2022年5月
ジル
笑うジル
こいつ笑っとるな。家では基本的に仏頂面のジルが笑っておる。散歩に出かける三原庭園のスタッフさんたちを目の前にすると笑うのである、コイツ。
サマーカット
ジルは毛が伸び続けるトイプードル。抜け毛なし。ということでサマーカット。バリカンは入れません。私がハサミを使ってカット。
カット前は日中の散歩中やたらハアハアと暑そうでしたが、その症状はとれて一安心。こうやって見てるとトイプードルって犬の原型を留めた体形してますよね。だから散歩なんかでもタフですし、乗車して福岡1日往復ってのも難なくこなします。
カットシザー
これは今購入を検討しているジル用のハサミ。やっと見つけた切れ味の評判がいいやつなんですが、切れすぎるのも心配で考慮中。
梅酢
うつくしい。梅酢の紅は本当にうつくしい。
昨年漬け込んだ梅干しをぼちぼちと食べ、最近になって底に溜まった梅酢を瓶に詰めました。 これを島原の水で割って氷を浮かべ飲んでびっくり。身体が疲れが消えます。いや、本当だって。大袈裟じゃないって(笑)。
梅酢の効果・効能
梅酢の抽出物を使った動物実験では、血圧上昇を抑制する効果が確認されています。梅肉エキスでは血液の流れを改善する効果が報告されており、梅酢でも血液の流れが改善される結果として高血圧が抑制されるのではと考えられています。
梅酢に含まれるポリフェノールとその構成成分には、強い抗炎症作用があるそうです。体内で「慢性炎症」という現象が起こると、血管や肝臓、膵臓など、全身で生活習慣病を悪化させることが知られており、梅酢を摂ることで生活習慣病の予防につながる可能性が期待されています。
梅酢に含まれるポリフェノールには、動物実験で高脂肪な食事をとった場合に体重、内臓脂肪、皮下脂肪、体脂肪率などの増加を抑制する効果があることがわかったそうです。また、血液の中のLDLコレステロール値の減少などをもたらす効果もあるそうで、梅酢の摂取は血中の脂肪が原因となる動脈硬化などの病気の予防にもつながりそうです。
「お、こりゃいいね」と飲んでる私に、家人が一言「摂りすぎると塩分増加になりますよ」。確かに。
夕暮れチェアリング
長崎水辺の森公園。夕方、チェアーとツマミと酒を持って一杯。 やがて夜の帳が降り始め、公園の灯が点々とつきだし、にぎやかだった公園の顔も変わってきます。
汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる……
やっかましい、中也。コイツ、酔うと太宰治んちに真夜押しかけて「ばーか、ばーか」と暴言吐いてたような輩。
部屋に籠り、もの思うことの空しさよ。広い空のもとには救いがあります。
この晴れ間が終わると梅雨。発案いただいた じだらくさんと皆様に感謝いたします。
ロカボつまみ
ロカボとはゆるやかな糖質コントロールのこと。今回チェアリングつまみとして持っていったものは下記のとおりですが、これがみんなコンビニで揃いました。いつの間にかコンビニはロカボ・ラインナップを整えてます。さすが時流をいち早く掴むコンビニ・マーケティング。
これで焼酎を気ままに飲んで昨日より体重0.6㎏減。
これまで楽しんだチェアリング
長崎水辺の森公園って、抜きんでてロマンチックな場所ですね。すばらしい。
ベリー
豊作
旭亭にはジューンベリーの小さな樹があります。今年は豊作。こんなにたくさんの実が採れました。
さっそくジャムに。初夏の香。もうすぐ梅雨がやってきます。
旭亭のホームフルーツは、ジューンベリーとフェイジョアとキンカン。みんなトゲがなく、丈夫でほったらかしで年一おいしい実をつけてくれます。
ベリーはおいしい。キンカンのコンフィチュールは大人の味。フェイジョアって、その……(下リンクを読んでください)。
庭木の剪定とアブラムシ対策
剪定の本
今更ですがこんな本を買いました。
『最新図解 花木・庭木100剪定のコツ』。
代表的な花木、庭木約100種をとりあげ、栽培と剪定のコツが一目でわかるようイラストで解説されています。分かりやすい。
本で得た知識を元に、庭仕事という瞑想に入っていきます。
ウメ
ウメ切らぬバカと言いますが、この樹はジーちゃん木のため気を使います。祖父が大切に育て、私が幼い頃はこの樹に登っていた記憶があります。
上写真が元、下写真が剪定後。分かります? 本に書かれていたとおりのカッティングです。
モミジ
モミジって夏場を迎えようとする頃、葉っぱがモシャモシャ湧くように生えます。私たちがよく知る風情あるモミジは剪定の賜物。
枝を見せると樹は知的に見える。これは長年の山遊びで手に入れた心得。
アブラムシ対策
