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2023年8月

 

2023_08_31

ゴディバで飲む

分不相応という言葉はこんな時のためにあるんでしょうが、最近ゴディバで飲んでます。

購入したのかと言われたらイイエですし、もらったのかと問われたらイイエ。ヘンなの。諸事情で手元にやって来たのであります。まさかこんな日がやってくるとは思いませんでした。

「うまいか」と問われたら「すこぶるおいしい」。ベルギー王室の御用達の高級ブランド・チョコレートって、やっぱりチロルチョコとは違います。

スーパームーン

朝5時。聖なるスーパームーン。

 

2023_08_30

月光浴

"I see the moon" 曲:まつを

冷静で豊かな光を浴びて目を覚ましました。深夜2時。開け放った窓の外にほぼ満月の月。ベッドに差し込む月の光。清らかさに包まれてしばし月光浴を楽しむ。整っていく身体。遠くで虫の音がします。

昨夜は窓を全開にして眠りについていました。柔らかな自然風に身をおいて眠れる季節。高層階までは羽虫もやってきません。

やがて起き出して、バルコニーで紅茶を楽しむ。

今年で最も大きく見える満月「スーパームーン」は、今日の夜から31日朝にかけて。


 

2023_08_29

バルコニーで朝ごはん

早朝に島原から長崎へ

旭亭で早朝起き出し、庭にたっぷり散水。最近夜明けが遅くなったきたなあ。

なにやかや調整して、ジルと一緒に陽が昇る頃に長崎に向け出発。途中からお腹がすく。朝食をやってる店が頭に浮かぶ。どこに行こうか。

長崎市に着くころには通勤ラッシュが始まりはじめ、結局わずらわしくなる。通勤されている皆様、まことにご苦労様です。

バルコニーで朝ごはん

「そうだ、最近熱波も和らいだし、バルコニーで朝ごはんっていい感じになるんじゃない?」

はい、なりました。朝は心地いい。メニューは、シソワカメごはん、冷製シチュー、野菜ジュース、お茶。そしてコーヒー。ほんと、少しずつですが涼しくなっています。

万能ニラだれ

バルコニーに設けてる半畳ほどの猫の額ガーデンから、溢れるほどニラが栄えてる。
こりゃ、おいしいニラが食べられる。

ということで、刈り取って万能ニラだれをつくりました。ニラって強くって放ってれば栄え、タレにすればなんにでも合い、滋養強壮の効果が高い。冷奴にかけたり、ラーメンにたっぷり添えたりマルチの活躍してくれます。


 

2023_08_28

散水

晴れ日がまた続いたので、早朝から相棒ジルと旭亭へ。

結果として、日照が少し柔らかくなったのかな。心配してたほど樹の痛みは観られませんでした。気がかりなことはありましたが、ホッ。

たっぷりと水を撒く。


 

2023_08_27

ヨシダのバル/ ダフェ

じだらくさんと長崎北部つまり西友近辺に飲みに出かけました。こちら方面のお店って活性化してるみたい。

ヨシダのバル

こんなお店が、たとえば島原にあればなあ。島原ってどうして「居酒屋」「宴会場」「食堂」ってフォーマットに沿ってつくられた店ばかりあるんでしょうね。そんな話題が出てくるようないいお店。

おしゃれで、気取ってなくって、おいしいものをツマミに飲ませてくれるお店です。

マスターが俵山さんに似てるのも、私にとってはツボ。


 俵山さん

ネパールカレー ダフェ

インド ネパールカレー ダフェは、ネパール人の方が経営するお店。ネパール旅行の体験があって詳しいじだらくさんに指南頂きながら楽しみました。

左がククリラム。ネパールのラム酒ね。ロックで頂きましたがおいしい。右がシークカバブ。ツマミにバッチリいけます。ダフェのカレーって、簡単に言えば肉じゃがにスパイス加えたものって考えれば、あれでも飲めるな(笑)。

 インドカレー屋の多くはネパール人経営

インドカレーとネパールカレーは何が違うのか?

