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2014年2月



2014_02_28

大気汚染と鼻毛


上図は大気汚染の度合いを鼻毛の長さで見る地図。汚い空気を吸うほど鼻毛が長くなるという前提で作成されたものだ。色合いは信号機と同じ配色の意味合いで、緑が安全、赤が危険。場所をクリックすると画面右側の長さが変化する。

日本が緑なのは、九州に住む私としては近年の状況と乖離を感じる。
中国の状況も近年の都市部はもっと深刻なものだろう。

インドに赤が目立つ。実はニューデリーの大気汚染はM2.5の最大濃度の平均値が1立方メートル当たり473マイクログラムと、北京の2倍となっている。その映像が下の動画。

 

2014_02_23

長崎の鬼門を守る神社と寺

表題をテーマにして、息子が数年前に自由研究に取り組んだ。
私も車の運転などで付き合った。面白かった。

かつて長崎の奉行所は現在の長崎歴史文化博物館にあった。
調べた結果、ここの鬼門を守るため、神社、仏閣そして御堂が幾重にも配されていることがわかった。下図はその配置を示す。

各神社、仏閣そして御堂等の写真や解説も加えた本文は、こちらをご覧いただきたい(クリック)。サイト用に多少調整している。

 

2014_02_22

岡野雄一さんの皇帝パレード


大ヒットとなった漫画『ペコロスの母に会いに行く』の作者 岡野雄一氏。
氏は長崎ランタンフェスティバルの皇帝パレードで皇帝役を務めた。

ハゲで辮髪はどうするのか

岡野ベンパツ問題。
この課題は捨老氏から次のように提示された。
「ふぃと気になったのは「辮髪(べんぱつ)」のことであります あれは いたいけな地肌に貼り付けるのでしょうか それとも 冠ものとセットになっているのでしょうか それよりも 残りのよすがを必死に生き抜いている残髪を 剃り落とすことになるのでしょうか」 
捨老氏のご指摘に、我ら臣民は皇帝の行く末を憂えた。
清朝は満洲族によって建国された故に辮髪というおさげを編む。
岡野陛下の髪でどうせよというのか。

〔結果〕
帽子をかぶっただけで、辮髪なし。
「辮髪を編まなかったではありませぬか」という臣民の指摘に、
陛下は 「脱ベンパツ」 と一言のたまわれた。

オムツ問題



「寒いのでトイレが心配である」と皇帝は事前に悩まれていた。
「それは心配いりませぬ。薄型の成人オムツが御座います、陛下。20枚で1,500円位でございます」
「それはクセにならぬか」
「それも一興かと」 
「よかろう」 
「御意」

〔結果〕
使用しなかった。諏訪小学校で用を足した。
「まつをさん、皇帝の服って厚かと。それば普段着の上から着とるから、ゴワゴワしとると。なかなか探しきらんと」と陛下は感想を漏らされた。

 

2014_02_19

超マニアック長崎 池島


続。長崎の観光地を知り尽くした人をどこに案内するか。超マニアック長崎。

池島である。お住まいの方もいらっしゃるので、慎重な言い回しをしよう。

名を馳せる軍艦島を訪れると、厚紙の上から痒いところを掻くようなもどかしさを覚える。結局、軍艦島は眺める廃墟だからだ。肝心な場所に入っていけない。360度囲まれ感のある体験ができない。

池島はそれができるゾーンが多い。長崎の超マニアックな場所を教えてくれと言われ、ベストチョイスを挙げるとなると池島となる。さんざん考えた結果の超マニアック長崎としてここをご紹介する。訪れると今まで体験されたことのない世界が広がっている。詳しくはこちらをご覧いただきたい(クリック)。詳しくお問い合わせになりたかったら小島健一さんに相談するといい。

 