旭亭の庭には雑木林的テイストを入れるためコナラが植えられています。でもね、コナラにアブラムシがびっしりついて、葉っぱがベットベト。アブラムシとはよく言ったもので、この害虫がつくと排泄物で葉が揚げ物みたいになってしまいます。
発生原因の一つが、枝の密集による風通しの悪さ。ということで、写真のとおり強力な剪定を施して、風通しを良くして植物にまんべんなく日が当たるようにしました。
今後は下記造園家のページを参考に対応していきます。
アブラムシの大発生を抑制するためにはまず、絶対に農薬を使用しない決意が大切です。どんなに強い農薬を散布しても、たった1匹でも生き残ってしまえば、その一匹が農薬耐性を獲得した子孫をあっという間に増やしてしまいます。
生態系の調和が整っていれば、アブラムシが増えるとそれを捕食するテントウムシなども増えて、大量発生が自然と抑制させるのですが、農薬の使用によってテントウムシのほうが先に死に絶えてしまうのです。
私は、アブラムシに対しては、まずは晴天の日の午前中に牛乳を散布して、アブラムシの気孔をふさいで窒息させるようにします。
牛乳散布によってアブラムシが死に絶えたのを確認したら、葉や幹についた牛乳を洗い流すために灌水します。
追記:2022.06.02
1週間後に再び訪れると……、おおっ、ベトベトが激減していました。基本は風通しなんだな。春先に枝葉が密にならない剪定を行っていれば、アブラムシの被害は防げるのではないか。
牛乳を散布する
さらに今回、ネットで知ったアブラムシ対策を実施しました。牛乳を吹き付け乾かすことによって、アブラムシの呼吸を止め駆逐する方法です。写真に写った葉に牛乳が滴っているのが分かりますよね。
- 植物の水やりを控えて乾燥させておく
- 霧吹きの容器に牛乳を入れる
- アブラムシに直接付くように葉の表裏十分噴きかける
- 牛乳が乾燥するのを待つ
- 水を入れた霧吹きやジョウロなどで牛乳を洗い流す
やるときの注意は牛乳がかかっていいように服を着替え、家屋も雨戸を閉めること。メリットは、農薬ではありませんので安全です。
強剪定でだいぶ効果が出てましたので、牛乳は効くんじゃないかな。
家人「ジル、散布の時に庭に出てましたけど、なんだか牛乳臭くありません?」
剪定
エゴノキ、ドウダンツツジ、ヤマブキ、セイヨウアセビ、ヒウガミズキと剪定を進めました。
チャドクガ
この時期、ツバキの剪定はしません。チャドクガのケムシが怖いからです。チャドクガのケムシはツバキ、サザンカなどツバキ科の植物に、4~6月と8~9月頃に年2回発生。毒針毛は抜けにくく、酷い場合は皮膚科を受診することになる。
処置方法
セロハンテープなどの粘着力のあるもので周辺をそっと押さえて、毒針毛を取り去る。その後、強い流水やシャワーで上から洗い流す。
薬は、抗ヒスタミン軟膏、抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を使用する。
日除け帽
これはいい。そう思える商品に久々に出会えました。
ツバが従来の帽子よりも広く、uvカット効果を体感します。庭の手入れ作業、屋外観戦、日差しが強い中での散歩。そんな屋外活動が楽になります。
年々強まる紫外線
これは気象庁に掲示された紫外線の経年変化。いつの間にか抜き差しならないほど、紫外線が高い環境になってたんだな。そんな感想をこの帽子を被ると実感します。
庭仕事が好きだったヘッセの肌
庭仕事は、魂を解放する瞑想である。そんな言葉を残した大作家ヘルマン・ヘッセ。彼は庭仕事を愛したことで知られています。
この表紙の写真、彼が58才の写真。肌がそうとう劣化していることが分かりますね。彼が被っている狭いツバの帽子はファッション的にはいいかもしれませんが、uvカット効果としてはアウトです。
北住くん、ここ読んでくれてるかな? 君が大学時代に「ヘッセの『デミアン』を読んだとき、電気が走ったような感動を憶え、思わず本を落としてしまった」と語ってくれたことは、生涯忘れられません。大学っていいなと実感した言葉でした。
島原道路 長野IC開通
5月21日、諫早市内の栗面ICから長野ICまでの延伸区間2.7kmが開通しました。
写真は長野IC付近。向こうに昭和堂印刷の建物が見えます。青い表示板には「←島原 諫早市街 57号線 ・ 飯盛 有喜 55号線→」と表示されています。栗面ICはこれまで渋滞が酷かったのですが、長野ICは信号2回待ちでした。
長崎市~長野ICは20分
走行してみると、高速道路の諫早ICから諫早市内をあっという間に走り抜ける感じです。長崎市~長野ICは信号機なしの自動車用道路のみで走ることになり、その所要時間20分。
長崎市~島原市は栗面ICができた時点で1時間15分かかっていました。これがさらに短縮され、現在1時間5分(高速道路・バイパス使用時)。
高速道路から島原へのルート