左:ネパールのカレー 右:インドのカレー

ネパールカレーの方が、あっさりしているような気がします。ネパールではカレーと言えば、写真のような「ダルバート」を指すことが一般的です。ダルバートとは、ネパール人が日常的に(一日2回)食べている国民食。白いご飯が主食で、その他にダルスープ(豆のスープ)・数品のタルカリ(おかず)・アチャール(漬物)などが1プレートにのっている定食です。

出典:ネパールロリポップ!


出稼ぎ国家ネパール

ネパールは人口2,900万人のうち、200万人以上がインド、中東、東南アジア、それに韓国や日本で働いている。彼らが母国にもたらす送金額は20年には9,610億ルピーに達し、国内総生産(GDP)の実に22.5%に相当する(ネパール中央銀行による)。タジキスタンやキルギスなどに次いで世界第5位の数字だ。

出典: NNA ASIA


 

2023_08_26

テレビの買い替え

ある日気付くと、テレビが横から見ると角質化したような質感になってました。買い替えかな。

現在のテレビは東芝REGZA 32CV500。15年前に78,000円で購入。テレビの寿命が10年ぐらいって言われてるようですから、よく働いてくれました。
32型で平均的な家庭のものより小型です。サイズ的に私はこれで充分。

みんな一昔前のテレビサイズ忘れてない?

この一台前にわが家に置いてたテレビは、ソニーの平面ブラウン管テレビWEGA(ベガ)で2001年6月ごろの製品。高級テレビってもてはやされて、フロアにドンと置いて観てました。当時はフロア直置き大型テレビが流行ってた。

これと今使ってる32型液晶テレビの画面サイズは横幅で現在のテレビの方が大きい。今の人ってこんなこと忘れたかのようにデカいサイズに走ってるよね。

という訳で、32型テレビで充分と探したんですが、機能フィットするものが、このサイズでは見つかりませんでした。

私が求めるテレビの条件

  1. デカくないこと。極狭住宅であるわが家に圧迫感を生まないため。
  2. PCモニターとして使えること。テレビはすでに家庭の情報ステーション時代。
  3. bluetooth対応であること。わが家のグラスサウンドスピーカー LSPX-S2につないで利用。歳を重ねるにつれて劣化する聴力に対応するため。


     グラスサウンドスピーカー LSPX-S2

次代の候補テレビ

というわけで今のところ候補となってるのが、REGZA 43Z670L ¥95,000。

43型ね。bluetooth対応のREGZAで最小型。外枠が極限まで薄いミニマルデザイン。だから現在使用してるテレビから大きくなったことをそれほど感じさせないみたい。
最後まで迷ったのがSONYのBRAVIAでしたが、bluetoothで音声を飛ばした際に、本体からも音声再生させる機能がなかったので断念。


 

2023_08_25

オリーブの水耕栽培

ベランダで育てていたオリーブとローズマリーを、水耕栽培に切り替えました。

きっかけは、母の葬儀以後の諸行事で、家を開ける時期が続いた事態への緊急対応。ベランダに置きっぱなしにしてたら確実に枯れたはずです。事態は急を要してましたから、家の裏の日陰に置いたバケツに水を張って突っ込んで放置していきました。

もちろんしばしば帰宅し水を与えていましたが、何やかやで1か月。オリーブとローズマリーは枯れることなく育ってくれました。といいますか、例年の夏よりも樹々の状態がいい。

昨日の朝、オリーブとローズマリーをベランダで水耕栽培することにしました。手づくりプランターの土を掘って、100均で購入したプラ製のゴミ箱二つにそれぞれオリーブとローズマリーの鉢を差し込む。これに水を注ぐ。暴風に飛ばないように太いベルトで鉢を固定。

これまで夏場、ベランダは烈火にさらされ、しばしば水分不足が発生。耐乾性の強い植物を探して15年。サバイバルしたのがオリーブとローズマリーでしたが、それでも夏場は葉を落とすことしばしばでした。

室内から見ると、テレビ頭上にクイーンパーム、その向こうにオリーブが見えて心地いい。

さあ、うまくいくかな?  なお、冬場はまた対応を考えたいと思います。

追記:12月16日、水をたたえてたゴミ箱からオリーブの植木鉢を抜きました。寒の到来に伴った対応です。


 

2023_08_24

ずっと寄ってなかった店

イッタラ展

長崎県美術館がやっている「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」。まあ100均のガラス器がいかにイッタラをパクってるかよくわかります。

