2023年12月
ファミリーパーティ
家族集合です。夫婦と子どもたちで島原の水脈でパーティ。
今年もお世話になりました。皆様もいいお年をお迎えください。
しんのじさんのコメント
今宵は一族9名が母の家に集ったので、しんのじは少々腕を振るいました。鮭のチャンチャン焼きに、牛筋、鰹節、昆布で出汁を引いて作ったモツ鍋など。
意外と好評だったのが、オードブルで出した馬刺しの昆布締めでした。広川インター(八女市)から降りてすぐの所に山下精肉店という、馬刺しを各種大量に扱っているお店があるので買い込んできました。なあに、霜降りの高級な肉でなくていい、赤身のちょっと良い所を冷凍ブロックで購入、幅広の昆布に清酒を霧吹きで湿らせたもので一晩くるんでからスライスしました(絶対旨くなるに違いない、一度やってみようと前から思っていた)。
良い感じに水分が飛んで味が濃縮し、昆布の旨味も移って、日本酒にピッタリのつまみになりました(もっと飲めれば良いのになあ)。小学生の姪っ子が生ニンニクをたくさんおろしてくれたので、みんなで褒めながら卓を囲み、楽しい夜を過ごしました。
樹木希林邸の庭
樹木希林の自宅が生前TVで取り上げられたことがありました。
後に「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」と題した展覧会が開催されるほど、美意識の高さが注目されました。モダニズム躯体の中に配されたアンティークな家具の絶妙なバランス。それらを照らし輝かせてくれていたのは、室内から望まれる庭の美しさでした。
この庭を設計・監理したのは高崎康隆氏。私のいとこにあたります。
先日、親族の集まりの中で浮かび上がった話題でした。
髙﨑康隆さんのコメント
樹木さんとはじめて打合せした時、樹木さんの開口一番は「高崎さん、デザインしないでね。」でした。デザイナーにとってはとまどってしまうご希望でしたが、「はい」とお受けして、必要のないものはすべて排除して納めました。素材にはこだわり、玄関内の沓脱石は京都鞍馬の丁場(採石場)へ行って、とっておきの鞍馬石を選んできました。
島原のソウルフード
ギンバソウ
島原ソウルフードのギンバソウ。トロットロで、シャキシャキの歯ざわり。これで焼酎をいただきます。
海藻でメカブが好きな人ならドンピシャでしょう。正式名はアカモクらしい。島原では1月から2月あたりが旬。島原漁協直売の「はぎせん市場」なんかで購入できます。
調べてみると、トロットロの成分はフコダインで最近その効能が注目されてるみたい。
ガンバのガネ炊き
バツグンにおいしい。ガンバってフグのこと。フグって高いイメージがありますよね。でもね、この料理はリーズナブル。
というのはフグには各種あって、ガネ炊きに使われるのは安価なカナトフグ(シロサバフグ、金フグ)。島原では普通に魚屋で売ってます。無毒。一匹200円ぐらいかな。
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<調理法>
鍋に酒をたっぷりめに入れてアルコール分を飛ばす。フグ、にんにくの芽(ないならニンニク)、梅干、刻み唐辛子を入れ、からすぎないレベルで醤油を加える。落し蓋をして味がしみるまで煮る。
イギリス
これは万人に受ける食べ物ではありません。というか食べ慣れてない人にはアウトな海藻の練りものでしょう。
掛軸『遊鯉図』
島原の旭亭 床の間の掛軸を架け換えました。
『遊鯉図』 牧櫻山。櫻山は明治期の全国的に知られた日本画家です。
おでん大根
生まれて初めて「おでん大根」という品種の大根を頂き、夕食に。
驚き。なんだ、このおいしさは。短時間の煮込みで、得も言われぬ柔らかさとなり、出汁の旨味が染み入ってます。
さすが島原、豊かな食材。
島原の野菜
頂きました。採れたて野菜。合掌。おいしいんですよね。シャッキシャキ。