島原道路が出来て、島原にお出でになる方から「行き方が分からない」という声をよく聞きます。特にカーナビなしの方。そこで紹介しておきます。諫早ICから島原市まで約50分です。
①高速道路を諫早ICで降りてすぐに「島原道路」の表示方向へ。6分間進む。
②長野ICに出ますので「島原」の表示方向へ。一般道を9分間進む。
③「島原道路 島原」の表示方向へ。4分間進む。
④「島原グリーンロード 島原」の表示方向へ。
長崎夕暮れ物語
バルコニー
夕食のあと、バーボン注いだグラス一つ持ってバルコニーへ。
この時期、長崎市の日の入りは19時18分。陽が長いですね。キャンドルに火を灯して、刻々と変化を見せる惑星のショーを楽しみます。
この時期は暑くもなく寒くもなく、天空ショーを楽しむ格好の季節。平年の梅雨の入りは6月4日。快適な日数は限られてます。晴れた夕暮れを大切にね。
「忙しい」の九割は無駄な仕事
だ~れだ? 忙しいとか言って、空を仰ぐことさえ忘れてる人は(笑)。
ちょっと工夫すればこの手のことはどなたでもできます。
例えばチェアリング。仕事帰りの6時に水辺の森公園に集まる。イスとスナック菓子類のつまみとお酒を持ってね。
明るかった風景が夕暮れとなり、そして夜を迎える。そんな光景を楽み、日常を抜け出すって最高です。
ダイエット
ダイエット再開
ダイエット再開。過去のダイエット実践実録を詳細に残してて助かってます↓。
ここに書いてるマニュアルや食事は、少なくとも私には本当に役に立って、苦しくなくスッと痩せていきます。この2日間で1.2㎏減量しました。3.5㎏まではスイッと痩せることも過去の経験から分かってます。そこからだな、工夫は。ダイエット中は栄養バランスと水分補給が大切ですからいつもより配慮。
今日の朝食
- プロテイン 150ml l82㎉
- グラノーラ 15g 59㎉
- 目玉焼き 90g 45㎉
- みそ汁 300ml 121㎉
(みそ汁250ml 45㎉ +トウフ 85g 62㎉ +ワカメ 7g 9㎉ +ショウガ 15g 5㎉) - 合計 407㎉
今日のジルとの散歩
- 3.4km。暑くなってきましたので、早朝に切り替え。
水出し茶
水分を多く摂るようになりました。島原から汲み置きしていた水も尽きてきました。ということで長崎市の湧水地に行き補充してます。
こう暑くなると、湯飲みも薄くって白い陶器製のものに替えました。白山陶器のロックカップ。デザインは森正洋。頂き物です。ありがとう、あたし姉さん。
本河内高部貯水地を散歩
今日も散歩行くよ。ジル、行くかい? 行きますとも!
伝染病対策でわが国3番目の近代水道施設
今日は本河内貯水地へ。長崎市中心街から東長崎に向け本河内トンネル付近に見えてます。
ここは長崎市内を貫く中島川の上流にあたり、施設は低部と高部に分かれています。
わが国3番目の近代水道施設として建設。いつも書いてますが、未知との遭遇で外国からコレラ・赤痢なんかの伝染病がやってきます。明治維新前後の開国の時も入って来たんだね。だから開港した横浜・函館に続いて設置。衛生管理を徹底したんです。2017年には重要文化財(建造物)に指定されています。
水塊
今日は高部貯水池を巡るよ。ごらんのとおり見事な水塊。水族館プロデューサー・中村元氏は、人は涼しさと癒しを求めて巨大な水塊に出向くと指摘しています。今の季節ホントにそうだね。喧噪遠く清々しい。
長崎大水害
「山大神」から右折した貯水地上流部の道路脇に車を留め、一周散歩します。頭上には東長崎に向かう自動車専用道路が走っています。
1982年、長崎大水害が起こって甚大な被害を長崎市は被り、ここは貯水容量拡大など改修がされたんです。
ホタルの里
しばらく進むと「長崎市御手水川ホタルの里」があります。1989年、ここは環境庁認定「ふるさと・いきものの里100選」に選ばれました。
こちらも長崎大水害に関係しています。在校生3名と保護者7名が犠牲となった伊良林小学校関係者が伊良林小ホタルの会を結成。うつくしい川にして犠牲者の御霊をなぐさめようとしたのがはじまり。
かねてからホタルの名所であったようで、1802年、尾張の商人・菱屋平七が『筑紫紀行』にこちらのホタルの見事さをこう書き残しています。
一周しました
車の交通量も少なく、緑深く、野鳥も鳴いています。途中には妙相禅寺や公園もあって、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
高部貯水地を一周して2.5kmでした。
ジルと散歩
散歩マニアの有吉弘行。先日は浅草から六本木まで17km歩いたって話題になってました。歩けるうちは歩いたがいいね。散歩のベストシーズンだし。ジル、行くかい? 行きますとも!
