご利用ください。
飲んだ翌日はウォーキング。これを慣例にするといいな。一挙両得。翌朝、熟睡から目覚めると体重が1.5㎏減でした。
まんまる
お昼の時間。「飲めますか?」と聞いて暖簾をくぐる。
諫早、鰻と肴菜と日本酒のお店「まんまる」。
諫早駅の近くです。
いただいたのは「たる酒まんまるX杵の川コラボ」。奥に写っているのは飲みくらべセット(3種)。
お天道様が明るいうちから飲むっていいよね。おいしい。
きき酒と鰻を両方楽しめるお店。鰻も頂きました。オシャレな空間です。ごちそうさまでした。
- 諫早市永昌東町7番1号
諫早駅東口徒歩 2分 - 営業時間
昼 12時ー14時半(L.O/14時)
夜 18時ー22時(L.O/21時) - 定休日
月曜日(不定休あり)
まんまる
じだらくさんのコメント
まんまるさん
「まんまる」さん私も先日おじゃましました。
駅近くでカジュアルにウナギを楽しめるお店ですね。
併設されている立ち飲みの杵の川直営利き酒処はVファーレンの試合の後、遠方から来られたアウェイのサポーターの方もよくおいでになるので楽しいひとときが過ごせます。
カウンターを切り盛りされているのはマスターがよく利用されているお諏訪の杜、竹山酒店の弟さんですよね!
曲づくりには頭がいるよね
絵画や文筆よりも、曲作りには知識が必要です。
すっかり忘れちゃいましたので、間違ったこと書くんじゃないかと思いながら続けるんですが、ジャージーな曲つくるときに考えてたのが、テンションを入れたり、代理和音を使ったり。かすかに憶えてる言葉(笑)。
一番最初につくったジャージーな曲はピアノトリオの『Smokey Blues』。テンションの勉強ね。
それからこの『Afternoon』は代理和音を使った記憶があります。
以下にリンク掲載してますが、今では私にもなんのこっちゃです。ジャズプレイヤーってとてつもないなと思ってます。
私の音楽遍歴
思い出が溢れてきます。掲載させてください。私の音楽遍歴(汗)。まず若き日につくった一曲 『Cyber Punk May』。
シンセサイザーを買った頃
コルグからシンセサイザー「ポリシックス」が発売されたのは1981年12月。このシンセサイザーは一般人が購入できる価格設定で販売された初めてのポリフォニック・シンセサイザーでした。価格248,000円。ボーナスを握りしめ、私は佐世保の楽器店へと購入に出向きました。
その頃、私の周辺に溢れていたのは、ピンクフロイド、ELP、YMO、ブライアン・イーノ、タンジェリンドリームなど。
楽器まみれだった社会人一年生時代
すでに購入済みだったセミアコギター、ベース、リズムボックス、各種エフェクター、そしてマルチトラックレコーダー(TEAC22-4 オープンリール4チャンネル)とミキサーに、シンセを加えてスタジオ化した奇妙な狭い部屋で暮らしていました。
なにやってたんでしょうね(笑)。地方の片田舎に暮らすことになった私にとって、音づくりは限られた楽しみだったようです。
ジャズ化と和声法のお勉強
その後私は、徐々にウエザーリポート等のフュージョンやジャズに傾倒していき、いよいよ和声法やってなきゃどうしようもなくなって、ささやかですがお勉強しました。
ここでちょこっと和声法の話。興味ない人は読み飛ばしてね。
打ち込みへの移行。そして結婚
こうなってきますと、手弾きテクも追いつかなくなります。で、パソコンによる打ち込みに移行しました。
私が打ち込みを始めたのは1989年。打ち込み第一世代かな。そんなフュージョンテイストのやつから一曲。『I see the moon』。
音楽から徐々に離れていったのは結婚を機に。その頃からいよいよ仕事も忙しくなっていました。遠距離恋愛中だった家人に贈った曲『For You』。
Q.よくある良い子の困った質問
コンピュータでならば,自動的にできるんでしょう?
