2024年04月
雨の日の休日
朝早くから目が覚めて愛犬ジルとソファーで添い寝。何しようかなあ。
夜明け
徐々に明けていく長崎の街。二面がガラス張りになったわが家の外に、紗のかかった長崎の街が徐々に姿を表していきます。
「幸福な時期とは世界史における空白なページである」 ヘーゲル。
ノースフェイス
普段ファストファッションが多い私。でもねТシャツはノースフェイスが大好き。
写真左のノースフェイスТシャツは、記憶定かじゃないんだけど、たぶん30年ぐらい(!)愛用。30年間の経験実証で、このТシャツが着心地一番という結論に達した一品。偏愛してます。
昨日、ノースフェイス直売店で写真右のТシャツを購入。愛用Тシャツ持って行って「これと同じものください」と。まったく一緒のものはなかったんですがほぼ同じ。地味の極み。多少高くとも、快適にこれだけ着れればね(笑)。
エマーソン・レイク&パーマーのトリビュートアルバム
Encores Legends & Paradox -Tribute To The Music Of Elp
なんてこっだ! プログレ・オヤジを自称する私がこのアルバムを知らなかったなんて。 久々に血が騒ぐ音楽に接しました。今も大音量のヘッドホンで聴きながら、この記事書いています。
エマーソン・レイク&パーマーとは
私たちが若い頃聴いていたロックです。確か人気投票で、バンドとして1位、キーボーディストとして1位、ボーカリストとして1位、ドラマーとして1位を独占したスパーグループでした。音楽に込められたパワーに圧倒されたものです。
でもね
次の点で不満がありました。
第一に、音質の問題。今と違ってテープによってマスターがつくられていた時代でした。第二に、メンバーの仲の悪さ。キーボードのエマーソンとボーカルのレイクの衝突は当時から有名で、音楽にもそれは出ていました。常に前衛的な音楽を追求したからこそなんでしょうけどね。
それら問題が解消された名アルバム
このアルバムでは問題が解消されています。第一に1999年の発売でデジタル音源処理によって音質は飛躍的に高まってます。第二にエマーソン・レイク&パーマーをリスペクトする超絶名プレイヤーたちが寄ってたかってつくっててアレンジも絶妙。仲悪かったらこんなアレンジできません。
エマーソンとレイクが存命中にこれをつくってますから、プロデュースをした人たちには大変な苦労もあったろうと推察されます。参加ミュージシャンはこちら↓でご確認を。
大音響で聴いてみてください。圧倒されますよ。
旭亭つまみデフォルト
松永くん来亭。夕方から小雨。室内で庭を愛でながら、陽も暮れぬうちから飲む。
今回はデフォルトのメニュー。
まずはサラダでもてなす。島原の野菜はバツグンにおいしいんだよね。
そして長崎県では来客の際の基礎基本、町中華から出前で皿うどん。それに酢豚。このお店の品々も本当においしい。
朝の有明海
目を覚まして海を見やると息を飲むほどの鮮やかな朝焼け。急ぎ海に向かう。着いた時には鮮やかさも落ち着き、人々から威容を隠す自然。
月命日
早朝。空高く伸びる飛行機雲。清涼な空気の中、ジルとお墓参り。不思議なことに、ジルはお墓参りの間、静かないい子になります。
純白の花が続きます
盛りを迎えたコデマリの花。
いまからピークを迎えるエゴノキの花。
そしてセイヨウアセビ。
サラダデイズ
島原の野菜は本当においしくって、名だたる料理人が島原半島に移住しているという事実。すごいね。
主治医さんから血液検査の結果、いい状況になっているというご報告。福音。ありがたや、サラダデイズ。
ベンジャミンの植え替え
家電が一つ壊れると、次々と他の家電もダメになるという話はよく聞くんですが、今度はグリーンね。
わが家の室内グリーンで一番大型のグリーン ベンジャミンが弱ってきました。