ここは道路が出来かけたまま何年も放置された箇所。散歩のために作り置かれたような爽快な道です。早朝に訪れると地域の散歩のメッカになってます。
「おとーしゃん、路が呼んどりますぜ」
下り坂
「山ですかい」
そう。下って行こう。登山コースっぽいところね。途中、おばあさんに遭遇。恐るべき速さでタタタたたっと登って行かれた。後で聞くと、近所じゃ有名な日本名山級の登山家らしい。
迷路
下り終わると迷路コース。これだよ、これ。私の好物。私は迷路が大好き。車が入って来ない路地は、ほんとクネッてて、次の現れる風景と一帯に感じる生活色にドキドキします。頭の中に航空写真を描きながら自分の現在地を探る。ウグイスが鳴いてるよ。
登り坂
下ったら登らなくっちゃね。ここは冗談みたいに階段が続いています。迷路のコースに迷ってたら、近所のオバサンからこの坂を教えてもらいました。ジルが一緒だと相好を崩して教えてもらえます。階段の消え入る先を刮目してください。すごいスポーツ坂です。脱出ゲームのラストみたい。
ということでこの日は、山も楽しめ、迷路も楽しめた散歩距離4.6kmでした。
インターホンの交換
生産終了製品の修理はどうする
わが家のインターホンは、数年前から呼び出し音が鳴ったり鳴らなかったりを繰り返してました。30年以上に渡ってがんばってくれたんですが、トラブルになる前に交換することに。
製品はモニターも付いてないシンプルな東芝製。調べてみますと、東芝はすでにインターホンから撤収し生産終了。といいますか、東芝は業績不振で2021年に3社分割になりましたからね。近年のわが国の企業動向を象徴する出来事でした。
多機能化不要、定番商品は作り続けてほしい
で、取り残されたユーザーのこんなコメントにシンパシーを感じました。
最新機器に交換しようと色々情報を集めてはみたものの、多機能すぎて、なかなか決断できない中、こちらのレビューで異なるメーカー(アイホン社)でもインターホン子機として使える可能性があることを知りました。
極性無しの2線で繋がっているだけなので、交換はとても簡単です。
古くなった取付枠も新しくして、東芝の親機と問題なく動作することを確認しました。
同じ規格の製品を作り続けてくださっているアイホン社の皆さまにも感謝です。
同じ考えの人、いらっしゃるんだなあ。多機能は不必要。パレートの法則を待つまでもなく、機能の2割ぐらいしか使ってません。壊れやすいし、修理もできない。昔のままでいいんだよ。
定番商品ってつくりつづけてほしいな。それがメーカーの信用につながる。
探し探してメルカリへ
探しました。わが家のインターホンは室内機の方が壊れてますので、生産された時代が近いものを探すと、ほ~れほれほれメルカリで東芝製のこんなインターホンを発見。いやいやどうにかなるもんですね。 早速、同型の取扱説明書を検索してみると、壁掛金具サイズ等も同じ。送料・税込みで2,000円って安いしね。
ということで早速購入し、ドライバ1本でDIY交換ができました。機能はバッチリ。これでメンテナンス終了です。
だいじょうぶか大相撲
異様な緊迫感のガチンコ相撲
大相撲を久々に観て、その気迫に驚き、連日目が離せないでいます。
こりゃ八百長は姿を消したな。ガチンコでやってる。
そう感じました。横綱、大関の成績もガタガタで大乱調。力士たちの身体もガタガタです。力士たちの身体にかかる負荷は、毎日交通事故に会っているようなもの。あれだけの巨体が本気でぶつかれば、故障しないのが不思議。悲壮感漂うサポーターを巻いている力士の多いこと。
力士の大型化
白黒写真に写るかつての力士の身体を見ると、あれっと思うほどスリムなことが多いと感じるのは私だけじゃないでしょう。
こうなってくると、試合ではなくかつてのように興行に戻るべきなのか。散人さんは過去に「相撲は興行である」と指摘されています↓。
さらに私のようなド素人でも、現在の土俵は巨大化した力士にとって危険だということは分かります。取り組みの結果、観客席に転がり込む巨体。観客にとって危険である前に、力士にとって危険です。あの直径は身体が今ほどでなかった頃のもの。さらに60㎝という土俵の高さも再検討されるべきじゃないかなあ。
クリーンな判定
大相撲の審判もテレビ中継のリプレイがすぐになされるせいか、クリーンなものになってきました。
それに比べると、なんなんでしょうね野球の判定。
芸術環境の森
リリカルな静寂
佐賀県の作礼山中腹に30年近い歳月をかけて築かれた森です。
その名のとおり芸術作品として、造園家によって造られた森のうつくしさ。フットパスは15分コースと30分コースが設けられ、約1万本のモミジやカエデの新緑に包まれて散策を楽しむことができました。モミジの枝が描く線ってリリカルなんですよね。
ウイークデーに訪れましたので、森の気を静寂の中に感じながら散策ができました。この植生ですと秋は燃え上がるような紅葉を呈することになるでしょう。
「風遊山荘」と名付けられた古民家風家屋の周りには小さな滝や池が配置され、ぐっと庭園の趣となっています。
粗野な喧噪
この「風遊山荘」は撮影スポットとして名が知られており楽しみに訪れたのですが、案内役の方が……。お願いです。どうか静寂を楽しめる場所にしていただけませんでしょうか。もったいない。すばらしいビューを大切に。
- Webサイト
- 佐賀県唐津市厳木町平之667
- 開場時間 午前9時~午後4時
- 入場料 大人・高校生700円、小・中学生300円、幼児無料、団体20名様以上600円。犬の入場可(風遊山荘は不可)。
