2023年5月
梅雨
庭の樹々が歓んでいることが伝わってきます。
この庭を愛していた母。出棺の日、陽も昇りきらぬ頃から雑草を抜き、砂紋を整え、散水して、送り出しました。少しでも喜んでいてくれたらうれしい。
昨日は市役所で諸々の手続き。
その後、離れた本籍地への書類郵送依頼文書を作成。プリンターがない状況で、コンビニのネットプリントを利用。
そして本日、初七日の法要。
今朝の海と空
眺望に、送った人を思う。
昨日は終日情報整理作業。旭亭で眠っていた2代前のレトロパソコン Windows XP に灯を入れる。ウィルスに脆弱OSのためスタンドアローン使用。久々に見た Excel。心配をよそにほぼ快調に動く。
この Windows XP から今のようなパソコンの使い勝手になったと記憶しています。
駐車場をお借りしてた隣家にもごあいさつ。
母を送る
母を送った翌朝の空。5月25日、母はこの空に召されました。
「あなたのお母さんはお嫁さんに来たとき、お姫様のようにきれいだった」。葬儀に参列された方からいただいた言葉です。
幾多の詳細を越え、いずれ一枚の写真と言葉が故人をシンボライズしていくことになります。母にはこの写真と言葉を残すことにいたします。
生んでくれてありがとう。
世の中の変化にアタフタ
Webページへのアクセス解析サービス Googleアナリティクスが新版に変わったんですが、面倒くさいんで旧版使い続けてたんです。ところが「そろそろ旧版はツブしまっせ」と大きな警告が出るようになりました。
大手って横暴
Googleに限らずAppleやNTTや電力会社ってやり口が横暴。これは多くの方が少なからず感じてらっしゃるでしょう? 確かにイノベーションは必要不可欠ですが、それにしてもね。
Windows10も2025年10月14日でサポート終了。あと2年か。こうして私たち一般消費者は荒波の小舟のように翻弄されるわけです。
でも大手も消える
でも乗っかってた大手もいつかは消える。
1990年代に飛ぶ鳥を落とす勢いだったYahooも、米国Yahooが2017年に消滅。日本版も衰退したよね。
長いこと乗っかってた掲示板 teacup.も2022年に終了。
大手も生き残りに懸命なんだろうな。
そんな競争、誰が幸福になるのさ?
じゃ、視野を広げれば、そんな生存競争って全人類にとって幸福なことなの? シュンペーターは結局イノベーションが資本主義の運命なんだって言ってるけどさ。
ということで、私は自前サイトに主軸置いてます。これまでも時折、コンテンツ全滅って憂き目に会ってきた4半世紀の経験がそうさせているのであります。
うまく移行できません
話を最初に戻します。新しいアナリティクスGA4に移行したんだけど、これがうまくいってない。
……って警告が表示されます。私は組み換えを手動でやったんだけど、間違っちまったかなあ。適切に働いてはいるみたいなんだけどなあ。
ホワイトナイトのthomさんに相談すると、氏も同じ状況。「放っといてようす見ますか」と。
「元のユニバーサル アナリティクス(UA)プロパティに基づいて設定が自動的に完了することがあります」って、これがうまくいかない人がワンサカいてると思うんだけどなあ。
長崎の空二景
雲海がかかる朝。
そして夕暮れ。長崎では7時台の遅くにこんな帳が降り始める昨今です。
チェアリングってめんどくさいとみんなが億劫がります。でも出掛けてみると……
最高だよ!
「ここには幸せな人だけが集ってるって感じ。天国ってこんなとこかもしんない」
開け放たれた空間、爽やかな五月の日差し、それを和らげる木立。悶々とした人がいない世界。ブツブツ言ってる人がいない世界。子犬を連れた親子、笑い合うカップル、欧米からの客人たちも寝そべって伸びやかな時間を過ごしています。
今回ご一緒させていただいたのは、我らがシェフ・オブ・シェフしんのじさん、 島原で法事終えた後に駆けつけてくださった機械屋さん、会議を速攻対応し駆けつけてくださった薫さん、そして順造さんと菜なちゃん、遠方からのあめこんこさん、ありがとうございました。皆様方の手づくりの品々、しみました(^^)/。
追伸:皆さん方、速攻のアップ。いやぁ、驚きました。
チェアリングって?