世界最初のデパート パリのボン・マルシェ百貨店は、博覧会的展示を無料で客に閲覧させた上で販売するってコンセプトからはじまったもの。今回のイッタラ展ってそんな感じ。デパートでやるやつね。

イタリアンレストラン ガルダ

「ガルダ」。県美の後、寄ってきました。長崎の浜ん町近くにあるイタリアン レストランです。インド神話の霊鳥の名を冠したこの店の存在は長いこと認識してましたが、立ち寄ったことはありませんでした。そんな店ってありますよね。

「ガルダ」に入店するとすぐに、2階に行くように案内されます。2階の様子は写真のとおり。
そうか、だから客の姿を見かけなかったのか。時折この店を覗き込んでいたんですが、一階に入店してる客の姿を見かけなかったので敬遠してたのでありました。

落ち着ける店でした。来店してるのは地元の方と思しき人たち。アーケードに溢れてたインバウンド観光者もここには不在で、浮足立ってません。食事後もみなさんゆったりと寛いでらっしゃいました。

私がいただいたランチ ピラフセット。ピラフとサラダとコーヒーで800円ぐらい。おいしい。この立地でこの価格とこの落ち着き。いいお店です。


 

2023_08_23

真夏モードのわが家

相変わらず暑いですね。
写真は長崎市のわが家の真夏シフトのようす。一番外部が「中島カーテン」と呼びならわしているシルバーの遮光カーテンで、確かに数度温度が下がります。作り方はこちらに↓。

中島カーテンの一つ内側がサッシ。その内側に内窓。さらに内側に降ろしたブラインド。
写真のようにサッシの一方は網戸に開け放してます。わが家は高台にありますので吹いてくる風。午前中はエアコンなしで比較的快適に過ごせます。

午後は日差しの向きもあり厳しいですので、写真右側に写る内戸を閉めエアコンをオン。

島原の天候

夏場、烈火が3日も続くと島原の庭木の水を求める声が聞こえてくるようです。

実は一昨日も一泊で旭亭に散水に行ってきました。今回散水しておくとしばらくは雨模様の予報。散水していると私の心も清められます。

島原10日間の天気予報

出典:ウエザーニュース

サントリー サタディ ウエイティング バー「アバンティ」

長崎~島原間は早朝で約1時間。 この間、私がもっぱら車中で聴いているのはサントリー サタディ ウエイティング バー「アバンティ」のポッドキャスト。

知る人ぞ知る名ラジオ番組。2013年まで放送されていたもの。東京一の日常会話が繰り広げられるウエイティングバーという設定。スタイリッシュでお洒落で作りこまれた番組でした。各ゲストのトークに秀逸なものが多いんですよね。300人を越えるゲストの話が聴けます。

↑こんな感じで今でも聴けるって知ってる人少ないかも。ゲスト一人のトークが10分弱ですので、6人分聴いてますとあっという間に島原へ。ポッドキャストはすべて無料サービス。


 

2023_08_22

三つのメガネ

三つのメガネを愛用しています。遠くからはじまって、近くに焦点が合うものまで三つ。

ドライブ用メガネ

左側が、一番遠くをくっきりと見るためのメガネ。ドライブ用ですね。夜などはこれがなくてはダメ。
また日差しが強い中、運転するために取り外し用のサングラスがマグネットで付け外しできるようになってます。とっても便利でお勧め。紫外線がこれだけ強い時代になってくるとドライバー必須のアイテムかな。Zoffで購入。1万円ぐらい。

常用メガネ

写真真ん中のやつ。鯖江のメガネ。ガラスレンズを入れてます。
このくらいの丸みを持ったフレームって、売ってありそうで、なかなかないんですよね。

パソコン用メガネ

右側のやつ。パソコンのディスプレイまでの視線の長さを測って持参し、つくってもらいました。眼科で測ってもらっても調子よく調整してもらえなかったので、長さを自分で測って持参。
パソコン使う時に、眼球の力が抜けてる感じで楽です。年齢が上がってくると必要になるものです。これもZoffだったかな。


 