海産物もおいしい。島原半島は食材の宝庫です。
農産物の4割が島原で
島原半島は胃袋のかたちに似ているためキャッチコピーが「一億人の胃袋」。長崎県の農業粗生産額の4割がJA島原雲仙で占めてます。4割ですよ、4割。
朝
凍てつく朝の空気をついて海へ。お供はジル。清々しい日の出前。
お墓参りをして帰る。
伸びをするジル
すっかり冬の装いです。
雪
昨日から雪
雪は降り続いています。外の鉢植えグリーンを玄関に取り込んでてよかった。ベランダのグリーンもブルーシートでカバー。
予想通り急に冷え込んだね。さすがスーパーコンピューターを使った予報だけのことはあります↓。
近年の雪の日
近年、長崎に雪が降った日の記録はこちら。懐かしいね。
2016年1月24~25日は、長崎の記録を塗り替える大雪でした
お気に入りのものはずっと使う
大好きなシステムキッチン
結婚と同時に購入しました。惚れこんで。家の建て替えの際は、森の中にコンテナを購入し、長いことここに保存し、そして長崎の家に運び入れました。それほど好きなシステムキッチン。
表面材の剥がれ
でもね、経年劣化はやってきます。キャビネット扉に貼り付けられた表面材が端から剥離してきました。というわけで写真のように、ふきあげた後に最新のボンドで接着しテープでおさえ接着。このメンテナンスに数日かかりっきりです。
スライド蝶番の調整
最近の家具蝶番はスライドヒンジになってます。あの調整が厄介なやつね。システムキッチンもこの例に漏れません。本当に面倒くさい。
閉まりの調整
経年でピタリと扉が閉まらなくなったりもします。いつもポカンと口を開けている人みたいな感じ。
これは100均の超強力マグネットで対応してます。
お気に入りはずっと使う
気に入った家具やアイテムはメンテナンスしつつ、ずっと使ってます。出会いを大切に。好きなものはいつまでも側にいてほしいんですよね。DIYが好きなので、楽しみの一つでもあります。
ピアノランプ
いい製品
ネットショッピングではバッタもんをつかまされることってありますよね。なんじゃこりゃってもの。今回はその逆。予想していたよりもずっといい製品が届きました。
このお値段でここまでがっしりとした重量感のあるつくりの製品とは。驚きました。先日から購入を考えていた一連の真鍮のアイテム。電球をLEDの弱いものに変え、旭亭の常夜灯として使う予定です。
しばらくはバンカーズランプを探してたんです。こんなやつね↑。銀行で使われていたアイテム。緑色のシェードが部屋に置くには主張し過ぎで、ピアノランプに。本来はピアノ演奏の際に使われるものです。
英文Amazon
基本的にAmazonは利用しないように心がけています。資本が海外に流出しますし、納税逃れを巧妙に行っている会社ですからね。でも今回のように渋々利用することも。
Amazonサイトが最初英文で表示されるように徐々になってきてます。気持ち悪う。アメリカさんは日本語の障壁をとっぱらおうと懸命。日本で商売するなら日本語でやってくれ。
旭亭
友と飲む
島原・旭亭でジャズをかけながら気心知れた松永くんと飲む。今夜はしゃぶしゃぶと寿司。外気温4度。
松永くんが11月にふらりと寄った寿司屋の話をする。
「この12月で閉めるって切り出されてですね。じゃあってキープして、それから通ってます。もっと早く知っていれば」
向かう車中で
島原に向かう車中で「青空朗読」を聴く。北大路魯山人『海の青と空の青』。彼の文章は初めて接したけれど、あまりのお粗末さに驚く。持って回って結局粗忽な内容。考えてみればそのネーミングからして山師的。
芸術新潮
蔵書の一部を旭亭に移動。今回は『芸術新潮』。重い。
枕元に置く。なんだかやっと自分の眠る場所になった気がする。
眠る樹木
旭亭の樹々が眠りに入っている。
そのそばで雑草が繁茂し始めている。チンチンに沸かしたお湯をかける。
ライト
