明治9年、備前岡山の山中深い修行場で、猪原信平は師・龍雲から使命をおびる。西郷隆盛、トーマス・グラバー、天草四郎、東条英機、そして立ち現れる妖怪変化たち。歴史上の偉人と出来事と幻影を織り交ぜながら、信平はひた走る。
文献検証と大胆な推察を元に描き出される朗読劇や如何。
第一段 旅立ち編
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富士と肥前の火の理の道、豊臣秀吉に弾圧された日蓮宗不受不施派、徳川幕府による禁制化、明治御一新、師による信平への肥前布教と普賢岳の鎮撫指示、青龍の掛け軸、二十八宿と高松塚古墳、妻 雪野との別れと旅立ち、普賢岳と命名した行基、清王朝から贈られた象、見世物小屋、江戸時代の雲仙岳噴火災害
第二段 戦雲編
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第三段 長崎奮闘編
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第四段 普賢岳鎮撫編
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第五段 原城レクイエム編
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第六段 島原黎明編
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島原往還、猪原金物店の開業、縄文語が残る長崎と島原各地の地名、島原の語源は「藪を切り開いた原野に掘り棒で水路をつけた地域」、島原のしめ縄、家屋の頭に仏間、島原を訪れた吉田松陰、安政の大獄と井伊直弼の暗殺、日本列島は双龍 琉球は一方の龍の痕跡
第七段 小夜走る編
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信平走る外伝・龍奇伝
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被爆、3人の子供と隠された扉、雲仙岳噴火災害、島原の乱、封じられていた龍、松平忠房の島原藩への移封、青い地球、崑崙山脈から雲仙岳へと流れる龍脈、神は気により働く、首里城、いずれ目覚める子供たち
第八段 小夜の備前路編
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浦上四番崩れ、自由民権運動と暗殺未遂、極東友好論の大陸浸出へのすり替え、極東に住んでいたユダヤ人、ユダヤ教と神道の類似点、弘法大師が伝えたこととは、かつての雲仙は僧坊数が日本有数、東条英機によるユダヤ難民の満州への受け入れ
第九段 百済王流離編
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白村江の戦い敗戦による百済王の日本亡命、キトラ古墳は高句麗様式、壬申の乱、百済王の日向・高千穂への逃避、妖怪、雲仙普賢岳と聖地の位置関係、葬り去られた九州王朝と百済王族
第十段 彷徨六文銭編
第十一段 龍刺青編
第十二段 佳人の黎明編
第十三段 亜細亜動乱編(Live)
本 編📃The keyword
宣教師ヴァリニャーノのローマ教皇への報告「秀吉を仲間に入れ込めば支那征服は簡単に出来ましょう」、大航海時代の植民地征服と先住民虐殺、キリスト教徒 高山右近のルソン追放、秀吉の朝鮮侵攻、千利休の梟首、日露戦争と乃木希典、ロシア血の日曜日事件、バルチック艦隊航路を占う
スタッフ
無料で音声によりお楽しみいただけます。「舞台裏」は収録中及び収録後の溢るる和気あいあいの現場トーク。