このベンジャミンは懇意にしていたペンション『星のきかんしゃ』が雲仙災害で閉店するときに譲り受けてきた思い出が詰まったものです。『星のきかんしゃ物語』の中で、当時の様子を私はこう描いています。
「苦行僧のように立ちつくす観葉植物」っていうのがこのベンジャミンで、譲り受けてたときはほとんど葉も落ちてた状態じゃなかったかな。以来、水を毎日差してゆっくりと元気になってくれました。
でもね、鉢のサイズが合わなくなったみたいで、今回植え替え。
「鉢から出したら傷んだ根を切り落とし、ひとまわり大きいサイズの鉢に植え替えましょう」という指示に従って作業。
元気になってくれよ。
追記
2024_05_29
一時、全体の半分ほどの葉が枯れ落ち心配しましたが、5月下旬から幼葉が生え見事再生しました。
gypso
「今日4月22日は『よい夫婦の日』らしいよ。ご飯でも食べにいこうか?」
ということで、最近評判のカフェgypsoへ。
出かけてみると、オープン前なのに行列ができてました。
このお店、トレンドをとらえます。
トグル・スイッチや足場板を使ったインテリアのメゾネットとライティング。
客層は基本的に若い。これほどウィークデーにフリーな時間がある人が多いことに軽く驚きます。私がこの時間帯に自由を手に入れたのは最近のことなのに。社会はバラけていってる。新しい世界だなあ。
ばえるワンプレート。サラダは三原庭園ジベルニーのものみたい。おいしいですし量も充分。ビールやコーヒーもいただきました。軽いバーとしても使えます。
誰と過ごすかで、あっという間に人生は変わる。家人に改めてありがとう。
-
Instagram
- OPEN 11:00-22:00
- Lunch L.O. 15:00
- ×ランチタイム予約不可
- 不定休
- 長崎県長崎市五島町3-3 1F
エアコンの買い替え
エアコン壊れる
リビングのエアコンが壊れました。購入は2007年ですから17年稼働。
モノって心持ってると思ってます。長年一緒に暮らしてきたこのエアコンも、「17年間一緒に暮らしましたね。暑くも寒くもないこの時期に壊れますね。この時期に買い替えてください。サヨナラ」って言ってくれたようで。ありがとう。
エアコンについての基礎学習
エアコンの基礎をこのサイトで学習。
ポイントをまとめると
- 暖房能力は最大能力を見る。
- 通年エネルギー消費効率(APF)は車でいえば燃費。数値が高いほど燃費がいい。
前後しますが、この記事で採り上げる各エアコンの性能表を下の表に挙げておきます。性能の差は一目瞭然。
表
機種 | 最大 暖房能力 |
最大 冷房能力 |
APF | |
1 | 東芝RAS-632SDR | 9.9 | 6.5 | 4.5 |
2 | Japanet販売の三菱 | 7.3 | 4.3 | 4.9 |
3 | MSZ-FZ4024S | 11.7 | 5.3 | 7.4 |
4 | MSZ-FZ4022S | 11.7 | 5.3 | 7.8 |
1 これまでの東芝エアコン
今回壊れたエアコンは東芝RAS-632SDR。20畳クラス以上とうたってあった機種で、性能は上表の1のとおり。
ネットで購入142,857円で、地元の施工者さんに取り付け依頼しました。
2 Japanet販売の三菱
出典:Japanet TAKATA
検索するとこんなのが出てきました。三菱MSZ-LT4022S-W-INが工事費込みで154,800円。安いし、かゆいところに手が届くようなケア満載。家電に弱い方ならこれが一番ですよね。
このエアコン、調べてみると2022年の型落ち製品ですがOK。
でもねサイトには「主に14畳」って書いてあるけど、上表の2のように性能的に明らかに弱い。ここら辺りがジャパネット安売りのカラクリかな。