2023_08_21

「戦争を知らない子供たち」である政治家

軽率な発言

自民 麻生副総裁“「戦う覚悟」が地域の抑止力に” 台湾で講演

自民党の麻生副総裁は訪問先の台湾で講演し、中国が軍事的な圧力を強める中、台湾海峡の平和と安定の重要性は世界の共通認識になりつつあるとした上で、日本や台湾、アメリカなどが「戦う覚悟」を持つことが地域の抑止力になると強調しました。

出典:NHK WEB NEWS 2023/08/08

なるほど。この発言者の孫の名前を知りたい。有事の際は率先して前線に送るのでしょうね。

兵役逃れするアメリカ有力者一族

イギリスでは王族も戦地にいき、アメリカでは政治家一族は戦地にいかない。

第一次世界大戦時、イギリスの貴族子弟の学問の場、オックスフォードとケンブリッジの学生は志願兵として前線に赴き、学生全体の三分の一が死傷し戻ってこなかった。死亡率 貴族19% 一般9%。

一方、2003年のイラク戦争において、政治家が対テロ戦争を煽り立てながら、イラクでの戦闘に参加するため志願し、アメリカ軍に従軍した親族がいる政治家の数は、極少数であったことが物議を醸した。

麻生太郎は戦場に行っていない

麻生太郎は1940年〈昭和15年〉9月20日生まれであり、戦場に出向く体験をしたことのない人物である。体験者ならばその苦しみが身に染みており、軽々にこのような発言はしない。
もっと言えば、日本の政治家は全員「戦争を知らない子供たち」なのだ。自分自身を安全圏に置いた政治家の発言には警戒せねばならない。

クリント・イーストウッドの言葉

「戦争を美しく語る者を信用するな。彼らは決まって戦場にいなかった者なのだから。ずっと前から、そして今も人々は政治家のために殺されている」


 

2023_08_20

夏眠

烈火の悔恨を残し暮れていく陽。甲子園に出場した79歳の監督のように、意地でも居座り続ける残暑。

いやはや。午後は室内に退避し、ジッとしてる日々が続いていました。あれって夏眠だな。暑く乾燥する夏期に生物が休眠して過ごすやつね。

抜け出そうと『老人と海』を読む。

彼はサメ肝油も飲んでいた。漁師たちの道具小屋にある、大きなドラム缶から、毎日一杯ずつ飲む。飲みたい漁師は誰でも飲めるように置いてあるのだが、たいていの漁師はその味を嫌っていた。しかし、早い時間に起き出す大変さに比べれば何てことはないし、飲んでいれば風邪やインフルエンザにも強くなる。おまけに眼にも良いのだ。

出典:『老人と海』ヘミングウェイ 青空文庫

↑全編読めます。

ハードボイルドである。


 

2023_08_18

お盆の色

娘が一眼レフで撮った仏間の写真。かないません。

左は仏間に置かれたバブル灯。右は切子灯籠。お盆バロックって感じです。いずれも島原独特の色彩かな。

なお、母の初盆に際し切子灯籠はご辞退申し上げておりましたが、妹夫婦からもやい船分のみ頂き飾り送らせていただきました。


 

2023_08_16

精霊船しょうろうぶね

昨夜、お盆の最終日、もやい船の精霊船で母を送りました。

昔の姿を残す船

島原の精霊船は昔の姿を残し、長崎市のものと異なります。船体は竹を縄によって組まれた枠に、藁を巻いてつくられます。この船体に取り付けられるのは切子灯籠きりこどうろう。こちらも細い木枠に紙を張り付けロウソクが灯せるようにした、実にリリカルな姿をしています。

人が担ぐ

精霊船の多くは流し場まで轍の付いた台車に乗せて運ばれますが、流し場の広場では、写真のように人の手によって担がれ、そいて「ねられ」ます。つまり酒のはいった担ぎ手たちによってグルグルと華麗でバーバリアスな精霊船の円舞が展開されます。上写真をよくご覧になると、担ぎ手によって船体が浮いていることがわかります。

母の乗ったもやい船は巨大なものでした。全長10m、500の切子灯籠が下げられた壮麗な様は現実感を失い、見送る遺族にはこの世と冥途の境が融けていくように思われました。