昨日書いた内容の目で部屋の照明を眺めるも、あと一歩決まらず。
旭亭のライト
旭亭の食卓を照らす照明を考えています。以下、自身の整理のためここに並べて考察。部屋全体のトーンから、真鍮系であることまでは絞っていますが未だ決まらず。
Neron LT-4264 CL クリア
¥15,950
size : W23 / H15 / D17
lamp : 口金E17 クリアミニクリプトン球 60W / LED球
出典: Neron
相鉄線『父と娘の風景』
グッとくるね
相鉄・東急直通線開業記念ムービー。
小学校から高校までさまざまに変化していく親子の関係。幼少期・思春期・反抗期。そして巣立っていく子供。グッときます。透明感のある映像の中で、演者、映像、音楽などが高度でアーティスティックな視線でまとめられています。
12分あたりからメイキング映像が載っています。すべてオダギリ・ジョーと思いきや……。こりゃあ、苦労した現場だったんだなあ。
国際広告賞EPICA AWARDSでグランプリ
この作品が世界のジャーナリスト達が審査員を務めるフランスの国際広告賞EPICA AWARDSでグランプリに輝いたとのこと。おめでとうございます。
ギリシヤ料理ムサカとトルコ名物サバサンド
ギリシヤ料理ムサカ
先日とりあげた「世界最高料理ランキング」の話題で、ランキング2位のギリシア料理。そのポピュラーな料理は「ムサカ」。
長崎県にはギリシア料理店がない。「食べてみたいな、ムサカ」と家人に言っていたら、つくってくれました。ありがとう。生まれて初めて食べて、超絶おいしい。
「ギリシヤって料理的にはトルコっぽい。あそこは昔、オスマントルコの領地だったんでね。コーヒーもトルココーヒーが出てくる」とは昔トルコにいた機械屋さんの弁。
トルコ名物サバサンド
そのトルコは「世界最高料理ランキング」で7位にランキング。トルコ・イスタンブールのフェリー着き場で愛されてる名物はサバサンド。昨日お昼につくって食べました↑。
「ブラリタビ 長崎遊学」さんのコメント
これをご覧になった「ブラリタビ 長崎遊学」さんからこんな驚きのコメントを頂きました。
なんと(笑)。
気象庁「10年に1度レベルの強烈寒波が襲来」
12月20日頃から寒波襲来
気象庁は14日、東北、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国地方に「低温と大雪に関する早期天候情報」を、四国、九州北部、九州南部、奄美、沖縄地方に「低温に関する早期天候情報」を発表しました。
これは、10年に1度程度しか起きないような著しい低温や大雪となる可能性が、いつもより高まっているときに発表される情報です。
向こう1か月の平均気温
大掃除ペイント
年末大掃除を始めました。依頼された文章があるのですが、これが難しくって気分転換も兼ねてね。
塗るぜ 大掃除
わが家は半DIYでつくった住まい。柱やドアは自分でペイントしたものです。ですから大掃除の時は拭き掃除じゃなくって、ペンキ塗り替え。容赦なく塗り替えていきます。
ヘラで古い塗装を落とし、ヤスリで表面を荒らし、マスキングして、一気に塗る。スッキリ。楽しい一時。
一昔前と違い、最近は優秀な水性塗料があって楽です。昔の油性塗料は塗った後、匂いますし、乾燥は遅いしで大変でしたけどね。使用した塗料はこれ↓。自分のために書きとめておきます。
AIモデル
ほら、始まった。
予想はされてましたが、こんなに早くとはね。
彼女はAIが描き出したスペインのモデル。名前はアイタナ・ロペス。月に1万ユーロ(日本円にして約157万円)を稼ぎ出しています。
彼女をつくりだしたルベン・クルスによると、モデルにはエゴが強く、気分屋で、大金を稼ぎたいだけの者も多く扱いにくいと。
確かに宣材写真とは格差のあるモデルがやってくるリスクもあるし、モデルさんたちは仕事失っていく人も多いでしょうね。潤沢にモデル人口が満たされない地方じゃ、特にそうなるんじゃないかな。