3 今年型の三菱
じゃあ、現在の三菱エアコンってどうなってるんだろうと調べてみました。エアコンは今まで使ってきた経験上から三菱製に信頼を置いてます。
このFZシリーズの14畳用がMSZ-FZ4024S。この性能は上表の3のとおり。すばらしい性能。
4 型落ちの三菱 決定
さらに、このFZシリーズの14畳用の2年型落ちMSZ-FZ4022Sの性能を調べてみると上表の4のとおり。今年型より通年エネルギー消費効率がいいじゃないか。
実売価格は166,795円。よし、これにしよう。
施工業者の選定
今までも地元の施工業者さんに依頼してきましたが、対応差を感じていました。すばらしい仕事ぶりを見せていただいた方もいらっしゃいましたし。その逆も。今回はそんな失敗経験を踏まえて、次のプロセスで選ばせていただきました。
- 知人に訊ねる。
- 情報が得られなかったので、「エアコン設置業者 長崎」で検索。
- 検出された業者さんをGooglemapのクチコミで確認。ここは競業者によって低評価を付けられたケースもあると推察。クチコミ書込み人の信頼度は、その人の他クチコミを確認。クチコミがその一件の場合はもとよりアヤシイ。
- 選び込んだ業者さんにお電話をして話しぶりをお聞きし、依頼させていただきました。
設置
森内サービスさんは、Webサイトに「真面目に丁寧な仕事を心がけてます」と書かれた言葉に嘘・偽りなく、丁寧な仕事。作業はお二人で対応されて、代金は合計22,000円(新品取り付け・取り外し・処分)という良心価格でした。
エアコンの性能はこれからおいおい分かっていくのでしょうが、静かに軽く作動していても、充分な環境を与えてくれてるって感じです。
森内さん曰く、「室内機って、安価なものは8キロぐらいの重さなんですが、これは21キロ。ですから今回は2人で来ました」とのこと。確かに取り付ける際に、ご苦労かけていました。お世話になりました。
thomさんのコメント
重いのは正義。
軽薄短小化よりも、本来の冷暖房能力に重点を置いて設計製造していると思います。
古本
読書したい波がやって来てるみたい。
-
「考えてみるがいい。十九世紀の人間は、馬、犬、ないしはまた、馬車をつかって、スロモーションで、世を送っていた。それが二十世紀になると、カメラのうごきがすばやいものになる。本だって、それにつれて短縮され、どれもこれも簡約版。ダイジェストとタブロイド版ばかり。すべては煮つまって、ギャグの一句になり、かんたんに結末に達する」
「かんたんな結末」
と、ミルドレッドがうなずいた。
「古典ものは切りつめて、十五分のラジオ番組にあてはめる。それをさらカットして、二分もあれば眼がとおせる分量にちぢめ、最後はぎりぎりに短縮して、十行か十二行の辞典用梗概となる。もちろん、おれの話には誇張もあろう。辞典はもともと、参考資料にすぎない。それにしても、いまではこの方針が徹底した。そこらの人間にきいてみるがいい。《ハムレット》を知っているという連中の知識にしたところで、例の、《これ一冊で、あらゆる古典を読破したとおなじ。隣人との会話のため、必須の書物》と称する重宝な書物につめこまれた一ページ・ダイジェスト版から仕入れたものだ」
分かりやすく丁寧に基礎を教えてくれてます。
以下、「第2章 ローマとの比較で見えてくる世界」から抜粋。
-
ギリシア人は、市民団を閉鎖することで質の高い集団を作り、その閉じられた市民団の中で平等を実現、維持しようとしたのです。
民主政を推し進めたギリシアでは、役職に就く人を一人ひとり細かくクジで選びました。一見するといいように思えます。実際、これはある程度の期間は上手くいきました。しかし、時が経つにつれ、プラトンやアリストテレスが指摘しているように、人間の能力の差がさまざまな乱轢を生み出し、次第に上手くいかなくなってしまいます。