イスと自分が飲み食いしたもの持って出掛けます。自然の中で飲みながら語らったりボーッとする。もんのすごくハードル低いキャンプって感じかな。
イス(アウトドアチェア)はホームセンターで1,000円ぐらいで売ってます。経験上、この手のチェアーの方が高額なチェアーより重みがあって風に飛ばされず快適みたい。
私はもっぱらコンビニで買った缶チューハイ、チーズ、ハム、カマボコってのが定番。でもね、今回マニアックな方々がお持ちいただいたものの中から、超ハイソな選りすぐりをご紹介します。
スパークリング クリスタル
ご開帳、スパークリング日本酒。あめこんこさんプレゼンツ。
インターナショナルワインチャレンジ IWC2020 「スパークリング部門」ナンバー1 トロフィー受賞のお酒。一般の日本酒を超えてスパークリングワインのような豊潤さでした。
シェフ・オブ・シェフ
ご存じ我らがシェフ・オブ・シェフ しんのじさんの料理に一同感嘆の声。あまりのおいしさに、一品のレシピをお願いして下記に開示してもらいました。合掌。
なお、しんのじさんは午前中にシーカヤックで長崎湾をクルージングされてきたとのこと。さすがレベチな遊びの達人。
しんのじさんのコメント
牛すじの煮込み
お喜びいただけたようだった牛すじの煮込みのレシピです(二重保温調理鍋使用)。
【材料】
牛すじ(昨日のはA-プライスの国産牛すじ1㎏)、人参中1本、新玉ネギ中1個、こんにゃく1枚、酒カップ1、みりんカップ1/2、黒砂糖大さじ3、生姜親指大、実山椒(あれば)小さじ1、赤味噌(八丁味噌)大さじ5、麦味噌(合わせ味噌)大さじ2、白味噌(西京味噌)大さじ3
【作り方】
① 牛すじ、こんにゃく、人参、新玉ネギの順に鍋に入れ、刻んだ生姜と粒のままの実山椒を投入。酒、味醂、黒砂糖を入れ、ひたひたより少し少ない汁量となるよう、水で調整し、中火にかける。
② 15分ほど煮込んだら火を止め、外鍋に収納して30分置く。次に再び内鍋を取り出して弱火にかけ、具を軽く混ぜ合わせて概ね均等に散らばるようにする。
③ これに味噌を溶いて加え、5分ほど煮込みながら味を調える。全体としてはほんの少し甘味もしょっぱさも軽めかな、という程度で良いので火を止め、再び外鍋に収納して1.5~2時間保温したら出来上がり。
②の段階で少々すじ肉が硬めでも、味噌が入ると驚くほど柔らかくなるので大丈夫です。赤味噌は八丁(赤だし味噌)を。カラメル系の味が牛すじに良く合います。
会社の回し者ではありませんが、A-プライスの冷凍国産牛すじはお勧めです(笑)。和牛のように香りが最高とまではいかないけれど(おそらく御役御免の乳牛辺りか)、ほどほど脂が少なく、身の部分も多いので煮込みにはちょうど良いです。ネットで和牛の牛すじを買うのを止めました。
晴れたね
このごろが1年中でいちばん爽やかな天候じゃないかな。寒くもなく、暑くもなく、この青空を見るだけで心救われる。そんな日曜日。生きてることを楽しもうね。
いつまでも晴れってわけじゃなくって
晴れが続くのは今日までで月曜が雨。それから1週間置いて雨の続く日々。台風2号もやって来てることもあるからかな。
街へ出る
グッドマンさん
ベーシストのグッドマンさんの演奏を聴きに街に出ました。
浜の町アーケードのハマクロス411前。シンガーソングライター HaiRiのライブサポートです。
相変わらずのキレのグッドマンさん。
演奏を聴いたのは↑「長崎アートパーティ2017」以来。ご夫婦のオランダから帰国後はじめての顔合わせで、「おかえりなさい」と挨拶。
ほんと、いかにコロナ禍が私たちを壊し寸断してたことか。復興していこう。みんな、もう一度、繋がっていこうね。