昨日紹介した映画『ゴジラ-1.0』にも多くのCGが盛り込まれて感動を生んでること考えれば、私たちは技術が上がるほどにAIモデルに違和感を感じず、心動かされ、知らない間にAIモデルに惹かれ、そして現代のカサノバが増えてくるんでしょうね。
映画『ゴジラ-1.0』
ゴジラ映画の最高峰。これがこの映画を観ての感想です。
シンゴジラと比して
映画『シンゴジラ』の監督 庵野秀明を追ったNHKのドキュメンタリー↓を見れば、彼が真正のオタクで人の気持ちに疎く細やかな機微を描ける人間ではないことは分かります。舞台は現代のシャープな風景の中で、官僚組織の物語を描いていました。
ゴジラ-1.0
映画『ゴジラ-1.0』の監督 山崎貴は「シンゴジラは凄いけれど、これは越えられる」と思ったことでしょう。だから撮影に取り掛かった。人間ドラマを織り込めば、これを越える感動を観客に与えられると。
実際鑑賞すると、『シンゴジラ』が流れ込んできた自分の心の場所とは異なるところに、映画『ゴジラ-1.0』の感動が注がれていくことに気付きます。
終戦直後の物語
映画の舞台は終戦直後の日本で、泥臭く汗臭い舞台。そして官僚ではなく、民間の力を結集しゴジラを撃退します。
主人公は特攻隊を生き残った者であり、強い自責の念に苛まれ続けます。
他界した伯父を思い出しました。伯父は青年時代ヤンチャで、軍に志願して入隊。戦艦 金剛に乗船中、敵の攻撃に会い乗船艦が沈みます。このことを本人は話すことがなかったのですが、地獄図絵を見たのでしょう。戦後は亡くなった戦友の実家を全国訪ね歩き、線香をあげていました。
戦争は能力の低い政治家と愚かな国民が起こすものです。絶対に向かってはいけません。
東宝の神ゴジラ
東宝のプロデューサーだった散人さんはこんな言葉を残してます。
現在でもゴジラは東宝にとって神であり、ドル箱です。
『ゴジラ-1.0』は実際全米における累計興収が1436万ドルを突破し、34年ぶりに全米での歴代邦画実写作品興収No.1となったといいます。
GOTOGINのボトル
水差しとして使っているGOTOGINのボトル。GOTOGINは五島つばき蒸留所のクラフテッド・ジン。椿の花でアロマを包むことを表現したツボミボトルは、第19回ガラスびんアワード2023で最優秀賞を受賞したものです。
このボトルは岩永さんから頂き、最近のお気に入りとなっています。
不気味
↑これは、「Siteまつを」の昨日某時のリアルタイムのアクセス状況。宇宙人襲来のように世界中からアクセスされてました。なんだっていうんでしょう。
レザークラフトでスマホケースをつくりました
このスマホケース、自前製。昨日つくりました。
Youtubeに触発されました
ずいぶん前にYouTubeで、ダイソーで揃えたレザークラフト道具でスマホケース的なものを作るやつがアップされてました。その頃ちょうどブラックレザーのスマホケースが欲しいと思ってたところで。
早速近くのダイソーに行き探したんですが、レザークラフト道具はない。ダイソーのホームページでも探したのですが、ない。想像の域ですが、ハケる量が少なくて取り扱い商品から外されたんじゃないかな。
しばらくは諦めていたのですが、島原の百均で家人が道具を発見。でも欲しいブラックの革は売り切れてました。
ところが数週間後、不要なものを処分しようと押し入れを整理中、35年位前のレザーポーチを発見。やってやろうじゃないか。
簡単です
こんな道具を揃えたのが昨日の朝。それまで「目打ち」という言葉さえ知らなかった私ですが、できました。初めてのレザークラフト。
Youtube上には無料でこんなにノウハウ公開して大丈夫かなと思うほど、充分に情報があります。それを参考につくれば、予想していたよりもずっと簡単でした。