水を巡って
散人さんのコメント
島原の水
酒で体調を崩し入院した。
「まったく飲むなと言っても無理だろうから、量を減らしいてその分水分を摂って」と担当医師から言われた。で毎日水を相当飲んでいる。そこでありがたいのが島原の水道水である。
ゴクゴク飲めるのだ。本当にありがたいことだ。
まつをのコメント
子どものころ、福岡の長住に住んでいた伯父宅に遊びに行くと、水道水が臭かったことを忘れられない。
それから40年経って、東京の新宿に降り立った息子は「臭い!」と顔を歪めた。
都市は臭い。
水を巡る考察
水道水をください
「おいしい水を飲みたい」。エコって自分と家族のためのエゴなんだけど、それを否定したりしなくていいと語る坂本龍一の言葉。
長崎市の湧水
長崎市内の現川駅方面の湧水、観音茶屋観音水、西町湧水、道ノ尾温泉の案内。
島原の水をフェリーで被災地の熊本に運んだ
2016年の熊本地震の際、水不足に苦しむ被災地に散人さんがフェリーで水を贈った話。
水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない
書籍『水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない』から、貝原益軒「朝起きて九合の水を飲め」、そして島原市の水道代。
水を巡る考察
「水の固体・液体・気体の割合に着目して歴史を振り返れば、文明史的な流れを整理できるんじゃないか」という考察。
玄関にガラス器
マンションの玄関は窓がなく暗闇状態のところも多いかと思います。わが家もその一例。
そこで壁面を漆喰で塗り、間接照明を設置しています。光源はイケアで購入していたレードベリ LEDスティックライト。
今回靴棚の上にガラス器を置き、間接光の拡散を楽しむようにしました。
このガラス器は、肥前びーどろ作家の副島太郎氏の「陽花文様水差」。娘の誕生の折入手したものです。娘よ、いつでも譲り受けにおいで。
Café & Bar 三原庭園
三原庭園の展望デッキにあるCafe&Barに愛犬ジルと。躾でおこった後の仲直り散歩です。ジンフィズ800円をオーダー。チャージ料なし。
愛犬と一緒に寄れるバーって貴重。ソファーに座って、夜景を眺めながらボーッ。
- Webサイト
- 火曜~木曜
17:00~ 22:00 (21:00 ラストオーダー)
- 土・日曜
13:00~ 22:00 (21:00 ラストオーダー)
- 定休日 月曜
金曜は「Bar MIRAI」の営業となり別テナント。
バルコニーバル
夜道をジルと帰宅して、ファイヤーピットの焚火と夜景を観ながら一杯。
BGMはロッド・スチュアートの"As Time Goes By"。 いいね。
第2の国歌・愛唱歌
こんな一文に出会いました。最初は、イギリス人グループ、次にフランス、スペイン、オーストリア・ドイツグループ と続き、イギリス人とフランス人は国歌を、スペイン人は Viva Espanȃ,ドイツ組はエーデルワイスを歌いました。
次に日本人といわれ見渡すと、もう一家族いたが、どうしてもいやということだった。ここで歌わないのは、日本の恥と思い、小さな娘たちと4人で歌うことになった。しかし、日本を代表する歌がない!!
第2の国歌
以下は各国の第2の国歌として親しまれている楽曲です。圧倒的な文化の香。レベルの高い文化を愛する国民が支えている歌。
- イギリス エルガー「威風堂々」第一番
威風堂々 - Wikipedia
どう聴いても勝者側の歌ですよね。イギリスって国は階級の問題やバラけていくアイデンテティの問題があってもテイストはこれですね。 - フィンランド シベリウス「フィンランディア」
フィンランディア - Wikipedia
素晴らしい楽曲。第2の国歌と称賛されることが理解できます。ロシアの圧政に苦しんでいた頃にできました。 - イタリア ヴェルディ「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」
行け、我が想いよ - Wikipedia
イタリアらしい旋律ですよね。日本人がこの曲を大勢で歌っている絵は出てこないでしょう? 文化です。 偉大な作曲家ヴェルディを偲んで歌われたことが発祥とも言われています。 - オーストリア ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」
ご存じのとおり。
愛唱歌
国の歴史が出ますね。次の各愛唱歌では、国家が第一義ではなく、私たち国民が第一義的存在だとする民主主義の基本が歌われています。
- オーストラリア バンジョー・パターソン「ワルチング・マチルダ」
ワルチング・マチルダ - Wikipedia
貧しい放浪者のことを歌った歌が国民の愛唱歌となっていて、改めてオーストラリアの建国精神を思い知らされます。 - アメリカ ウディ・ガスリー「我が祖国:This Land is Your Land」
我が祖国:This Land is Your Land
国家賛美ではなく、この国はあなたとわたしのために創られたんだと高らかに歌う楽曲です。
戦争を知らない老人たちの暴走
元自民党の幹事長であった古賀誠氏(81歳)でさえ、世の暴走を憂慮したこんな発言をして話題となっています。よほど心配してのことでしょう。
「自民党提言は戦争を実体験していない世代が頭の中で考えた議論。敵基地攻撃能力を反撃能力と言い換えたが、名前をどう変えようとも憲法 専守防衛の逸脱だと思う。やってはいけない。日本はものすごく大きな宝を持っている。それが憲法第9条。軍事大国になることは避けていかねばならない」