A.頭を抱えながらも温厚な回答
いいえ,違いますよ。ディスプレイ上の五線譜に音符を書き込んでいくのです。さらに一音一音に音色・強弱・タイミング等のデータを決めていきます。とても時間のかかる作業です。マニュファクチュアっていうやつですよ。
バンドらしきもの
バンドといってもアレなんですが、曲作りから手を引き始める前にちょこちょこっとバンドらしきことをしたことがあります。演奏のメインを張るのが打ち込みによるパソコン。これにボーカルのスミコ嬢とベースの酒井くんとウインドシンセの私。
ウインド・シンセサイザー YAMAHA WX7も購入したのですが、私は自分でも情けなくなるほどヘタクソなプレイヤーでした。
こちらはバンドの生録『Just a Friend』。スラップベースの酒井くんが腕を振るっています。スミコ嬢のボーカルはずいぶん経ってご登場(2:28)。全員がヘッドホンしてプレイしていました。
ボーカル: スミコ
ベース: 酒井
ウインドシンセサイザー: まつを
その他のパートはパソコンによる打ち込み
オリジナル曲です。
スミコ嬢の思い出
ボーカルを務めてくれていたスミコ嬢。
私の曲を歌ってくれる人がいないかなと思っていたある夜、とあるバーのカウンターで、「FLY ME TO THE MOON」を歌っているスミコ嬢と出会いました。
この後に、スミコ嬢は私の親友と結婚し離婚し波乱万丈な人生を辿ったようで、いつしか遠い縁となり記憶から消え去ろうとする頃に、風の便りで訃報を知りました。彼女のイメージはこの写真とこのボーカル音声で成り立っていて、齢をとることがありません。イメージって不思議です。
好奇心に溢れていれば人生は楽しい
ここまで読んだ方の中には「仕事きちんとしてたのかい」と思う人もいらっしゃるでしょう。やってました(笑)。
こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すようにつくっていったコンテンツです。
時間は生み出すもの。
好奇心に溢れていれば人生は楽しく、好奇心を失えば20代であろうと老化するんじゃないかな。
坂本龍一氏 死去
私の活動も坂本教授の影響が多大にあってのこと。ありがとうございました。お疲れさまでした。安らかにお眠りください。
坂本教授と出会ったのは教授のファーストアルバム『千のナイフ』。1978年。その当時よく聴きこんでいました。今になって音を聴くと、教授がいかに新しかったかということを改めて再認させられます。
しんのじさんのコメント
R I P 教授
遠からずこの日が訪れることとは思っていましたが。ユキヒロ氏を追っかけるように逝ってしまいましたか。
YMOで、ソロ作品で、また映画音楽でと、アジアが根底に匂う忘れ難い旋律に、近代フランス風だったり、ジャズやボサノバを思わせるコード進行だったりが色とりどりに絡む作風の不思議な心地よさ。坂本風のアレンジだったらきっとこうなるんだろうな、と自然に頭に浮かぶ位、聴き込んで嵌まった青春時代を回想しています。
三島由紀夫を世に出した名編集者、父 坂本一亀氏に対し、反動左翼的だった氏の思想は、米国9.11テロや東日本大震災を経て、あれこれ複雑化し、一部では自己矛盾も呈していましたが、一貫して平和主義者だった点は評価されてよいでしょう。どうぞ安らかに。
武雄の大楠
武雄の大楠のまわりを包む神聖にして荘厳な佇まいを、とても写真では表現できません。樹齢3000年以上、樹高30m、幹回り20m。武雄神社の御神木です。
御船山楽園から車で5分のところに武雄神社があります。駐車場に車を留め200mのプロムナードを進むと、武雄の大楠が姿を現します。
武雄に行かれた際は、拝観されることをお勧めします。圧倒されます。
御船山観光ホテルとチームラボ
お祝い事で家人と武雄の御船山観光ホテルへ旅行に出掛けました。わが家の覚え書きとしても記しておくことにします。
貴賓室 老松
宿泊した室は「老松」。鍋島家第11代直大公の居間として使われていた部屋を移築したもので、折り上げ格天井などにそのことが偲ばれます。
実は若き日、この部屋で開かれた職場の宴に参加しました。特別な縁があって使わせてもらえたと幹事が言ってた記憶。
「あのさ、あなたを案内したいところがあるんだ」と家人に。「忘れられない思い出になると思うよ。泊まろう」と今回誘いました。
部屋の前の庭園には専用の広い露天風呂が設えられています。好きな本を読みながら、野鳥の鳴き声を聞き楽しむ露天風呂は格別。写真に私の足が写ってますね(笑)。
サウナーたちの聖地
大浴場「らかんの湯」は「サウナシュラン」グランプリを2019、2020、2021年に受賞。サウナー達の聖地となっています。サウナ、水風呂、外気浴ともに洗練されたデザインで、休憩室には薪ストーブが燃え、各種デトックスドリンクや塩プリン等が用意されていました。
翌日と男女入れ替え制ですので、宿泊者は2種類のお風呂を楽しめます。
チームラボ
屋外からホテルロビーを開けると、いきなり闇の中に赤い無数のランプが灯り息づくチームラボの世界。カウンターでは専用ライトで手元を照らして受付。ウエルカムドリンクも幻影空間で頂きます。
夏場を中心に御船山はチームラボのデジタルアートによって、大変な人気を博しています。今はオフシーズンですが、ホテル屋内にはチームラボの6作品が常設されていました。
これは私の勝手な想像ですが、御船山楽園ホテルは施設の老朽化に悩む中、ホテルコンサルタントとチームラボに出会い、再生されたように推察します。
花まつり 桜
部屋食で夕食を楽しませていただいた後、「花まつり」と称してライティングされた御船山の散策に出掛けました。
度肝を抜かれました。ライトコーディネイトの中、満開の桜が浮かび上がっていました。ほろ酔いで巡る散策路。行けども行けども広大な夜の庭園に展開される桜のライティング。赤いライトが浮かぶ池の水面に、妖艶な姿を写す盛りの桜はこの世のものとは思えない美しさでした。
健康で、湖のようにいつも情緒が安定しているパートナーのお陰で、私の生活は満たされています。いつもありがとう。これからもよろしく。