自分の頭の中にあったかたちを、生み出すのって実に気持ちいい。
そして、初めての道を歩くって実におもしろい。
焼き芋
機械屋さん、手作りの装置で焼き芋を焼くの図。写真に写る周辺はびっしり機械屋さんの手作り。
「南串山に出向いたら、規格外に大きくなったサツマイモが入手出来てね。ホント大きい。難しいよね、農業って。大きく成長し過ぎても出荷できない。何種類かの品種を焼いてるんだけど、どれもおいしいって評判のものでね」
焼き芋ブーム
取り出したサツマイモをいただく。各品種特色がありつつ、どれもおいしい。サツマイモのトレンドが来てるよね。
好物
極上宝焼酎
普段、慎ましやかな生活をしてます。そんな生活の中で私が愛でている一つが極上宝焼酎、4リットル入り。
宝焼酎は甲類。焼酎甲類を飲み続けると目が潰れるとまことしやかな情報が、20年ぐらい前までネットにも出まわっていました。探すと今でもそんな話が(笑)↓
サワー系のお酒は甲類焼酎でつくったもので、目が潰れるんならサワー系飲んでるオネーちゃんたちの目はとっくに潰れてます。極上宝焼酎は樽貯蔵熟成酒を3%使用しおいしい。我が愛飲酒です。
マルちゃん正麺 味噌味
最近目覚めた「マルちゃん正麺 味噌味」。TVCMでご覧になった方も多いと思いますが、うまい。
マルちゃんはマズいインスタントラーメンの代表と思い込んで数十年食べてなかったんですが、というかもっぱら棒ラーメン愛好家だったんですが、いやはやイメージ一新。麺の茹で時間4分。粉末スープではない濃縮スープ。よく研究なされたものだと感心します。
ジャワカレー
スパイスカレーをつくる際に、最後にこれを一片足すとあら不思議。足腰のしっかりしたカレーに。土台を支えてくれる頼りになる商品です。
娘のツリー
娘から「廊下の壁にダイソーのモールでツリーを作ってみた」と写真。
これもまたいい感じ。高さ150㎝。
散人会
若い衆よ、聴きなされ。この歳の飲み会になると、ヘタすりゃ病気の話題に満ちる。若い頃は恋愛話に花咲くようにな。昨夜も、脱兎の如く病の話に向こうた。シブいじゃろ。いい女の話なんぞそっちのけじゃ。
対策に「今年のベストバイ」等の話題を前ブリ。結果、話題は広範に。話題は連想ゲームのように広がり花咲くを良しとしますな。ということで昨夜の話題のエキスを以下に。
今年のベストバイ
しんのじさんのベストバイ。神戸の靴店がつくっている抜群に履きやすい靴。一見普通の通勤革靴なんだけれど、充分に革が鞣されている。実に履きやすい。フォーマルな場にも履いていける。早く出会えてりゃよかった。15,000円ぐらい。
山本さんのベストバイ。国家の管理を嫌い、逃れて長年暮らしてきた人々の話。「ゾ」とは人、「ミア」とは奥地の。インドシナ半島・中国の奥地に点々と暮らす各少数民族のこと。総数で1億人ほどいるという。7,000円ぐらい。
岩永さんのベストバイ。ウイスキーボトルの上に付けて使う。ボトルを45°に傾けると1オンス(およそ30ml)のウイスキーをグラスにつぐことが出来る。保温性の高いステンレス容器を使うと中が見えないので、これは便利。アミュ4Fハンズで1,400円ぐらい。
まつをのベストバイ。ソファに座った時の足置きとして使われることが多い四角の家具。背もたれのあるソファーを退けて、これを三つ並べ、旭亭リビングのベンチ兼ベットとして使っている。視界の遮断がないので部屋を広く使える。
うまいもんを食いたい
話題はまろび、うまい店の話に。
第一に浮かび上がったのは、そばの名店「戸隠」。諫早のアーケード「アエル通り」にある。更級そば、つまり江戸前の白いそばの名店。土日ともなれば行列ができる。あの値段であのそばを食べられるのは地域の宝。
仲間の誰もが認めるグルマンしんのじさんから住吉の「あかりの寿司」が挙がった。5,000円もあればうまいものを食べさせてくれるという。山本会長から「次回のこの会の会場にいいんじゃないの」との声あり。