自民党が推し進めようとしている憲法改正は、天皇を元首化し、9条を修正し自衛権の明記と国防軍の保持を規定し、公共の福祉を強めて人権制限するというものです。
また新紙幣も戦前のものに戻ったような醜いテイストに変わったのはご存じのとおり。悲しいほどに美意識の低いリベラル・アーツの欠けたわが国の指導者たち。
-
文化度とお札
ヨーロッパでは芸術家・文化人がお札に描かれ色合いも明るいものです。
ネット上ではすでに「第二の国歌 日本」「愛国歌 日本」で検索すると、文化度の極めて低い戦前の愛国歌がずらりと並ぶようになっていてゾッとします。ご存じですか? 下記をクリックしてみてください。
戦争の実体験がない一部の老人たちが、歴史に学ぶことなく、過去への妄想によって暴走しようとしているようです。戦争の対義語は交渉。ろくに海外との交渉もできなかった政治家ほど、この傾向が強いと感じるのは私だけでしょうか。彼らは「ボクらの名前を覚えてほしい。戦争を知らない子供たちさ~」と歌っていた世代だということを忘れてはいません。
今大切なことは、私たち国民が人間家畜になってはいけないということ。文化度低く、国民を家畜のように扱う国に落としてはいけません。
散人さんのコメント
被爆
中二の時父が死んだ。54才だった。父は医師だった。昭和20年8月9日が長崎に原爆が落ちた日。直後被爆地に父は医療班で入った。父は医大卒の医師だった。大村連隊勤務だった。医薬品も何もなく無力だった。まだ放射能が残っていた。
父は二次被爆者となっていて散人が中二の時54才の若さで死んだ。授業中先生に呼ばれ「お父さんが亡くなった、すぐ帰りなさい」と云われた。泣きながら自転車で帰った。母から「もしかしたらあんたにも放射能が入ってるかもしれない」と云われた。
我が娘にも中学の時説明した。散人は70才過ぎまで生きている。娘も40歳を超えている。何事もなくて安堵している。
戦争は兵器によっては累代に影響を及ぼす。
BOOKSライデン
長崎市出島町にある本屋 BOOKSライデンさんにおじゃましてきました。古本と新刊が置かれています。
雨天の切れ間を縫って15時半ぐらいに訪問。3時ぐらいに起きましたので、少し眠たい。 私が読んできたようなテイストの本が並んでて、いい感じです。「いつ長崎にきたんですか?」
「昨年の7月にやってきて、11月にオープンです」
純さと文化度を感じさせてくれるお人柄。お店にはカフェコーナーもあって、コーヒーを頂きながらお話を聴かせていただきました。
「元々旅が好きで。オランダにも2度。で長崎に縁をいただいてこのお店を開くことになったので店名をライデンと」
『発酵文化人類学』を購入。
「その本読みました。日本酒をつくるには日本にしかいない菌を使うらしいんです」
なあぁるほど。その後、島原の食べ物のおいしさや、水のうまさや、秘境の話に。
長崎はこんな方が定住できる地域文化を育むべきだと改めて思わせてくれる書店でした。お世話になりました。
DIY 玄関枠のペイント
雨にギリ間に合いました
わが家の玄関は雨に打たれる構造になっていて、必然的にサビが出やすくなります。
年一回ペイントしているのですが、今回は入念に2度塗り。乾燥時間を含めて2日がかりの作業になりました。
家屋劣化の最大の要因は雨水の侵入による腐食。これは、里山の手づくり山小屋で実感したことです。雨は怖いんですよ、雨は。
写真上がメンテナンス前。写真下が同箇所のメンテナンス後。塗装・乾燥後から、雨天となりました。間に合ってよかった。なお機械屋さんによると、サビを止めるにはコンクリートが有効という。
塗料覚書。特にホワイトはわずかな色味違いで、塗装すると違いが分かってしまいますので慎重に。
基本的メンテ技術ぐらい身につけよう
TV「大改造!!劇的ビフォーアフター」を見ていると、時々住み手のメンテナンス力のなさに呆れるケースが出てきます。なにやってんだ。こんな住み手は、住まいを整えてあげても、散らかしっぱなしに散らかし、ちょっとしたメンテナンスもしないまま放置するんだろうな、と。空間処理力そして美意識の欠落した人っています。上記番組では建築家が卓越した細やかな工夫を凝らした空間を作り出していますが、あれを見るたび「このオーナーはそんな細やかな整理整頓は維持できなくって、すぐに荒れ放題になるよ」と切なくなるケース。わが家の前住者もメンテができない人だったようです。
なぜ3Dを捨てたのか
海にいれば上下左右 3Dで動けるのに、どうして生物は海から陸上にわざわざ上がり2Dの世界に移ったのだろう。最近の私の頭の中に浮かぶ疑問。
散人さんのコメント
疲れるから
身体を動かすのに水と空気では抵抗が全然違うから、陸に上がったのだろう。捨老さんのコメント
進化の夢
カメレオンは両眼自在に動かせるが足元や地面を眺めることは滅多にない。舌は一定方向へしか伸びず 首さえ器用に動かせるなら安売りのドライブレコーダーなみの眼球は 進化の悪戯のようにも見える。海中の生物も 安心出来る場所は結局のところ岩陰か群藻の中 もしくは砂中しかないようだ。3D放射角に機能が万能なのは蛸くらいしか見当たらないが その蛸さえも岩陰に潜んで昼寝する。
3D世界に安堵の時はない(笑)。疲れ果てて 丘での生き方を選んだのだろう。その丘の頂で 更なる3D宇宙を懐かしむ。夢はさらに多次元 幻視そのもの。深追いは錯乱のもと(笑)。
じだらくさんのコメント
なぜ陸上に?