2014_02_18

超マニアック長崎 ハモニカ横丁


長崎の観光地を知り尽くした人をどこに案内するか。超マニアック長崎。

ハモニカ横丁である。長崎の繁華街のど真ん中に存在する激秘境ゾーンだ。幼子を連れてきたら、その佇まいに泣き出すかもしれない。現代人が封印し隠蔽しようとしている人の営みというものの根源を再確認させてくれる。文化人類学的遺産である。ヒトはこうして街を形作り、享楽を貪り、歴史を編みこんできたのだ。

この周辺の「銅座・思案橋」を巡る魔境徘徊に挑みたかったら、ここ(クリック)をご覧いただくといい。長崎に関する認識が深化すること間違いない。

 

2014_02_16

長崎インタネットラジオ・オフ会


長崎インターネットラジオ・オフ会2014のようすを、こちら(クリック)に徐々にアップしていっております。

 

2014_02_13

宇宙からのスカイダイビング

フェリックス・バウムガルトナー。氏が2012年にスカイダイビングの高度世界記録等を達成したというニュースを憶えていらっしゃる方は少なくないだろう。このたび動画を観て驚愕した。これはスカイダイビングといっていいのだろうか。宇宙からの帰還である。ご覧になる際は全画面表示でご覧になることをお勧めする。

 

2014_02_12

ソチ

ソチオリンピック報道が過熱している。

で、ソチってどこ? 
ふと考えると肝心なことがスッポリ抜け落ちて、あーだこーだと意見をまわす浮き世。指差されたところを凝視する危険性。それはなにもソチオリンピックに限ったことではない。

上のソチの映像は、地球観測リモートセンシング衛星 と高解像度光学地球観測衛星によって送られた画像を3Dアニメーション化したものとのこと。

「メダル、メダル」と浅ましいメディア

それにしても、「メダル、メダル」とかしましいメディア。カツカツしおって、息苦しいこと甚だしい。いつから日本人は、というか日本のメディアは、敵味方視線だけで物事をとらえる下品さを特性とするようになったのだろう。「愛は地球を救う」といったその口が乾かぬうちに、敵味方で論評を繰り広げることの滑稽を思う。

いつも思うことだが、キー局にくらべると地方メディアのモラル観は筋が入っていると思う。

 

2014_02_11

グラフィックデザイナー 古賀正裕さんのインタビュー アップ


グラフィックデザイナー 古賀正裕さんのインタビューを「長崎インターネットラジオ」にアップしました。今回はご本人の広範にわたるお仕事の中から、パッケージデザインを中心にお話をお伺いいたしました。私が一目惚れしたパッケージです。

 

2014_02_10

メーヴェ

メーヴェとはアニメーション映画および漫画『風の谷のナウシカ』に登場する架空の飛行用装置。2003年からメディアアーティストの八谷和彦氏らが造形を試みていたことは耳にしていた。けれどまさか飛行実験も成功していたとは。称してオープンスカイプロジェクト

 

2014_02_09

メロスはやっぱり太宰ぐらいな奴。走っちゃいない。


一昨日のわが家の食卓でのもっぱらの話題は、理数教育研究所「算数・数学の自由研究」作品コンクールで中学校最優秀賞を受賞した村田一真くんの『メロスの全力を検証』という研究について。

メロスはまったく全力で走っていない

この中では、太宰治の小説「走れメロス」のメロスの移動速度が算出されている。その結果は「メロスはまったく全力で走っていない」。メロスは往路は歩き、復路の死力として走ったところも実はただの速歩き。あのウダウダした太宰に似とるという結果。

村田くんは最後に「『走れメロス』というタイトルは、『走れよメロス』のほうが合っているなと思いました」という指摘で締めくくっている。

 

2014_02_08

ザオ・ウーキー

ネットを読んでいて「ウッ!」と声を漏らすことは少ない。先ほどそれがあった。
ザオ・ウーキーが昨年他界されていた。享年92歳。東京のブリジストン美術館では追悼展もやっていたようだ。合掌。ザオ・ウーキーは私が絵をやめる頃最後に憧れた画家だった。氏の作品はこちらで。

 