おくんち
復興といえば「おくんち」も。今年、やっと始まるね。
写真はアーケードに練習で繰り出した踊町のみなさん方。待ちきれなかった気持ちが夜のアーケードに響き渡ってました。
銀屋町 高田酒店
はねぎ絞りの吉田屋BANG純米吟醸酒が入荷したと知って、高田酒店に寄る。
確かにおいしい。
「この前ここでお会いした 拙サイトの十数年来のビジターさん」
「あ、ホリタ姉さんね」
「そう、彼女から頂いたカードでキャンペーンに応募したらさ、サントリーからビールが届いたよ↓」
そんな話でワイワイ。街は活気づいてきてる。
ルネッサーンス!!🥂 うれしいなぁ。
ジル
ジル、男前モード。
最近、早朝一緒に二度寝してます。自分の部屋を離れ、リビングのソファーに寝袋を持ち出して横になると、やって来て添い寝。
重みを感じながら寝るのは、正直熟睡には至らないんだけど、悪くないな。
武雄市図書館
今更とお思いの方も多いと思いますが、武雄市図書館です。
類なき市民サービス
「図書館が果たすべき市民サービスってなに?」って改めて考えさせられます。賛否両論あるようですが、武雄市図書館に関しては実に魅力的。有能で、やる気のある政治家でなくてはできなかったことでしょう。訪れてみると一発で分かります。
ここで購入した本↓は、私が入浴時に眺める絵本の一つ。
地域資料・郷土史資料の廃棄問題
武雄市図書館の影の部分にも触れておきます。
図書館は遍く知の殿堂
故郷 島原の図書館は大変お世話になった場所として記憶に残っています。
高校3年生で受験を控えた時期、島原図書館に通いました。当時は古い木造で冷暖房もなく、蒸し暑い中でしたが書籍に囲まれながらの学習は、独特の緊張感を醸し出してくれる聖なる場所でした。
それからだいぶたって建て替えがあった際、突如として島原図書館は子供図書館の色を強く押し出し、図書館での学習を高校生に控えるよう地元高校に依頼してきました。
もう一度書きます。「図書館で勉強してはいけません」。 え?
田舎ではこんなことがまかり通ったんですね。
図書館は遍く知の殿堂です。都市部の図書館は開館時間前から受験生が列なしてますし、武雄市図書館でも勉強に勤しんでる若者の姿を見かけました。長崎県庁でさえ、フリースペースで高校生たちに勉強することを認めてて懐の広さを常々感じています。広く子育て政策ってこういうこと。
あれからだいぶ経ちました。故郷の図書館にまつわる切ない思い出です。
あめこんこさんのコメント
武雄市図書館。展覧会や深夜の撮影会でお世話になりましたが、スタッフさんの姿勢が素晴らしくて、いかに図書館で学び遊び過ごす事が良いことかを再発見しました。
とりさんのコメント
昨夜、大学のプチ同窓会で、図書館好きの友人と盛り上がりました。そのタイミングで、武雄図書館のお話をFacebookでお見かけしたので、ちょっと書き込みます。
武雄図書館の近くに、伊万里市民図書館があります。こちらも素晴らしい図書館で、しかも武雄図書館とは対照的な感じで、図書館関係者の研修ルートとして重宝されているとのこと。私は武雄図書館に一度、伊万里市民図書館の「図書館⭐︎まつり」に一度しか行ったことがないのですが、もう一度行きたいのは伊万里市民図書館でした。武雄も素晴らしかったですが、伊万里の、市民の学びの場として、市民がみんなで育てている姿には、感動しました。今年は、また行けるかしら。
バルコニーで飲む
タープを張る
わが家のささやかなバルコニーに、今年もタープを張りました。こんな季節になったね。
お酒とツマミと音楽を持っていって、暮れていく陽が織りなすスペースオペラを楽しみます。