海に流す

市内には複数の流し場が設けられています。私たちは猛嶋神社横で送ったのですが、ここでは精霊船を海に流します。担ぎ手は砂浜から海に入っていき、その後、船によって沖へ運ばれます。

私は家人と息子と共に堤防の上から眺めていました。ため息が出るほど、うつくしく壮麗な御霊を送る体験。


 

2023_08_15

初盆

爆竹が得意ではなかった母。彼女が喜ぶようにと行事を進めています。



 

2023_08_14

迎え提灯

迎え提灯で母を迎えました。

夕飯は仏間で。母にビールをあげて家族で献杯。思い出や、盆のいわれ等に、静かななかにも話に花が咲きました。


 

2023_08_13

今日からお盆ですね

父は50代で他界しました。私が20代の頃です。

今年なくなった母が92歳まで存命であったことは、とてもうれしいことでした。長生きしてくれてありがとう。親の寿命が短い子供は、自分の寿命に不安を抱えます。ですから父の他界した歳を越したとき、ほっとしたことを憶えています。

母を送る葬儀の際には紅白の羊羹を返品の一つとしました。母が祖母を送る際には、紅白の饅頭を配布。今回もそれを望んだのですが、時代の趨勢で「饅頭」ではかないませんでした。

長寿はめでたい。この国には敬老の日という祝日がありますが、同種の祝日は世界では珍しいと聴いたことがあります。長寿を祝える間はこの国はまだ大丈夫だと思っています。


 

2023_08_12

庭を清める

澄み切った海

陽が昇りきる前にお墓詣り。望む海の清らかなこと。台風が世の喧噪を吹き散らしていった後の澄やかさに満ちていました。

庭を清める

台風が吹き散らしたのは樹々の枝葉も。旭亭一面に飛び散った枝葉。昨日はまだ湿っていましたので、一日置いて乾燥を待つ。

散歩から帰宅後、掃除に取り掛かりました。亡き母が愛した庭を清めて、明日からのお盆を迎えます。


 

2023_08_10

たそがれるジル

台風が過ぎてたそがれるジル。


 

2023_08_09

爆撃機は「神のご加護を」と祈りを捧げられ、浦上信徒を殺戮した

今日は長崎原爆というジェノサイドが実行された日。

原爆で1万人の信徒が死亡

出典:Google Arts & Culture

アメリカは長崎で最もカトリック教徒が多い地区に原爆を落下。10,000人の信徒が死亡。浦上天主堂は灰塵と化した。その写真と解説。中にカラーフィルムによる当時の動画が含まれる。↑クリック。

爆撃機は「神のご加護を」と祈りを捧げられ、浦上信徒を殺した

散人さんのコメント

『人はなぜ平和を祈りながら戦うのか』並木書房。この本によると、長崎原爆投下戦闘機ボックス・カーの乗務員は全員出撃前、従軍牧師による礼拝を終えた。「神のご加護を」と。で同じ浦上信徒を万単位で殺した。

永井隆博士もカソリック信徒であった。私の兄は永井博士から父が頂いた「黒いロザリオ」を今でも大事に保管している。父は被曝後20年で肝臓に障害が出て死亡した。

まつをのコメント

原爆投下の最後の一押しをしたのは宗教者

長崎原爆投下戦闘機ボックス・カーにテニアン島で祈りを捧げたジョージ・ザベルカ神父は、長年、「原爆投下は正しいことだった」としていたが、終戦から40年近くが経った1984年、「イエスに機関銃を持たせたのは私だ」と深い懺悔をして、来日したのち「原爆投下は間違いだった」と告白している。回心後のザベルカ神父は、核廃絶運動や平和活動に身を投じている。

また近年、広島原爆投下戦闘機エノラゲイには、カトリック神父であったジョージ・ザブレッカが同乗していたことが明かされている。宗教の後ろだてがなければ、良心で、大量殺戮はできない機長や乗組員に原爆投下を行わせるためだったという。彼は後に想像しうる最悪の裏切りの一つであったと認めた。

じだらくさんのコメント

昨日、全国各地から長崎へお見えになられた方々を案内する被爆遺構巡りのガイドをしてきました。浦上天主堂も行きました。

破壊された旧天主堂を広島の原爆ドームのように現地保存する声もあったようですが、政治的な配慮? アメリカへの忖度?(何千人ものキリスト教信者を殺害したモニュメントを残すことになる)、天主堂再建の資金調達のためのアメリカに対する配慮、など諸説語られていますが現存している被爆遺構は数少ないのが現状です↓。