2014_02_07

おうちで食べよう

外食は怖い

「週刊現代」2013年12月28日号から。妻よ、いつもありがとう。

トランス脂肪酸はアメリカでは完全禁止なのに

  • しんのじさんのコメント

    それ以上に、ここ3-4年僕が気になっているのは、トランス脂肪酸の問題です。アメリカでは完全禁止になっているのに、日本は規制が全くなし。おそらく企業側からのロビー活動による横槍のせいでしょう。工場で作られるパンやパイの大多数に使われており、動脈硬化や心疾患の危険性が明らかに指摘されています。

    以前は、僕自身がそれほど摂らないからいいかと思っていたけど、フライドチキンやポテトチップス、ハンバーガーを毎日頬張る子供達をみていると、さすがにそろそろ国が動いてくれなければ困るなと通感しています。

     

    2014_02_05

    ぞうさんプランニングの稲佐山ラウンジ

    ぞうさんからこんなメールをいただきました。
     「遊びでこんなものをつくって見ました。
      http://c52087.wix.com/theair-nagasaki
      宜しければご覧下さい。 」
    拝見してあまりの高質に驚きました。お許しを得てここにご紹介いたします。

    ----------------------------------------

    天空夢想

    長崎市の夜景と言えば南北に長い長崎港を西側から横方向に捕らえる稲佐山が有名だが、北側から奥行き感の有る縦方向に捕らえる景観が有る。
    幼い頃遊んだ西坂の中腹辺りがそのポイントだ。
    暮らしていた頃はまったく気が付かなかったが、帰省する度にはっとさせられる。
    奥行きが有り、間近に市街地が迫るこの景観の魅力を上手く訴求出来ないか?
    特に県外の人に……と言う訳で遊びで考えた。

    形態 : 絶景を心ゆくまで楽しめる劇場型天空ラウンジ。
         全ては景観をゆったりと楽しむ為のデザイン。

    ターゲット : 観光客、ローカル高感度層、カップル。

    わざわざ登らせるには何が必要なのか?
    景観だけでは登らない、cafeだけでも登らない。
    誰もが知っている定番料理を、誰も追い付けない高い高いレベルまで昇華させたここにしかない名物料理が必要。
    例:カレー、とんかつ、ローストビーフ、イチゴショートケーキ、パンケーキ、ロールケーキなど。
    必然的に専門店に成る。

    ・・・・・・・など、色々考えるが飲食店経営はそんなに甘くは無い。
    遊びは所詮遊び、夢物語としてここに記す。

    2014.02.03 ぞう



    昼間
    正面ガラス面を劇場スクリーンと考え全てのお客様が景観を楽しめる様にひな壇とする。
    カラースキームは自然素材を生かし、ガラス面に映りこむ大きな面は反射を軽減する為ダーク系とする。
    照明計画は映りこみ回避と景観阻害に留意する。
    座面は低めとし、余裕をもったレイアウトとする。
















    下段はさらに座面を低く設定し、少人数が静かに寛げるエリアとする。
    ガラス面の構造再考、西日対策が必要。















    ここには昼間の提案を挙げていますが、夜バージョンもすばらしい。プロの仕事です。

    ぜひ本編でご覧ください。


     

    2014_02_03

    ふきのとう


    蕗のたう 手まりの如く 揚がりたる       黒田杏子

    うまい。早春の香りがします。合掌

     

    2014_02_02

    猛島神社の狛犬


    島原城の鬼門を守る猛島神社。

    社殿の鳥居手前に一対の狛犬がいる。先般この狛犬を娘と撮影に行った。撮影を依頼してきたのは、東京在住の伯父。某企業の会長で、裸一貫から起業した人物だ。
    狛犬は彼からの寄進による。寄る年波に伯父も健康が少々優れず、そんな中でのオーダーとなった。暮れも差し迫った日、静謐な空気の中で切るシャッターの音が印象的だった。

    娘がカメラを手にしたのは中学生のころ。その娘が今カメラに関わる仕事を模索している。イラストレーターあたりもいつの間にかマスターしたようだ。二人で呑むときはもっぱらデザインの話だ。

     

     



     


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    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎県。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。