皮肉な話ですが、ギリシアは民主政の理想を推し進めすぎた結果、民主政に対する評価が下がってしまったのです。
ローマの場合、ギリシアとは逆に、ローマ市民権を外に開放しています。
このことは私も次のように書いていました。
富田くんのフレンチコース
自転車でやってきた
大学時代の友人 冨田くんが旭亭に遊びに来てくれました。拙小説『昔走った稜線』のモデルになってもらった冨田くん。自転車でアメリカ大陸横断をやってのけた男です。相変わらず爽快かつクリエイティブで、住まいの熊本から島原までフェリーを使いつつも自転車で登場。
屋外パラソルの下で食事しよう
事前打ち合わせのLINE会話から。
「なに食べるかな?」
「長崎県じゃ、客人が来たときは皿うどんを取るというのがデフォルトね」
「……最近フレンチのコース料理ができる。そちらに厨房施設はある? 料理を温めたりする程度でいいので」
「あるよ。で、席は室内と屋外、どっちがいい?」
「屋外ね」
「了解」
ということで里山から移設したでかいパラソルの下で楽しむことに。
彼は相変わらず想像を超えてくる
当日、彼のフレンチコースを目にして驚愕しました。
「! あのさ、この中で自分でつくってないのはどれ?」
「ワインだけね(笑)」
以下私の知識が追いつく範囲で、一部をご紹介。
パンはフランス系のパンドカンパーニュとドイツ系のブンパニッケル。これを焼くために家庭にオーブン2台を備えているとのこと。
手前はクランベリーとパイナップルにラムを加えたジャム。
真剣な眼差しで料理を取り分ける冨田シェフ。
シャルキュトリーズ。
メインはオックステールの赤ワイン蒸し。
ビシソワーズ。
ごちそうさまでした。大変おいしゅうございました。春の陽と、庭の輝く新緑に囲まれて、気の合う友と共に頂く贅沢な一時。これぞ生の醍醐味!
「料理はネットで勉強したり、うちのスタッフに聞いて憶えていったよ」。氏は外国人スタッフも揃う語学系企業のオーナーなんであります。その尽きることのない好奇心と活力は昔とちっとも変わりぁしない。ホントにすばらしい。
冨田くんは「低温で」と何度も話してました。あ、これか。
追記:旭亭にお遊びにいらっしゃる方はお気軽においでくださいね。冨田くんの場合は、そのマニアックな方のケースですのでね。
長崎ハタ揚げ大会
昨日4月14日に長崎ハタ揚げ大会が長崎市の唐八景公園で開催されました。長崎市に長いこといて、これまで観にいったことなかったんですよね。
見事な快晴。ハタ(長崎の凧)が大空で一対一で切り合うハタ合戦は、操る技術の高さもあって観ていて楽しいものです。糸を切られたハタは遠くに流れ落ちていき、勝ったハタは青空を独占して舞い上がります。
会場全体にゆる~いのどかな雰囲気が満ちてて、ちょうど花見を楽しむようにビールとツマミを用意してきている方々も。うん、今度来るときはチェアリングのつもりで訪れることにします。今回は朝10時に訪れお昼も用意していなかったので、予選のハタ合戦を観てこの場を引き上げました。
- 日程
10:00 開会
10:30 ハタ合戦(予選)
11:50 開会式・開会セレモニー
13:00 ハタ合戦(決勝)
14:30 閉会式・表彰式
- チェアリング式見物に用意するもの
折りたたみ椅子
ビールとツマミ
帽子
できれば双眼鏡
集合時間は13:00。ハタ合戦(決勝)が1時間半開催されますので、これを観覧するといいでしょう。会場には2軒の出店、そしてきれいなトイレもあります。
なお金比羅山公園ハタ揚げ祭りも同時期に開催されています。
弁当持って水辺の森公園へ
お昼からは水辺の森公園へ。ほっともっとのノリ弁を持ってベンチでいただきました。私はノリ弁が一番好きなんです。
爽やかな春の日。弁当持って公園で食べるっていいもんですよね。