まつをのコメント

現市長 鈴木史郎の祖父が、この急遽方針転換した田川務市長である。このことは今後再燃し掘り起こされることになるかも知れない。


 

2023_08_07

島原グラデーション

夏季休暇時期になってTV番組で「今行くべき全国の絶景」てのがしばしば紹介されます。正直に言おう。「どこが? こんなのわが家の近くにあるよ」。そう思います。

たとえばこんなのね。うつくしい有明海の朝明け。毎朝、散歩して見惚れてます。

でも地元の人にとっては当たり前のようで、散歩する人に出会うこともまずありません。ジルとてくてくとゆっくり歩く。考えてみれば、少年の頃の私も、日の出なんて見てなかったよね。この歳になって染みる島原グラデーション。シンプルこそ最高の贅沢。

ゆったり近所を散策して1時間くらい。陽が有明海の向こうから顔を出し、地上の輪郭を明確にし始めると、そそくさと帰路を急ぐ私とジル。暑いのは勘弁ね。

ブルーの光の帯

いやあ~驚きました。これは昨日、生涯で初めて遭遇しました。天空に現れたどこまでも伸びるブルーの光の帯。
方向は日の出方向。陽が昇る前ですから5時ちょっと過ぎだったかな。

もちろんこれらの写真は色彩調整していないもの。iPhoneでパチリ。それだけです。

おとスタさんのコメント

反薄明光線✨綺麗ですね~


 

2023_08_06

すべてのがん腫瘍細胞を殺せる画期的な分子「AOH1996」の前臨床試験に成功

アメリカのがん治療センターであるシティ・オブ・ホープの研究チームが、がん腫瘍細胞の増殖細胞核抗原(PCNA)を標的にする分子AOH1996のマウスを用いた前臨床試験に成功したと発表した。AOH1996はがん細胞のDNA複製において重要な役割を持っているPCNAを標的にする薬剤であり、がん腫瘍細胞を全滅させられる可能性があると期待されている。

以下、サマリー(訳)。

内在性 DNA 二本鎖切断およびゲノム不安定性の主な原因である転写複製競合を標的とすることは、抗がん治療に重要な意味を持つ可能性があります。 増殖細胞核抗原 (PCNA) は、DNA 複製および修復プロセスに重要です。 私たちは、合理的な薬剤設計アプローチを通じて、がん細胞を選択的に殺す小分子 PCNA 阻害剤 AOH1996 を同定しました。 AOH1996 は、PCNA と RNA ポリメラーゼ II の最大サブユニットである RPB1 との相互作用を強化し、転写依存的に DNA 二本鎖切断を誘導しながら、活発に転写されるクロマチン領域から PCNA を解離します。 RPB1 の PCNA 結合領域における点突然変異による RPB1 と PCNA の相互作用の減弱により、AOH1996 に対する耐性が付与されます。 経口投与可能で代謝的に安定した AOH1996 は、単独療法または併用療法として腫瘍の増殖を抑制しますが、目立った副作用は引き起こしません。 転写複製競合解決の阻害剤は、この癌選択的脆弱性を悪用するための新しくユニークな治療手段を提供する可能性があります。

出典:Cell Chemical Biology


 

2023_08_05

国民栄誉賞

手塚治虫は国民栄誉賞がふさわしい

手塚治虫が勲三等瑞宝章を叙勲されていることは、多くの人に知られているとは言えません。彼は没後に受けています。

当時の文部大臣が石ノ森章太郎に相談した際、石ノ森章太郎は手塚治虫には勲章よりも国民栄誉賞の方が適切ではないかと意見を返したといいます。これ正解。広く国民に愛された方ですから、国民栄誉賞。私もそう思います。

国民栄誉賞ってどんなもの?