海中から陸上に先に上がったのは植物で、えさとなる植物が豊富にあって敵のいない陸上に動物も徐々に上陸していったのではないかと漠然と思っていました。陸上でも食う食われるの関係が出てくると、昆虫や鳥類などは3D展開しますよね…(ほかにもいろいろな要因はあると思いますが。グーグル先生に訊いてみないとですね…捨老さんのコメント
「進化」の欺瞞
進化は一般に 「環境に適合」すべく「長大な時間」をかけて起った生物種の変化であり 結果的に優勢的遺伝子を獲得するに至った生物群である と言うふうに説明されるが 果たしてそうだろうか。 「環境に適合」「長大な時間」などと言う定義不明確な説明に ボク如きが今更疑問を抱く事でもあるまい。まして遺伝子組み換えさえ 現実の事となった昨今 「進化」の語さえ怪しまざるを得ないのは誰もが共有する疑問に違いない。そこで気になるのはジュウシマツやニワトリなど 自然界には存在しない家畜の事である。犬・猫・豚・牛・山羊・羊など明らかに自然界の類種とは遺伝子が異なる別種である。
言うまでもなく これらの種はヒトの為に変化したのだが これを進化とか優勢種と呼ぶ学者をボクは知らない。植物の場合は分かり易いが ヒトは古くから種の作り替えに目覚めていたことになる。
動物の場合 これを「神経堤細胞」の特異性で発現する遺伝子群によって説明しようとする学問もあるようだが 未だ釈然としたものではない。
要するに 意図をもってヒトが飼い慣らす事で遺伝子は変化する可能性があると言うことだそうだ。
そこで「人間は自らをも家畜化する性癖を持つ」と言う 遺伝子学とも哲学ともつかない学問の道が開かれたようだが イカサマ宗教が手ぐすねひいて待っていそうな気がしてそら恐ろしい(笑)。
koさんのコメント
新しい知見を得た
日本人で乳糖を消化できる人は3割。乳糖を分解する酵素は乳幼児しか出ない。大人になると乳を飲むとお腹がゴロゴロする。しかし酪農が中心だった地域(欧州)で5,000年前に乳糖を吸収できる突然変異が起き、爆発的に人口増加。西欧では9割が乳糖吸収できる。つまり人の家畜化。
日本人で乳糖を吸収消化できるのは3割だそう。
そう言えば、牛乳が苦手という人はいるなあ。欧米人の体格の良さは、栄養価の高い乳を吸収できる遺伝子を持つからかも…。
そしてそんな乳を飲む為に家畜を利用する人類は自らを家畜化しているという論。
面白いです。
母の日
子どもたちから母の日のプレゼント。
届きました!
おしゃれなのありがとうございます。
いい香りのするアルコール消毒とハンドクリームだよ!
ハンドクリームは使ってるやつと全く一緒のお揃いです。
香り気に入っていただけるといいんだけど。
爽やか系の香りで今からの時期いい感じです。
平成のベストソング
TV「関ジャム完全燃show 関ジャムJ-POP史 令和に活躍する若手アーティストが選ぶ 最強平成ソングベスト30!!」を観ました。といいますか聴きました。平均年齢25.8歳の若手人気アーティスト48名が一斉アンケ―トに応えて選んだ名曲ランキングです。
久々にいい刺激を受けました。複雑で洗練されたコード進行、多重的意味合いの歌詞。昭和の楽曲は粗野でしたね。日本の音楽は確実に前に進んでいます。改めて凄かった。ベスト3は次のとおり。
- Automatic 宇多田ヒカル
彼女の頭の中に浮かび上がってるであろうワンフレーズの長さに驚嘆します。まるでピカソの意識視野の広さのように常人のそれを超えています。 - エイリアンズ キリンジ
- 真夏の果実 サザンオールスターズ
私の場合、高校時代にプログレッシブロック・バンド ピンクフロイドとバルトークにどっぷりはまって、大学になってジャズ、自分で作曲するようになってからフュージョン ウエザーリポートなんかを聴いてました。でも聴いてきたそんな曲が粗野に感じるほどの平成の洗練っぷり。
二拠点生活
島原
昨日までは島原 旭亭の和風庭園にとっぷり浸かり、朝夕の海辺の散歩を満喫。寄せては返すさざ波の音。そして天空の壮大なグラデーションに心奪われた日々。
長崎
今日からは長崎。丘陵地帯の豊かな緑。鳥のさえずり。見晴らす眺望と通り抜ける風の爽やかさ。
さっそく三原庭園へ散歩。グッと洋風の庭。フラワーボールが乱舞しています。この手入れの行き届き方は素人には真似できないレベル。グリーンの魅力に溢れています。
旭亭のメンテナンス
庭園のメンテ
旭亭の醸す風情を保つためにはメンテナンスは欠かせません。ゴールデンウイーク中は夫婦2人でメンテにかかりっきりでした。
写真は草むしりに精を出す家人。
まだ剪定が残ってますが、今回はここまで。
「昔の人は勤勉」は幻想
「勤め人はへたに庭なんか持っちゃいけません」。これは散人さんの名言です。そう、昔の日本人ってそんなに働いていませんでした。長崎の商人にしてもぷらぷらして暮らしていたんです。『庭仕事の愉しみ』を書いたヘルマン・ヘッセだって、執筆以外は庭仕事に時間を費やせてました。そんな生活の中で維持できたのが庭です。