「あなたもどう?」と家人を誘ったら、「ありがとうございます どうぞごゆっくり」だって。彼女はアウトドアを私ほどはお好みじゃないみたい。
持ってきた家人曰く「豚肉のソテー キンカンソースでございます」。ありがとう。
偏狭ちゃんの危うさ
スマホでこんなニュースに出会いました。
真面目で偏狭な人間が、増えてきてるって思うのは、私だけ? 偏狭ちゃんの最大の問題は、自分が間違っていると思ってないこと。
そうやって戦争も起こってくんだよ。戦争って「オレん方が正義」って信じてる双方がぶつかり合うもの。三流戦隊モノじゃあるまいし、善と悪が戦うなんて単純なもんじゃない。偏狭ちゃんが多くなるほどリスクは高くなるよ。
ジーパン
身ぎれいな子供たち
長崎ココウォークに夫婦で買物に。
なんだ なんだ なんだ? 館内は中学生で溢れてました。
「月曜日だってのに中学生?」
「昨日が体育祭だったからじゃないですか?」
ココウォークは中坊のアミューズメント施設と化してました。
で、みんな小ぎれい。
そう家人に言うと、「今時の子どもたちはみんなそうですよ」と。
そうなんだなあ。先進国の子どもたちなんだなあ。
私たち世代は発展途上国の子どもたち。タモリが、「歳とったら身ぎれいにしとかなきゃ。本体が小汚くなるんだから」って言ってたけど、そうだよなあ。
ジーパンを買う
こんなキャンペーンを打ったことがありました。
ジーパン着てるイラストは岡野雄一さん、ロゴはライトワークスさんに担当してもらいました。新聞一面を使って3月末日に出したやつ。
ジーパンは私たちの世代にとって自由の象徴。実際、私も勤務生活中は私生活でなぜかジーパンは着てなくて、着用はフリーになってから。
ところが('Д')、若い世代には、ジーパン=高齢者の服 のイメージがあるらしい。
悪かったね。あ~あ、悪かった。自由を着るってイメージがあんだよねぇ。そう思いつつ、昨日も私はジーパンを買ったのでした。
ジーパン履くにしても、きれいに履きたい派の私。
デッサン会
ヌードデッサン
ヌードデッサン会に参加させていただきました。
振り返ると15年ぶりです。自分の家以外で絵を描く。それもモデルさんを描くって15年ぶり。リハビリって言っていい。え~っと、え~っとって感じ。わが家の子どもたちが残していった絵具とクレヨンとスケッチブックをかき集めて佐世保へゴー。
会場は立派な公民館です。入館してすぐに「あいさつをしましょう」の張り紙。だよな。部屋を開けて大きな声で「おはようございます」。集まってらっしゃったのは10人ほどの落ち着かれた御婦人方が中心。聞くと、もう数十年の歴史を持つデッサン会らしい。
インターバルトレーニング
モデルさんは福岡から。
デッサン会は陸上競技でいうインターバルトレーニングのようなスタイルでした。1分×10回、3分×5回、5分×3回、20分×1回、10分×1回だったかな。このメニューを午前、午後で展開。
参加者たちは難なくこなされていきます。確かに腕の立つ方々。鍛えられています。
最初の方がこんな感じ。
で、こんなん。
もう一度書きますが、わが家を出てモデルさんを描いたの15年ぶり。
勘を取り戻すために高速の鉛筆クロッキーから始め、途中で筆に持ち替え。
力落ちてるなあと実感。少しずつ取り戻していこうとするんですが、どうにもこうにも。息子の運動会で久しぶりに走ってコケる親父っていますが、あれです。
ヘロヘロ
私は、もうヘンロヘロ。カラータイマーがピコンピコン鳴ってるウルトラマン状態。
モデルさんと向き合う緊張感がそうさせるのでしょう。描いていると、モデルさんが徐々に消耗してきていることが見て取れます。