じだらくさんのコメント
ハタあげなつかしいです。
小さい頃家族で見物に行ってました。
切られて落ちたハタは誰が取っても良いというルールで、子どもなりに取ろうと頑張っていたような記憶があります。最近ハタあげやっていないな……
散人会
久しぶり。前回は2023年12月7日。この時は岡野さんと吉田さんは欠席だったので、その前の2023年4月14日から会ってなくって1年ぶり。
初期散人会の頃
2016年6月25日の第2回散人会の記録があります。こんなこと話してたんだな。
- 現在のハヒフヘホの発音箇所は、古代ではパピプペポと発音されいた。これが中世でファフィフフェフォに変わり、近世以降に現代のものになった。今も日本列島の端の方言には古代日本語が残っていて、奄美方言で花はパナ、人はピトゥと言う。
- 日本もニッポン、ニホンの二つの発音がある。は行のHは発音しにくい。フランス語圏では無音化していてHITACHIはイタチと発音している。だから国際的舞台で語られる国産ロケットには、NIHONではなくNIPPONと書いている。
- 一説には島原という地名も、水の湧く平地という古代語のチーマパーラから来ているらしい。Pが入っている。ローマ字ってなんだったんだろう。あれができる奴は、中学校に上がって英語で混乱していた。
- 私も授業中にdanger(危険)を「ダンガー」と読んで爆笑されたのが心の傷。
- いつから日本という意識は生まれたのか?
- そのことで歴史書も時々間違いをやらかしている。たとえば「この時代に農業技術が日本にもたらされた」とか。日本という国家はその頃は成立していない。古代中国の書に認められるのは倭(わ)から。海を行き交う粗野なる輩という意味。厳密な「日本」の成立は律令国家に向かって走っていた7世紀後期。
- 明治以前までは日本という意識は薄くって、だから「拙者の国」と言えば「自分の藩」のことを指す。我が国なんて明治以降。
- 現代日本の倫理観をはじめとする意識は、思いのほか明治期に意図的に作られたものが多い。富国強兵を達成するため天皇制という絶対体制をつくるため。
- けれど長州ファイブを見れば、日本人だけで明治の制度を作ったと考えるのは疑問。
- 金融システムに関わった高橋是清とか胡散臭い。
- 自力で絶対権力者になった者はバランスを崩す。毛沢東は好きなときに寝て、好きなときに起きていた。24時間のリズムではなかった。女性関係もむちゃくちゃである。
- 私も帰ったら呑んで寝る。12時ぐらいに目が覚めたりランダム。
- 私も昨夜は朝5時まで呑んでいた。昼12時に目覚め、今また呑んでおるわけである。
- 私たちも数日前にこの店で大いに気勢をあげておったわけである。
白い花々
今朝旭亭に点々と咲いた花々。
「庭には白い花が咲く樹を植えてください」と造園師に依頼していた私。心地よい花々が続きます。
サティの曲のような白いモノトーン。
獅子柚子。根付くかどうかまだ分からない今年植えた果樹。
オオデマリ。水のやりすぎで茎がやられました。今年が最後だろうか。
ガマズミ。昨年水不足で一枝枯れました。植物の特性がまだ分からない私。
ドウダンツツジ。白い鈴のような可憐な花です。
ブルーベリー。今年は豊作の予感。ジャムをつくろう。
ラビットアイブルーベリー。撮っていると蜂が蜜を集めにきました。
チェアの張り替え
息子の荷物を諸事情で旭亭に一時預かりしています。職業柄、パソコンその他の周辺機器が多いんですが、その中の1つチェアの座面生地に亀裂が入ってました。
「修理してみようか?」
「お願いします」
ということでDIY。
生地は評価の高い日本のサンゲツ製を選びました。中国製のものは、偽レビューを見抜くサクラチェッカーで確認するとやっぱり信頼度が低い。