日本人が昔から勤勉だったなんて幻想です。江戸東京博物館に行ってもそのことは分かります。武士もぷらぷらして暮らしてます。
家屋のメンテ
旭亭家屋は経年によって、写真のように大幅な補修が必要な箇所も出てきました。
ということでシャッターや門扉はブルーシートを張っての塗装を施しました。喉が痛くなったり、途中で塗料の色味が変わったりで想像以上に大変でしたがどうにか完了。下記アサヒペンの塗料は使用前に十分シェイクしましょう(取扱説明に書いててほしいな)。
今回使用した塗料の覚書です。
縁側で
夕暮れ、旭亭の縁側に腰かけてながめる庭。
気心の知れた方とここに座り、わずかなツマミを用意し、酒を酌み交わしたい。
そう、こんな場には、大仰なツマミは不粋。ツマミは庭と暮れていく軽慕で十分。
島原のアーケードを散歩
早朝の島原アーケードを、ジルと散歩してきました。入口
大手と呼ばれる広場に市役所があります。今日は子どもの日ということで、川と市役所の間に多くの鯉のぼりが飾られていました。江戸時代、武家が幟(のぼり)、商人が鯉のぼりをあげていました。
その横からアーケードに入ります。この写真が入口の様子。さきほど鯉のぼりが飾られていた川に架かる橋上にあたります。水の都 島原を象徴するように湧水を飲める野島泉里さんのオブジェも置かれています。
ショー・ザ・ウォーター
最初のアーケード通り。早朝ですので人通りも少なく、辺りには湧水のせせらぎがサウンドスケープとなって、さわやかな場ができています。
通りの両側には清らかな湧水が流れる水路があるんですね。一昔前は、歩いていると両側に湧水水路が見れて情緒たっぷりでした。いつの頃からか、それが塞がれてしまい、写真では左側にわずかに残っているような状態に留まっています。たぶん事故かなにかあって、通り沿いの商店街が塞ぐことを希望したと推察されますが、これは街づくりとしては自殺行為でしたね。
ショー・ザ・ウォーター。
他の街が真似したくともできない湧水という資産を、アーケードに取り戻さなくては。シャッター通り化が進行していっています。もったいない。
ショー・ザ・グリーン
アーケード奥に進むと、緑を店舗前に設置した店舗が増え、街のサインも緑色に統一されていてすがすがしい。
写真右側は、space e caffeさん、さすがです。
東京都は条例によって、ビルを建設する際は、建物の一部を緑のエリアにするように定め、東京では多くの緑が蘇りつつあります。島原市も一考されてはいかがか。
ショー・ザ・ウォーター。そしてショー・ザ・グリーン。この二つは街の魅力になることでしょう。
爆睡とセダム
爆睡
最近爆睡してます。夕方になると眠くて眠くて。7時頃にはソファーでウトウトしだして床へ。
一日の多くが庭仕事という日課がそうさせてるのでしょう。
朝は2時ぐらいに起床。私が起きた気配を感じてジルも隣室でうろつく音を立てます。ドアを開けると、飛びついてくるジル。
おはよう。
触れ合いの時間があってもう一度床につきます。
日の出
そうこうしてる内に外が明るくなって再び起床。さ、散歩に行こうか、ジル。空のグラデーションを楽しみながら朝の空気を吸う。
帰って来て、庭仕事。
セダム
近年、崩壊した旭亭の苔庭。苔庭は二拠点生活者のライフスタイルには繊細過ぎます。
そこで苔を、セダムに移行しました。
見た目の可憐さとうらはらに、セダムの強さには驚かされます。
パッチワーク状に植えつけて半年間放置状態で、1年後には彩度の高い緑のカーペット状態に。それでいて除去したいときは、カーペット上にヘラで剥げる。
ホームセンターでは、各種のセダムが売ってありますが特性はそれぞれ違い、一番ベーシックなセダムが一番強い。何種類か植えていたのですが、他は淘汰され今はその影もありません。
庭仕事
庭仕事を楽しむには時間帯が大切。直射日光が当たらず、爽快な時間帯にやってしまうのが一番。10時までやっても、起床時間が早いのでたっぷり楽しめます。
花々と庭仕事
清楚な花々
旭亭に咲き誇る花々。 オオデマリ。
ヤマボウシ。
エゴノキ。
そう、旭亭の花々は艶やかな色彩を避け、グリーンにそっと添わせるホワイトに調整しています。風に揺れる清楚でうつくしい花々。
ヘルマン・ヘッセが『庭仕事の愉しみ』を書くほど心奪われた一時。
暑さの前に庭仕事
ゴールデンウイークが終わると暑さがやってきます。
今月中旬までが快適に外作業ができる限られた時期。そう考え庭仕事を進めています。写真は摘み取ったマツの新梢取りと前年の葉をわずかに残してもぎとった「みどり摘み」。
6月になれば梅雨で近年は大雨に襲われ、7月には暑さのピークを迎えます。10年前の常識が通じないほど世界の気候は厳しいものに変化しました。
写真は抜き取った雑草の山。ふぅ。
島原
早朝の故郷の海には釣り人たちが並んでいました。
さすがゴールデンウイーク。
やっと晴れました。
現実感さえ消失するほどの透明感。この惑星のうつくしさが染み入ってきます。
旭亭
島原 旭亭。春の勢い満載のコデマリが出迎えてくれました。
その分、旭亭の庭には雑草もびっしりです。
さあ春の草いきれの中、庭を整えていきます。