普段ナマってる能力は続かず。終わってどうにか家に帰宅。どうにか食事をして爆睡。
初めて参加させていただいた私にとって、幹事役を務めるTokikoさんの笑顔と飾らない対応は大変な救いでした。ありがとう。
古本
束買い
BOOKOFF Onlineで取り寄せ。束買いの中古本。
村上さんが翻訳した2冊は、むかし酷い翻訳に当たったことあって、そのリベンジ。期待どおりでした。読んでてスムーズ。
『ティファニーで朝食を』についてはこちらに感想書いてます。
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』は一般に『ライ麦畑でつかまえて』ってタイトルで知られる作品。『ティファニーで朝食を』よりもっと翻訳がピタッときてます。村上さんのトーンそのもの。本の内容は、少年の延々と垂れ流される減らず口。リズムとウイットが心地いい。出だしはこんな感じ。
『空中ブランコ』は直木賞受賞作品。主人公をサポートする登場人物の名は春樹。くしくも3作品でトリプル春樹。
『ザ・コピーライティング~』はいつか読まなくっちゃと思ってた、この分野の古典。まだ未読。
炭酸水メーカー
ガス欠
ボンベのガスが切れました。60L用ガスシリンダーを2か月間使用。
切れちゃったか、交換しようと思い、予備に購入していたガスのパッケージを開けると、なんとマグナムサイズ、142Lのガスシリンダーの登場。あ、こんなデカいの買ってた? 忘れてました。
1L 25円
デカいシリンダー見た時には、嬉しかったですね。後光が射してました。
だってね、60Lのやつはコスパ悪いんですよ。ところが142Lだと3,500円ぐらいで、ランニングコストは炭酸水1Lあたり25円。わが家は2人で1日1L飲むんで助かります。3,500円で5か月ぐらいもつんですからね。神価格。
ガスシリンダーを取り替えガスが充填されると、なぜか心も満たされます。不思議。
使用した感想
2か月間使用しての感想は、この機種でよかった、と。不満なし。重い炭酸水も運ばなくっていいですし、ペットボトル・ゴミも出ず楽。
母の日
敷地を巡る
少し早い母の日のプレゼントを持って、妹と島原の施設に入所する母の元へ。車椅子を押して敷地を巡る。うとうと、母は眠そう。
「おかあさん、大きな木よ」と楠の下で。
「ああ……」と母の目が開く。
日の出、日の入り
島原の日の出。そして、帰宅して見た長崎の日の入り。
唐突チェアリング
「飲もうか?」 「いいっすねぇ」 「どこ行こうか?」 「長崎駅の串揚げ田中ってのが気楽かな」 以上が前日の会話。
開け放たれた広々とした空間で飲む
当日晴れ渡った空を見て急遽チェアリングに。場所はおなじみ長崎水辺の森公園。
長崎駅で落ち合って、長崎駅のコンビニで500mlの缶ビールや水割りを一人4~5本、ソーセージやカニカマやポテチを購入して、家人が運転してくれる車でゴー。
うん、贅沢な空間。木陰に陣取り、小さなテーブル。今回は松永くん持参のサーモス折りたたみ保冷バックが大活躍。サーモスの製品って優秀です。
そよぐ風、輝く緑。これだけのパースペクティブを借り切れるなんて最高。チマチマした居酒屋なんかじゃ飲んでらんないよね。近くに停泊する巨大なクルーズ船の乗船客らもやって来て、芝生の上で寝そべり楽しんでました。
黄昏チェアリングの魅力
これからの季節で最高なのは黄昏チェアリング。刻々と移り変わっていく風景を愛でながら飲むんです。これ最高。
スタートはまだまだ明るい午後6時。写真の風景が7時過ぎにやってきます。仕事終わって各々買い出しして、イス持って集まる。イイネ。やりましょう。人生楽しまなくっちゃね。
