2024年10月
島原 松明行列
島原城築城400年 松明行列。
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福岡市の庶民史的な名店探訪
福岡市の名を馳せた歴史的名店を夫婦と娘3人で巡ってきました。庶民的店で、名前は知ってるけどまだ行ったことなかった店です。今屋のハンバーガー 西公園本店、珈琲美美、かろのうろん というラインナップ。
今屋のハンバーガー 西公園本店
西公園の展望台で50年。11時から開店ですのでまずはここから。西公園を車で登っていくと、はいはいありました。大きな木に包まれてて、30分前というのに行列も数人。この夏、烈火でしばらく休まれてましたが復活です。
おじさんは「写真にいいですか?」と声掛けすると、にこやかに応えてくださいます。キビキビとした所作は拝見してて気持ちいい。中に挟む卵やウインナー、ハンバガーパテはその場で焼き、パンもオーブンで焼かれます。
先客に倣って「ワン、ツー、スリー」と注文。売れ筋№1.2.3の商品のこと。価格は500~450円。パンはカリッと具もホッカホカ。うん、博多湾を望みながら頂くハンバーガーはリアルにうまいしリーズナブル。
- 定休日:宇宙人の気まぐれ
- 営業時間:西公園店 11:00 - 夕方
珈琲美美
九州で一番おいしいコーヒーと検索すると、最初に出てくるコーヒー店。ネルドリップによる抽出。様々な雑誌で伝説化されているコーヒー店です。本当においしいコーヒーってどんなものか味わいに行ってきました。場所は大濠公園・舞鶴公園付近。
店内は会話が憚られるような品のいい静寂が漂っています。抽出も拝見していましたが、実に細やかになされていました。
でですね、コホン。正直に書きます。私が悪いんでしょうが、「コーヒーの最高位ってってこんなもの?」というのが偽らざる感想。注文させていただいたのは、ブレンド珈琲の中味600円と濃味700円。そう、私はコーヒーの味と香りが分らん男です。
かろのうろん
明治15年創業。うまいうどんを食べにいくというよりも、この店にいっておかなくちゃ的歴史探訪の選出でした。
店内撮影禁止。戸口にも貼ってありますし、入店する際に口頭でも確認されます。店内はさすがに庶民私的歴史を重ねてきた店で悪くありません。私たちはごぼう天うろんと丸天うろんを注文。ともに650円。そして肝心なことですが、名だけの店ではなく味もおいしい。
店内撮影禁止という対応も、これがあるから過度な行列ができず、スムーズに営業できている店の知恵なのだろうな。
長浜ラーメン
ここまで書いてきて「いやいやいや、長浜ラーメン忘れとらんか」という声が聞こえてきそうです。その気持ちも分かりますので、下記のとおり掲載いたしておきます。
戸畑
義母の法事
義母の法事で家人の実家にお参りに上がりました。上から、玄関、仏間の障子。
お昼に出していただいた田舎庵のせいろ蒸し弁当。義母が長年愛していた店ということで義姉が法事に用意してくださいました。昨今では「今でしょ」の林修氏ご贔屓の名店として知られているようです。
過去帳によると家人の祖先は周防大島出身とのこと。
宿と長崎街道
宿泊は黒崎にあるホテルクラウンパレス北九州。元プリンスホテルとのことで、今ではリーズナブルに泊まれるバブルの遺産というところでしょうか。建築の質が違います。
早朝、家人が「散歩道があるようですよ」と言って導いてくれたホテルに隣接した緑の散歩道。なんとここはかつての長崎街道でした。以下、ホテルのパネルから。
黒崎宿
豊前との藩境に近い黒崎宿は、長崎街道における筑前の玄関に位置し、参勤交代の制度が確立した寛永年間(1624~1644年)のころ警備されました。
黒崎宿は黒崎湊をひかえ、しかも筑前六宿の東の入口という好条件のもと、筑前内で大変規模の大きなものでした。東構口から西構口までの約1.1kmの町筋には、大名などが宿泊する本陣や、脇本陣、旅籠、関所、人馬継所などの諸施設がっていました。
曲里の松並木
「坂を下るに赤土の岸あり。松の並木の中をゆくゆく坂を上り下りて、又坂を下りゆけば、左に黒崎の内海見ゆ。」江戸時代の狂歌師 大田南畝は、この場所からのぞむ風景を紀行文「小春紀行」にこのように描写しました。
この場所は、かつて旅人を炎天や風雪からまもり目的地に導いた松並木の時の風景を今も急ばせ、一部は北九州市指定史跡として警備、保存されています。
朝食。豊富なご飯のお供とあわせてただだく出汁茶漬けのおいしかったこと。生涯の中でベストワンでした。
部屋にはこんな張り紙が。
翻訳すると「この度はご宿泊ありがとうございます ホテルの備品(タオル類・ハンガー等)はお持ち帰りなさいませんようお願い申し上げます」。
これが中国語を先頭に書かれていることに、インバウンドに伴うホテル経営って大変ね、と。
ペロブスカイト型太陽電池
ペロブスカイト型太陽電池とは
曲がる太陽電池とはペロブスカイト型太陽電池のこと。この特性は
- 低コスト化が見込める
フィルムなどに塗布・印刷して作ることができます。 - 軽くて柔軟
折り曲げやゆがみに強く、軽量化が可能です。 - 主要材料は日本が世界シェア第2位
主な原料はヨウ素で、日本の生産量が世界シェアの約3割。
欠点は、寿命が短く耐久性が低いこと、大面積化が難しいこと。
Amazonでも既に売られていますね。
宮坂力博士