一日かけてDIY。どうにか完成。少しばかりシワもできたが、息子よ、これはお愛嬌ということで。にしても、このチェアは重い。
ホテル イルパラッツォ
出典:ホテル イルパラッツォ
ホテル イルパラッツォは1989年末、博多に開業した。世界的建築家イタリア人のアルド・ロッシと、日本を代表するインテリアデザイナー内田繁らが手を組んだことで話題になったこのホテルに、私たち夫婦は新婚旅行で宿泊した。カウンターバーが付いたスィートルームだ。
なぜ唐突にこの話題か。それは枕元に当時イルパラッツォで購入したこの本があったから。懐かしい。
私たちはホテルに着いて荷物を降ろすと、「ブルーノート」で日野照正のトランペットをかぶりつきで聴き、ホテルに帰った。
当時イルパラッツォには4つのバーと、1つのディスコがあった。バーはそれぞれ倉俣四朗や海外の名うてのデザイナーによるもので、これらで飲んで廻ったあとディスコに落ち着いた。音楽とデザインを心行くまで満喫した夜だった。
リニューアル
昨年2023年にリニューアルして営業再開。以来、機会を捉えて宿泊したいと考えている。当時あったバーとディスコはなくなり、地下ラウンジ「エル・ドラド」が設けられているようだ。あの張り詰めた美意識が溢れる場であってほしいと願っている。
しんのじさんのコメント
なつかしのル・パラッツォ、約20年前に、とあるオフ会の会場でパーティーと宿泊の両方を楽しみました。隅々までこだわりに満ちた、シックなデザイナーズホテルだったのを良く覚えています。当時はSNSのはしりの頃で、ネットのオフ会が非常に盛んに行われていました。
アカカタバミ
「この雑草、手ごわいなあ。なんて名の草なんだ?」
早速、写真に撮ってサイトにアップ。googleで画像を検索すると一発判明。
あ、アカカタバミか。
切れる
本当にはびこりやすくって、旭亭の庭のあちこちに繁殖してました。カタバミの中でもアカカタバミは根が深く、抜いていると匍匐茎が切れ、ここからまた増えていくため駆除が困難。
酷いところは、移植ゴテで地上5センチぐらいまでをすくいとり、裏返して匍匐茎を抜き取り、元に戻すことまでやりました。除草剤を使うと、周囲の苔まで枯らしてしまうからね。地道な手仕事。庭師生活。
不思議なことに、毎日除草してますと、目が効くようになり、アカカタバミが視界に飛び込んでくるようになります。
これでうまくいかないなら、熱湯による除草を試みます。
雑草取っても取っても
この時期は雑草が沸いてくる。これは除草した一部。自慢したくなるほど、終日草取りにいそしんだのである。アタタ。草むしり過ぎて手が痛い。
スローライフ
陰逸思想
ブルーベリーの純白の花が盛りを迎えています。
旭亭の樹々を愛でた後にコーヒー。朝食はこれでおしまい。静寂な一日のはじまり。
世界史的至宝ともいうべき数々のアートが生まれた北宋にかねてから敬意を抱いてます。そんな文人たちには陶淵明以来の陰逸思想、つまり世俗を離れ、自適の生活にあこがれる指向が継承されていました。スローライフ。
国家を支える階層と芸術
北宋末期の汝窯。この宮廷用の器を焼く窯の作品がすばらしいことは古くから言われていることで、中国陶磁器の絶頂。
芸術分野で焼き物をはじめ数々の傑作を生み出した北宋は、士大夫と呼ばれる科挙をパスした秀才たちが国を動かした国家。それまでの貴族層が消滅した国家です。
そう振り返ると、現代のわが国の文化がなにを歴史に残せるでしょうか。世襲議員が蔓延り、政府は「政腐」と揶揄される有様。先日、しんのじさんからお知らせいただいたこの動きって……。
こんな政府の有り体ですから、国家公務員志望者が減少しているのも、残念ながら無理なからんのでしょう。
苔の移植
旭亭の裏路地に生えていた苔を、玄関門付近に移植しました。