チェアリングって天候変動もあって、前々からの計画って合わないみたい。前日ぐらいにエイヤッって決めるのがいい感じね。
真空低温調理法
しんのじさんのコメント
ヌーヴェルキュイジーヌ
遡ること40年前、新しいフランス料理の波(ヌーヴェルキュイジーヌ)がフランス国内のみならず世界中を席巻しました。それまで、重くどっしりした料理をドカンと盛り付けることが多かったフランス料理が日本料理の影響などを強く受け、料理の仕上げを軽さのあるソースにしたり、素材の出汁を利用して仕上げたり、器の余白を大きくとって盛り付けるなどのスタイルは徐々に世界に普及しましたが、あたかも近代美術の世界で浮世絵などの日本美術が西洋に大きな影響を与えた現象とよく似ていて興味深いです。
真空低温調理法の登場
40年前のその頃、フランス国内で独自に開発された新しいテクニックもあり、それが表題の「真空低温調理法」でした。肉やレバーなどの素材を少量の調味液と共に真空パックし、これを低温(65-70℃位)のお湯の中に漬け込んでじっくりと熱を通すことで、素材を柔らかく芳醇に仕上げられる、非常に理に叶った調理法です。当初、プロの中でも一部の人だけが使っていたこの技法は、その仕上がりの美味しさから徐々に一般にも浸透し、勿論ファミレスチェーンなどでも普通に利用されており、またついに4-5年前には一般家庭向けのディバイス(65-80℃位の間で、任意の温度で精密にお湯を加熱出来る調理器具)が売り出され、普通に家でも気軽に使える技術となりました。
例えばローストビーフやレバーについても、この調理法で熱を通すとフンワリ上品で旨味たっぷりに仕上がります。ただ、低温であればあるほど柔らかで芳醇で旨味が残せるのは事実ですが、あまり低温(60℃かそれ以下など)を狙い過ぎると熱の通りが不十分で食中毒を起こした事例も厚労省HPで警告されており、要注意であります。
二重鍋方式の保温調理鍋とジップロックで
まあ、なにもこんな洒落た道具がなくたって、二重鍋方式の保温調理鍋(これはもう30年位前からありますよね)でもやれないことはありません。ただしセーフティマージンをやや多めにとって(少し温度帯を高めに保って)やれば、ほぼ同じようにやれるので、僕は長いことその方法でやっています。完全に真空にしなくたって、ジップロック袋に汁ごと閉じ込め、空気を抜いてジッパーを閉じれば大丈夫。肉類のみならず魚でも、ほどよく低めの温度は料理を美味しく柔らかく仕上げてくれます。
雨の日はサンドイッチ
梅雨の走りがもうやって来たのかな。数日晴天後にはまた雨の日が続きます。
サンドイッチ
そんな天候の中、室内で楽しむアクティビティのように昨日の昼食はサンドイッチ。
妹夫婦からおみやげにもらった Espresso D Works のフワフワ食パンを、機械屋さん手づくりのカット&サーブボードに載せて彩り豊かなサンドイッチ。奥に写っているのはキンカンの手づくりコンフィチュール。
ネコの額ガーデン
はさむ野菜はわが家のバルコニーの「ネコの額ガーデン」産。わずか半畳の畑なんですが新鮮野菜が毎日ちょっとずつ収穫できます。昨日も傘さして家人が調理前に採りにいってました。
このところの降り続く雨で、成長は著しいのであります。
こんなときは忠犬ジル
サンドイッチを準備する家人を、従順そうな瞳でロックオンするジル。この時は待ったかいあって、余ったチーズをもらってました。
ペットであっても、家の中に3つの命が居ると、一対一の線の関係じゃなくって、3点面の関係が動き始め楽しいね。ジルはわが家のかわいいマスコット。
三原庭園tricoさん
大好きなところ
愛犬ジルがとりわけ好きな場所が二つあります。