友は大切
『ペール・ギュント』組曲などで知られるノルウェーの国民的作曲家グリーグの名言。
「若い時は何でもそうだが、友人があるのは当たり前だと思っている。老境に入れば、友人を持つことの意味が分かってくる」
友を大切にしよう。心からそう思う。
娘のリース
娘から「生の植物でリースを作った」と写真。
いい感じ。
近所の生花店が安くって、材料費は2,000円くらいらしい。お見事。
ビストロ カズ
ハイコスパでこれからのレストランスタイル。生活が近い。書きとめておきますね。
ビストロ カズ
時津町浜田郷38-12
電話0958811070
月・火・木はランチのみ11:00〜14:30、金・土・日はこれにディナーも17:30〜21:00
定休日 水曜日
隠れ家的レストラン
場所は主要道から引っ込んだ裏道で、普通の家屋的外観です。玄関で靴を脱いで上がります。憶測の粋ですが、ご自宅を改装されたのではないでしょうか。私好みの隠れ家的お店。
どこまでも気を配る
1,500円のランチを頂きました。まず前菜。メインはパスタ、肉、魚、ハンバーグから選択。これにパンとデザートとコーヒーがつきます。コスト面から高い素材は使えないでしょうが、どこまでも気を配られたランチであることが分かります。
私たちが訪ねた時には、2人分の席しか空きがなく、他は予約で埋まってました。で、みるみるうちに席はおば様たちによって満杯に。人気があるんですね。分かります。いつも感じてることですが、おば様たちの食のネットワークって恐るべし。
駐車場は道を挟んだ向かいに6台分あります。
これからのミニマムスタイル
繁華街から遠く離れた場所の自宅を改造する。それでも経営を成り立たせるため、ハイコスパな料理を提供し続ける。自身のガス欠をおこさぬように、平日の営業時間は3時間半だけ。従業員は家族だけ。こんなミニマムスタイルって、これからの経営だなと感心しました。
海鮮丼
苦手な人が多い
島原にはおいしい海鮮丼を提供している店があるんですが、友人松永くんは海鮮丼を好まない。
「どうして?」
「あれって寿司握れない店が提供するもんですよ」らしい。
もっと別の意味で嫌っている人もいた。散人さんである。
「丼物ってそもそも労働者の食べ方で、粋じゃありません」
そういって丼物は食しなかった。食するときは、サシミと飯と汁物をとるフォーメーション。高貴な家柄の人は違うと思ったものです。
私は考えない胃袋の持ち主なので丼物は好物なのですが、散人さんによれば丼物はぶっかけ飯であり有象無象の食し方なのだそうである。
松本人志も
先日TVで松本人志も海鮮丼が嫌いと明言していました。
「飯の上にサシミが乗ってて、なんでわざわざ別皿に食べ手が移し替えてから食べねばならんの?」
実は外国人も
実は外国人にも人気がないらしい。
生臭さが嫌なのかもね。寿司は自分の好きな刺身を選んで食べられるけど、海鮮丼はそうじゃないしね。
しんのじさんのコメント
上ちらしと海鮮丼の距離
寿司屋の技量は「上ちらし」で
その寿司屋さんの技量を値踏みするには「上ちらし」を頼んでみたらいい。これは寿司好きの金言だと僕は思っています。ネタの種類、寿司飯の具合、小技(刻んだガリを敷く? 刻み海苔を挟む? 鯛のでんぶをかける等々)のセンスなどが一通り盛り込まれるので、握りの一品オーダーに進むかどうかを決断する良いデータの宝庫だと思います(シャリ玉の大きさや柔らかさだけは実際に食べてみないとわからないけど(笑))。しかし、行きつけのお寿司屋さんを決めるのは難しい。そのご主人の価値観や人となりが全面的に受け入れられないとイライラしてしまう僕なので。
先にネタが舌に触れるように食べる
さて。海鮮丼。まつをさんが言い尽くされているように、芸のない、刺身ご飯なだけの食べ物ですが、握り寿司だって、そのまま掴んで口に入れるのなら、舌に先にご飯が付くので刺身ご飯みたいなもの。逆さにつまんで下に先にネタが舌に触れるように食べると、俄然味わいが豊かなものに変わります。