移植といっても、苔のイロハが分かってません。ということで、ネットで学習。やり方は、卵焼き返しヘラでこそぎとって、目的の場所に置いて、上から少し土をかけ、ジョロで水を与える。調べると苔の種類は山苔というらしい。この苔は移植が難しいんですよね。うまくいくかな。
苔って庭木と違う輝きを持ってます。春のグリーングラデーションの楽しみ。
お店が消えていく
ここ数年、旭亭近辺で店仕舞いが続いてます。車を持ってきてないことも多いんで、身に染みて困ることもあります。
近くにあった洋食屋は良心的な個人経営の店で気に入ってたんですが、消え入るように閉店。跡には、鰻を焼いている香ばしいにおいが店内に一切しないと話題になってる鰻屋が入りました。やれやれ。寸胴鍋でスープを取っている匂いが充満してないラーメン屋と一緒だな。
歩いて行けてたスーパーは、魚は新鮮な地魚を特筆すべき価格で揃えてあって、日々使いにも、正月の盛り合わせにもバッチリ。オジサンもイイ人だったんですが閉店。
売ってある野菜もおいしかった。今、主食にしてるのはサラダなので閉店は痛い。農業王国島原の食材は、何気ない店のものもおいしいんです。昨日もキャベツの千切りなんかサンドイッチにして食べたんですが、コンビニの千切りサラダとは別物。
そういう環境の中、気軽に出前をしてれる町中華の存在はいよいよ大きいんですよね。おいしいし。気のいいおばちゃんがカブに乗って配達してくれるんで、天候の悪い時はオーダーを控えてますし、2品以上じゃないと持ってきてもらうのも申し訳なくって、一人でいるときも控えてます。
今、日本で起きていること
「自民党、塩谷・世耕両氏に離党勧告」って、支持率22%の岸田がやれることなのかな? 不思議でしょう? そう考えるといろんなことが見えてきます。↓
なんだ、この動きは?
支持率22%の岸田がやれることか?
よい子のしつもん。
「自民党で最も勢力を振るっていた自民党のキーマンたちを、支持率22%の岸田が切ることができるんですか?」
一歩引いて考えると不思議でしょう? この動きを作り出している権力ってどこ? なになに「世論でしょ」だって? じゃあ世論操作してる発信源はどこ?
NTTがハゲタカへ
今回の一連の騒動下で進められたのは、NTTを海外資本へ手放すこと。また日本人の大切な資産がハゲタカたちに食い散らされます。小泉政権の郵政民営化で日本人の資産がハゲタカたちに持っていかれた時と似てます。これをトップニュースにしない異常な日本のマスコミ。
岸田のバックについてるもの
今回処分を受けた議員は岸田のバック勢力を恐れ従ったのでしょう。世論操作によって「辞めろ、辞めろ」の大合唱。
これで日本政治を運営できる人材が一掃され、そして誰もいなくなる。
誤解しないでくださいね。処分された勢力のあり様をよしと言ってるんじゃありません。
片田舎に住むオッサンでさえわかる一連の動き。
旭亭萌えだす
そぼ降る雨の庭を見つめる。萌えだす緑が徐々に染みて、心が緩んできます。
三社参り
4月1日、晴天。金比羅山に登る。山頂の金比羅神社にお参り。
続いて、東高に近接する若杉神社、そして諏訪神社と三社参り。
帰宅し、恩人にメールを差し上げた後、窓から望む桜をビールで花見。
じだらくさんのセカンドライフ
人生の一章をめくる
新学期、新年度というくぎりが私の生活からさっぱりとなくなりました。自身はフリーランスですし、先日の息子の大学院卒業によって子育て期を終えて新学期という概念が消失。人生のページが一章めくられたと静かに感じています。
じだらくさんは学び期に
この春、友人じだらくさんも人生の一章をめくられました。インド料理ディルの店員として学びの期間に入られ、その後の夢に向かわれます。人生は一度きり。好きなように生きる。グッドラック。
昨夜はそのお祝いの宴。おいしく料理をいただきました。