一つはお世話になっている たいすけ動物病院。
動物病院というと、普通ペットは委縮するものなんですが、ジルは振り切れんばかり尻尾を振り、先日は嬉ションを漏らすほど。いつも病院のスタッフさんたちに「あ、また来た」ってな感じで笑顔で迎えてもらってます。
trico
もう一つが、三原庭園の中にある雑貨店trico。ここのお姉さんにいつも可愛がっていただいてます。 ハンギングチェアーに揺られながら、ジルがお姉さんに尋常でないほどじゃれついてる様を見るひとときは至福。
ということで、ある日朝からジルはおめかし。ブラッシングして、シャワー浴びて、乾かして、またブラッシングして、爪切り。さあゴー! 三原庭園に行こう。
行ってみると、tricoさんはお休み。犬でも顔に出るもんなんですね。
三原庭園でビール
相棒ジルと三原庭園。
ビールをオーダー。春を飲む。
『ティファニーで朝食を』
トルーマン・カポーティの書いた『ティファニーで朝食を』はアメリカ文学の名作として知られ、オードリー・ヘプバーン主演で映画にもなりました。知ってるよね?
翻訳者でテイストはガラリと変わる
私の手元に2冊の翻訳本があります。一つが龍口直太郎の訳本。もう一つが村上春樹の訳本。
なぜ二つ持ってるかというと、前者の訳がヒドくって、口直しをしたかったから。翻訳者でテイストは劇的に変わります。以下に『ティファニーで朝食を』の冒頭、つまり同じところの訳を両者ご紹介します。
1. 村上春樹の翻訳版
うん、いい感じ。カポーティがこれから描いていこうとしてるスタイリッシュな都市のテイストが匂ってきます。やっぱりうまいよね、村上春樹。
2. 龍口直太郎の翻訳版
ね、私が村上春樹版で読み直したいって思う気持ち、あなたにも分かってもらえるでしょう? 文壇「である」節じゃあ無理って話。リズムが違う。野暮ったくて一発で読む気が失せました。
翻訳されたのは1960年。当時の翻訳者に軽快で先端のライフスタイルの理解なんてできてないんだよね。時代って残酷。肉食獣が倒した獲物って一番おいしい臓物から腐敗していきます。文章もそう。
本の装丁からして違うよね
村上春樹訳本はティファニーブルーで身を包んでてオシャレね。
主人公ホリー
余談になるけどね、自由気ままな生活のホリーっていう『ティファニーで朝食を』の主人公、読んでて佐世保で飲み友達だった子を思い出しました。スタンダールの『パルムの僧院』なんかを大酒飲みながら煙草吹かして読んでて、ゲゲゲと笑う自由気ままな小泉今日子似の子。私が松永くんと街飲みし、小説『ゾーン』を書いてた頃の仲間。
カポーティもヘプバーンが映画に起用されることに、イメージと違うと難色を示したらしい。みなさん、読んでみてください。分かるから。
吉田健一の訳本もキツイよ
アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈物』も名エッセイってことで名高いんだけど、吉田健一の訳本はどうにも。名訳だって書いてる人も多いんですが。
洗濯機は18年間働いてくれました
ナショナル製
わが家の洗濯機が壊れました。
稼働年数18年。なにせ型番が"ナショナル" NA-FDH700Aで、パナソニックになる前の製品。ナショナルつまり「民族」的色合いのあるブランド名がすべて消えたのは2008年。
買い替えに行った電気店の店員に「え! 普通8~10年の耐久年数ですから、2倍働いてくれましたね。よほど大切に使われてたんでしょう」と驚かれました。確かにネットで調べても耐久年数は10年ぐらいと書かれてます。
モノには魂が宿る
「お疲れ様。ありがとう」とささやかなお別れ式を夫婦で。
モノには魂が宿ってますからね。