研究者 宮坂力博士のプロフィールはこちら。元々は富士フィルムにいらした桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授です。
引用栄誉賞は
堂免一成博士
プロフィール等はこちら。
追記
福岡市のカクウチ
3つセレクトしてみました。この夏場から、あまりの暑さにお酒を飲まない日も増えてきましたが、角打ちって興味があるんです。どなたか付き合ってくれないかな。
小谷酒舗
西鉄福岡(天神)駅から徒歩9分。地下鉄「赤坂」駅から徒歩6分。料理は豊富で高め。
月・火・水・木・金:11:00 - 22:00、
土:11:00 - 21:00、
祝日:12:00 - 19:00
丸允酒店
箱崎駅から徒歩2分。年配の常連さんが集まるお店で、皆さんやさしい客筋とのこと。缶類のお酒は、セルフ取りで自己申告。ジョッキで飲むより缶がお得。乾きものだけでなくおでんなどアテあり。
角打ちは17:00-21:00。
大久保酒店
博多駅から徒歩9分。美味しいと評判の料理は高めですが大皿に数点。日本酒は大将が注いでくれ、ビール等は奥の冷ケースからセルフ取り。座れる。
角打ちは17:30-22:00。
これまで訪問したカクウチ
鯖江メガネのフレーム修復
2016年末に購入した鯖江メガネ・フレームの鼻に掛けるパーツが、うたた寝しているうちに取れました。
店舗に持っていき修理を依頼。ついでですからレンズまわりフレームの再塗装もお願いしました。待つこと1か月。修復完了。10,500円也。 この大量生産の時代、壊れたら廃棄し新品買い替えの気風の中、職人さんが手仕事をされていることが分かって心地いいですね。
中島カーテン撤収。
軍事に国を任せるということ
イスラエルはどこにいこうとしているのでしょうか。彼らは世界史の教科書に将来どう掲載されるでしょう。
首相ネタニヤフ。軍人に国家を任せれば軍事で物事を解決していこうとすることは自明の理です。
国連総会にイスラエル🇮🇱ネタニヤフ首相が登壇し、ブーイングが発生し、多くの国が退場した。pic.twitter.com/GQQjQj5059
— ShortShort News (@ShortShort_News) September 27, 2024
↑国連総会に見られた国際世論。このような中、イスラエルを押すアメリカをはじめとするG7。YouTubeにはこのシーンが明確に分かる掲載がありません。
長崎市の庶民史的な名店探訪
長崎市独特な食べ物を1日で廻るなら、次の3店になるんじゃないかな。
お昼に夕月カレー、おやつにツル茶んの長崎風ミルクセーキ、夕食に吉宗。
カレーの店 夕月
お昼を「カレーの店 夕月」で食べる。夕月カレー 600円。
他所では味わえないやさしい独特の味です。客層は比較的高齢者が多く、昔から住民に親しまれたカレー店なのだと分かります。
調べてみますと1958年(昭和33年)に創業。
ツル茶ん
午後のおやつにツル茶んの長崎風ミルクセーキ 780円。
飲むのではなく、食べるフローズンミルクセーキ。長崎独特です。満席状態でもこの長崎風ミルクセーキはすぐに提供されます。
吉宗
夕食は吉宗の「一人前(茶碗蒸しと蒸寿しセット)」で1,540円。
歴史を感じさせる店舗の佇まいが、初めて訪れる方を包み込みます。玄関に入ると下足番の方がいらして、木札を鳴らし階上に来客を知らせます。二階には畳に座した部屋と、椅子座りの部屋。訪問者を案内するには印象深い場所となるでしょう。
茶碗蒸し以外に各種料理とお酒も置いてあります。
正直な話、長崎にお住まいの方に尋ねれば「もっとおいしいお店は……」という声を聴くかもしれません。
けれど初めて長崎市を訪れ、一日で廻れて、値段もお手頃で、そしてなにより「これは他所では食体験できない」という思い出を抱いてお帰りになる店としては、なかなかよくできたリストだと思いますよ、はい。
チャンポン
ここまで書いてきて「いやいやいや、チャンポン忘れとらんか」という声が聞こえてきそうです。その気持ちも分かりますので、下記のとおり掲載いたしておきます。
ツル茶ん
長崎市の庶民史的な名店第三弾、ツル茶ん。1925年創業で、現存する九州最古の喫茶店とも言われているようです。私たちが訪れた時も、観光客と思しき人々で店内満席でした。
長崎風ミルクセーキ
飲むのではなく、食べるフローズンミルクセーキね。長崎独特です。価格は780円。満席状態でもこの長崎風ミルクセーキはすぐに提供されます。
ツル茶んはトルコライスでも名が知られていますが、満席状態の際はだいぶ待つことになります。
トルコライスの語源
元祖トルコライスを自認される店「ツル茶ん」のダンディなご高齢の前店主さんからこんなお話を聞きました。今から16年前、ツル茶ん2階で取材に応えていただきました。
「東西の料理が一皿に乗って異文化が重なり合うトルコのようだからってよくいうでしょう? あれは違います。私たちが若い頃あった喫茶店に「トルコ」っていうのがあって、たぶんあれが長崎初期の喫茶店じゃないかな。そこで出てた料理をトルコライスって言ってたんですよ。当時は「トルコ」って語彙がオシャレだった。最近で言えば、プロバンスなんかがオシャレな感じなのと一緒ね。で、その名前が付いたトルコという喫茶店で出されていたのがトルコライス」
写真はお話しいただいた前ご主人と、喫茶トルコのマッチ。貴重な証言でしたので掲載しておきます。