海鮮丼を美味しく食べるには
で、海鮮丼を美味しく食べるにはどうするかですが、お店で食べる海鮮丼は残念ながら手が加えられません。店で出される9割の海鮮丼は白ご飯であり、酢飯ではありませんが、圧倒的に酢飯の方が合うのは皆様ご承知のとおり。お店のものについては手の出しようがありませんので、家でいかに海鮮丼を「少々マシに」食べるかを考えてみましょう。
個人的には、刻んだ酢生姜(ガリ)、これはスーパーで取り放題で置いてあるのを2個ほど用意し、ネタに混ぜる。これでだいぶ酢飯に近いサッパリ感を得つつ食べ勧めることが出来ます。また、出来ればネタだけ全て集めてダシ醤油+ミリンでで軽いヅケにしておいてから15分後に乗せて食べてもいい。シソの葉を刻んでかけたり、おろし生姜をまぶして食べてもいい。要は、芸のない粗末な食べ物としないよう、ちょっぴり一手間をかけることで、上ちらしとまではいかないけれど(笑)、自分好みの海鮮丼に出来る余地はあるかもしれません。とはいえ、スーパーで売っている、魚のドリップを吸った冷え切った白飯にネタが乗った海鮮丼は、上ちらしと比べたら寿司屋の親父さんは怒るかもしれませんがね(汗)。
映画『ナポレオン』
リドリー・スコット監督
リドリー・スコットは、1992年に映画『1492 コロンブス』を制作しており、これはコロンブスのアメリカ大陸到達500周年を記念して依頼を受け制作した作品。それほどの巨匠だからこそ完成させることができた映画『ナポレオン』。作品を観れば分かります。並みの監督じゃ作れません。
上のトレーラーをご覧になっても、超一流の才能と資本がとてつもないレベルで注ぎ込まれていて圧巻。『エイリアン』・『ブレードランナー』をつくってきたリドリー・スコットも今年86歳。もしかしたらこれが遺作になるかもしれない。
生涯を描くという長尺をダラけさせないように、セリフはギリギリまで絞り込まれ、映像の繋ぎもシャープ。どれだけ金かけたシーンをぶった切ったのだろうとため息が出ます。
アウステルリッツの戦いなど圧倒されました。広大な土地に8,000人のエキストラを投入したといいます。
私は主役の年齢が観ていて気になりました。あのほうれい線はないよな。ナポレオンが皇帝の地位に就いたのが35歳ですから。
スタンリー・キュブリック監督
最初、『ナポレオン』ができたと耳にした時は、スタンリー・キュブリックが長年練りつつも完成することなく終わったやつが、ついにスティーブン・スピルバーグ監督によって仕上げられたのかと思いました(笑)。でもキュブリックは長回しの監督ですから、彼がやってたら『バリー・リンドン』みたいに4時間ぐらいの作品になってたでしょうね。
イイネを付ける人はいざという時あなたを助けてくれるか?
昨夜は暖かい鍋と心許せる友で心ポッカポカ。
残念ながらイカサマ師的人間って、世の中にいるねという話題に。
社会学者の宮台真司が「イイネを付ける人はいざという時あなたを助けてくれるか?」と端的な指摘をしています。
匿名によってSNS上にあることないこと書き散らし、ひたすらイイネ稼ぎを生き甲斐にしている人は立ち止まって振り返ったがいいよ。そんな承認欲求の満たし方は、SNSというドラッグの依存症になってる惨めな生き方なんだから。
一方、ツイッター上の方で実際にお会いしたいなという方もいらっしゃいます。実際に会うって大事よね。
書斎化
旭亭の寝室を格安で書斎にコーディネイトしました。例によって写真のマジックです。たいしたもんじゃありません。
でもこれでようやくデスクワークしやすくなりました。
後ろの棚に置かれているのは地球儀のランプ。家人が婚約した際にプレゼントしてくれました。ですから、ソ連とか今ではなくなった国も記されています。