この表彰は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする。

出典:内閣府 国民栄誉賞表彰規程

国民栄誉賞も没後受賞があり、『サザエさん』作者の長谷川町子なども受賞しています。

手塚治虫はクールジャパンの大立役者。世界に誇るべき偉大な人物。

クールジャパン戦略

◎クールジャパンとは、世界から「クール(かっこいい)」と捉えられる(その可能性のあるものを含む)日本の「魅力」。

◎「食」、「アニメ」、「ポップカルチャー」などに限らず、世界の関心の変化を反映して無限に拡大していく可能性を秘め、様々な分野が対象となり得る。

◎世界の「共感」を得ることを通じ、日本のブランド力を高めるとともに、日本への愛情を有する外国人(日本ファン)を増やすことで、日本のソフトパワーを強化する。

出典:内閣府 クールジャパン戦略について

私は将来手塚治虫はお札の顔になってもいいのではないかと考えています。このことはこちらに詳しく書いています。

坂本龍一に国民栄誉賞を

坂本龍一も国民栄誉賞にふさわしい人物。
坂本龍一の実績は世界に冠たるものであることは誰しも疑いようがないことですし、国民に広く愛されています。

彼はなにかと施策に批判的な発言もしてましたが、この理由をもって値しないというのはガラパゴス的発想。手塚治虫も作品中で様々な政治的発言を記しています。

文化人はポンコツでなければ思考を重ねて様々な政治に係る思考に帰結することもあります。これを否とするならば、ノーベル文学賞を受けた大江健三郎の高い評価なんてのはありえないわけで。日本の脆弱な文化的畑は耕さねば。

坂本龍一に国民栄誉賞を。


 

2023_08_04

塗る

防毒マスク・アイカバー・作業手袋・長袖の服。汗だくの作業は続いています。
DIY系作業で汗をかくのは好みとするところ。私はモノづくりで汗をかくのは好きですが、ジムなんかで意味なく体動かすのって苦手。

つまりね、私は結局何か作ってるのが大好きなんですね。

水を飲む飲む、島原の水。べらぼうに飲みます。

塩分摂取もタブレットで忘れずに。

やった作業箇所を後でシゲシゲと見にいくのって実に楽しい。

1年前の記事

1年前の今日、↓こんな記事をこのサイトに書いてるね。

先日、米のバイデンは台湾に487億円規模の武器をタダでやるって発表し、台湾と日本に武器を飽和状態にしてきてます。
アメリカの最大の景気対策は戦争。軍産複合体に動かされている国は怖い。1年前の思いは確信化してきています。ダマされんなよ、日本。

しんのじさんのコメント

ウクライナと台湾海峡の類似性の件。間違いなく米国は金と声だけ出して焚き付けたいはず。彼の国はさほど日本も台湾も大事に思ってくれてはいないでしょう。日本もある程度は独自の考えをもつべきか。


 

2023_08_03

キシラデコールを塗る

防毒マスクを購入

我が一族はそろって喉が弱い。花粉症をはじめ本当に弱いんです。
先日、キシラデコールをペイントして一発で喉をやられました。早速、防毒マスクを購入。

マスクに作業手袋、そして長袖の服でペイントに向かいます。

腰掛けをペイント

門を入ったところに設けてる腰掛け。かわたれ時、ジルと散歩に出かける際にもここで準備するお気に入りの場所。外部に面してますので時折メンテナンスが必要なんです。装備の上、キシラデコールでペイント。

昨日午前中はまだ日陰は柔らかでした。確かにマスクを付けると効果ありです。

作業後、シャワーを浴びる。目のカバーも必要かな。


 

2023_08_02

渚にて

昨日と同じ渚にて。


 

2023_08_01

マジックアワー

有明の海は遠浅。徐々に満ちてくる今日の波と光。今回はBGMなしで。

iPhoneを波打ち際のテトラポットの上に置いて、このタイムラプスを撮りました。
驚いたのは潮の迫りくる速さ。↑動画にも潮が寄せてくる様子が写っています。時間は20分程だったのですが、撮影終了時はジーンズの裾を膝まで上げて海の中に入りiPhoneを回収に行きました。

有明海は干満の差が最大で約6メートルと日本一の海であることを実感しました。

やまさんのコメント

綺麗な動画ですね。有明海の干満が早いのか? 無風状態だったのか?
潮はどんどん満ちてくるのに雲がほとんど動かないのは、なんか不思議な感覚です。


 

 

 


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    生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎県。

    「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。