急いでるときほどプリンターは紙詰まりを起こすし、買い替えの話をしたとたん車は故障する。
日本では古来から針供養なんてのもあります。巨石などに魂の宿りを信じる地域は世界各地にあるけど、日常生活で使っているモノにまで魂が宿るという考え方は日本っぽいよね。
家族形態が縮小し、小さくシンプルな機種に
振り返ると家族構成も変動するほどの長きにわたってよく働いてくれました。
次に迎える機種は、小さな機種を、同じパナソニック製から選定。「子どもたちも大きくなったので、乾燥機能もいりません」と極めて基礎基本の機種が本日搬入予定。
本日5月4日は「ファミリーの日」。
ほのぼの雪浦ウィークと米国弱体化
「雪浦ウィークに行ってみようか? 出掛けるならウィークデーの今日だよ」
機械屋さんの出店
「機械屋さんが出店してるって言ってたけどなぁ」とか言って歩いてると、ご本人と道でバッタリ。案内されてついていきますと、こんなかんじ。
にぎわうイベントの中心スペースの先頭に「工房ナカシマ」テントがデンと陣取ってまして、まるで雪浦ウィークの主みたい。すんごいなあ。
「今日は泊まるの?」
「テントに置いてるアウトドアコット(ベッド)に寝るよ」
元気だなあ。ジルもなついてます。
「工房ナカシマ」から慎んで購入したのは紫檀(ローズウッド)製カット&サーブボード。いいものを買えました。
そばの店でお好み焼きを買って、日陰になったお寺の階段に腰かけ風景を眺めながらいただく。「ゆる~い感じがいいですよね」と家人。ほのぼの。
ウーバンギャーカスさんのプレイ
バッタリとフォルクローレバンドのウーバンギャーカス(現在名スマンドス)さんにお会いしました。昔、私たちが開催したイベントに出演してくださったみなさん。
「じゃ、一曲やりましょうかね」とプレイ。家人「とてもよかったです」。そうね、雪浦にあうよね。ほのぼの。
ヒタヒタと近づく米国弱体化と日本の傀儡政権
一方、こんなニュースが流れてきました。
なにかと米国はよれよれになってるね。こうなってくると、お得意の景気対策である戦争に乗り出すかな? 日本は道連れにされないようにご注意。
てか、すでにわが国の政府は米国の傀儡状態。傀儡政権を通して吸い取られていく国民の富。
日本国民にはそこらへんの草でも食わせておけ
・防衛費
2000年度 = 4兆9,395億円
2023年度 = 5兆4,005億円
※最新鋭の防衛装備品の多くは米国から購入
・平均年収
2000年 = 468万円
2020年 = 433万円
・退職金
1997年 = 2,871万円
2018年 = 1,788万円
・国民年金負担額
2000年 = 13,300円/月
2020年 = 16,540円/月
・健康保険料率
2000年 = 8.5%
2020年 = 10%
・国民負担率(税+社会保障)
2000年度 = 35.6%
2020年度 = 47.9%
※江戸時代の年貢でさえ「四公六民」
・消費税率
5 → 10%
今日は憲法記念日。
島原 母と梅
母を見舞いに島原。眠たそうな母が座る車椅子を押して、敷地内の花や樹を巡る。残念なことだが言葉数が年々少なくなる母。
「水脈」でコーヒー。うん、おいしいコーヒー。
人通りの少ないアーケードを散歩。お気に入りのウォーキングコース。
お昼は「白龍」でラーメン。並ぶこと40分。1杯600円でおいしい豚骨。
旭亭で水撒き。梅の老木に少しだけ実がついていました。
来てるねAI
これはスイスの放送局「M Le Média」の天気予報。お天気姉さんはAI。ヒタヒタと来てるね。ピンマイクまで付ける凝りよう。「不気味の谷」越えましたな。
他にもこんなのも。