半 D I Y の 家

 

 

わが家のモノ

乱雑な部屋が得意ではありません。と言いつつ結構乱雑。現代人の暮らしって、消費を煽られる中にありますから、普段から慎重に心掛けておかないとやられます。

わが家の中に置くモノを選ぶ際は気を払っています。私が避ける製品は、それ一つで自己主張が激しいモノ。部屋という全体にパーツとして溶け込む、極力シンプルなかたちと色彩を持っていて機能的なモノを愛でています。

 

靴ベラ


イタリア人デザイナー レオナルドロッサーノによる。アルミニウム製。機能的でブランクーシの彫刻のような美しいフォルム。

 


明治宅配牛乳の空瓶。180mlあって、コンパクトで、握った時に手に馴染むボディ周りで、唇に当たる面が柔らかな局面で、飲んだ時に鼻腔の下にビンの口がちょうど納まる。何もかも考え抜かれたすばらしいデザイン。飲み物を美味しくしてくれます。これにリンゴ酢のジュースをつくって飲むのが、マイブーム。

 

酒瓶


本来は佐藤卓デザインの『フロム・ザ・バレル』の空瓶。焼酎瓶として愛用。卓上にしっとりと収まってくれる、このサイズ、このフォルム。他に代えがたい瓶です。

 

グラス


普段使いしている川合一民さんの吹きガラス。ガラス製品で温かみのあるモノってなかなか出会えるものじゃありません。飽きることのない親しみを感じる一品。

 

タンブラー


底に私の名前が彫られた頂き物です。ウイスキーを飲むときはこれ。鉛を含ませたバカラの重さは、ウイスキーを飲むことを特別な時間に変えてくれます。

 

フィルターインボトル

水出し茶用のボトル。HARIOフィルターインボトル 750ml。
上質の茶葉をたっぷり入れ、水を注ぎ、一晩寝かせていただきます。
おいしい。本当においしい。

 

湯呑

愛用の湯呑。雲仙焼 石川裕基さんの作品。柔らかい白地に走る貫入がいい色合いになってきました。

思い出があります。私が大学生だった頃、父に連れられて雲仙焼さんを訪れたことがあります。そこには裕基さんの祖父にあたる兵治さんがいらっしゃいました。話し込むうちに、「この部屋にある焼き物、どれでもいいから一つ持って帰っていい」という話を受け、頂いたのがその時に兵治さんがお使いになっていた湯呑。無尽に走る貫入が美しい一品でした。

 

茶碗

廻りまわって今使っている茶碗。シンプルの極み。マットな手触り。美しいカーブ。西海陶器のvit ボール。

 

みそ汁椀

本漆。内側に塗りが入った厚みのある漆器を、普段使いのみそ汁椀にさせていただいています。カーブが実に美しい。家人の実家から譲り受けたものです。

 

ヤカン

アレッシィ バードケトル ブラック。デザイナー マイケル・グレイブス。退職記念にヤカンを買うよと私。「リビングキッチンの中央に置くオブジェとして、一流デザイナーの手によるヤカンを買おう」。ということでデザインケトルとしては古典的なアイテムに決定。IHクッキングヒーターを使うわが家では、底面が広いということも重視した点。

 

徳久利

栗久 曲げわっぱの徳久利とぐいのみ。頂き物です。グッドデザイン賞受賞。杉の香と一緒に日本酒がいただけ、グッと和の世界が広がります。

 

花瓶


確かお土産で頂いたポン酢かなにかの空瓶。そのフォルムに一目ぼれし、水耕栽培用の花瓶として使用。バックからLEDでほのかに常時照らし、リビングの常夜灯の役目も果たしてくれています。

 

体重計


KYOWA パーソナルミニスケール。最初は出張用に購入しましたが、現在ではわが家の常用品。11 x 21 x 2.4cm、399gと超コンパクト。サイズ感が分かりやすいようにケータイを乗せてみました。天板は強化ガラスでスタイリッシュです。縦に置いて両足を半分ずつ乗せ利用します。

 

傘立て


無印良品 ミニマルデザイン。傘の先端である石突を穴に刺し、立てて使います。同社企画デザイン室長 矢野直子氏が、消費社会のアンチテーゼから始まった、「これがいい」より「これでいい」を目指す、と語っているのを読んだことがあります。けれどこんな素晴らしい商品が今はラインアップから消えているようです。

 

 

 

Plofile まつを


デザイナー。長崎市・島原市との多拠点生活化。人生を楽しむ。仕事を楽しむ。人に役立つことを楽しむ。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。↓これは私の作品たち。

「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。